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from: ぐら姐さん
2009年05月31日 09時59分52秒
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大きな街ですが、フィレンツェ
このサークルの名前が「イタリア!小さなまちと田舎の旅」なので、これまで大きな街や大観光地のことは、あまり書いてきませんでした。ヴェネツィアのことは結構
このサークルの名前が「イタリア!小さなまちと田舎の旅」なので、これまで大きな街や大観光地のことは、あまり書いてきませんでした。ヴェネツィアのことは結構書きましたが、ローマやミラノは食事を少し、フィレンツェはお宿のダイニングルームのクリスマスツリーぐらいです。
ピストイアやプラートのことを書きましたので、その流れでフィレンツェのことも書いておこうと思います。
とは言え、実は私のアルバムの容量がもうすぐ一杯になるのです。これまで他のコミュに載せたものを削除しながらアップしてきましたが、あとわずかで限界です。ここに書いてきたことを写真も含めて、このまま保存することって自力で可能でしょうか。それが可能なら、前に書いたものから写真が消えることも止むなしということで、写真を大幅削除してもいいかな、と思っています。
さて、フィレンツェでした。先の2つのまちで彩色陶板のことをたくさん書いたので、フィレンツェのものも載せます。
これらは、サンタ・クローチェ教会の付属博物館に展示されています。どれがどれだか忘れましたが、ルーカ・デッラ・ロッビア、アンドレア・デッラ・ロッビアらの作品です。
ギベルティやドナテッロの後輩として15世紀のフィレンツェに登場したのが、ルーカ・デッラ・ロッビアだそうです。大聖堂の浮き彫り制作で、先輩のドナテッロと技を競うほどの腕前を認められていましたが、彼には「彫刻」をもっと「絵画」に近づけたいというテーマが生まれたのです。
「彫刻」を「絵画」に近づける手法として、1つにはドナテッロが発明した、浅浮き彫りの中に巧みに透視図法的奥行きを導入すること、そしてもう1つは色彩を導入することがあります。ルーカは、大理石や聖堂の耐久性を損なうことなく浮き彫り作品に色彩を与えられたら…と考え、結果として彫刻とガラス・モザイクが1つに溶け合った彩色陶板が生まれたのだとのこと。
塑像レリーフに釉薬をかけて焼成し、大理石のような硬質の陶画に鮮やかな色彩を与える手法は、低コスト、量産を可能にし、ロッビア工房は大繁盛したのだとか。ロッビア工房の作品は、イタリア中に広がり、各地で目にすることができます。ロッビア一族は、敏腕実業家でもあったのです。
さて、このサンタ・クローチェ教会は、駅前にあるドメニコ会のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に対応するフランチェスコ会のフィレンツェ本部とも言える重要な教会で、着工されたのも2つの教会は同時期です。(1294年)
清貧をモットーにしているフランチェスコ会ですから、教会内も簡素な印象があります。でも、歴史と共に著名人の墓が設置され「フィレンツェのパンテオン」とも言われるのだとか。
ここには、ドナテッロの高浮き彫り「受胎告知」があります。
付属博物館は、旧修道院の食堂だったそうで、その壁面にある「生命の樹」というタッデオ・ガッディという人が1350年頃に描いたフレスコ画もなかなか素敵でした。
さて、サンタ・クローチェ教会のファサードです。
この写真を撮ってから中に入り、教会内を見て、博物館へ向かう中庭を通ったら、なんと雪が降ってきました。そしてみるみる吹雪のようになって。
これは21年ぶりの大雪となり、翌朝は雪に覆われたフィレンツェのまち散歩を楽しみました。続く。
from: tontonさん
2009年06月10日 22時23分56秒
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「Re:Re:オステリア・ベッレ・ドンネ」
ごめんなさい! ぐら姐さん
ぐら姐さんは22日(火)の夜の便なのですね?
それにベッレ・ドンネでしたね?
読み間違いが多くて・・・ごめんなさ〜い!
ぐら姐さんとはちょうど入れ違いなのですね。
残念だけど・・・仕方がないですね。
ベッレ・ドンネどこにあるのか教えてくださいね。
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