ロンバルディーアの1.はヴィジェーヴァノです。
１日遅れでやってくるペコさんをイプさんと2人ミラノで待つことにしていたので、１日何をしようか話していたときに、当時の地球の歩き方「北イタリア」編に出ていたのを見つけたのです。

それによると「レオナルド･ダ･ヴィンチがデザインした美しい広場のあるまち」とのこと。
メトロでポルタ･ジェノヴァ駅まで行き、そこからTrenitaliaの電車で行きます。
わずか30分で到着するので、ミラノで半日時間が空いたら行ってみるのにちょうどいい感じ。

駅から旧市街目指して歩きます。
途中で見かけた11世紀の小さな教会。閉まっていました。

門をくぐって進めば旧市街らしい街並み。

内側から見た旧市街の入り口の門

少し歩くと、目当ての広場が見えてきます。

広々としたなんとも優雅な広場です。

広場は、灰色がかった石が敷き詰めてあるのですが、白い石と黄色がかった石を使って、通路や模様が描かれています。

そのど真ん中の通路を歩いて行って広場の中心から振り返ると、中央にドゥオーモを据えた堂々とした印象。

両側の建物の壁面は、同じ色、そしてフレスコ画が描かれています。

立って、眺めるだけで気持ちのよい広場です。
教会の大広間的な雰囲気の広場という意味では、ヴェネツィアのサン・マルコ広場に通じるものもあるような。

広場の逆の端に辿り着きました。

ルネッサンスの香りのする広場を、現代の人たちが何気なく行き交っているのがまたおもしろい。

広場の雰囲気にぴったりの薬局





ここでは広場だけが目当てだったので、のんびり広場を眺めてきました。

ロンバルディーアの2.はクレモーナです。
16〜18世紀頃、ストラディバリなど超一流の楽器製作者が活躍したまちです。

'01年にミラノで1日空いたので、日帰りで行きました。
まだフィルムで写真を撮っていた時代で、旅の最後にフィルムが少ししか残っていなかったので、写真が本当にちょっとしか残っていないのです。

ドゥオーモ

時計がとても素敵な鐘楼



のんびりお茶しながら眺めたのでした。

あ、お茶じゃなかったですね。軽く1杯でした。
この時はストラディバリの博物館の前には行ったのに、多分何かの理由で入らなかったのです。

そして翌年の夏、ポー川クルーズの終点がクレモーナだったので、
そこでストラディバリの博物館に入館したのですが、そのときもなぜか写真を撮っていません。

’19年の秋にイタリアを訪れた時に、ボローニャでnasakuraさんと合流する前に1日だけ時間があったので、クレモーナ在住のバイオリニストによる、所蔵のストラディバリウスを使用したミニコンサートが毎日お昼の12時頃に開催されると知り、1泊で行くつもりでホテルを予約していました。

ところがなんと、その翌日にTrenitaliaのショーペロ（ストライキ）があることが分かり、1泊すると翌日のボローニャに行けなくなるため、クレモーナ行きを諦めて予約をキャンセルしました。
前日だったので100％支払うことになってしまったのでした。

今日は写真があまりに少ないですが、ご容赦を。

ぐら姐さんへ

閉館していた　１１世紀の小さな　教会　残念でしたね

1000年前の　ステンドグラス　見たかった　残念　！