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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2008年01月25日 07時09分34秒

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クーネオ

クーネオってどこ?と思う方もいるかもしれません。ピエモンテ州クーネオ県の県都といってもぴんと来ないでしょうし、クーネオ県には、アルバ、バローロ、バルバ

 クーネオってどこ?と思う方もいるかもしれません。ピエモンテ州クーネオ県の県都といってもぴんと来ないでしょうし、クーネオ県には、アルバ、バローロ、バルバレスコがあると言われると、知っている人は、へえぇぇ…と思うでしょうが、クーネオ自体は、どんな街なのかよくわからないのです。

 でも「麗しのピエモンテ」と言う本に、この街の素敵なホテルが載っていて、旧市街もそれなりに素敵らしいということで、でかけてみることにしました。

 雪のために、着くのが予定より遅くなったので、旧市街はあまり見られなかったのですが、今日は、街散歩のほんのさわりだけ載せます(あまり時間がないので)

 スタートしたては、普通のイタリアの街という感じ。
 

 

 

 

 大きな広場があります。雪は少しずつですが降り続けています。
 

 急ぐ人は、広場の真ん中を突っ切って歩いていましたが、広場を囲む建物の地上階部分は、ほとんどがポルティコ(柱廊)になっていて、雪が降っていても濡れずに歩けるのでした。

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from: ぐら姐さん

2008年01月31日 22時06分08秒

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「クーネオ6 パラッツォ・ロヴェーラのディナー」
 さていよいよ楽しみにしていたホテルのレストランへ。中はクラシックな中に、今イタリアで流行っているらしい、竹の飾りが。(トリノでも通りの両側にこれと似たような竹がぽつぽつと置かれているのを見ました)
 

 

 7時半に予約したのですが、私が最初の客でした。じきに、他の地方から来たと思われるイタリア人男性2人組みがやってきましたが。

 グリッシーニも、パンも美味しそう!
 
 とよく見れば、パンの横にあるのは、隣のリグーリア州の名物、フォカッチャではないですか!
 
 大きく厚めに焼いて切ったこのタイプのフォカッチャが一番好きなんです。弾力と言い、オリーブオイルの味といい、塩加減と言い抜群です!

 せっかくなのでピエモンテの名物料理を、と思いアンティパストはバーニャ・カウダにしました。バーニャカウダのソースをかけたペペローネ(パプリカ)はよく出てきますが、本格的バーニャカウダをイタリアで食べるのは初めてです。(家では、けっこうやります。このソースが大好きなので)
 
 ソースは土鍋に入って、下から固形燃料で温める仕組み。
 
 もう野菜たっぷりでとても幸せな前菜でした。中に生のゆり根というか慈姑というか、そんなしゃりしゃりした食感の白い薄切り野菜があって、それを鍋のソースにくぐらせて食べるとすごく美味しいので、「これは何?」と聞いたら、カルド・ゴッボ(トリノのイータリーの野菜コーナーで紹介したもの)だということでした。すごく気に入りました。

 プリモは、カルチョーフィ(アーティチョーク)のタリアテッレ。
 
 ここのは、フレッシュ・トマトも入っています。カルチョーフィの味とトマトが意外に合って、手打ちの幅広麺に絡み、これまた私好みの味でした。

 で、セコンドは、このあたりの名物料理だというルマーケ(カタツムリ)の何とかソース(名前を忘れました)。
 
 この辺りでカタツムリがたくさん獲れる訳ではなく、近くにカタツムリ輸入の中心となっている都市があるために名物料理になっているのだとのこと。イタリアのカタツムリは、フランスのもののように殻ごと出てくるのではなく、殻から出されて調理されるのでした。

 味は・・・まあまあ美味しいのですが、たくさんあると飽きます。お肉の方が良かったかなぁなんて思いつつ、完食。

 グラスで飲めるワインが何種類もあったので、それぞれの料理に合わせてもらい3杯飲みました。

 そしてドルチェ。ドルチェに合わせて、デザートワインとしてパッシートをオーダー。ところがパッシートはすぐに来たのに、ドルチェがなかなか来ません。待っている間に手持ち無沙汰で全部飲んでしまい、それでもドルチェは来ません。

 店は9時前ぐらいから客がどんどん入ってきて、忙しいのは分かるのですが、それにしてもお運びのオネエサンたちは、皿を下げることしか頭になく、どこのテーブルが遅れているとか、グラスが空いているから水を注ぐとかいうことには全く目が届かない人たちなのです。

 それにイラついていたこともあるでしょうし、私が少し疲れていたのかも知れません。30分近く待ち、私の後に来た男性たちのテーブルに先にドルチェが運ばれたのを見たとき、私にしては珍しくプチッと切れてしまって、「私はもう部屋へ帰るからドルチェは要りません。30分以上も待ってもまだだなんて!」と席を立ち、部屋へ帰りました。部屋番号は最初に伝えていたし、イタリアのホテルの店って、たいていサインを求められないので、それで多分支払いは大丈夫なのです。

 後ろも振り向かず、さっさと部屋に戻り、せっかくの美味しい食事がこんな形で終わるなんて・・・と思っているところへ、ドアのベルが鳴り、出てみるとソムリエのオニイサンが、ドルチェを持って立っていました。

 「申し訳ありません。ちょうど出来上がって運ぼうとしていたところなんです。」と。

 私は、「それにしても遅すぎるでしょう。30分たって、私よりあとからの人たちにはもうサーブされているのですよ。」と再度不満をぶちまけましたが、オニイサンがワインを薦めてくれたときは感じがよかったし、ちゃんと謝ってくれたので、もういいやと思ってドルチェを受け取り、部屋で食べました。
 
 サービスがちょっと残念なレストランでした。でもドルチェは食べてよかった、と思える味でしたよ。

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