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  • from: 倭寇の末裔さん

    2016年01月11日 08時27分30秒

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    例外主義への疑問 (10)

     これらのアメリカを主体とする戦争から、アメリカ式正義は何かを抽出してみよう。
     ベトナム戦争は、共産主義の浸透という脅威に対する不安神経症と、それから間もなく自滅することになった共産主義の先行きの見通しを誤ったことによるものである。
     これから覗えるアメリカの正義は、共産主義撲滅、民主主義尊重の二つであろう。
     フセインのイラクによる、クエ-ト侵略排除のための湾岸戦争は、世界の警察官としてのアメリカの面目躍如たるものがあり、正当な戦争と言える。「侵略は許さぬ」という世界共通の正義である。
     アルカイダによる9.11の同時多発テロを契機とするアフガニスタン侵攻はその動機は良くわかるし、やむを得ないものであったと思う。
     が、かってのソ連がタリバンを一掃するための戦いで、1978年から1987年まで戦って、勝てなかった程困難な戦いで有ることを知りながら、戦争を始めたことは余程自信があったのであろうが、2001年から始めて2015年には撤退したが、2016年時点では、タリバンが勢いを盛り返してもとに戻ってしまいつつあるのだ。
     ゲリラテロとの戦いがいかに難しいものであるかが分るのである。
     ここで覗える正義は、「テロ撲滅」である。
     単なる妄想であった、大量破壊兵器所持疑惑をきっかけとするフセインイラクへの侵攻は、2003年から2015年まで戦ったが、20万人を超える民間の犠牲と国土の破壊、シ-ア派とスンニ派とのテロの報復連鎖抗争の激化、そして多数の米兵の心的傷害、更には、シリアの内乱に乗じて新しく台頭したテロ勢力IS誕生のきっかけ、そういうものをを作っただけで、目標であったイラクの安定には至ってはいないのだ。
     この戦いで覗える正義は、「イスラエルの安泰」であると思う。

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