今日はシチリアのまちシリーズの　3.サリーナ島です。
エオリエ諸島の中でも一番好きな島です。
（映画「イル・ポスティーノ」に登場する詩人の家があるという贔屓目からですが）

エオリエ諸島には、’10年夏に行きました。
（エオリエ諸島、エオリア諸島、2つの言い方を目にすると思いますが、
エオリアは、ギリシア神話に登場する風の神のことだそうで、
島isolaの複数形isole（島々、諸島）なのでEoliaもEolieと複数形で表現されていて
日本語表記だと正しくはエオリア諸島の方がいいのかもしれませんが、
現地表記でいろいろ調べるのにはエオリエ諸島と書いておいた方が便利なのかなあ
と思いこう書いています。）

1週間リーパリを拠点にして、他の島々に行きました。
サリーナ島には自力で1日行ったほか、島巡りのツアーでも立ち寄りました。
自力で行ったのは、「詩人の家」を見るためでした。

サリーナ島は比較的大きな島で、双子のような２つの山を持ち、
その谷間や海岸線の平地辺りに町ができています。
港の近くからは、ぽっかり浮かぶストロンボリ島（左）とパナレア島（右）が遠くに見えました。

詩人の家があるポッラーラ地区は、港のあるサンタ･マリーナの反対側にあり、
バスで行きました。
マルファ･サン･ロレンツォというところで乗り換えます。
イタリアではお馴染みの青バス（市内バスは黄色、市外へ行くバスは青）

乗り継ぎのバス出発まで少し時間があったので付近をちょこっと撮りました。

乗り継いだバスでポッラーラに到着！
集落の真ん中ではなく、少し離れた教会の広場。
何の表示もないので、運転手のオニイサンに詩人の家の場所を聞いたら、
「この道をまっすぐ行けばあるよ。とにかくずっと真っ直ぐ行けばいい。」と。
周囲に気をつけながら歩き、行き過ぎて戻って探すということをして、
詩人の家へ続くだろう道を見つけてやっと辿り着いたのでした。


この辺りからの眺めが素晴らしくて。



島巡りツアーで海から眺めたこの崖

帰りは、マルファまで歩きました。
田舎のいい感じの地域です。（まあ、この島々全部が田舎ですけど）


行き当たりばったりの店で食べた昼（軽）食もなかなか美味しかったです。

ビーチも空いてていいですねえ。

島巡りの時に撮った写真


今は使われていませんがかつてサリーナ（塩田）があったという辺り。

そろそろ夏休みを取っていらっしゃる方も多いでしょうか。
いかにも夏！な島の写真、きっとそそられていますよね。
私も恋しくて恋しくて。
せめて今日の食事はそれっぽいものにしようと思っています。

グラ姉さん
夏だ❗️シチリアだ❗️サリーナだ❗️ということで「詩人の家」植物の具合といい壁のハゲチョロ具合といい私の理想の家なんです海の前にあればなお良し、この時はまだ貸し出し用じゃなかったのでしたか
エオリエ諸島行ってみたいのですが此処も火山の影響で海岸が黒く岩がちで島自体起伏が激しく自転車で回れなさそうなので私はエガディ諸島にしときます

海が綺麗　我が故郷の海は　ごみごみごみ
海が綺麗
海が綺麗