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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年10月26日 08時55分58秒

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    変貌する兵器が戦争を不能にする (10)

      このフレ-ズは、クラウゼブイッツの名言として、よく引用されているが、筆者はそうは思わない。
     軍が文民統制によって、きちんとコントロ-ルされておれば、こういうことも言えるが、戦前の日本のように、軍が武力で威嚇しながら、政治の主導権を握っているような状況下では、そうはゆかない。
     1937年の日中戦争勃発時に、当時の近衛内閣の戦争不拡大方針に反して、関東軍が暴走して、戦線を拡大し、政治はこれに従わざるをえないようにしたた例もあるのである。
     それはともかく、クラウゼヴッツも戦争は国家に内在する必然性を持つものだと考えていたことは間違いない。
     第三段階は、戦争の違法化である。
     世界で、この動きが顕著になったのは第二次大戦終結後である。第二次大戦では、総力戦と称して、民間をも巻き込み、無差別爆撃で、民間人に大量の死傷者を出すことになったばかりか、原爆などの大量破壊兵器が登場し、戦争そのものが極めて人類抹殺的な性格を帯び始めたことに危機感を抱いたからであろう。
     戦後設立された国連で制定された国連憲章第二条第四項では「すべての加盟国は、その国際関係において、力による威嚇または武力の行使を、いかなる国の領土保全または政治的独立に対するものも、また国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まねばならない」と規定している。



     

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