新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

カジュアル哲学 (続)

カジュアル哲学 (続)>掲示板

公開 メンバー数:11人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年10月30日 08時37分39秒

    icon

    臨死体験の謎 (9)

     前述の立花の取材結果の感想を見ると、彼はまだ充分納得してはいないと思う。
     というよりも、彼の期待していた回答とは違うので、不満足ではあるが、心は脳死とともに消滅すること、臨死体験で至福感に包まれる可能性はあることは、不本意ながら納得したようである。
     彼は自分で、「私は謎解きが好きだ」と言っているくらいだから、心とは何ぞや、心と脳との関係はどうなっているのかという問題に関連して、臨死体験とは心があの世に移行するプロセスである、という科学的な研究成果を期待したのであろうと思う。
     また、彼は「人は70歳を超えると、姿勢ががらりと変る。それは、死が近いことを意識せざるを得なくなるからである」とも言っていること、更に、最後の感想の言葉として「これで、死を怖がることはなくなった」と言っていることからも分かるが、彼は人一倍死を怖がる人であるように思う。
    ・人は何故死を怖がるのか
     ところで、人は何故死を怖がるのであろうか。
     実存主義では、「人間は、無の深遠にさし掛けられた存在である」と説いている。が、実存主義を俟つまでもなく、歌謡曲の歌詞に、「会うは別れの始めとは・・・」とあるように、人間はオギャ-と生まれた瞬間から死への秒読みが始まるのである。
     人が自分らしく生きようと懸命になるのは、その限りある生のうちに、自己実現しなければならないからである。
     このように、生は死を大前提とした生、死を約束された生であるから、何も怖がる必要はない、自然の成り行きだと思えばよいと思う。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件