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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: ぐら姐さん

    2006年07月27日 20時47分48秒

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    「ヌオーヴォ・チネマ・パラディーゾ博物館」

     以前、歩き方の掲示板にも書いたのですが、初めての方もいらっしゃると思うので、こちらにも書いておきます。

     昨夏のことです。4人のうち2人は2年前に1度訪れているのですが、それでもまた行きたい思いがあり、今回は、映画の音楽を準備して、広場で聞こうということになりました。

     広場に着き、「ニュー・シネマ・パラダイス」の博物館(小さな展示場)を訪れたら、開館は水曜と金曜のみ。しかも14時〜18時(16時だっかな?)。

     今日は火曜日、また駄目だ…と思ってガラス窓から中を覗き込んでいたら、1人の男性登場。「中を見たいの?」と声をかけてきました。その手には、すでに鍵の束があるではありませんか。

     そして、ドアを開けてくれたのです。中に入ると、撮影当時の写真がたくさん展示してあります。用意した曲を聴きながら、それらをつぶさに見ていたら、自然に涙がでてきてしまいました。彼(中学の音楽教師で、名はフランチェスコ)が、それを見てこんなので泣くようだったら、奥の博物館を見たらもっと感動するよ、とそちらも開けて案内してくれたのです。(はじめに開けてくれたところは博物館ではなかったらしい。)

     博物館もたいして大きなところではありませんがもっと興味深い写真がたくさん展示してありました。写真の写真を夢中になって撮っていると、今度は、ずっと前にダイアモンド・ビッグ社で出していた雑誌「トラベル・フロンティア」創刊号に出ていたこの村の村長さん(写真)がやってきました。

     ひとしきりお話を伺った後、みんなで写真を一緒に撮り、日本に帰ったら、多くの人にこの村のことを伝えてくださいねと、A3サイズの映画ニューシネマ・パラダイスの広場の絵や、本当のパラッツォ・アドリアーノの絵、カレンダーなどをセットにして大きな封筒に入れたものを4人全員にプレゼントしてくださいました。

     それだけでも感動だったのに、フランチェスコが、村を案内して歩いてくれ、ここがアルフレードが腰掛けていた場面を撮影した階段、ここが、マンマがトトのお尻を叩いた場面を撮影した小路、と教えてくれたのです。

     最後に、お昼を食べるなら、僕の兄のやっているレストランがあるから、そこがいいよと連れて行ってくれました。後でそこで食べる約束をし、お礼を言って彼とも別れた後、広場に戻って大撮影会。

     その後、バールでビールを飲んで一息ついていたら、バールのオバチャンが、あななたち、お昼を食べるなら○○○がこの村ではいちばん美味しいのよ、と教えてくれたのが、さっきフランチェスコが案内してくれた店だったので、安心して、食べに行きました。

     明るく小ぎれいで、本当に美味しい店で、私たちのテーブルの給仕をしてくれたのが、16歳の息子リコ君。彼は、好奇心旺盛で人懐こい子で、自己紹介から始まり、いろいろなことを私たちに話したり、聞いたりしてきました。

     お腹一杯になり、ドルチェは食べないと言おうとしたら、小サイズのカンノーリ(リコッタチーズのクリームを詰めた焼き菓子)を
    「僕からのプレゼント」と言って、サービスしてくれたのでした。

     去年の旅の中で一番幸せな日でした。

     さて、明日からしばらく旅に出ますので、3週間ほど書き込みを休みます。他のメンバーの方がいろいろ書いていてくださると嬉しいのですが… では、行ってまいります!Ciao,ciao!

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  • from: ぐら姐さん

    2006年07月26日 19時00分01秒

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    「シチリアの光」
     写真でも、乾いた空気が伝わるのではないでしょうか。この空の色、いかにもシチリアらしい山、夏の日差しに何もかにもが輝いて…

     中央の木陰に、バールが2軒ありました。ビールの美味しかったこと!

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  • from: ぐら姐さん

    2006年07月26日 18時54分58秒

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    パラッツォ・アドリアーノ

     このところ、歩き方掲示板に、パラッツォ・アドリアーノに行きたい、と書いていらっしゃる方をちらほらと見かけるので、このまちを取り上げることにしました。

     映画「ヌオーヴォ・チネマ・パラディーゾ」(ニュー・シネマ・パラダイス)を見た人なら、一度行ってみたいと思う、あの広場のあるまちです。

     最初に行ったのは、2003年。そのときは、パレルモからバスで日帰りしました。2度目は昨年の夏。友人が車を運転してくれての立ち寄り。今日は、2003年のときのことを書きます。

     ローマから早朝の便で友人1人と共にパレルモに飛び、翌日の同じ便で合流する友人2人を待つ間、日帰りで行ける!と思い立ちました。日本で事前にネット検索して、バスが1日に2便あることが分かったからです。

     そのバス、1つはなんと6:30発。当然ローマから飛んだ私たちは間に合いません。次が11:30発で、片道2時間40分。戻りのバスも当然1日2便しかありませんから、35分間広場に滞在して戻らないといけません。少しでも滞在時間を多くしたいので、途中までしか行かないバスに乗り、その先はタクシーで行こうと決めていました。

     ところがバスの終点の町にはタクシーなどないのでした。バスの切符はそこまでしか買っていないし、店はすべて昼休みに入り、続きの切符は買えないし…。困った…

     そのとき私たちを乗せてきてくれた運転手は、仕事が明けてアグリジェントに帰るところだったのですが、パレルモからパラッツォ・アドリアーノに行く2本目のバスが来るまで私たちにつきあってくれて、来たバスの運転手に「この人たちはパラッツォ・アドリアーノへ行くんだが、切符を買い間違えたんだ。なんとかしてやってくれ。」と頼んでくれたのでした。

     彼は「ノープロブレム」と一言。そして、タダで終点のパラッツォ・アドリアーノまで乗せてくれたのです!

     やっとのことで目当ての広場にバスが着いたときの感動といったら!!!

     頭の中に、エンニオ・モリコーネのテーマ音楽が流れ、映画と同じシチリアの光の中、広場の真ん中に立ち、ぐるりと体を回転させて辺りを見回しました。

     結局、パレルモを11:30発のバスに乗ったのだから、35分しか広場にいられなかったのかって?

     いえいえ、シチリアのバスは、時刻表など無視するかのごとく道が空いていればビュンビュン飛ばし、なんと30分以上も早く到着したので、1時間以上楽しめたのでした。

     本当に小さなまちなので、1時間ちょっとで、広場や近くを見た後、バールでビールを飲む余裕もありました。

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  • from: ぐら姐さん

    2006年07月26日 05時56分12秒

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    「ウルビーノ街角3」

     夕暮れの街角です。明日からお祭を控えているので、カラフルな2色の旗のような飾り(青と黄色、緑と白、赤と白など)が道の上に張られたワイヤーに吊るされています。さてこれから何を食べようかしら…というときに撮ったものだったでしょうか。

     この日は、ワインを売りにしている店に行ったのですが、ハズレではないけど、当たりでもない、混んでいる割にどうということのない店でした。

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  • from: ぐら姐さん

    2006年07月25日 23時41分00秒

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    「サン・ジョバンニ祈祷所」
     サン・ジョヴァンニ祈祷所(礼拝堂と訳しているものの方が多いようですが)は、建物の外はとても地味な、小さな小さな祈祷所です。

     でも中に入ると、思わずうわあ…と声を上げてしまうほど、壁いっぱいの、鮮やかなフレスコ画。

     正面に「十字架磔刑図」、そして側面の大きな壁に「聖ジョヴァンニの生涯」が描かれています。サリンベーニ兄弟の後期ゴシック様式のフレスコ画とのこと。

     ここは、光の関係で、午前に行くのがベストとのことで、わざわざ時間を選んで訪れました。

     私が行ったときは、誰もいなくて、この小さな空間にあふれんばかりの美しいフレスコ画の世界を独り占めしてきました。

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    Lucia suu nasakura

  • from: ぐら姐さん

    2006年07月25日 06時47分21秒

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    「Re:いつも楽しみにしてる読者のひとりです」
    あれっつぉさんも行かれたのですね。
    本当にいいまちですよね。あそこは、また行きたいまちのひとつです。

    > 私は写真が一枚もないので、たぶん写真撮っちゃだめなんだと思って撮らなかったんだと思います。

    いいのか悪いのか、書いていなかったように思います。
    撮っていてもダメと言われなかったので、撮りました。
    でもフラッシュは使いません。

    > 友人は近寄りすぎて警報のブザーを鳴らしたり、「Don't touch!」と注意されてました(笑)でも、それくらいすごくてすばらしかったです。

    あはは。でも本当に上品で、緻密な美しさですから、ぐっと寄って見たくなりますよね。

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  • from: あれっつぉさん

    2006年07月24日 22時43分56秒

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    「いつも楽しみにしてる読者のひとりです」
    こんばんは。
    おいしそうな写真や素敵な写真、いつも楽しみに見せてもらっております。

    私は絵ごころは無いので、旅行の際は食べ物は写真に必ず撮ってます。

    ところで、ウルビーノ、行きにくい場所ですが私も昨夏がんばって行ってきましたよ。ドゥカーレ宮殿の寄せ木細工には感激しました。でも、写真撮って良かったんですね。私は写真が一枚もないので、たぶん写真撮っちゃだめなんだと思って撮らなかったんだと思います。
    友人は近寄りすぎて警報のブザーを鳴らしたり、「Don't touch!」と注意されてました(笑)でも、それくらいすごくてすばらしかったです。

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  • from: ぐら姐さん

    2006年07月24日 21時51分37秒

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    「ラファエッロ、少年時代のフレスコ画」

     壁に、彼が15歳の頃に描いたといわれる聖母子のフレスコ画があります。ラファエッロらしい、慈愛にあふれた母の顔に惹きつけられ、しばし立ち止まりました。(これもNO FOTOと言われる前に撮ってしまいました。ごめんなさい。)

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    Lucia nasakura

  • from: ぐら姐さん

    2006年07月24日 21時46分27秒

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    「ラファエッロの家」
     ラファエッロの家の内部です。写真を撮ってはいけないらしかったのですが、知らずに撮ってしまいました。そのあと数枚撮ったところで、NO FOTOと言われて、その後は止めましたが。

     ラファエッロのお父さんも、絵を描くことでそれなりの収入を得ていた人だそうで、家は豊かな感じがしました。ただ、ラファエッロは、子どもの頃に母を亡くし、その後継母には辛い扱いを受けたそうですが。

     ラファエッロの寝室などもその当時の様子が分かるように残されていて、ああこの空間で彼が生きていたのだ・・・と感動しました。

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    Lucia nasakura

  • from: ぐら姐さん

    2006年07月24日 07時30分15秒

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    「Re:イタリアの文化」
    > イタリアって、古いものを修復しながらとても大切にして
    > 暮らしの中に歴史や美術が生きている事がすばらしいですね。
    > その中で育っていくからセンスが磨かれるのでしょうね。

     本当にそう思います。人々が、そのことに誇りを持っていますね。

    > それにしても、ぐら姐様の旅日記もそのままレシピ本か、
    > 絵はがきにしたいくらいかわいいですね。
    > そうとう食べるのがお好きと見えます。

     ありがとうございます。本当に食べることが大好きで、旅の目的の半分を占めていると思います。

     この写真は、ドゥオーモ前の広場(というほど広くもないけど)からパラッツォ・ドゥカーレを見たところです。みんな日陰を歩いているのが、いかにも夏らしいでしょ。

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