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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: ぐら姐さん

    2018年10月31日 21時48分37秒

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    ロッサーノ(’18年夏)

    冬にサン・デメトリオ・コローネ(San Demetrio Corone)という小さなまちにある
    サンタドリアーノ教会(Chiesa di Sant'Adriano)で
    モザイクに似たオプス・セクティーレという技法で床に描かれたぐるぐるヘビや、
    メルフィの洞窟教会を見て、南イタリアのこれ系をもっともっと見たくなり
    今回の旅行でマテーラ、ロッサーノ、スティーロへ行くことを決めました。
    (カザラーノも入っていたのですが、行けなかったのは既載の通りです。)
    カラーブリアは、カンパーニアやプーリアと比べると訪れた回数もわずかで
    私にとってはイタリアの中の未知のエリアです。
    そのカラーブリアのロッサーノにいよいよ向かうので、気持ちが浮き立っていました。

    ターラントからバスに乗ったのですが、鉄道駅に寄りながら自動車道を走るので、
    けっこう遠回りだし、道が渋滞してさらに時間がかかって、
    シバリでうまく乗り継ぎできるのかやきもきしましたが、
    下りる前に作戦を立てて、2人は降りたらすぐに次のバスに走って座席を確保、
    他の2人は、荷物を下ろして運ぶことにしました。
    なんとか間に合って作戦成功。

    次のカタンザーロ・リドではトイレに行く余裕はあるぐらいに着き、
    無事2回乗り継いで、やっとロッサーノに到着したのが18時半頃。

    降り立った途端ブオナセーラと声をかけられ、
    なんとB&Bのご主人が迎えに来てくれていたのでした。
    用があるから行かれないよ、との返信だったのに、
    なんとかやりくりして来てくれたのでした。
    タクシーに乗ると高いんだよ、と。
    感激!!!

    10分ほどだったでしょうか、山道をどんどん上って着いたのは、
    La Terazzaという名前だけあって、長めの良い場所にある素敵なB&Bでした。
    外も素敵なのですが、それは後日に回して、今日は中の写真を載せます。

    入り口を入ると階段を下り、ここはダイニングルーム。


    ここの窓に向かって右に1部屋、左に1部屋あるだけのゆったりしたB&Bです。
    私とイプさんの部屋。

    ダブルベッドのほかに二段ベッドもあって、家族で泊まれそうな部屋です。

    シャワーとトイレ


    2部屋しかないのに2部屋を私たちで占めているので、
    間にあるダイニングルームも私たちの占有状態なわけで。

    キッチンでお湯を沸かすこともできるのでした。

    さて、散歩がてら晩ご飯を食べに行きましょう。(つづく)

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コメント: 全13件

from: ぐら姐さん

2018年11月10日 08時35分56秒

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ロッサーノ2泊目が明けて、この日はスティーロまで移動するのですが、
前日に入れなかったドゥオーモは7時に開くと聞いたので
6時に起きて朝食前に行くことにしました。

ああ、残念。またミサをやっています…
この日は8月13日。
2日後の聖母被昇天祭に向けてのミサでしょうか、大勢の信者が参加していました。
しばらく待っていたらミサが終わったので中に入りました。

これ、ちょっと笑っちゃうでしょ。

この日のミサの最後で、ロータリークラブからドゥオーモに寄贈されたものです。
ヴィエトリ・スル・マーレの陶器のような雰囲気です。
サレルノ駅の絵タイルもこんな感じでしたっけ。

ミサが終わってもすぐには人が捌けなくて、ごった返す中で見ました。
床にモザイクがあるのですが、ガラスに天井の光が反射してよく見えません。

このドゥオーモの一番の見どころは、この聖母子像のようです。

Maria Santissima Achiropitaと呼ばれています。
Achiropitaアキロピータ(Acheropitaアケロピータとも言うらしいです)とは、
人間の手によるものではない、奇跡によってつくられたり描かれたりしたものを言うのだそうです。
人間が描いたのでなければ誰が?
どう見ても人間の手になるものだと思うのですけれど…
と不信心な私は思うわけですが
これは大聖堂の中の柱のところに据えられ、
それをこんな風な祭壇に仕立ててあります。

ご利益に預かろうと思っているのでしょう、皆この祭壇の前で祈ったり、
柱に触ったりしていました。

昨日外から見たステンドグラス。

外に出ました。
外には赤十字の服を着た人たちと

救急車。

急病人が出たとき用に待機しているのでしょうか?
八百屋の店頭の唐辛子いろいろ。さすがカラーブリアという感じ。

鉢も売っていました。

大聖堂に別れを告げ、

宿に戻って朝食をいただき、
この日はB&Bのご主人はもう仕事に出ていたので、
タクシーを呼んでもらって駅へと向かいました。

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from: ぐら姐さん

2018年11月08日 21時59分08秒

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予約していた店に入りました。

私たちの席は、壁際。
みんなでメニューを眺めています。

席からの眺め。

デッラ・カーサのビアンコの発泡がありました。

私は、ヴォンゴレのリングイーネ。

他の人たちのプリモ。


セコンドもオーダーしました。
私のは、イワシの何だったか。
料理の名前は忘れましたが、味は覚えています。
揚げたものを煮たのか、ソテーしてからひたひたの汁で煮たのか、
とてもシンプルな料理で、イワシばっかりどっさりで、見た目はこんなですが、
これがすっごく美味しくて。

こんな見た目の、全然美味しそうに見えない料理が、
とっても美味しいのがイタリアなんだなあ…と改めて実感。
nasakuraさんも味見してとても気に入ったようでした。
なぜだか、他の料理は撮らずに、がっついていたようで、
後はサラダとドルチェの写真しかありません。


支払いを済ませて出ようとすると、レジの横にこんな写真が。

EURO2000(2000年のヨーロッパ選手権)の写真です。
この店のご主人の弟さんが、この大会のあったベルギー在住で、
このときの通訳をしたのだそうです。

ああ、懐かしいアレがいる!ジジもいる!マルディーニも、カンナバーロも、ピッポも。

なんて言っていたら、お店のご主人も奥様も、嬉しそうに頷いていました。
帰り道で見かけたチンクエチェント。

宿の近くの広場の彫刻。

部屋に戻って寝ました。

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from: ぐら姐さん

2018年11月08日 17時14分00秒

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シニョレッリさん、

コメントありがとうございます。
南にはあまりいらっしゃらないのかと思っていましたら、
ロッサーノまで訪れていらっしゃるとは…
イタリア中つぶさにご覧になっていらっしゃる!
さすがです。

「世界の記憶」に選ばれてから、
建物を新築したのか改装したのか知りませんが、
とてもきれいに見やすく展示してありました。

昨夜入力するときにぼうっとしていたようです。ご指摘いただいた名称は変更しました。
ありがとうございました。

それにしても、今回はお天気運が最悪だったのですね。
今回の嵐の1週間は、何十年に一度というような酷さだったようですから仕方ないと諦めるしかないのでしょうが、
去った後のまちが良い天気になるというのは、なんだかねえ…

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from: シニョレッリさん

2018年11月08日 14時01分35秒

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ぐら姐さん、こんにちは。

ロッサーノ大聖堂のコデックスは、非常に有名で、これを見るだけにロッサーノに行く人がいます。
私が行ったのは、随分前のことで、当時は写真厳禁の上に、フィルム写真の時代だったので、自分の写真を見ることなく、この記事を見るまで忘れていました。
興味深い記事を見せて頂き有難うございます。

昨日、帰国しましたが、雨天の街を選んで旅をしたようで、酷い目に遭いました。私が出発すると、皮肉にも、その街が好天に向かいました。

Museo Diocesanoは司教区美術館或いは司教区博物館と訳したら如何でしょうか。展示の内容によって、Museoは美術館、博物館のどちらかにしてます。

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from: ぐら姐さん

2018年11月07日 21時20分17秒

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大聖堂付属の司教区博物館Museo Diocesanoに入ります。
入り口の手前の中庭

チケットを買ったら、
コデックスはガイド付きでないと見られないので
その間展示物を見ていてくださいと言われました。
コデックスとはいったい何?

ひとまず展示を見ました。






展示はこの程度です。
どうやらここは、そのコデックスとやらのための博物館のようです。

後で調べてみてやっとわかりました。
コデックスcodexとは福音書のことでした。
ユネスコの「世界の記憶」というものに選ばれているのだそうです。

国際キリスト教大学図書館のサイトによると
「6世紀に作られたギリシア語聖書写本。南イタリアのカラブリア州ロッサーノ大聖堂宝物館で保管されている。紫羊皮紙に金文字・銀文字のギリシア語アンシャル体でテクストが記されており、現存する福音書の中で最古のものといわれる。」とあります。

ブリタニカ国際大百科事典では
「6世紀に制作された挿絵入り福音書写本。南イタリアのロッサーノ大聖堂所蔵。紫羊皮紙 188葉にマタイ,マルコ両福音書を含む。「エルサレム入城」「ゲッセマネ」など 12点の挿絵と福音書家の肖像,預言者像が描かれている。劇的な描写性,人物の性格的表現などの特徴はウィーンの『創世記』と似るが,より東方的伝統を反映し,部分的にはパレスチナ聖地の壁画の構図を反映するとも考えられている。小アジア,アンチオキアなどで制作されたものと推定される。」だそうです。

そのコデックスは、特別な展示室の箱の中に入っていて
開かれているページだけしか見ることはできません。


でも、他のページのことは、ガイドの方が説明しながらスクリーンに画像を映し出してくれました。

これは最後の晩餐です。


説明をきいて、その場ではそれなりに分かったつもりだったのに、
今はもうすっかり忘れています。
でも、こんな貴重なものを見ることができてよかったです。

このまちの人たちは、このコデックスを本当に誇りに思っているようでした。

さて、ドゥオーモに戻りました。
ミサはまだ続いていました。
いつ終わるともない感じで、この日は諦めることに。
これは外から見たステンドグラスです。

まちは日暮れてきて、イルミネーションがきれいに見えるようになってきました。





そろそろ晩ご飯を食べに行きましょう。(つづく)

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from: ぐら姐さん

2018年11月07日 20時32分41秒

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cokemomoさん、

いよいよ来週ですか~
いいなあ。楽しみですねえ。

そうなんですよね、返信が…
最後の、予約しましたよ、安心してねと言うところまでは来ないのですよね。
行けば大丈夫なことが多いのだけど。
その点、この夏の旅行でタクシー会社とのやり取りは、どこもちゃんとしていました。
そして時間厳守にもびっくりしたのでした。

アーモイタリア、流石ですね。ほんとに日本人的。(日本人だから当たり前だけど)
そう言えばチーズ教室のケイコさんも本当に細やかに対応してくれて日本人的でした。

>メールでは??でも、イタリアの人って実際に会ってみるととびきり感じがよかったり親切だったりする

たいていの場合そうですね。
楽しいご旅行になりますように。
私はあと43日待たないといけません…

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from: cokemomoさん

2018年11月07日 20時08分30秒

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ぐら姐さん、みなさま、こんばんは。

イタリア旅行が来週まで迫ってきました〜。
それでB&Bなどに到着時間を連絡したり、タクシーの相談をしたりしています。
マテーラのB&Bに、原罪のクリプタまでの往復手配の可否と値段を尋ねたところ、迅速に「往復と待機で50ユーロ。もし予約したいなら知らせて」との返信が。
「OKです。タクシーを予約してください」とメールを入れたのですが、それっきり〜〜。
日本人感覚としては「予約しました。待ってますね」くらいの一報が欲しい・・・

バーリのB&Bでは「(チェックイン開始の)12:30頃に行きたい。どうですか?」とメールを出すと「空港に何時に着くの?」とだけ返信が。噛み合わないぞ?
「トラーニから電車で行きます」とだけメールしたところそれっきり〜〜。
12:30に行っていいのかしら、行っちゃうぞ!

今回は奮発して日曜日にマテーラからカステル・デル・モンテに寄ってトラーニのホテルまで車を頼みました。アーモイタリアを通じてお願いしたのですが、こちらにも確認のメールをすると用件の後に「洪水のニュースが日本でも流れたでしょうけれどこの辺りは問題なし。いらっしゃる頃の週間天気予報は晴れですよ」と書き添えてあって、あぁ日本人らしい気遣いだな、なんて思いました。

メールでは??でも、イタリアの人って実際に会ってみるととびきり感じがよかったり親切だったりするんですよね。

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from: ぐら姐さん

2018年11月06日 22時03分34秒

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夕食の時間より早めに出て、ロッサーノのまち散歩をします。
前夜食事をしたリストランテ・ポルタロマーナの近くには、
ポルタ・ロマーナ(ローマ門)があるのでした。(多分)

昨日、テラス席に座れていたら、ライトアップされたこの門が見えたのでしょうか。



もう閉めるところで昼食を食べ損ねたお店がここ。

このお店、なかなか素敵なものを売っていました。

これなんか、缶がかわいくてもう少しで買いそうになりました。

ぶさかわのカワイ子ちゃんがいました。

ほうら、こんな顔。





これ、実際にはもっと素敵な建物だったのに、写真にはその素敵さが写っていませんね。


下りて行くと、ドゥオーモがありました。


とても美しい絵があるんだよ、とお昼のお店で会った人たちが言っていたので行ってみました。
残念、ミサをやっていて、中を見て歩けません。


ドゥオーモはまた後で来ることにして、博物館に先に行くことにしました。
(つづく)

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from: ぐら姐さん

2018年11月05日 20時40分24秒

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昼食後、ゆっくり歩いて宿に戻ります。




お宿の近くの教会です。
教会の左奥の門扉が、B&Bラ・テラッツァのもの。

宿に戻ってテラスで一休み。


ルティリアーノのチーズ教室の時にいただいた葡萄を持ってきていたので、
ここでおやつとして食べました。

居心地の良いお宿でのんびりと午後の時間を過ごし、
夕食の時間にまたまち散歩に出かけるのですが、それはまた次回。

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from: ぐら姐さん

2018年11月05日 06時45分28秒

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ロッサーノのまちの適当な広場で車を下りました。

前夜の食後にも通った広場でした。

そこから賑やかな方へと歩いて行きます。
葡萄棚のあるよさげな店を見つけました。


残念!このまちのリストランテは昼は営業せず、夜のみなのだそう。
ここから町を眺めながら食べたら気持ちがいいでしょうに…
是非この店で食べてみたいと思い、夜の予約を入れました。

またちょっとした広場に出ました。
この広場には、カフェの椅子も出されています。
広場の写真を撮ろうと思っているときに、
何やら可愛らしいプレートを持って店から出てきて
車に積もうとしている人がいたので、近づいて写真を撮らせてもらいました。
子どものパーティがあるのでしょうか。
訊こうとしたのですが、急いでいるのか店の中に消えてしまいました。

車にはこんなのも積んであります。

コルネットの入っている巨大コルネットは、後から手でちぎってみんなで食べるのかしら…
こんなカワイイクッキーも。

パーティーに参加する子どもたちは幸せですね。

この、カフェも経営しているパスティッチェリアで軽く食べようかと思ったら
もう昼の営業は終わりで閉めるところなのだとか。
ああ、どこだったら食べられるのかしら…
広場を通りかかったシニョーラにどこか食事ができるところがないか訊いたら、
すぐ近くの店を教えてくれました。
行ってみると、ターヴォラ・カルダという雰囲気の小さな店で、
入ってショウケースを見てみると、ピッツァや鶏肉が。


テーブルもいくつかあって座れそうだったので、ここで軽く食べることにしました。

喉が渇いていたので、まずはビールを飲み、
鶏肉とトマトソースのペンネをいただきました。

食事とともにデッラ・カーサの赤も少し。

このヴィーノ、ステンレスタンクからペットボトルに入れ、
それを冷蔵庫で軽く冷やして出していました。

食べ終わってお会計をして出ようとしたところに、
外のテーブルに腰かけていたオニイサンが、丁度中に入ってきて、
俺が奢るからもう1杯ずつ飲んで行けば?と話しかけてきました。
4人で簡単に協議の結果、1杯ずつご馳走になることに。
左が奢ってくれたオニイサン。

モロッコから出稼ぎで来ている左官職人だそう。
結構稼いでモロッコに仕送りできることを誇りに思っているようでした。
自分の仕事に誇りをもって励む人っていいなあ、と思いました。
もしかすると私たちの方が収入が多いかもしれないのに、
遠くからやって来た旅人に1杯のヴィーノをという気持ちがとても嬉しくて。

みんなで乾杯していただき、店を出たら、
外にいた別の人たちもみんなで乾杯して写真を撮りました。

つづく。

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from: ぐら姐さん

2018年11月04日 08時12分42秒

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サンタ・マリア・デル・パティーレに向かう車は、
山道をぐいぐい走っているのに全然到着しません。

みんなが変だなあと思ったころ、
西南さんが、タブレットの地図を見て、
さっきのところを右に行くんじゃなかったのかなあ…と。
なんとこの運転手氏、行ったことないようなのに、
ちゃんと道を調べてこなかった模様。
それならスマフォでもカーナビでも駆使すればいいのに、
なんにも手を打たずに一山回ってまたロッサーノの入り口に戻ってしまいました。

その間、私たち4人は日本語でおしゃべり。
「運転手さん、私たちの手前かっこつけて調べもしないねえ。」
「まあ、景色もいいし、料金は取り決め通りしか払わないからドライブを楽しみましょう。」
時間が限られているわけでもないので気長に構える4人でした。

ようやく到着。
運転手氏は多分初めて来たのに興味がないらしく、
車のところでまっているからゆっくり見ておいで、と。

駐車場からは、聖堂の後塵が美しく見えました。

わくわくしながら近づいて行きます。

キオストロ(回廊)があった痕跡でしょうか。

そのまま残っていたら美しかったでしょうに。
サンタ・マリア・デル・パティーレ聖堂は12世紀に創建された修道院聖堂です。
オートラントなどで見られるのと似たようなモザイクが床に施されているのをモモ先生の本で見て、是非とも本物を見たいと思っていたのです。

建物の外壁も美しいです。

外をぐるりと見たい誘惑にかられましたが、まずは中へ。


モザイクは、周辺をアクリルボードの衝立やロープで囲まれ、
中には入れないようになっています。
木の天井。

入ってすぐのところにはケンタウルスとユニコーン


一面のモザイクを、間近には見られなくても、
椅子も何も置かれていない状態であちこちから眺められるのは素晴らしいです。


写真が何だか変と感じたら、
それは逆さに撮ったものを上下逆にしているからです。悪しからず。

これ、これ!
見たかったのです、にまっと笑うこのモザイク。


お尻の模様も可愛いです。

この子も愉快で可愛いです。

鹿もいました。

くぼみが大きいのは、埋められていたものを剥がしてしまったからなのでしょうか。
素敵な床模様もありました。




全体の感じはこの写真でわかるでしょうか。

中から見た入り口。

内部の様子をもう少し。





外に出ました。

横の入り口。




この周辺はキャンプ場になっているとかで、開けた明るい雰囲気がとてもよかったです。
ああ楽しかった!
満足して車に戻りました。

まち散歩もしたいし、昼食も摂りたいので、適当な広場で降ろしてもらいました。
降り際に、nasakuraさんが運転手氏に
「ロングドライブ、楽しかったわ。」というと彼は苦笑い。
お代は、最初に約束した通りでした。(つづく)

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from: ぐら姐さん

2018年11月03日 17時54分54秒

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ロッサーノ1泊目が明けました。
朝食は、当然イタリア式。

でも素敵なフルーツサラダがありました。

前夜、車に乗せていただいているときにご主人とこの辺の特産物の話をしました。
もう忘れてしまいましたが、何とか言う小ぶりの柑橘でした。
旬は春だから今はないけどね、とのこと。
でも今はfichi bianchi(白無花果)が美味しいよ、とお聞きしていたので
朝にこれを見たときはとても嬉しかったです。
本当によく熟していて甘くて。

この日は、チェントロから10㎞ほど離れたSanta maria del Patire(サンタ・マリア・デル・パティーレ)を見に行くことにしていました。
でも開いている時間がよく分からなくて、
チェックインした時に宿のお母さんに訊いたら、この朝電話して聞いてくれました。
午前中は開いているとのこと。

前日ご主人が迎えに出られないからとメールに書いてくれたタクシーの番号に電話をして予約しました。

車がやってくるまでに宿のテラスに出てみました。
玄関。

テラス


テラスからの眺め(あまりいい写真がありません…)

ワンちゃんは、お客さんのじゃまにならないように、鉄扉の向こうです。

お花もよく手入れされています。

さて、車がやって来ました。
ずっと見たいと思っていた聖堂にいよいよ向かいます。(つづく)

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from: ぐら姐さん

2018年11月01日 23時27分03秒

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どこか食事のできそうな店を求めて、夕暮れのまちに出ました。
B&Bは崖っぷちにあり、ほんのちょっと歩けばチェントロです。
お宿の出口の辺りから。


階段をちょっと下りるとある小さな広場。
ここからがチェントロになるらしいです。


趣のある街灯。

こんなに静かで暗いまちに食べるところはあるのかしら、と少々不安に。

遠くにロッサーノの新市街の灯りが見えます。

でもこういう時には鼻が効きます。
ポルタ・ロマーナという小さなお店が見つかりました。
ブオナセーラと入って行ったら、狭い店内に客はゼロ。
それなのに店の人は、いっぱいだよといいます。
???
それは階段を上るとあるテラス席のことなのでした。
イタリア人は、本当に外の風に当たって食べるのが好きなんですね。
きっと景色も良いのでしょうが。
いいの、私たちはここで。
そう言って店の中の席に着きました。

本日のメニューは黒板に書いてあります。

とりあえず、ロッサーノ風アンティパスト・ミストを2人前。
それとプリモをそれぞれが1皿ずつ選びました。

アンティパストが出てきました。
手打ちロングパスタを生ハムで巻いたもの。

私が、辛いのが好きと言ったら、唐辛子いろいろを持ってきてくれました。








写真が暗くて申し訳ありません。
ここまでがアンティパスト・ミストです。
プーリア同様カラーブリアもなかなかのボリュームです。

これは、多分(記憶に定かでないのです)ポルタ・ロマーナ風という名のパスタ。
nasakuraさんが食べたのだったような。

私の、イワシのパスタ。

アンティパストがどっさりあったので、もうここまででお腹いっぱいです。
ドルチェもなしにお会計をして店を後にしました。
どれもそれなりに美味しくて、満足しました。
宿に帰って長い1日を振り返る間もなく眠りに落ちました。

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