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  • from: 倭寇の末裔さん

    2018年05月28日 09時12分15秒

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    言葉の機能と方言(1 )

     2017年の平昌冬季オリンピックのカ-リング競技で銅メダルに輝いた北見の女子カ-リングチ-ムが、会話のなかで「そだね-」(そうだね)を盛んに使い、これが可愛いと一躍有名になった。
    方言がマスコミに取り上げられることはめったにないが、これはかわいらしい話である。

    言葉にはいろいろな機能がある。相互の意思疎通を図るという
    機能が基本であろうが、言葉によってものを思考する機能もある。
     言葉がなくても五感で感じ取ることはできる。寒さ、暑さは感じるが、それを確定するのは言葉である。
     言葉の機能として、事態の状態を的確に表せる言葉の働きも大切である。寒いを表現する言葉として「寒いね」というが、「しばれるね」という方言もある。どちらが状況を的確に表現しているかと云えば、後者であると思う。
     方言は、標準語ではない地方の言葉のことを云うが、明治期に、首都決まった東京山の手の中流家庭で使われている言葉を標準語と決めたもので、もとを正せば標準語も方言である。
     2018年4月28日の朝日新聞be版のbe between欄に「方言はお好きですか」と題してアンケ-トが掲載されていた。それによると「はい」が78%「いいえ」が13%であった。
     標準語は、都会、地方を問わず、マスコミや学校では必ず使われているが、地方では一般に方言が使われる。しかし、この方言もテレビの影響か、若い人の間では方言が少なくなってきているが、方言が好きという人は9割を占めている。これは都会でも法出身者が多いためでもあろう。
     石川啄木の歌に「ふるさとの訛り懐かし停車場の人混みのなかにそを聞きにそを聞きにゆく」とあるように、方言は懐かしさを覚えさせるのである。
     これが方言が好きという一番の理由であろうが、そればかりではないと思う。方言のなかに、標準語にはない微妙なニュ-アンスをもつ言葉が少なくない。
     筆者は生まれも育ちも東京山の手だが、父は四国、母は九州で時々それぞれの方言に接した程度であるが、方言の方が微妙なニュ-アンスを含んでいると思われるものをいくつかあげて置こう。

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