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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: ぐら姐さん

    2014年02月28日 06時10分23秒

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    サンタジューリア博物館

    ブレーシャの一番の見どころ、サンタ・ジューリア博物館は、
    1回2回では載せきれないので、これだけ別トピを立てます。

    「イタリアにおけるロンゴバルド人の支配地」(I Longobardi in Italia. I luoghi del potere)という名前で、
    6世紀から8世紀にかけて、
    イタリア半島の中で数カ所を支配したロンゴバルド族の関連遺跡や遺産が
    世界遺産に指定されている、その1つにこの博物館も含まれています。
    (イタリア各地に点在する7つの町を合わせての指定になっているのだそうです。)

    元サンタ・ジューリア修道院(Monastero di S.Giulia)の建物、
    この市や地域の歴史遺産を、先史時代から近代までカバーするほか、
    中世のサン・サルヴァトーレ教会(Chiesa di San Salvatore)も含む
    複合博物館です。

    入り口に到着。

    友人の日記や他の方のブログに拠れば、
    入って最初に訪れるのは12世紀につくられたサンタ・マリア礼拝堂の建物ということなのですが、
    この日は何か工事か作業をしていて、こちらから入ってくださいという特別の表示があり、
    そこから入ると、ローマ時代のエリアでした。

    この博物館に向かうときに横を通って来たローマ遺跡から発掘された
    有翼の勝利の女神像がありました。

    夏にシチリアのマザーラ・デル・ヴァッロで観た「踊るサテュロス」を思い出すような
    こちらもまた見事な像です。

    このエリアには、ローマ時代の大邸宅の跡が、すっぽりと収められています。
    もとはこんなだったろうという模型


    そして発掘された邸宅跡

    床のモザイクや壁のフレスコ画が美しくて、
    このエリアを見るだけでもとても楽しいものでした。



    ここに泉があったという場所には水が湧く画像が映し出されています。










    ここのよいところは、屋内でこれが見られること。
    真夏でも、真冬でも、照っても降っても、快適な空調の中で観られるわけです。

    モザイクに使われているテッセラの見本も展示されていました。

    このローマ遺跡のパート、次回に続きます。

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コメント: 全11件

from: ぐら姐さん

2014年03月05日 11時15分32秒

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kimuchinさん、

Museo di Santa Giulia (サンタ・ジューリア博物館)は、
Brescia(ブレーシャ)にあります。
ミラノからの日帰り圏内なので、機会があれば訪れてみてください。
(日帰りで行くと、ここだけで目一杯になってしまいそうですけど)

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from: kimuchinさん

2014年03月05日 10時51分01秒

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場所はどこでしょうか。

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from: ぐら姐さん

2014年03月04日 21時53分23秒

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最後に12世紀につくられたサンタ・マリア礼拝堂の建物に辿り着きました。
階段を上がると、天井がドームになっていて、
美しく彩色された壁画で囲まれた礼拝堂です。








中央に大きな十字架が、ガラスケースに覆われてありました。
木製の十字架を金属で覆い、それをカメオや奇石で飾ったもので、
宗教行列などの際に使われたものと思われるそう。

少しアップ。

専門家の研究により、この十字架は8世紀末、
つまり、デジデリオより後の時代のものと認定されているそうですが、
ロンゴバルド族の、十字というモチーフに対する執着や、
それを細工で飾った様式が、
いかにも彼ら好みだと考えられてきたらしいです。

今でも「通称・デジデリオの十字架」と呼ばれ、
この博物館のパンフレットの表紙にもなっているのは、
デジデリオ(Desderio)はイタリア語で「願い、欲望」を意味するので、
その語感も好まれているのかもしれません。

知人の日記に拠れば、下の写真は、
「ガッラプラキディアと子供達」として
本やWebでよく目にするメダイヨンだそうですが、
言い伝えにすぎず、本物の肖像画とは言い難いのだそうです。

この日は、入り口を入るとこちらにお進みください、と案内され
何かの作業か修復かが行われていたようで、
通ったコースが通常通りではなかったようです。
また、途中でお腹が痛くなりトイレへと大急ぎで通り抜けた部分もあったため、
どうやら見逃しているものがあるようです。

大きくて、しかも充実の展示品なので、
ここにはもう一度行ってみたいと思います。
本当に素晴らしい博物館でした。

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from: ぐら姐さん

2014年03月04日 05時13分57秒

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それから、案内表示にしたがって通った通路の展示。


下の像のマドンナの顔立ちが、昨日載せたフレスコ画の女性にどこか似ています。
9世紀のものだそうです。


これも似ていますね。

そしてまたまた柱頭彫刻などが展示してありました。
サン・サルヴァトーレ教会のクリプタのものです。











その後にももう少し後の時代の彫刻やフレスコ画等の展示がありましたが
私は、あまり惹かれなかったので、写真は撮ってきましたが、
今日は、フレスコ画を1点だけ載せるのみにします。

最後に12世紀につくられたサンタ・マリア礼拝堂の建物に辿り着きました。
ここについては、また次回。

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from: ぐら姐さん

2014年03月03日 04時58分18秒

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シニョレッリさん、

ありがとうございます。
このときは、ちゃんとスタッフもいて、写真を撮っていても何も言われませんでしたし、
撮影禁止とも書いてなかったので、多分写真撮影可だったのだと思います。

ここは本当に素晴らしいですね。
質も量も。
特にこのサン・サルヴァトーレ教会は、建物が丸ごと保存され、
博物館の一部になっているのがすごいと思いました。
柱頭やアーチの飾り、フレスコ画など、
やはり剥がされ、動かされて展示されているよりは、
もともとのところにあるのを見る方がずっと雰囲気がありますよね。

わくわく心を躍らせながら1つ1つを丁寧に観たつもりですが、
2~3回に分けた方が、もっとじっくりと観ることができそうで、
近いうちの再訪を心に誓っています。

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from: シニョレッリさん

2014年03月03日 03時46分28秒

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ぐら姐さん

教会の写真を見せて頂いて、有難うございます。

私が行った時は、前にも書いたように撮影禁止でして、博物館の本で思い出すだけだったのです。
素晴らしいです!
全部を見るとすれば、体力を考慮してブレーシャ2泊が必要でしょうか。

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from: ぐら姐さん

2014年03月02日 21時17分36秒

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いよいよ、サン・サルヴァトーレ教会に入ります。
サンタ・ジュリア博物館は、この教会も含んでいるのです。
建物自体が展示品と言うわけです。

753年、ロンゴバルド王アストルフォは、
ブレーシャ公国を治めるデジデリオ公爵にこの地を与え、
デジデリオとその妻アンサは、
女子修道院とともに、この聖堂を建造しました。

デジデリオはその後ロンゴバルド王となりますが、
カール大帝(シャルルマーニュ)に敗れ、
ロンゴバルドはこの地の支配を失いましたが、
教会と修道院は、修復の手を加えられつつ、存続したのです。

縦長の長方形に半円のアブシスのついたバジリカ型、
2列のアーチで区切られた、3廊式の教会です。
見上げると、柱頭に施された美しい透かし彫り。

アーチの下側にも漆喰の浮き彫り。



そして、8-9世紀説教壇に使われていたという孔雀の浮き彫り。


わずか10cmほどの厚さの大理石に彫られた孔雀は、
様式化されたぶどうのつるに囲まれながらも写実的で大変美しく、
しばらく見惚れてしまいました。

壁も16世紀のフレスコで飾られています。

後から調べて、どうやらここの2階に上がれるようになっているのだそうです。
見下ろすのもなかなか面白いようで、気付かなかったことを後悔しています。
ここは何回観ても飽きないと思うので、是非また行きたいと思います。



クリプタに下りてみました。




つづく。

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from: ぐら姐さん

2014年03月02日 12時43分26秒

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サンタ・ジューリア博物館その3です。

これにはちゃんと題名がついていて、
(他のものにもあるのでしょうが、私がたまたま撮っていたものしか分からないのですが)
「馬上の聖ファウスティーノ」です。
聖ファウスティーノは、ブレーシャの守護聖人だそうです。





ここからは、サンティ・コズマ・エ・ダミアーニ修道院のもの。

下2枚のフレスコ画の大らかな感じ、大好きです。



ここからは、サン・サルヴァトーレ教会のものです。

柱の模様がとても素敵です。




さて、この後、いよいよサン・サルヴァトーレ教会(そのまま保存されているのです)に入ります。
(つづく)

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from: ぐら姐さん

2014年03月01日 15時11分07秒

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シニョレッリさん、

ほんとに、この博物館は素晴らしいのですが、
見応えありすぎと言うか、広くて大変でした。

そして経路が変えられていたので、見逃したものもあるようなのです。

また行かなくちゃ、と今から思っています。
2~3回に分けて通ってもいい感じのところですね。

オペラ座の写真、
あ、ここはシニョレッリさんの写真で見覚えが・・・と思いましたよ。

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from: シニョレッリさん

2014年03月01日 11時53分16秒

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ぐら姐さん、こんにちわ!

サンタ・ジュリアの唯一の欠点?は、兎も角、広くて広くて見るのが大変なことだと思います。

私が行った時には、フレスコ画の部分だけは写真不可でした。

トージオ・マルティネンゴが再開館の運びともなれば、ブレーシャに行きたいと思っていますが、多分、修復工事は進んでいないでしょうね。

オペラ座の写真がありましたが、昨秋、そこで「愛の妙薬」を観たことを思い出しました。

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from: ぐら姐さん

2014年03月01日 10時01分12秒

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住宅跡そのままのものの他に、発掘されたものも展示されていました。








どの辺りからなのか、古代ローマから中世に変わっていました。
これはロンゴバルドの組紐模様です。


9世紀の風見鶏

ブロンズ像や柱頭、フレスコ画などの展示。





変なところで切るのは申し訳ないのですが、今日はちょっと忙しくなるので、
続きは、また次回。

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