新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:396人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

from: ぐら姐さん

2024年04月17日 16時36分02秒

icon

ラツィオの(小さな)まち

気が付けばロンバルディーアは10まで進んでいました。全部で16なので一気に最後まで書いてもいいのでしょうが、それは後半に回すことにして、20州の20番

気が付けばロンバルディーアは10まで進んでいました。
全部で16なので一気に最後まで書いてもいいのでしょうが、それは後半に回すことにして、20州の20番目にラツィオ州について書きます。

とは言え、ロンバルディーアも多くないですが、ラツィオはもっとずっと少ないのです。
ミラノやローマは出入国の際に滞在して、すぐ列車や飛行機に乗って他の州に行ってしまうことが多いからなのかしら。
ひとまずラツィオの訪れたところを挙げてみます。

1.ヴィテルボ
2.オスティア・アンティーカ
3.タルクィーニア
4.チヴィタ・ディ・バーニョレージョ
5.トゥスカーニア
6.パレストリーナ
7.フィウミチーノ
8.フラスカーティ
9.ローマ

ローマは数えきれないほど行っています。
州都というか首都なので、州別シリーズ完結後の州都シリーズでたっぷり扱いたいと思います。
明日から始めますが、今日は’17年のローマの写真を少しだけ載せますね。

朝のサン・ピエトロ広場



こんなに人の少ないこの広場は早朝ぐらいかも。

塩野七生さんの作品によく登場する笠松ごしのサンタンジェロ城

トリオンファーレ市場の一角

7月に泊まる家予定の宿もこの市場に近いところを予約したのでここで買い物をしていろいろ作って食べるのが楽しみです。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 17
  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 11

from: ぐら姐さん

2024年04月24日 16時02分07秒

icon

ラツィオの5.は、トゥスカーニアです。
素敵なロマネスクの聖堂が2つもあるところで、前々回のタルクィーニアから足を伸ばしてバスで訪れました。

バス停近くに宿を取りました。

まちは、城壁で囲まれていて、この門を通って入ります。

門をくぐり、まちを歩きました。

ずんずん歩き、城壁を抜けました。
このまちの城壁の作りは面白くて、城壁を抜けても、さらに城壁があります。

城壁の外が新しいまちというわけでもないようでした。

これはローマ時代の道でしょうか。

いよいよ、目指すサン・ピエトロ教会が見えてきました。

到着

正面に回り込みます。
エトルリアとロマネスクの故郷として知られる人口8,000人のまち。
でも地質学的には火山性の大地の上にあり、1971年の地震で大きな被害を受けたのだそうです。
教会などの建造物は復元されたものの、ロマネスクの絵画の大半が消失してしまったそうで、このサン・ピエトロ教会も外観は美しく修復されていましたが、祭壇の絵は修復中で幕に覆われていました。

サン・ピエトロ教会のファサードです。

パッと見に美しいという感じではないのですが、近付いて細部を見ると溜息ものでした。
この教会は、8世紀に創建され9-11世紀にはトゥスカーニアの司教座教会になっていました。
このファサードは12世紀に建設が始まり、13世紀に完成したそうです。

ロマネスク特有の手のこんだ装飾、コズマーティ装飾の中央扉、
その上に設けられたイオニア式列柱による回廊、大きなバラ窓の幾何学的分割、
バラ窓の四隅に配された四福音書記者のシンボル像、左右に振り分けられた双子窓、
これらが一つの美しいハーモニーを奏でている、と本に書いてありますが、
とにかく、観るだけで楽しくて、嬉しくて、うきうきわくわくしてきます。
なんて素敵、なんて楽しい、なんて美しい・・・と自然に顔がにやけてくるのでした。













中は、撮影禁止でしたが、奥のクリプタに行ったら、写真を撮っている人がいたので、私も便乗して撮っちゃいました。



もう一つのサンタ・マリア・マッジョーレ教会までは、歩いて10分弱。
のどかな道を歩いていると、あっという間に着きました。
教会前の広場がなくて、正面から引いて見ることができません。

この教会も、その前に見たサン・ピエトロ教会も、古代ローマ時代には公共浴場かゼウスに捧げられた神殿があったところであろうと推測されているそうです。
建てられた時期もだいたい同じです。
15世紀に人々の生活の中心がこの辺りを離れ、現在の市壁内の街区に移行したため、
教会は急激に廃れてしまったのです。

バラ窓と列柱回廊のあるファサードも基本的にはサン・ピエトロ教会と同じです。







ここも、内部は撮影禁止でした。
2つの教会のファサードを堪能して、幸せな気持ちで街へと戻りました。

夕暮れの色になってきたまち







一夜明けて、バルコニーから見た明け方の景色。

少し時間が経過して朝もやに少しけむるまち。

いいところでした。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 10