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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: グラ姐さん

2010年01月31日 09時02分23秒

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ズィベッロ村

インフォで、今日のバスは平日の時刻表どおりの運行か聞いたら、大丈夫とのことで、16:50発があることを確認していたのでその時間に合わせてバスターミナル

 インフォで、今日のバスは平日の時刻表どおりの運行か聞いたら、大丈夫とのことで、16:50発があることを確認していたのでその時間に合わせてバスターミナルへ。ほぼ定刻で来て、無事乗車しました。

 この時期なので日暮れは早く、街を外れると道は真っ暗。霧が出ているらしく、何も見えないのだけど、バスはビュンビュンと走り、17:35に無事ズィベッロで降りることができました。

 ズィベッロ村のクラテッロを知ったのは、「美味しんぼ」というコミックを読んでのこと。食べたいと思うと、行かないでは済まされない性格なので'02年冬に、友人とボローニャ滞在中の1日を割いて食べに行きました。(以前そのときのことを書きました。http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100079535286)

 その後、BS日テレの「イタリア小さな村の物語」にも、この村が登場し、これに出てきたラ・ブーカという店で、いつか食べてみたいと思っていたのです。

 そうしたら、papalinaさんが大晦日のチェノーネに、この店に行くという話を聞き、私も行く〜〜〜と強引にご一緒させていただくことに。でも、この店にチェノーネと宿の予約のメールを書いたら、チェノーネはOKだけど、宿は満室になってしまったの、とのこと。papalinaさんが予約を入れてから2週間の差で満室に… そして紹介してくれた宿は、3kmも離れたところ。

 それでも諦める私ではありません。酔っ払っても歩いて帰れる宿でないと困るので、必死で検索して、なんと同じ村の中の1kmほどのところに見つけ、シングル1泊朝食付き35ユーロ?どんな宿なんでしょ…とちょっと不安に思いながら2泊の予約を入れたのでした。(1月1日は、身動きが取れないだろうと思って)

 宿は、バス停からは結構近くて無事到着。その1泊35ユーロの宿は、バールの2階のこんな部屋でした。
 
 シャワーもトイレもちゃんと付いているのでよしです。

 さて、大晦日の食事です。寒い晩でしたが、ちょっぴりおめかしして、パンプスを履いて出かけました。うきうきと、1kmの夜道も何のその。ラ・ブーカに到着〜
 

 まだpapalinaさんたちは来ていなくて、席に案内されましたが、何だか変。papalinaさんがチェノーネ(大正餐)と書いて予約し、私も、その後にやはりチェノーネを予約したのに、開始の時間は何時でもいいというし、普通のメニューを渡されちゃうし。結局、ここは特別なチェノーネは無くて、大晦日も普通に食事ができるということなのでした。(ちょっと気が抜けた…)

 でも、すぐに気を取り直し(だってアナタ、自家製クラテッロがあるのですよ、ここ)papalinaさんたちを待つ間に、この店の中の写真を撮らせていただきました。
 

 

 テレビで見た名物おばあちゃんがいたので、挨拶をし、日本のテレビで見ましたと言うと、おばあちゃんが、店の人に「この人にカンティーナを案内してあげて」と言ってくれました。

 ここのカンティーナのメインは、クラテッロ! ほかにサラミやハムやワイン、パルミジャーノも静かに眠って熟成を続けているのです。
 

 そうこうしているうちにpapalinaさんたちが到着。食事の模様はまた次回。

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from: グラ姐さん

2010年01月31日 23時54分52秒

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「ズィベッロ村2」
 tontonさん、

 説明不足でした。クラテッロは、お料理の名前ではなく、高級な生ハムの名称です。通常、生ハムは脚付きの腿を加工しますが、クラテッロはその芯の部分の一番美味しいところだけを加工するのです。それを豚の膀胱に詰めて、吊るして熟成させます。前回のカンティーナ(保存庫)の写真が縦で半分サイズだったので別の写真を載せておきます。上からぶら下がっている巨大手榴弾のようなものがクラテッロで、細長いのはサラミです。
 
 あら、この写真はピンボケかつサラミたくさんでしたね。ご容赦を。

 ザヴィエルさん、

 クラテッロ、美味しかったです〜。でもザヴィエルさんなら、この後に載せるこの村の風景を見るともっと行きたくなるのではないかしら、お楽しみに。今日は食事の写真だけです。

 さて今回のメンバーは、私とpapalinaご夫妻、そして彼らの友人の飲兵衛氏の4人。メニューを眺めてあれこれオーダーしました。まずはクラテッロ
 
 なんて美しい色でしょう〜。味も抜群!噛めば噛むほどねっとり舌に絡みつき、熟成した生肉の旨味が口中に広がります。

 サラミと、スパッラ・コッタ(肩肉の加熱ハム)
 
 このスパッラ・コッタが思いのほか美味しくて(質のよいコーンビーフをもっと品良く、しっとり美味しくした感じ)、翌日の昼は、倍量をいただきました。

 ワインは、まず自家製の発泡の白。
 
 シンプルな飲みやすい味。クイクイッと飲んで元気が出る感じ。この後、自家製の赤(ランブルスコ)もいただきました。
 

 野菜ミックスサラダ。大好きなフィノッキ(フェンネル)が入っています。
 

 次はパスタ。オノリーニ、ラ・ブーカ風。2人前。お肉を詰めた丸いパスタです。
 

 クラテッロ入りタリアテッレ
 

 カボチャのトルテッリ
 
 写真を見るとスプーンとフォークがついていますが、最初のクラテッロやサラミの時に4人でシェアすると言ったら、それ以降の全ての料理がそのように供され、取り皿が出てきたのでした。(これって、大食の人も小食の人も嬉しい)

 セコンドは、面倒なので全員集合で撮りました。仔牛のロースト、牛タンの煮込み、鴨肉のロースト
 
 コントルノ(付け合せ)として、レンズ豆とローストポテトをいただきました。

 ワインは追加で2本。さすがにお腹一杯になってきましたが、年が明けるまで粘りたいと思い、チーズをオーダー。ここの給仕のオバチャンがパルミジャーノでいいかしら?というので、いいわよ、と言ったらなんとこのサイズで出てきました。
 
 林檎のモスタルダ添え
 
 モスタルダとは、果物などをマスタードを入れて煮たもので、チーズや肉料理に添えるなどします。

 ここのはほどよく辛くて、食感もふにゃふにゃじゃなくて、抜群に美味しい!単独で食べても、チーズと一緒でも、美味し〜い!!!とたくさんいただいているうちにいよいよカウントダウンが近付き、乾杯用にちょっぴり奮発してフランチャコルタ(ロンバルディアのちょっとグレードのよいスパークリングワイン)をいただきました。
 

 さすがにこの店の人たちもグラスを持っていたので、店の人たちとアウグーリ!(おめでとう)の乾杯。ついでにあちこちのテーブルの人たちとも乾杯をして、食事は終了。この店の宿に泊まっている3人に別れを告げ、1人トボトボ(?)と1km先の部屋に戻ったのでした。

 この村は、夜中の一人歩きもぜ〜んぜん不安感がありませんでした。

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