新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

カジュアル哲学 (続)

カジュアル哲学 (続)>掲示板

公開 メンバー数:11人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 倭寇の末裔さん

    2018年02月19日 10時35分41秒

    icon

    名医の基準

     脳外科や心臓外科の分野で、名医というのは分り易い。普通の医師には手術が出来ないようなヶ所に出来た病巣の手術をやってのけたり、困難な心臓手術をやれる医師は名医という事が言えるからである。
     このように外科関係の医師に対しては名医というのははっきりしているがその他の医科の医師については、名医のイメ-ジが不明確である。
     筆者の経験だが、血圧がやや高かった時期に、主治医から名医と言われる医師が来たから、一度診てもらったらと紹介された。
     その医師はアメリカ滞在が長く、英文の医学書を書き、それが病院玄関の特別の書棚にデンと飾られており、回診時には、医師が看護師を大勢引き連れて、大名行列みたいに病室を練り歩くという厚遇ぶりであった。
     早速その先生の診察を受けた。診察室には看護師の他に30代の医師が先生の脇でカルテを書く、という大先生扱いであった。
     その先生が筆者に「君は太りすぎだが、筋肉質ではなく、脂肪太りだから、女デブだ、動脈硬化も進んでいる。君はまだ40代だが、さきに診た70代の老人並だよ」とボロくそに言われた。
     私はあまりの悪態つきに腹を立てるより、笑ってしまつた。カルテ書きの医師も笑っていた。と同時にこんなに口の悪い先生だから、さぞ名医なのだろうと合点した。
     「一週間分の薬を出すから一週間後に再診します」というから、名医だからさぞ良い薬をだすであろうと、期待して帰宅して薬を明けてみた。
     と、なんのことはない、一つは環状動脈を拡げる薬、もう一つは血圧降下剤であった。今から、こんなもの飲んでいられるか、と即捨てて、再診キャンセルの電話を入れた。
     と、看護師が慌てて「薬を途中で止めたら大変なことになります。困ります」と云う。筆者は「初めから飲んでいませんから」と伝えて了解してもらった。
     その後血圧は、健康食品のヨ-グルトをとることで正常血圧に安定して40年経過している。
     今は死語になつてしまったが、昔は「さじ加減」という言葉があった。医師が患者の状況に応じて、薬を調合することで、そのさじ加減の上手い医師が名医とされた。しかし、今は多数の製薬会社が製薬を競い、そのなかなら、効き目の良い薬使うようになったから、どこでも同じ薬を出すようになり、さじ加減の判断基準もなくなり、同時に名医の判定も難しくなつてしまった。
     そこで、前述の「中医は人を治す」中医が名医の基準となるのであろう。


    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件