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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014/05/08 07:29:57

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    反知性主義ということば (5)

     つまり、この三つは、悟性→理性→知性の上下ランクに位置づけされるのである。
     知性は感情とか意見に対して、知る能力のことであるが、真に知るためには、それについて思考することが必要になるから、思考力と知性を同義であるとする意見もある。
     ショーペンハウエルは、知性は外来の影響を受け入れる感受性であると述べている。つまり、外からの情報を受け取る側の感受性の敏感さ如何によってその受け取り方が左右されるというのだ。
     ショーペンハウエルは、アリストテレスの言う「イデア」「物自体」の説を捨てていないから、知性の認識の信頼性を完全には認めてはいなかった。
     彼の著「知性について」の32節で、「認識の主観はなんら独立の本源的な実体的存在ではない。それはむしろ単なる現象であり、副次的,偶有的なものにすぎず、まず意思の本源たる
    有機体に条件づけられている」と述べている。つまり、認識主体の如何によって異なると言うのである。
     更に、その後で、彼は「その認識は個人的な知性によるものであるから、どんな知性でも、認識の本質的な純粋に客観的内容に、それと無縁な主観的要素を混入しないことは在り得ない」とまで断定しているのだ。

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