フランスとの国境沿いにあるまち、ヴェンティミッリア。モナコの行き帰りに、３０分ほど乗り換え時間があったので、ほんの束の間だけ、散歩してきました。

　駅構内の表示は、イタリア語とフランス語、駅の中で一番大きな店は、イタリア土産屋でした。ITALIAと文字が刷り込まれたいろいろなものや、サッカーチームのグッズなど。フランス側から来た人達が買うのでしょうか。

　町並みはこんな感じです。
　

　海に向かって歩いてみました。道の両側にたくさんのカフェがあり、天気がいいせいもあったのかも知れないけれど、とても明るい雰囲気のまちでした。

　道端で無花果を売っているおじさん。
　

　ふと建物内に市場があるのに目が留まり、市場フリークとしては寄らずにはいられないわけで。（時間も無いのに）
　

　サッカー狂（？）のオニイサンの果物屋。上の壁に写真がたくさん貼ってあります。私の大好きなデル･ピエロの写真もありました。
　

　鮮やかな花ズッキーニ（もしかするとズッカ＝カボチャの花）。ああ、フリットにして食べたい〜
　

　変わった形のカボチャ。私たちの宿の近くでも栽培していました。
　

　美味しそうな生パスタも。
　

　さて、のんびり市場を見ているわけにはいきません。列車に乗り遅れてしまいます。でも海が見えるところまで行ってみたい。また歩き始めると、ほどなく海が見えました。
　

　近くの小高い丘の上の景色も素敵です。
　

　そのうちこのまちでもキッチン付のアパートを１週間借りて、この近くの山の方にある小さな村々を訪ねよう…そんなことを考えながらモナコへと向かったのでした。

「【番外】モナコへ遠足３」
　実は、海洋博物館に、さあ入ろうと思ったところで、観光地でよく見かけるミニトレイン（機関車のようなかわいい自動車列車）を見つけて、それが、モンテカルロ地区にも行き、モナコグランプリのコースも通る、しかもまもなく出発、というのでお上りさんらしく、乗車しました。

　こちらにもそれぞれの席のヘッドホンで大公宮殿同様に日本語ガイドが選択できました。

　いざ、出発。港のそばを通り
　

　

　有名ホテルの横を通り、
　

　

　街中を抜け、（あ、ミニトレインがちょこっと見えていますね。）
　

　モナコグランプリで有名なトンネルを抜け
　

　そしてまた、丘に上り、元の地点に戻っておしまい。海洋博物館へと入っていったのでした。

　まずは屋上へ。やはり素晴らしい眺めでした。
　

　水族館もけっこう楽しめて、ほんわかまったりした気持ちになれました。さて、港の方へ下りて遅いランチをいただきましょう。途中、港が美しく見えました。
　

　雑誌のモナコ特集から、食べ物屋のページだけ引きちぎって持参した中に、自家醸造のビールを出す店があって、それにそそられて入店。
　

　この濁り加減が何とも美味しそうでしょう。ホワイトとラガーがありましたが、これはホワイト。食べ物が届く頃には、２杯目をオーダーしたのでした。
　

　このサラダ、超ボリュームでしかも美味しかったし、左奥のパンケーキと称するものも、フォカッチャ風でなかなかでした。もう１つはトルティーヤのようなもので、ビールの友です。海風に吹かれながら気持ちよく飲み、そして食べ、アルベンガへと戻りました。

「Reす、すごいっ！」

> ところで、 ９月５日発売のフィガロがなかなかよさそうです。
> ピエモンテと東リヴィエラ特集
> http://madamefigarojapon.hankyu-com.co.jp/next/index.html
> まるであれっつぉさんの旅行に合わせた特集みたいですね。

うゎ〜っ、これはすごいっ！！
アルバ、トリノ、東リヴィエラ、ジェノヴァ、って今回私が行くとこずばり！の特集です。
セストリレヴァンテに滞在するのですが、なかなか情報無かったし。
情報ありがとうございます。発売日に本屋へ直行します！

「Re:Re:Re:オイル」
> でも、観光局のサイトでフラントイオを検索してみたら、行けそうな範囲にもあったので是非行ってみたいと思います。

さすが！調べたのですね。
よいところに当たりますように。

ところで、 ９月５日発売のフィガロがなかなかよさそうです。
ピエモンテと東リヴィエラ特集
http://madamefigarojapon.hankyu-com.co.jp/next/index.html
まるであれっつぉさんの旅行に合わせた特集みたいですね。

「Re:Re:オイル」
残念ながら、今回ジェノヴァより西にまでは行けないと思います。

でも、観光局のサイトでフラントイオを検索してみたら、行けそうな範囲にもあったので是非行ってみたいと思います。

やっぱり安いんですね、直売価格は。
かと言って、重いし割れるし、あまりたくさん買える物ではないですが・・・。

行けたら是非報告しますね。

「【番外】モナコへ遠足２」
　モナコには、1910年に開設された海洋博物館があり（お、来年で100年ですね）、｢海の科学｣を主題とし、南欧の海洋学研究のメッカとして、19世紀末からの海洋関連文献や海洋生物の展示をはじめとする、さまざまな活動を行っているのだそうです。そんなことで見に行く気にはなりませんが、水族館がなかなか面白いらしい＆崖っぷちに立地し、屋上からの眺めがいいらしいと聞けば行きたくなり、大公宮殿の後に行ってみることに。

　途中にあった、この建物は裁判所だそうです。
　

　その先には、大聖堂がありました。白い大聖堂が青空によく映えます。
　

　

　そしてこちらが海洋博物館。威風堂々とした印象です。
　

　かつて館長を務めていた、海洋探検で有名なジャック・クストーさんという方の時代のものでしょうか、海洋博物館の前には、こんなものたちが展示してありました。
　

　

　つづく。

「Re:オイル」
> ところで、リグーリアのおいしいEXヴァージンオイルを買えたら買いたいなと思うのですが、直売というか専門店みたいなお店って現地で見かけられたことありますか？

　今回、リグーリアということでタジャスカのオリーブの実とオイルを買おうと思い、アルベンガの街の中でお店を覘いていました。どのまちにもそれなりにお店はありましたよ。

　ところが、行きつけのカネッリのアグリのご主人が、１日リグーリアに来てくれて、一緒に食事をし、チェルボのまちを見に連れて行ってくれました。そのときに、途中自分のところで材料調達するフラントイオに連れて行ってくれたのです。（以前書いたところです）
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100048173556

　そこで私は自分用、友達用のお土産にオイルや、実や、カルチョーフィや、アチューゲをすべて調達できてしまいました。こういうところは、自分のところの製品を直売しているので、すごく安いのです。タジャスカのD.O.P.のオイルが500mlでなんと７ユーロでした！

　この話を後から合流した友人に話したら、彼女の買ったオイルの値段とはあまりに違いすぎて、彼女はショックを受けていました。あれっつぉさんもこうしたフラントイオを見つけられるといですね。ご紹介したいところですが、ここはジェノヴァのだいぶ西になるので、多分ここまでは足をのばしませんよね。

「Re:Re:Re:サヴォーナで魚介のランチ」
ぐら姐さん、いつも色々教えてくださってありがとうございます！

> あれっつぉさん、出発までもう少しですね。 いいな、いいな。
> 自分が帰ってきたばかりでも、もうすぐ出かける人がいると羨ましくって。
>

いやー、こっちこそぐら姐さんをいっつもうらやましい思いでお見送りしてますよ(笑)

去年はトリュフ祭りに初めて行って浮かれて試飲＆試食しまくって最後のほうはタダの酔っ払いだったので、今年はそんなことの無いようしっかりお買い物も楽しんで来たいと思ってます。（あ、もちろん試飲もいっぱいしたいけど・・・)

ところで、リグーリアのおいしいEXヴァージンオイルを買えたら買いたいなと思うのですが、直売というか専門店みたいなお店って現地で見かけられたことありますか？

　滞在したアルベンガから、フランスとの国境のまちヴェンティミッリアまで１時間２０分、ヴァンティミッリアからモナコまでが、２３分です。乗り継ぎの時間を入れて、トータル２時間１４分。日帰りで十分行ける距離なので、遠足感覚で行ってきました。イタリアの旅サークルなのですが、番外ということでモナコも掲載させていただきます。

　さて、モナコ－モンテカルロの駅は、近代的で美しい地下駅です。
　

　そしてエスカレーターや動く歩道や階段などの長い長い通路の先の大公宮殿の方の出口に出ました。少し歩くと、大公宮殿の城壁が見えます。
　

　モナコ公国は、ジェノヴァが統治していたこの地を、1297年1月8日、修道僧に変装して敵を油断させたフランソワ･マリツァ･グリマルディが、敵地の要塞に浸入し、奪回したそうです。これが現公国の始まり。

　剣をふりかざした修道僧に変装したその姿は、いまでも宮殿や市内に残っています。卑怯な感じがしますが、殺すか殺されるかの凄惨なヨーロッパの歴史のなかでは、生き残る事にすべての価値があるそうで。
　

　ひとまず坂道を上り大公宮殿へ。
　

　途中、まちや港が美しく見えます。
　

　この馬車は、荷物運びのためのものなのでしょうか？人を乗せる観光馬車ではないのに、でも観光名物になっている風情がありました。
　

　大公宮殿です。すっかり中高生の修学旅行のように、キャピキャピと写真撮りまくり。おのぼりさんです。
　

　チケットを買って宮殿内を見学しましたが、写真撮影禁止なので、残念ながら画像はありません。チケット代にオーディオガイド代も含まれていて、ちゃんと日本語もありました。さすが観光で食べているだけあって、観光客を楽しませるべくサービスは、しっかりしています。

　内部を見学した後、衛兵交代を見ました。
　

「Re:Re:サヴォーナで魚介のランチ」
あれっつぉさん、出発までもう少しですね。 いいな、いいな。
自分が帰ってきたばかりでも、もうすぐ出かける人がいると羨ましくって。

アルバのトリュフ祭りで買うべき店と言われても…

BEPPINO OCCELLIのチーズやバターは、美味しいと思います。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100075309874
↑こちら９０９のコメントの写真。

あとは、店の名前を知らないのですが、
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100035375099
↑こちらの２９０のコメントのおじさんの店。

サラミも美味しいですし、豚フィレの生ハムと言うか干し肉と言うか
それがとっても美味しいです。
胡椒をまぶしたもの、グラッパにつけたものなどいろいろありますが、
ハーブまぶし(Alle Erbe)が私は一番好きです。

ほかには、行ってみて、味見して美味しいと思ったものをいつも買っています。

ラ･モッラにもお店がいろいろありましたから、
覘いておいしそうなものを片っ端から食べて、
どんどんレポートしてくださいね。

カモッリは、何と言ってもお薦めはフォカッチャ屋。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100077908129
↑こちらの９７６のコメントの写真の店です。
ここぞと言う食事は他の町でしたので、ここではレストラン系の店には１度しか行っていなくて、お薦めというほどには至りません。

ラパッロもおまけでちょっと寄っただけなので食べてはいないのです。
でも９月下旬なら、ラパッロもいいですよね、きっと。
お天気によってずいぶん印象が違いますからね。

ああ、本当に羨ましい････　Buon divertimento！