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from: 倭寇の末裔さん
2018/05/17 12:01:02
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外交を支えるもの (3)
4北朝鮮による拉致問題
北朝鮮による日本人拉致は、国が認定したものだけで17人だが、その可能性のある失踪者は全体で868人にものぼる。
その拉致の目的は、朝鮮人スパイを日本人に似せるための教育要員確保といわれるが、拉致被害者は勿論、その家族にとっては、全く非条理な災難と云うほかない。
拉致被害者は、小泉内閣時代に数名が帰国できただけで、後の拉致被害者については、死亡したというだけで、北朝鮮は拉致問題は全て解決済みとしており、その真偽は不明のまま今日に至っている。日本政府は水面下の交渉も行ってはいないのであろう。
外交を支えるもの
「外交力は、その背景となる国の軍事力に比例する」と言う言葉がある。確かに強い軍事力を持つ国は、それちらつかせながら強気の外交に出ることは可能であるから、相手国もそれによって初めから退き腰になることもあるであろう。
かって、吉田茂元首相は、「戦争に負けて外交で勝つ」と云ったことがあったが、その通り、米国を上手く利用した面はあったと思う。長年外交官として、駐英大使などを務めた彼の面目躍如ということであつた。
吉田の外交で、日本は、軍備や防衛は二の次において、壊滅状態にあった経済復興に専念することが出来たし、米国は冷戦時代にアジアという重点地域に日本という地政学上の重点に軍事拠点を築くことが出来たという、双方ウィンウィンの結果となったのである。
しかし、このようにうまくゆく例は少ない。
上記四つの日本の外交懸案についても、このまま継続を余儀なくされているのである。このうち外交的な脈が繋がっているのはロシアとの北方四島問題だけだが、これもロシアは着々と四島の開発を続けているし、ロシア人も定着居住しているから、返還の可能性は低いとみなければなるまい。
ロシアは北方四島を疑似餌にして、日本をシベリアの経済発展に利用することだけを考えているというのが本音ではないかと思う。
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