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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年08月24日 10時08分40秒

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    選択の科学 (8)

     そんな年まわりに生まれたのが不運だったのだが、それ自体はどう仕様もないめぐり合わせだからである。
     幼くして両親が亡くなって孤児になったというのも運命である。
     「運が強い、弱い」という言葉がある。
     筆者のメル友で、通信専門学校卒だが。徴兵され、配属された部隊で、騎馬兵に任命された。彼はそれまで、馬にも触ったこともなかったが、何とか乗馬できるようにはなったという。
     そのうち、米軍の反撃が強くなり、部隊はサイパンの守備隊として移動させられることになったが、サイパンでは騎馬隊は必要ないとして、彼は除外され、他の部隊に転属を命ぜられた。
     サイパンに行った部隊は米軍の攻略で全員玉砕したが、彼は生き残ることが出来たのだ。まさに幸運とはこのことであろう。
     この幸運は更に続く。
     
     彼は、中国、仏領インド支那と転戦したが、輜重部隊所属であったから、戦闘には参加せず、敗戦後も食糧は豊富で、水牛ではあるが、毎日ビフテキを食べられたという。彼が食べるのに苦労したのは、日本に送還されてからであった。
      もし配属先が満州で、敗戦によってシベリア送りにでもなっていたら、えらい目に遭っていたであろう。
     これもすこぶるラッキ-な運命であろう。


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