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from: 倶楽姐さん
2012年05月19日 14時53分39秒
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2012年5月のトリノ
すみませんね、このところトリノ続きで。今回は長姉を誘っての旅でした。姉はこのところずっと母の介護をしているので、ちょっと気分転換したいだろうと思って誘
すみませんね、このところトリノ続きで。
今回は長姉を誘っての旅でした。
姉はこのところずっと母の介護をしているので、ちょっと気分転換したいだろうと思って誘いました。
母には施設のショートステイをしてもらって。
姉は、イタリアはローマとナポリ界隈しか行ったことがないので、
今回は姉の案内係として、それなりに観光&カフェ巡りをしてきました。
羽田発の深夜便でフランクフルト経由でトリノへ。
フランクフルトからのアルプス越えの景色。
観光のため、トリノ・ピエモンテ・カードを購入しました。
2日間25エウロ、3日間29エウロでしたが、2日=使い始めた時間から24時間ということだったので、
ユーヴェの試合を観るときは関係ないので2日間のカードを購入しました。
ガイドブックには、交通網利用し放題と書いてありますが、
内容が変更されていて、今は普通のバスやトラム、メトロには使えません。
ポー川の船やスーペルガ聖堂に行く電車には乗れました。
モーレアントネッリアーナのエレベーターにも使えました。
というわけで、初日の宿のあるポルタ・スーザの駅に着いてすぐに、今回は3日間乗車券を買いました。
前回はちゃんと調べていなくて1日乗車券で満足していましたが、
1日は5エウロなのに、3日は10エウロなのです。
宿にはまだチェックインできなかったので、荷物を預け、早速昼食をとりに出かけました。
前回お昼を食べに行って気に入った店に姉を連れて行きました。
12:15頃だったでしょうか。お昼にはまだ早く、お茶を飲んでいる人が少しいるだけ。
店のおねえさんが、客にメニューを知らせるために、黒板を見ながらメモを書いていました。
今回も前菜盛り合わせ2人前
ヴェテッロ・トンナートなど前回と同じものもありますが、
今回はこの金属容器の中はどちらも野菜たっぷり。
これだけでも満足できる1皿でした。
あ、盛り合わせだと、本当にメニューのアンティパスティ欄に書いてある全種が入っているんですよ。
そしてプリモのズッキーニ、バジリコ、ミントのペーストのタヤリン
もう1つのプリモは、ブラのサルシッチャ(ソーセージ)のネッビオーロ(ネッビオーロ種の赤ワイン)煮込みソース、ぺペロンチーノ入りタヤリン
これ、どちらもすっごく美味しくて、それぞれが違った美味しさで、
姉は感動していました。
セコンドの1つは、ブレザオーラ(牛肉の生ハムのようなもの)の削ったトミーノチーズ添え。
野菜も付いていました。
もう1つは、仔羊の赤ワイン煮込み
骨付きだからと油断していたら、骨はちょっとで肉がたっぷり。
肉好きの人にはたまらない1品だと思います。
とても美味しいのですが、ボリュームありすぎ。
というかこんなにフルコースでがっつりと食べる人は、
近頃イタリアでもそう多くはないのでしょうね。
これに2分の1リットルの赤ワインを2つ。
もうお腹い〜〜〜〜〜っぱいでした。
腹ごなしにちょっと観光に出かけます。続く。
from: 倶楽姐さん
2012年05月20日 13時46分49秒
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「2012年5月のトリノその2」
昼食をとった店の写真、1枚載せ忘れていました。
店のドアに、漢字が書かれている紙が、なんと横にして貼られていました。
彼らの感覚で見ると、横書きが当然なのでしょうけれど。
ひらがなは書かれていないようだったので、中国のものでしょうか?
店の人に、これはなにかと聞いてみたら、なんだかよく分からないけれど、
コピーしたものなんだよ、と言っていました。
さて、昼食後は王宮に行ってみました。
姉の観光にお付き合い。
それから、モーレアントネッリアーナに行ってみたら、
展望エレベーターに乗る列に1時間待ちと書いてあったので、止めにして、3月に行き損ねたスーペルガ聖堂に行くことにしました。
モーレアントネッリアーナの近くで見かけた、小学生の遠足グループ。
スーペルガ聖堂へのCremagliera Sassiが出ている、サッシへ行くトラムに乗ったら、
奇跡的偶然! 前回の旅行で朝カフェを共にしたトリノ在住の知人にバッタリ出くわしました。
彼女は、下の娘さんを連れて、サッシにある学校に娘さんを迎えに行くところでした。
お互いびっくり。
20分ほど楽しくお話し、後で彼女のブログに出ていた店にアペリティーヴォに行くつもりだと話したら、
彼女も付き合ってくれることになりました。
サッシで降りて、Cremaglieraの駅へ。
cremaglieraを辞書で引くと、回転運動を直線運動に変えるのに用いる平板に歯をつけたもの。歯竿。英語のrack。
ferrovia a cremagliera でラック鉄道とあります。
とりあえず、この鉄道のことをクレマリエーラと呼ぶことにします。
時刻表を見ると、1時間も待たないといけません。
でもここまで来て他に行くのもばかばかしいので、待つことにしました。
駅に併設されているレストランは、どうも休みらしいけれど入り口が開いていて、自由に入れるようにしてありました。
昔の馬車が展示してあります。
この日は最高気温が30℃にも達した暑い日で、
待ち時間の間にバールに行って、冷たい飲み物をいただきました。
そして駅に戻り、いよいよ乗り込み、出発しました。
遠くにスーペルガ聖堂が見えたのでズームで撮ってみました。
クレマリエーラは、ごとごととゆっくりのんびり進んでいきます。
子ども達が大喜びではしゃいでいました。
「お客様、皆様ご乗車くださーい!」みたいなことを言って、
すっかり運転手や車掌を気取っていました。
ゆっくり進むので、窓からの風がやさしく、さわやかです。
そして20分ほどで上の駅に着きました。
つづく。
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