パドヴァに2泊した後は、ボローニャへ移動しました。
駅近くのお宿にチェックイン。

ボローニャは何度も訪れているので、特に街観光をしたいわけではなく、
今回の目的はyukixさんにお会いして、
美味しいものを食べたり、車で近郊に連れて行ってもらったりすることです。

お昼にyukixさん、リミニの友人トモコさん（リミニからわざわざ来てくださいました！）と合流。
yukixさんの車で山の上にあるサン･ルカ聖堂に行きました。

ここは、一昨年のクリスマス時期に
やはりyukixさんの車で訪れているのですが、
夜だったし、濃霧だったしで、中は見たものの外観も周囲もさっぱりだったのです。
http://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200143160

この日はいい天気！
駐車場に車を停めて、聖堂へ。


遠くまでよく見えていい気分です。


この聖堂には聖ルカが描いたと言い伝えられている聖母子のイコンがあり、
このイコンが1433年大雨を晴らすという奇跡を起こしてから
イコンとサン・ルカ聖堂はボローニヤの人々の特別な崇敬を集めているのだそう。

ふもとから「ポルティコ」と呼ばれる柱廊が続いていて、
（上の写真の下の方に見えている瓦は、その柱廊の屋根です）
私たちは車で上までいったので、柱廊を上から見てみました。

その柱は全部で666本、順に番号がふられています。

ずっと上って行くと、柱廊を上りきった終わりに十字架が見えるようになっています。

中も見たのですが、クリスマスのときのコメントに載せたので省略。
サン･ルカ聖堂を後にして、昼食に向かいます。
ちょっと離れたところから見た聖堂。

ボローニャの街からも見えるので、
ボローニャの人々は旅から戻って、サン･ルカ聖堂が見えると
ああ、帰ってきたなあと実感するのだそうです。

お昼ご飯に向かった店は、ボローニャ郊外にあるyukixさんのご主人のお店。
ここの料理はけっこうボリュームがあるので、
yukixさんが、２人分を3人分に取り分けて持って来てくれるようにお願いして
お薦め料理を選んでくれました。

前菜は、焼き野菜とモッツァレッラ、上にはサルデーニャの楽譜パン。パリパリです。

野菜の焼き加減も、野菜そのもの味も抜群！
真ん中のトマトの厚切りも軽く焼いてあって、それとモッツァレッラとのコンビネーションの美味しいこと！

プリモはなしで、セコンドは「鶏のカリカリ・オーブン焼き」

2人分を3皿に分けていただいても、なかなかのボリューム。
ボリュームよりも何よりも美味しい！！！

肉は中がジューシーで表面がパリッとしているし
野菜は香ばしく中はふっくら。
ハーブの香りがよく、塩加減もドンピシャです。
こういうワイルドな感じの料理大好きです。

これだけで十分幸せなのにドルチェも。
料理を1人前しっかり食べていたら、ドルチェまでは辿り着けなかったかも。
私は、洋梨のトルタ。それに食後酒もつけて頂きました。
（すみません。ちょっと食べてから撮りました…）

yukixさんのイチゴのセミフレッド。

味見させてもらいましたが、見かけ以上の味で
イチゴの香りもミルクの味も濃くて爽やかで。

トモコさんのヨーグルト、森のフルーツ添えは、撮り忘れ。
瓶入りで、上にフルーツソースとフルーツが乗っかっていて
これまた名前から想像するよりずっと美味しかった！

ヴィーノは、トモコさんが飲めなくなったし（気の毒にアレルギーが出てしまったそう）、
yukixさんは運転があるので控え目にハーフボトルだったのですが、
食後酒もいただいたで満足でした。

美味しいものを楽しい話とともにたっぷりいただいて
本日の目的はこれにて達成。

この店、まだまだ食べてみたいものがメニューにたくさんあるので
また訪れたいと思います。
イタリアは、本当に美味しい店は郊外にあるのですよね。
公共交通利用の旅行者にはちょっと辛いところですが。

まだ続きもありまして、車でイモラに出かけたのですが、
それは次回に続きます。