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  • from: 倭寇の末裔さん

    2011年04月25日 06時06分34秒

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    想定内、想定外 (17)

     そのシュミレ-ションの結論が津波の波高5.4-5.7メ-タ-であったのに対して、自然は波高15メ-ターという現実を突きつけて、人間の知恵を嘲笑ったのである。
     これは当然のことである。シュミレ-ションと言っても、人間が条件や要因を設定してやるものだから、現実との齟齬が生じるのは不思議でも何でもないのである。
     東電としても、コストとと安全確保の両面から見て、この辺でよかろうと決めたものであろうし、それに基づいて、このような文章をホ-ムペ-ジに掲載したものであろう。自然はそれを見事に覆してくれたのである。
     そう考えると、東日本大震災による福島第一原発の事故は、その危険性を唱えた少数派にとっては「想定内」の事故であったが、それを無視した多数派にとっては、「想定外」の事故であったのだと言えよう。
     このように考えると、「想定内」「想定外」は、別個のものではなく、連続的なものであって、そのどこに「区画線」を引くかによって決まるものであることが分かる。
     その区画線を引くのは、リスクを回避するためなのだから、その区画線の引き方は、それによるリスクの大きさで左右されるものなのである。

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