新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:396人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

from: ぐら姐さん

2018年10月31日 21時48分37秒

icon

ロッサーノ(’18年夏)

冬にサン・デメトリオ・コローネ(SanDemetrioCorone)という小さなまちにあるサンタドリアーノ教会(ChiesadiSant'Adrian

冬にサン・デメトリオ・コローネ(San Demetrio Corone)という小さなまちにある
サンタドリアーノ教会(Chiesa di Sant'Adriano)で
モザイクに似たオプス・セクティーレという技法で床に描かれたぐるぐるヘビや、
メルフィの洞窟教会を見て、南イタリアのこれ系をもっともっと見たくなり
今回の旅行でマテーラ、ロッサーノ、スティーロへ行くことを決めました。
(カザラーノも入っていたのですが、行けなかったのは既載の通りです。)
カラーブリアは、カンパーニアやプーリアと比べると訪れた回数もわずかで
私にとってはイタリアの中の未知のエリアです。
そのカラーブリアのロッサーノにいよいよ向かうので、気持ちが浮き立っていました。

ターラントからバスに乗ったのですが、鉄道駅に寄りながら自動車道を走るので、
けっこう遠回りだし、道が渋滞してさらに時間がかかって、
シバリでうまく乗り継ぎできるのかやきもきしましたが、
下りる前に作戦を立てて、2人は降りたらすぐに次のバスに走って座席を確保、
他の2人は、荷物を下ろして運ぶことにしました。
なんとか間に合って作戦成功。

次のカタンザーロ・リドではトイレに行く余裕はあるぐらいに着き、
無事2回乗り継いで、やっとロッサーノに到着したのが18時半頃。

降り立った途端ブオナセーラと声をかけられ、
なんとB&Bのご主人が迎えに来てくれていたのでした。
用があるから行かれないよ、との返信だったのに、
なんとかやりくりして来てくれたのでした。
タクシーに乗ると高いんだよ、と。
感激!!!

10分ほどだったでしょうか、山道をどんどん上って着いたのは、
La Terazzaという名前だけあって、長めの良い場所にある素敵なB&Bでした。
外も素敵なのですが、それは後日に回して、今日は中の写真を載せます。

入り口を入ると階段を下り、ここはダイニングルーム。


ここの窓に向かって右に1部屋、左に1部屋あるだけのゆったりしたB&Bです。
私とイプさんの部屋。

ダブルベッドのほかに二段ベッドもあって、家族で泊まれそうな部屋です。

シャワーとトイレ


2部屋しかないのに2部屋を私たちで占めているので、
間にあるダイニングルームも私たちの占有状態なわけで。

キッチンでお湯を沸かすこともできるのでした。

さて、散歩がてら晩ご飯を食べに行きましょう。(つづく)

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 13
  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 6

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2018年11月04日 08時12分42秒

icon

サンタ・マリア・デル・パティーレに向かう車は、
山道をぐいぐい走っているのに全然到着しません。

みんなが変だなあと思ったころ、
西南さんが、タブレットの地図を見て、
さっきのところを右に行くんじゃなかったのかなあ…と。
なんとこの運転手氏、行ったことないようなのに、
ちゃんと道を調べてこなかった模様。
それならスマフォでもカーナビでも駆使すればいいのに、
なんにも手を打たずに一山回ってまたロッサーノの入り口に戻ってしまいました。

その間、私たち4人は日本語でおしゃべり。
「運転手さん、私たちの手前かっこつけて調べもしないねえ。」
「まあ、景色もいいし、料金は取り決め通りしか払わないからドライブを楽しみましょう。」
時間が限られているわけでもないので気長に構える4人でした。

ようやく到着。
運転手氏は多分初めて来たのに興味がないらしく、
車のところでまっているからゆっくり見ておいで、と。

駐車場からは、聖堂の後塵が美しく見えました。

わくわくしながら近づいて行きます。

キオストロ(回廊)があった痕跡でしょうか。

そのまま残っていたら美しかったでしょうに。
サンタ・マリア・デル・パティーレ聖堂は12世紀に創建された修道院聖堂です。
オートラントなどで見られるのと似たようなモザイクが床に施されているのをモモ先生の本で見て、是非とも本物を見たいと思っていたのです。

建物の外壁も美しいです。

外をぐるりと見たい誘惑にかられましたが、まずは中へ。


モザイクは、周辺をアクリルボードの衝立やロープで囲まれ、
中には入れないようになっています。
木の天井。

入ってすぐのところにはケンタウルスとユニコーン


一面のモザイクを、間近には見られなくても、
椅子も何も置かれていない状態であちこちから眺められるのは素晴らしいです。


写真が何だか変と感じたら、
それは逆さに撮ったものを上下逆にしているからです。悪しからず。

これ、これ!
見たかったのです、にまっと笑うこのモザイク。


お尻の模様も可愛いです。

この子も愉快で可愛いです。

鹿もいました。

くぼみが大きいのは、埋められていたものを剥がしてしまったからなのでしょうか。
素敵な床模様もありました。




全体の感じはこの写真でわかるでしょうか。

中から見た入り口。

内部の様子をもう少し。





外に出ました。

横の入り口。




この周辺はキャンプ場になっているとかで、開けた明るい雰囲気がとてもよかったです。
ああ楽しかった!
満足して車に戻りました。

まち散歩もしたいし、昼食も摂りたいので、適当な広場で降ろしてもらいました。
降り際に、nasakuraさんが運転手氏に
「ロングドライブ、楽しかったわ。」というと彼は苦笑い。
お代は、最初に約束した通りでした。(つづく)

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 11

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2018年11月05日 06時45分28秒

icon

ロッサーノのまちの適当な広場で車を下りました。

前夜の食後にも通った広場でした。

そこから賑やかな方へと歩いて行きます。
葡萄棚のあるよさげな店を見つけました。


残念!このまちのリストランテは昼は営業せず、夜のみなのだそう。
ここから町を眺めながら食べたら気持ちがいいでしょうに…
是非この店で食べてみたいと思い、夜の予約を入れました。

またちょっとした広場に出ました。
この広場には、カフェの椅子も出されています。
広場の写真を撮ろうと思っているときに、
何やら可愛らしいプレートを持って店から出てきて
車に積もうとしている人がいたので、近づいて写真を撮らせてもらいました。
子どものパーティがあるのでしょうか。
訊こうとしたのですが、急いでいるのか店の中に消えてしまいました。

車にはこんなのも積んであります。

コルネットの入っている巨大コルネットは、後から手でちぎってみんなで食べるのかしら…
こんなカワイイクッキーも。

パーティーに参加する子どもたちは幸せですね。

この、カフェも経営しているパスティッチェリアで軽く食べようかと思ったら
もう昼の営業は終わりで閉めるところなのだとか。
ああ、どこだったら食べられるのかしら…
広場を通りかかったシニョーラにどこか食事ができるところがないか訊いたら、
すぐ近くの店を教えてくれました。
行ってみると、ターヴォラ・カルダという雰囲気の小さな店で、
入ってショウケースを見てみると、ピッツァや鶏肉が。


テーブルもいくつかあって座れそうだったので、ここで軽く食べることにしました。

喉が渇いていたので、まずはビールを飲み、
鶏肉とトマトソースのペンネをいただきました。

食事とともにデッラ・カーサの赤も少し。

このヴィーノ、ステンレスタンクからペットボトルに入れ、
それを冷蔵庫で軽く冷やして出していました。

食べ終わってお会計をして出ようとしたところに、
外のテーブルに腰かけていたオニイサンが、丁度中に入ってきて、
俺が奢るからもう1杯ずつ飲んで行けば?と話しかけてきました。
4人で簡単に協議の結果、1杯ずつご馳走になることに。
左が奢ってくれたオニイサン。

モロッコから出稼ぎで来ている左官職人だそう。
結構稼いでモロッコに仕送りできることを誇りに思っているようでした。
自分の仕事に誇りをもって励む人っていいなあ、と思いました。
もしかすると私たちの方が収入が多いかもしれないのに、
遠くからやって来た旅人に1杯のヴィーノをという気持ちがとても嬉しくて。

みんなで乾杯していただき、店を出たら、
外にいた別の人たちもみんなで乾杯して写真を撮りました。

つづく。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 12

icon拍手者リスト