昨日は旅の４日目、ボローニャ2日目でした。
HOKUSAI HIROSHIGE OLTRE ONDAと称した特別展を市立美術館で開催していて
ボストン美術館所蔵品を中心としたかなりな数の二人の作品が来ているとのことで入館してみました。

ポスターやカレンダー、はたまたその昔はお茶漬けの袋に入っていたカードなどで
北斎も広重も作品を身近に目にすることはよくあった訳ですが、
本物を見たのは初めてに近いのではないかと思います。
それがたくさんあって、じっくり見たので疲れました。
北斎の動きのある構図に魅入り、広重の描いた当時の風俗に見入り。
作品タイトル等についたイタリア語・英語表示を読むのも面白かったです。
作品中に描かれた日本語もある程度読めるので（達筆過ぎて読めないところも…）
日本人ならではの楽しみ方ができたように思います。

その前の日に、フェッルッチオ・ランボルギーニ博物館に行きました。
在住の友人が車で連れて行ってくれたのです。
今日の1枚は、その博物館に展示してある、トイ・カーです。
創業者のフエッルッチオが、8歳の息子のために作ったというその車は、
「おもちゃ」なのになんと時速60㎞まで出るというもの。
バックギアが3段あるそうで…
自宅の敷地内を走らせて遊んでいたそうです。

toorakさんの美しい写真の数々を拝見すると、
改めてトスカーナもいいなあ...と思います。
でも車が無いとねえ。

ボローニャではもちろん美味しいものを食べましたが、
寿司も食べたのです。しかも賄で。
というのも、ボローニャの友人が寿司会席のケータリングをしていて、
2泊目の夜は、近くの豪邸で8人の食事を出す仕事が入っていたのです。
で、よかったら一緒にどうかと言われ、
ついて行ってお運びさんと洗い物係をやってしまいました。
素晴らしいお宅で、そういうところやそういうところに住んでいる人々を見るのも面白かったです。
そして、なんとmancia（チップ）をいただいてしまいました！
私のイタリアでの初仕事、初収入となったのでした。

今日はラヴェンナに移動してきて、
昨日ちょこっと収入があったからと言うわけではありませんが、
前回のラヴェンナの時にとても気に入ったお店で
お昼にがっつりと食べました。

まち歩きはまだ少ししかしていませんが、この季節ならではの雰囲気がやっぱり素敵です。