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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: ぐら姐さん

    2007年12月21日 07時11分28秒

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    「アグリツーリズモ・プリスコ6」
     さて、この日はキッチンに入り、ラヴィオリ作りなど、お料理を見ながら、作り方を聞きまくりました。

     まずは、パスタ生地作り。何せこの家は、つくるときはド〜ンと作るので、この卵の数をご覧ください。


     粉を入れて機械でしばらくこねて、そのあとはしっかりと手でこねていきます。
     

     こちらは、ラヴィオリの中に詰める具。前夜のうちに作っていました。リコッタチーズベースで、さっぱりしています。
     

     パスタマシーンも(多分)業務用の大型。何回か延ばして折って、延ばして折って、生地がしっとり滑らかになるまで。
     

     この生地を、長男の奥さんがラヴィオリにしていきます。
     
     ここの家は、子供達にも奥さんにも、それぞれ得意料理があり、この奥さんは、ラヴィオリが得意なよう。なんでもないように、ささっと作っていますが、ミラノの料理人のDさんに言わせると、かなりなスピードなのに、ゆでた時に破裂しないようにちゃんと中の空気も抜いていて、なかなかすごい腕前だとのこと。
     

     そして夕食に、そのラヴィオリが茹でられ、南瓜のソースをかけられて出てきました。
     

     この南瓜、日本の南瓜のようにホクホクして甘いものとは違い、結構さらっとしています。出汁(ブロード)の味も生きていて、本当に美味しいのですが、友人Eは、南瓜が苦手。彼女の我儘を聞いて、トマトソースに替えて出してくれました。
     

     さて皆様。明日よりしばらく留守にします。と言っても、イタリアに里帰りするのはもう少し先で、年内はバリ島でのんびりまったりと。年明けにちょこっと里帰りしてきますので、2週間強、書き込みをお休みします。

     私は休みますが、他のメンバーの皆様、どうぞご自由に書き込みしてくださいね。

     今年1年間お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。よい年をお迎えください。
    BUON NATALE E FELICE DI L’ANNO NUOVO !

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  • from: ぐら姐さん

    2007年12月18日 20時22分27秒

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    「アグリツーリズモ・プリスコ5」
     この1つ前のコメントで、このアグリの朝食を載せましたが、ここの主、ロマーノだけは、朝食がちょっと違います。

     糖尿病の気があるらしく、甘いものの食べすぎに気をつけているのです。

     下の写真は、パーネ・ビスコッタート。この家ではピッツァも焼ける石の薪釜で、パンも焼いているのですが、余ったパンをもう一度、余り高くない温度で焼き、カチンカチンのビスコッティのようにしたものです。
     

     食べるときは、これを適当に割って水をかけ少しふやかす感じにするのだそうです。それにトマト、アンチョビを入れ、オリーブオイルをかけたものが、ロマーノの朝食なのです。あ、仕上げにオレガノを振り掛けていますね。
     
     これだけ食べたら、私達の朝食より、カロリー高そうなのですが…。それは置いといて、美味しそう〜〜〜

     ということで、一口分けていただきました。
     
     うんま〜〜〜〜

     それもそのはず、トマトは、これですもの。
     
     熟した状態で収穫したトマトを、木の板に乗せて置いているのですが、日本の夏と違って、向こうは乾燥しているので、腐らないのですね。追熟されていく感じなのです。味が凝縮され、濃厚になるような。

     そして、アンチョビも自家製なのです!
     
     この白いペールに、イワシを塩漬けにして熟成させ、重石の瓶の中には、イワシを内臓ごと入れて魚醤を作って熟成させているのだとのこと。今回、私は初めて知りましたが、ここで合流した友人Eによると、アマルフィ海岸には、古くから魚醤を作っているところがあるのだとか。この家でも作っているのでした。

     その塩漬けのイワシを取り出したものがこれ。
     

     それを赤ワインビネガー(これも自家製)で洗います。
     

     瓶に入れ、オリーブオイルを入れて、これを料理に使うのです。
     

     もちろんアンチョビですから塩辛いのですが、塩がきつ過ぎず、よく熟成されていて、これ1匹でワインが3杯飲めちゃう感じ。オリーブオイルも、もちろん自家製ですしね…

     こんな朝ご飯を毎日食べられるなんて…、ああ、私もここで1ヶ月暮らしたら、確実に10kgは太りそうな気がしますが、3泊なら、ここならではの味を存分に味わいたいと思います。

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  • from: ぐら姐さん

    2007年12月17日 07時20分21秒

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    「アグリツーリズモ・プリスコ4」
     アグリトゥーリズモの朝食は、典型的なイタリア式。これは、チャンベッラ(大きいので、チャンベッローネとも言っていました)は、お母さんのお手製。
     

     好きなだけ切って食べていいのです。もちろんお替りも。
     

     だけど、こんなに魅力的な自家製蜂蜜や自家製マーマレード、ジャムがあるのですもの、パンだって食べたくなります。パンよりも軽いラスク(これは市販のもの)も用意されているので、そちらにつけて。↓今日の蜂蜜は2種類。
     

     私の大好きなエリカの蜂蜜。香りが良くて、味が濃厚で。
     

     

     


     さて、外はまだ朝の斜めの陽射し。日よけが大きく張り出され、のんびりと日陰に腰掛けて、田舎の休日をゆったりと過ごします。
     

     

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  • from: ぐら姐さん

    2007年12月16日 11時31分46秒

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    「Re:Re:アグリツーリズモ・プリスコ」
    > そのDさんのお店、ご一緒した、実は2004のピエモンテ旅行の後、
    > Aちゃんと一緒に行ったことがあるお店だったのです!

    Ginaさん、そうだったのですか!
    美味しい店に行ったとお話にはうかがったのですが。

    > 骨付きのコトレッタ・アラ・ミラネーゼすごく美味しかったのを
    > よく覚えています。年始もできれば行きたいと思っています。

    ここの名物料理だそうですね。
    私も是非食べてみたいと思っているのですが、
    この年始は、ミラノには寄らないので、春か夏までお預けです。

    > 行ったらまたこちらで報告させていただきます。

    残念ながら、Dさんは、お正月に短期帰国するそうですので、あえないかもしれませんね。
    何日頃にミラノですか?

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  • from: ぐら姐さん

    2007年12月16日 10時28分34秒

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    「アグリツーリズモ・プリスコ3」
     さて、2日目の夕食。
     プリモは、チェーチ(ひよこ豆)のパスタです。レシピを聞けば、とってもシンプルなものなのに、豆の煮加減とか、塩やオリーブオイルの加減とか、パスタ(数種類のパスタが入っています)の茹で加減とかが絶妙で、とても味わい深い優しい味に仕上がっています。こういうお料理が、このアグリの真骨頂を感じさせてくれます。
     

     この日は、「ミネストラもあるよ。(多分お昼の残り物)よかったら食べる?」と言われたので、こちらもいただきました。リゾットのようにお米がたくさん入っていますが、リゾットではなく、ミネストラです。いろいろな野菜も入れて、柔らかく煮てありました。もし二日酔いで気持ちが悪いときでも、すんなりと口にして、胃にやさしくしみわたるような味わいです。
     

     セコンドは、自家製サルシッチャ(ソーセージ)を焼いたもの。付け合せに茹でた人参(オリーブオイルが絡めてあります)と、ポテトが付いています。
     
     見た目の華やかさはありませんが、サルシッチャは、余計な増粘材や調味料を使わない、ぷりっとした食感で、肉の味が前面に出ているシンプルで力強い味。
     付け合せの野菜は、野菜自体の甘みが感じられる、控えめの塩加減で、サルシッチャによく合います。

     ドルチェは、マチェドニア(フルーツポンチ)。イタリアのレストランのメニューには、必ずと言っていいほどあるイタリアの定番デザートです。
     
     ここのは、使っているフルーツの組み合わせがとてもよいのと、たいていは少しの砂糖と白ワインを入れるのですが、お酒を使わずあるものを入れていて、それがフルーツにぴったり合って、とぉ〜〜〜っても美味しかった!!!
     ミラノの料理人Dさんも感激しているぐらいでしたから、私の勝手な贔屓ではないと思います。

     食事の後に、レシピをいろいろ聞きながらリモンチェッロもいただきました。
     

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  • from: Ginaさん

    2007年12月16日 10時19分44秒

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    「Re:アグリツーリズモ・プリスコ」
    日本人シェフは数ヶ月単位で店を転々とする人、
    本当に多いですよね。長く店にいるということは、お店側もその人の
    技術・人柄等認められているということですから、すごいことだと思います。

    そのDさんのお店、ご一緒した、実は2004のピエモンテ旅行の後、
    Aちゃんと一緒に行ったことがあるお店だったのです!

    骨付きのコトレッタ・アラ・ミラネーゼすごく美味しかったのを
    よく覚えています。年始もできれば行きたいと思っています。

    行ったらまたこちらで報告させていただきます。

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  • from: ぐら姐さん

    2007年12月16日 09時31分10秒

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    「アグリツーリズモ・プリスコ2」
     この夏は、猛暑だと聞いていましたが、私が行った7月下旬から8月中旬までは、いつものイタリアと同じか、むしろ過ごしやすい気候でした。
     そんな中で、オリーブは今年も順調に実を付け、膨らみつつありました。
     

     

     バジリコも、唐辛子も、イタリアならそこここで見かけますが、このアグリでも元気に育っていました。イタリア人は、バジリコを使う時に、香りが飛ぶからと言って洗わないと聞きますが、こんなに空気のきれいなところで育ったものなら、大丈夫なのだろうなあと思いました。
     

     

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    Lucia nasakura

  • from: ぐら姐さん

    2007年12月15日 09時09分59秒

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    アグリツーリズモ・プリスコ

     雪隠詰めから無事開放されて、ピショッタ・パリヌーロに降りると、お迎えを依頼していたこの宿の主、ロマーノではなく、三男のアントーニオが来てくれていました。そして車のところへ行くと、何と3人も日本人が!皆、ここの滞在客でした。

     1人は、ミラノのレストランで働く女性料理人Dさん、2人は、ロンドン在住、初イタリアのわりと若いカップル。Dさんとは2泊、ロンドンカップルとは1泊だけご一緒でした。日本人だから、ということで4人一緒の食卓。(他にも2、3組イタリア人家族が滞在していました)
    海外で長く暮らす日本人との会話はなかなか面白くて、楽しいひと時でした。

     この宿は、私がイタリアで初めて泊まったアグリトゥーリズモで、シンプルで自然な滋味溢れるお家ご飯を食べさせてくれるのが気に入り、今回の滞在で4回目となります。

     でも、主のロマーノは、日本女性と見ると年齢を問わず口説きたがるので、友だちと一緒に行くか、一人なら忙しい時期に行くようにしています。

     今回ご一緒したDさんの話だと、この忙しい時期にもかかわらず、隙あらばと、口説かれたようです。イタリア在住9年を超えたDさんですから、適当にかわしていたようですが。私? 私もすっとぼけていました。

     それを除けば、この宿は本当にいいところで、長閑だし、美味しいし(ミラノのミシュラン1ツ星の店で働くDさんも、ここは材料が素晴らしいし、その材料を十分に生かしていると絶賛でした)、車がなくても、連れて行ってもらえるし。

     着いた翌日、ロンドンカップルは、ソレントに向かうべく、長男マウロの車で駅へ。私とDさんは、一緒に乗って駅で見送ってから、ビーチへ送ってもらい、夕方まで、のんびりビーチでおしゃべりをしました。

     Dさんは、大学を卒業してすぐに、料理人になるべくイタリアへ。パヴィア県の小さな町の美味しい店で、9年間も修業した後、ミラノの店へ移った方。半年、1年であちこち転々と修行した人たちとは全然違います。興味津々であれこれ尋ねる私に、嫌な顔もせずに答えてくれました。

     さて、カルタジローネから、ここまでの写真は、ありません。だってカメラをなくしたので、ここまでの写真は、友人A・Bが提供してくれたものでしたから。

     でも、この日の午後、友人Eがやってきたので、2日目午後からの写真は、友人Eの撮影したものがあります。ということで、Dさんと過ごしたビーチと、近くの店で食べた美味しいピッツァの写真はありません。

     このアグリでは、ビーチに行った以外は何もせず、自由にキッチンに入らせてもらって、ひたすらこの家のレシピ聞きまくりの、私にとっては、とても楽しい3泊でした。

     アグリのお部屋
     

     外観
     

     目の前の景色です。
     

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    Lucia

  • from: ぐら姐さん

    2007年12月11日 19時45分36秒

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    「これもトラブル? 列車で、助けて〜〜〜と叫ぶ…」
     珍道中の話は、もうないと思っていました。が、思い出してしまいました。まだ一つあったのです。ま、おまけと言う感じですが、ほんの4,5分は、本気でどうなることかと…

     白タクでカターニアに着き、予約していた列車に、余裕で間に合いました。メッシーナ海峡を渡り、コセンツァに行く時に乗り換えたパオラで、各駅停車の列車に乗り換え、列車は誤差の範囲5分の遅れで、目的地ピショッタ・パリヌーロに向かいます。

     この日は、列車のドアが、2両以外は開かないようにしてありました。よく故障で開かないところがあるのには出くわしますが、こんなに見事に開かないのは、故障ではないな…と思いましたが、しばらく乗っているうちに、分かりました。

     この日は、フェラゴストなので、小さい駅の駅員がお休みらしいのです。で、車掌が2両分の入り口をチェックして、乗ってきた客の切符を検札したり、切符の無い人に売ったりしているのでした。

     さて、あと2駅で着くと、その後また10〜15分車に乗るので、今のうちに済ませておこうと、トイレへ。イタリアの列車にしては、ちゃんと掃除してあり、快適に用を済ませて、出ようとしたら…

     開かない! ドアが開かない!
     鍵は、回るのに、開かない〜〜〜〜〜
     押しても引いても、どうやっても開きません!!!
     (あ、これソレントのときみたいですね)

     トイレの中は、狭くて暑くて、汗だくだく。いや、もしかして冷や汗?

     列車は駅に停車し、そして発車。次の駅で私は降りないといけないのに、どうしよう、降りられなかったら…ナポリ行きなので、下手するとナポリの車庫まで連れて行かれる?落ち着いて、もう一度。ガチャガチャ…やっぱり開かない…

     AIUTO!(アイウート=助けて!) 仕方なく、ドアをドンドン叩いて、叫びました。AIUTO〜〜〜! ドドドドン!

     ほどなく人が来て、どうしたの?と聞くので、ドアが開きません!というと、ガチャガチャッと、なんなく開けてくれたのは車掌。

     GRAZIE!と言う私に、車掌は、このドアはね、鍵をかけるとときどき開かなくなるんだけどここをこうやってこうやると開くんだよ、と。

     そんなこと言われたって、入る前に言ってくれないと…座席に戻れば、周囲の客は、トイレに閉じ込められた女性だ!という目で
    笑って私を見るので、恥ずかしいったらない。

     ともかく、無事ピショッタパリヌーロで下車できたのでした。フェラゴストで、車掌が近くに乗っていてくれてよかったぁ。ヤレヤレ。
     

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  • from: ぐら姐さん

    2007年12月10日 19時17分44秒

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    「これも小トラブル。8月15日の移動」
     まずは、朝の陽射しの中、食事のテラスからの眺めを2つ。(その後の長い話にもお付き合いくださいね)
     

     

     さて、キャンドルの灯った階段を見た翌朝、G夫妻と私は、早くに出発です。インターネットで検索したところでは、8:30のカターニア行きのバスがあり、それに乗るつもりだったのです。

     G夫妻は、カターニアからパレルモ行きのバスに、私は、またまたメッシーナ海峡を渡って、カンパーニアへ戻り、馴染みのアグリに3泊の予定。

     前日、ガエターノにバスの時刻を確認したのだけど、彼は何も知っちゃいなくて、ネット上に出ているんなら、あるんでしょという感じ。

     朝早く出るといったら、それに間に合うように朝食を出してくれると言ったのはいいけど、駅までタクシーが呼べるかと聞けば、明日はフェラゴストだもの、だれも仕事はしないよ、タクシーは無い、と。

     車を出してもらうわけにはいかないかと聞けば、家の車は小さいから、荷物だけ運んであげるよ、君たちは歩きなさい、と確かに彼は言ったはずなのに…

     朝食を済ませて、では荷物を車に…と私たちが言うと、妻が海に行くのに車に乗って行ったから、生憎車はないんだよ、ですと!

     バカヤロ〜〜〜〜 本当にこの夫婦はボケです!!!

     結局、荷物をゴロゴロ、ガラガラと駅までの遥かな道のりを汗水流してバスに乗り遅れないよう、せっせせっせと歩くこと30分。

     駅には、暇なオヤジ連がたむろして、バールで茶飲み話をし、私たちを見かけると、今日はバスはないよ、と。ニヤニヤして言うので、ちょっと信じがたく、駅側のバスターミナルに行ってみれば、誰もいないし、バスもない。切符売り場は、駅のバール。そこで聞くと、やはりバスは全面運休。

     ああ、こんなに汗だくで荷物を転がしてきたのに〜〜〜

     タクシーを呼べば?ここに番号が書いてあるよ、と親切(あるいはお節介)なオヤジが教えてくれます。とにかく電話してみると、シチリア弁がぜんぜん聞き取れない!世話焼きオヤジに、電話を渡して代わりに話してもらうと、カターニアまでは、80ユーロだと言う。まあ、そんなもんでしょ、とりあえず3人だし、と了解しました。

     そのタクシーがなかなか来ないじゃないですか。私の携帯にタクシーから電話がかかってきて、少し遅れるとのこと。世話焼きオヤジが、もう待てないから、こいつの車を出させるよ、と友だちのジイサンに車を出すように言う。(白タクじゃん!)

     まあ、それでもいいかとその車に、荷物を積み、乗り込むと、運転手の無口なジイサンは、心細いのか、世話焼きオヤジを道連れに乗り込ませたのでした。

     カターニアまでの道すがら、オヤジは、歌うか喋るかを延々と。私が子どもの頃に、姉が聴いていたような古いカンツォーネを次々と歌います。思わず、懐かしくなって、ジャンニ・モランディーだ、ボビー・ソロだと私が名前を挙げれば、オヤジは嬉しがってまた歌い…

     あっという間に、カターニアに着き、請求された金額は、オヤジが余計に乗ってきていても、タクシーと同じ80ユーロでした。

     友人AとBは、まだゆっくりの出発だったので、携帯メールを送って、駅まで歩かずにすみましたが、やはりカターニアの空港まで、タクシーで向かったのでした。

     フェラゴストを田舎で迎えるときは、移動を考えてはいけません。(でなければ、レンタカー)一つ賢くなりました。

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