新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:396人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: ぐら姐さん

    2020年09月15日 14時05分27秒

    icon

    忘れえぬ一皿( 私のイタリア、キラ星の思い出たち)

    シチリア編(パート1、2)、美術の愉しみ編、極楽トンボ編、といろんな角度からトピックを立てて書いてきましたが、今日から忘れえぬ一皿編を始めます。

    最初に書くのは、残念ながら写真がありません。
    初めてイタリアの土を踏んだ時に食べたリゾットです。

    ’89年夏、その年は先発の2人が北欧を旅して、イプさんと私が後発でミュンヘン待ち合わせをしていました。
    当時、歩き方ガイドブックを出しているダイヤモンドビッグ社が、学生を対象にしたエアと到着日の宿泊とか、エアと3泊とか、エアとバスツアーのセットとか、いろんなパターンで、世界のいろいろな地域への格安の海外旅行を企画した冊子を配布していて、その中から選んでいました。
    この時は、ドイツ・ベルギー・イギリス3週間、3泊付きの格安航空券で行きました。
    後発組のエアが、南回りでローマを経由してミュンヘンへいくものでしたので、ローマで1日ストップオーバーすることにして、本当に1泊だけの初イタリア(ローマだけですけど)でした。

    早朝に着いて、ホテルに向かうにしても早過ぎる時間に、荷物を背負って(今のような手ごろな転がせるケースはなくて、バックパックで行っていました)サン・ピエトロ寺院に行きました。
    大きな荷物を背負っては入れなくて、入り口近くに預けて入りました。

    私たちがサン・ピエトロを出るころに、ツアーの一番客が入ってきました。
    荷物を持っての観光は嫌だったので、ホテルに行き、荷物だけ預かってもらって、観光に出ました。

    お腹が空いていて、食事のできる店を探しましたが、多分12時頃だったのでしょう、空いているお店がなくて。
    通りがかったホテルのレストランがちょうど開けたところで、そこの外のテーブルに座り、リゾット・アッラ・ミラネーゼをいただきました。
    ほかに何かオーダーしたのか、何も覚えていませんが、そのリゾットの味だけは今でも鮮明に覚えています。
    何が入っているわけでもないのに、奥深い、味わいのあるリゾット。
    何年も経ってローマを訪れた時にイプさんと二人で同時に、あのリゾットをもう一度食べたいと、緩やかな坂道の途中にあるホテルだったよね、多分この辺りのエリアだよねなどと記憶を頼りにそのホテルを探したのですが、見つかりませんでした。

    もしかしたら、今食べたら普通に美味しいリゾットなのかもしれません。
    あれが、私とイタリア料理の初めての本当の出会いだったのだと思います。

    写真がないのもつまらないので、大好きなプローチダで食べたウニのスパゲッティを載せます。
    何度か書いていますが、ウニスパは、この島のゴルゴーニアという店のものとソレント半島のマリーナ・デル・カントーネにあるロ・スコーリオのウニスパがイタリアのあちこちで食べた中での双璧でした。
    過去形で書いたのは、その後プーリアのポルト・チェザーレオのララゴスタのものも加わって、トップ3になったからです。

    ’01年に訪れた時のゴルゴーニアのウニスパ。
    フィルムで撮ったものをデータ化したので、写りがイマイチですが。

    ’02年の時のロ・スコーリオのウニスパ

    この店は、店の前の海にボートを出して、美味しいウニが獲れるエリアに行って自分で獲ってきたウニを出してくれるのです。
    海が荒れた時のためにウニを塩辛にしているものを用意していて、これで作ったものが出てくるときもあって、やはり生のものを使用した方が断然美味しいわけで。

    ポルトチェザーレオのララゴスタのウニスパ

    上のは’17年に行った時にリトルさんが単独でオーダーしたもので、’18年に行った時は3人でこれをオーダーしたら、次のように出てきたのでした。

    つまり、美味しい店といえども、当たりのときとまあまあの時があるのだと思ってチャレンジしてみることをお薦めします。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 22
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 16

コメント: 全22件

from: ぐら姐さん

2020年10月02日 16時00分04秒

icon

フラさん、

フォンターナ・フレッダは大手ですから、日本でもだいぶ以前から購入可能でしたよね。
確かな味というか、安心して購入できたというか。
ロエーロ・アルネイスは、私も大好きです。

カンティーナの見学もシステム化されていて、予約の時間にきっちりと始まり、丁寧に説明していただきました。

もう一度行くなら、葡萄の葉の紅葉する時期に行って、のんびりと散歩を愉しみたいです。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 5

icon拍手者リスト

from: フラさん

2020年10月02日 12時28分12秒

icon

おお、どのボトルも個人的には懐かしいです。
特にロエロ・アルネイス。忘れていましたが、久しぶりに飲んでみたいです。
ま、どのボトルもそうですが。
このシリーズ、日本ではモンテ物産が取り扱っているので、昔はよく飲んでいました。

もうかつての様には飲めませんが、秋のピエモンテ、もう一度行きたいなぁ。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 4

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年10月02日 08時14分15秒

icon

今日は、忘れえぬ一皿ではなく、忘れえぬ夕食のことを。
’04年、アルバへ初めて白トリュフ祭りを見に行った時のこと。
その後バルバレスコでカンティーナを見学し、1泊した後バローロにも行ったのです。
大手のカンティーナの公式ウェブサイトを見ていたら、そのカンティーナ所有のとても素敵なヴィッラを見つけ、リストランテもあって、是非とも泊まってみたいとおもったのです。
その時のことは、ここに書きました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100083954052?sortList%5BsortType%5D=2

お宿とのメールのやり取りで、夕食の予約もできました。
100€も(当時はそう思いました)するのですが、大手のカンティーナだけあって、前菜からドルチェまで、すべての皿に合わせたヴィーノが供されるというのです。
期待に違わぬ、否、期待以上の美味しく楽しい食事でした。

前菜その1は、ほろほろ鳥を焼いて細くほぐしたものとラディッキオ、根セロリなどの千切りに刻んだ栗を混ぜたサラダ仕立てのもの。

合わせたヴィーノは、ロエロ・アルネイス。

前菜その2は、エンダイブのスフレにラスケラという名のチーズのソースをかけたもの。

これには、ドルチェット・ダルバ。

プリモは、マルタリアータというパスタ。
下手くそ切りとでも言ったらいいのでしょうか。
手打ちパスタを不揃いに切ったものです。
生ハムを刻んだものが入った軽いクリーム味でした。

これに合わせたヴィーノは、ネッビオーロ・ダルバ。

セコンドは、豚肉のローストにヘーゼルナッツのソースがけ。
ポテトも一緒にローストしてあるので、ローストポークの脂の味を吸っていて美味。

これには、もちろんバローロ。ちょっと枯れたいい色です。

ドルチェは、リコッタのトルタにべりーを飾ったもの。

これには、もちろんモスカートを合わせて。

お料理の盛り付けは一言でいえば家庭料理級のダサさなのですが、味は上々で、使われている食材もピエモンテらしいもの。
ヴィーノもピエモンテならではのラインナップで、とても楽しめました。

それだけでも満足のいく夕食だったのですが、この時私たちのほかに6人ぐらいのグループの常連らしき客がいて、カメリエーレのお兄さんはそちらの対応に忙しく。
私たちが、ボトルの写真を撮りたいと言ったら、テーブルにボトルを置いてくれて、料理を運ぶ以外は来なかったので、結局ヴィーノは1杯ずつではなく、飲み放題状態になったのでした。
3人ともヴィーノ大好き人間なので、それはそれは幸せな食卓となったのでした。

このヴィッラに、イプさんも行ってみたいというので’16年のピエモンテ旅行の時に予約しようと思ったら、夏は2泊や3泊ではだめなのでした。
車がないとここに1週間滞在するのは厳しいので、違う季節に2泊ぐらいで訪れたいねと話しています。

さて、本日からGoToで出かけてきます。
ちょっとだけ更新をお休みします。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 9

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年10月01日 10時03分14秒

icon

忘れえぬ一皿が始まったら、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナが出てくるに違いないと思った方も多いのではないかと思います。
ごめんなさい。
そこそこ食べてはいるのですが、ああ、あそこのビステッカが素晴らしかった!!!という記憶が私にはないのです。
格別に牛肉が好きなわけでもないですし、イタリアで食べる牛肉は、生とか、ローストとか、ヴィテッロ(これは牛よりは豚に近い味)とか、そういう料理の記憶の方が強くて。
というわけで、今日は生肉の話。
ピエモンテでしか食べたことのないカルネ・クルーダ(carne cruda)、他の地域では食べるのか食べないのか知りません。
初めて食べたのは、ブラのお店の前菜でのこと。
こんな風にワゴンでどれにする?って来られたら、全部!っていいたくなりますが、

盛り合わせてもらったお皿がこれ。

手前右が生サルシッチャで、奥の右側がカルネ・クルーダです。
これに白トリュフの季節に行けばこんなのもあるわけで。

ちょっとぼやけていてよく分からないかもしれませんが、手前の黄色っぽいのがオーヴォリ・レアーレというキノコのサラダ、その奥の右側がポルチーニのサラダ、置く半分にあるのがカルネ・クルーダです。
ちょうど白トリュフを削りかけているところです。
ここは、カネッリのアグリトゥーリズモで、客が大勢でないときは、キッチンに入って拝見させていただいています。
白トリュフなしでも、もちろん十分美味しいです。

ああ、食べたくなっちゃった。
これは、16年夏に行ったラ・モッラの郊外の店のもの。

ポルチーニが乗っかっています。

ああ、また美しいピエモンテの景色の中で、美味しいカルネ・クルーダを食べたい。
切に切に願っています。


  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 8

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月30日 10時05分46秒

icon

アリスタと言えば、フィレンツェのこの店のが一番好きです。

簡単に言えば豚ロースにハーブや塩で味付けし、表面をフライパンで焼いた後にオーブンでじっくり焼き上げた、いわゆるローストなのですが、使用するハーブの種類や量、塩の加減、焼く温度や時間、ヴィーノ・ビアンコを入れるタイミングや量でお店によって微妙に味が違うように思います。
ここのは、塩加減と言い、肉の柔らかさと言い、すべてが絶妙。

この店の名物パスタ、スパゲッティ・カレッティエーラも程よく辛く、絶品です。

地元に根付いたカジュアルでフレンドリーな雰囲気、行き届いた心配り、最高の店です。
フィレンツェに行ったら、是非とも再訪したい店です。


  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 12

from: ぐら姐さん

2020年09月29日 22時33分04秒

icon

ラグーというとミートソースという風に訳されることが多いようですが、イタリアで食べるラグーと日本で食べるミートソースとかボロネーゼってちょっと違う感じがしています。香味野菜とトマトの量の違いでしょうか…(よく分かりません)

前々回ウサギ肉のラグーのタリオリーニを載せましたが、今日はキアーナ牛のラグーです。
ラグーと言っても、トマトを使っていないラグービアンコのピーチです。

これは’17年春に行った、サンジミニャーノ近郊のアグリトゥーリズモで食べたものです。

このアグリトゥーリズモ、いろんな作物も作っているのですが、キアーナ牛も飼っているのです。
その時のことはここに書きました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100203800955?sortList%5BsortType%5D=2

このラグー、普通のラグーよりも香味野菜は少なめで、でもすごく肉肉しい味ではなく。
きっと肉そのものがくどくなくて、美味しい肉なのだと思います。
多分、部位も脂が少ないところで。

家でも真似っこして作ることがあるのですが、肉そのものが似ているものは少なくて、奮発する気もないので、適当にそこらの牛肉で作っているので現地で食べたものとは味が違いますが、隠し味に少し味噌を入れて、仕上げに実山椒を入れてちょっと違ったものとして食べています。
ラグービアンコであるということだけは共通、ということで。

ここで食べたアリスタもとても美味しかったです。

そして環境もとてもよかったです。



  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 10

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月28日 21時13分15秒

icon

アックイ・テルメには忘れえぬ一皿がもう一つありました。
なんということのない店のなんということのないトリッパです。

トリッパは、ローマでも、フィレンツェでも食べていますが、このお店のものが一番印象に残っています。
よく煮込んであって、切り方というかこの細さもいい感じで、さっぱりしているのに味わいがあって。
スープの味も濃すぎず、薄すぎず、しっかりとだしが出ていて。

この店、本当にたまたまお腹が空いているときに通りかかって、入ったのですが、大当たりでした。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 11

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月27日 22時46分27秒

icon

忘れえぬ一皿に戻ります。
数々の美味しい思い出の中にがつんとお肉、というのもあるのですが、なぜかそれらよりも魚介系が次々と思い浮かんで、お肉のセコンドが出てくるにはもう少し時間がかかりそうです。
今日はとりあえず肉。ウサギ料理です。
イタリアの市場に行くとウサギは皮を処理して頭付きで売られていますね。
猫とは違うよ、と分かるようにしているのだとか。(真偽のほどは不明)

初めてウサギを食べたのは’02年のリミニでした。
ホームステイさせてもらっていた家で、出来合いのローストを買ってきたものでした。
別に不味くもないけど美味しいとも思いませんでした。
ウサギ肉ってさっぱりしていて旨味をあまり感じないと思ったのです。

それが、’07年アックイ・テルメで食べたコース料理のプリモに出てきたウサギ肉のラグーが絶品で。

って、これも見た目は地味というか、美味しさが伝わりにくいですよね。
おそらく煮込みに骨付きウサギ肉のブロードを使っているのだと思いますが、とにかく味わい深くフォークが止まりませんでした。

4人で食べに行ったのですが、13年たった今でもあれは美味しかったねえ…と遠い目をしてごくりと唾を飲むのです。

この店は店内の雰囲気もエレガントで、お料理もどれも美味しかったのですが、これが1等賞でした。
行った当時の報告はこちら。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100058413264?sortList%5BsortType%5D=2

アックイ・テルメは見どころがあるわけではないのですが、散歩をするにはなかなかいい感じだし、もちろん温泉を楽しめるので、機会があったら是非どうぞ。




  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 11

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月26日 21時12分14秒

icon

marassiさん、

私のふりに応えていただきありがとうございます。

>正式な(伝統的な?)ブロデッド・カッチュッコを食べた事が無いので実際どう違うのか分かりません😁

なるほど。
3つを食べてみないと違うかどうかは判別できないわけですね。
こうなるとやはり何としてでもリグーリアでチュッピンを食べないと!!です。

>zuppetta → suppin → ciuppin だそうで、いわゆる雑魚と残り物のパンを使った cucina povera だった

きっと、三大スープ、どれも初めはそうだったのでしょうね。
それがちゃんとしたレストランメニューになり、内容が豪華になっていったのでしょう。
私がciuppinで画像検索したら、カニが入っているものが結構あってびっくりしました。
大衆的なものと、豪華なものと、両方食べてみたくなりました。

そういえばその昔、ニースに行ったことがありまして、せっかくだからブイヤベースを食べなくちゃ、ということになり、まちを歩いてお店のメニューを見ると、結構高いお店が多くて、けちけち旅行をしていた私たちは安い店のものを食べたのでした。
味は、ふうんこんなものね、というレベルでした。
後から日本で本格レシピを見て自分で作ったブイヤベースは感動する美味しさで、現地で名物料理を食べるときにけちってはいけないのだと反省したものです。

私がリヴォルノで食べたカッチュッコはレストランの豪華版でした。
今思い出しても顔がほころぶ、本当に美味しいものでした。

>だからレストランではチュッピンと書かないのかな🤔
ケチなgenovesi は注文しないでしょうからネ😂

ジェノヴァではズッパ・ディ・ペッシェを選ぶとチュッピンが食べられるような感じでしょうか。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 5

icon拍手者リスト

from: marassiさん

2020年09月26日 12時07分33秒

icon

ぐら姐さん、皆様こんにちは

>さて、イタリア三大魚介スープ、カッチュッコとブロデットの2つを食べたわけですが、リグーリアのチュッピンをまだ食べたことがありません。
marassiさんはジェノヴァに何度も行かれているのでもちろん食べているのでしょうねえ。

せっかく話を振って頂いたので😊
チュッピン、食べた事はありますが、その回数はかなり少ないです。残念ながら写真もありませんでした。
メニュー表記を思い出そうと頑張ってみましたが Ciuppinと書いてあった店は少数派だったような気もします。多くは普通に zuppa di pesce もしくは zuppetta だったような…
で、“三大魚介スープ”の違いですが、『ciuppin は乾燥キノコを使う』と教えてもらった記憶があります(違ってたらスミマセン)
ただし正式な(伝統的な?)ブロデッド・カッチュッコを食べた事が無いので実際どう違うのか分かりません😁

ちなみに
Ciuppin という名前の由来は zuppetta → suppin → ciuppin だそうで、いわゆる雑魚と残り物のパンを使った cucina povera だったそうです。
だからレストランではチュッピンと書かないのかな🤔
ケチなgenovesi は注文しないでしょうからネ😂

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 5

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月25日 21時08分10秒

icon

忘れえぬ一皿、まだお肉のことはあまり書いていませんでしたね。
いきなり臓物系を書くと、引かれるかもしれませんが、ローマで食べた羊の脳みそのフリットが強烈に記憶に残っています。

その昔、肉は貴族などの富裕層が食べ、庶民にはその他の部分(つまり臓物)しか手が届かなかったので臓物を美味しく食べられるように工夫していたと聞いたことがあります。
羊の脳みそのフリットもその一つなのでしょう。
どこで読んだのか記憶にはありませんが、ローマのAl MOROというトラットリアで食べられるとあったので、'02年の1月に一人で行ってみました。
なんでも、その店は塩野七生さんの御用達でもあるとか。(事実かどうかは知りません)

'02年の時の写真はないので、その後ペコさん、イプさんと'04年冬に再訪したときのものを載せます。

左が脳みそのフリット、右がカルチョーフィのフリットです。
これは、一人分を2つに分けてもらったものなので、一人前はこの倍量あります。

羊の脳みそと言われると頭で考えて食べられなくなる人も多いことと思いますが、鱈の白子の天ぷらが好きな人なら大丈夫。
とろっとした食感と濃厚な味は共通しています。

今でもこの店は健在なようですが、今店のサイトのメニューを見てみたら、1皿24€していますからお安くはないわけで。
もう庶民の味ではありませんね。

食べ物ばかりだと寂しいので、ローマの写真を少し載せますね。





ああ、懐かしいですねえ。
3日でもいいから行きたい...

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 10

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月24日 14時39分54秒

icon

uccellinaさん、

>世が世なら… 

ワハハ!
私、前世はイタリアの小国のプリンチペッサだったと勝手に決めているのです。
教養としてそんなことを学ばされていたりして…

実際には、イタリア人は他の地域のことなど意に介さず、自分のところのが最高!と思うに違いないでしょうねえ。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 1

icon拍手者リスト

from: uccellinaさん

2020年09月24日 13時04分00秒

icon

イタリア三代魚介スープ、世が世ならテストに出そうです。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 1

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月24日 09時57分37秒

icon

昨日はカッチュッコのことを書いたので、今日はブロデットのことを。
同じ魚介スープ系でも、アドリア海の中北部沿岸地域のものです。
初めてこの文字を現地で観たのはポルト・ダスコリ駅で乗り継ぎに時間があったので入ったバールでのこと。
その店は、奥がリストランテになっていて入り口にこんな貼り紙がしてあったのです。

「私共の店では真のサンベネデット風ブロデットをご用意しています。(要予約)」
ブロデットって何?と辞書で調べてみれば、アブルッツォ州の名物料理の魚介煮込み(スープ)とのこと。そういえば以前に何かのサイトで見たことがある…
実はこの後滞在していたモンテジルヴァーノのリストランテを検索しているときに、メニューにブロデットがある店を見つけたので食べに行ったのです。
ところが、夏場の料理じゃないから秋にならないと無いよ、と言われてしまい…

翌年、フリーマガジン『イタリア好き』モリーゼ特集にブロデットが美味しい店としてなんとその夏私たちが行くことにしているテルモリにある店が出ていたのです!
夏だからまた無理かもね…と思いつつ念のため店を見に行ったら、メニューにブロデットがありました!
お店の人にブロデットを食べたいのだけど夜の予約ができるか訊くと、ブロデットは予約を受けて作るので、明日の昼なら予約を受けられるとのこと。
もちろん翌日昼の予約をして、いそいそと出かけました。

こちらの方がお皿の大きさが分かるでしょうか。

魚だけでも5~6種類はあり、ほかに甲イカ、イイダコ、エビ、シャコも。
テルモリ風には、ペペローネが入るのだとか。

このお店に行った当時のご報告は、ここのだいぶ最後の方に。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100201783642?sortList%5BsortType%5D=2

さて、イタリア三大魚介スープ、カッチュッコとブロデットの2つを食べたわけですが、リグーリアのチュッピンをまだ食べたことがありません。
marassiさんはジェノヴァに何度も行かれているのでもちろん食べているのでしょうねえ。
ほかの方でも、チュッピンを召し上がったことのある方、是非お味の感想を教えてください。
できれば写真も。
ジェノヴァでは、昨年の旅行で、念願のカッポン・マーグロをいただいたのですが、チュッピンを食べに是非是非訪れたいと思います。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 10

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月23日 09時26分15秒

icon

トスカーナの海辺つながりで、今日はリヴォルノで食べた忘れえぬ一皿を。
リヴォルノで食べたというよりは、これが食べたい一心でリヴォルノを訪れたというのが本当です。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100103648977?sortList%5BsortType%5D=2

その料理が、これ。

カッチュッコCACCIUCCOです。

多分その当時にどこかのウェブサイトに、イタリア三大魚介スープは、カッチュッコとブロデットとチュッピンだと書いてあったのを見て、これは食べなければ!と思っていろいろ調べたのです。
ちょうどいい具合に’11年の年初めにNHKで「ぐるっと長靴4000キロ~イタリア半島 港町巡り~」という番組にリヴォルノのカッチュッコが登場し、5月に食べに行ったのでした。
(なんとこの番組の前篇を、今日の16:30~NHKのBSで再放送をするようです)

CACCIUCCOには、Cが5文字入っているから、5種類以上の魚介を入れることになっているのだとか。
私が食べた皿には、甲烏賊、蛸、シャコ、肉厚の白身魚の切り身、頭を落とした小型の魚、コッツェが入っていました。
生臭さは一切なく、でも濃厚な魚介の味のソース(スープというよりソースという感じでした)の味の決め手は、烏賊か蛸を入れることらしいです。
(烏賊飯や蛸飯のあの香りを思い出せば納得でしょう)
更にアップの写真を。

魚は、出汁にしたものとは別に、食べて味わう用に後から加えているようです。

今こうして見返すだけで、あの味を思い出し、口内に唾液があふれてきます。

リヴォルノにはこれのためだけに1泊しただけです。
特に見どころがあるわけではないのですが、カッチュッコを食べるためなら再訪したいと思います。
そうそう、このカッチュッコは、テレビに出たお目当ての店がその日は休みで、宿の人に聞いたホテルのレストランで食べたものなので、テレビの店にも行ってみたいと思います。

せっかくなのでリヴォルノのまちの写真を。





さて、イタリア三大魚介スープは、カッチュッコとブロデットとチュッピンだと知ったと書きましたが、今日ちょっと調べたら、次のようにありました。

「イタリア語で魚介のスープの総称は Zuppa di Pesce。
どこの港町にも似たような郷土料理がありますが、例によって地域ごとに呼び名が違い、カンパーニャでは Acqua Pazza アクアパッツァ、トスカーナでは cacciucco カッチュッコ、リグーリアでは ciuppin チュッピン、そしてアドリア海の中北部沿岸地域での呼び名が Brodetto ブロデット。」

「その土地の人たちは他とはまったく別物と言うでしょうが、香味野菜のソフリットに魚介と水とワインを加えて煮るという点で、作り方や味に大きな違いはないようです。」
そうかなあ…
私はアクアパッツァも、カッチュッコも、ブロデットも食べましたが、似ているけれど皆違う味わいがあったと思っています。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 13

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月22日 07時51分43秒

icon

朝晩めっきり涼しくなり、長く続いた暑さに疲れた体も心もほっとしている感のあるこのごろですが、これは真夏の海辺の写真です。

昨日載せた写真のパスタの店は、海辺のまちサン・ヴィンチェンツォにあるラ・ペルラというところです。

’03年の時も店の構えはこんな感じでしたが、建物はもっと古く、むき出しの木の色でした。
店は奥に拡張したようで、広く明るくなっていました。

メニューにも割とおしゃれな名前の料理が並び。
いろいろ食べたのですが、’03年の時と同じオマールのリングイーネに最も近そうなものをプリモに選びました。
オマール海老、スカンピ、海老のタリアテッレ、トリュフがけです。

美味しかったのだけど、前回のような素朴でシンプルでがっつり美味しい、というのは違っていました。

でもやっぱり海辺の店で食べて、海辺を散歩して、というのは大好きです。


食の思い出は、皿のみに非ず。
店構えや雰囲気、そして周りの景色も相まって記憶されるものですね。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 11

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月21日 11時19分39秒

icon

イタリアに行くと旅行中に魚介のパスタは何度か食べますが、必ず一度は食べたいものが、伊勢海老かオマール海老のパスタです。
初めて食べたのが、’99年夏のプローチダ滞在のときの「ゴルゴーニア」で食べた伊勢海老のスパゲッティです。
伊勢海老の出汁がよく出ていて、パスタにもだしがしみていて…本当に美味しくて感動しました。
残念ながら’99年の時の写真はありませんが。

余談になりますが、もう何年前になるでしょうか、2000年代初めだったような気がしますが、テレビ番組で水野真紀さんと檀ふみさんがイタリアのそれぞれ別の地で料理修行をし、最後に合流した地で自分がこれ!と思った料理を作って対決するという番組を観ました。
その中で水野真紀さんは魚介のパスタを作って勝利したのですが、その修行中にイタリアの料理人に教わったのは、魚介のソースを作る時にまだ汁がパシャパシャに残っている段階で、茹で上がる数分前のパスタを取り出してソースのパンに入れ、その汁を吸わせながら、ちょうどいいアルデンテの状態に仕上げるという技でした。
それを観て、私もそんな風に作るようなって、魚介のパスタの腕を上げたのです。(自画自賛)

写真は、’03年にカスタニェート・カルドゥッチからグロッセートに移動する途中でタクシーの運転手さんが教えてくれたお店で食べたオマールのリングイーネです。
通常、こういうものって1尾で2人前作るのですが、3人でオーダーしたら、おそらく2尾で3人分を作ってくれたのです。
ゴロンゴロンとたっぷりオマールが入り、リングイーネがたっぷりのオマールから出た出汁を吸って感動の味でした。
これ、一人前です。

この店でもう一度食べたいと、’11年にブリケッラ農園に滞在したときに再訪したのですが、店はすっかりエレガントな店に変貌していて、お料理は美味しかったのですが、’03年当時に食べた豪快な感じではなくなり、お値段も上がっていました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100106315492?sortList%5BsortType%5D=2

そういう意味で、お料理も一期一会なのでしょうね。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 13

from: ぐら姐さん

2020年09月18日 08時27分59秒

icon

今日からちょっと出かけるので、簡単にアップしておきます。
パンナコッタとはピエモンテつながりで、ピエモンテでしか食べたことがなくて、大大大好きなのがこれ。

上のお皿の右手前にあるのがそれ。
生のサルシッチャです。
生肉を腸詰めにして、食べるときはその腸から出して供します。
ピエモンテには、カルネ・クルーダ(生肉)というメニューもあり、それも大好きなのですが、どちらも生肉、どちらも肉の味を生かす調味料を混ぜているのに、カルネクルーダは牛肉、サルシッチャは豚肉、味わいが違うのです。でも、豚肉を生で食べられるって…安全な扱い方があるのでしょうか。

今度ピエモンテに行くときは、生サルシッチャを一番多く食べているなじみのカネッリのアグリに行って聞いて来ようと思います。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 11

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月17日 17時38分04秒

icon

toorakさんからパンナコッタの話が出たところで、’08年の夏にディアーノ・ダルバで食べたパンナコッタを思い出しました。
このパンナコッタがあまりにぷるぷる揺れるのでわずか2秒ほどの動画を録っていたのです。



私が初めてイタリアでパンナコッタを食べたのは、'97年の冬にミラノからトリノへ日帰りで出かけた時でした。(写真無し)

トリノに特に興味があったわけでもなく、とりあえず観光の大都市は行ったし、トリノも有名なところだから行っておこう、ぐらいの気持ちで出かけて。
フィアットの自動車博物館がものすごく遠かったので、ポルタヌオーヴァに戻るのがだいぶ遅くなり、お腹がペコペコだったので何とか開いている店に滑り込んだのが名前も覚えていない三つ星ぐらいのホテルのリストランテでした。

時間も遅かったので、夕食を考えてパスタを1皿で終わりにするつもりでしたが、ほかのテーブルに運ばれて行くドルチェのワゴンに何やら見たことがないものが。
丸ごとのパウンドケーキサイズの直方体の白い物体でした。
思わずそれは何ですかと訊くとパンナコッタだというではありませんか。
オーダーすると3㎝ほどの厚さに切られて出てきたそれは、豆腐のような見かけでした。
結構硬めのそれをフォークで一口大に切って口に含めば、なんと濃厚な生クリームの味!
日本では’90年代にティラミスが大流行して、その次がパンナコッタというブームがあったので私も知ってはいましたが、日本で食べたものとは別物!!!という驚きの味でした。

翌年の夏はアオスタに行き、ミラノに向かう途中でバルバレスコに1泊だけしたのですが、泊まった料理宿での食後に食べたパンナコッタが、トリノで食べたものとは違う、ぷるぷるタイプのものでしたが、こちらは滑らかな口当たりとやはり良質な生クリームの味。

どちらもうっとり夢心地の味でした。
私とイプさんは、この2つをしばらくパンナコッタの双璧と呼んでいました。

toorakさんの写真のパンナコッタは、トリノで召し上がったものですか?

私の双璧のパンナコッタ写真はどちらもないので、’04年にブラに行った時に食べたパンナコッタの写真を載せますね。

そうそう、トリノで食べたのもこんな形でしたが、上にカラメルはありませんでした。
取り分けてもらった私のお皿。

写真を見るだけで味が思い起こされます。
こちらは、上に書いたバルバレスコの料理宿に’04年に行った時に食べたパンナコッタです。
やはりぷるぷるタイプでした。

あんまり甘党ではないのですが、なんだかドルチェシリーズになってしまいましたね。
次回は甘くない料理にしますね。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 10

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月17日 09時14分16秒

icon

toorakさん、

楽しい&美味しそうな投稿をありがとうございます。
はじめの2皿、お皿を見るだけでどの店のものか分かります!
秋にフィレンツェに行ったことがないので、次は秋に行って、ぶどうのスキアッチャータを何としてでも食べないと!
あのお店はお料理も全部美味しいですしね。

パンナコッタ、ピエモンテ州で食べるのが一番美味しいと私も思います。

>ぐら姐さんがトリノで食べていた砕けたマロングラッセが入っているあれ

これですね。

マロングラッセが美味しくて生クリームが美味しいピエモンテならではのドルチェですね。
ああ、写真見たらまた食べたくなっちゃった。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 8

icon拍手者リスト

もっと見る icon