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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: 倶楽姐さん

2012年02月18日 04時21分21秒

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マッサ・マリッティマその1

元日は、キウージからローマに戻りました。そしてtabikirinさんは、ローマ一人歩きを楽しみ、私は翌日に備えてというわけでもないけど元日に田舎のまち

元日は、キウージからローマに戻りました。
そしてtabikirinさんは、ローマ一人歩きを楽しみ、私は翌日に備えてというわけでもないけど
元日に田舎のまちをうろうろしても何も出来ないし、それ以前に田舎まち→田舎まちの足がないので
単純にローマに戻ってのんびり過ごしました。

1月2日。この日から1泊ずつの地方巡り一人旅です。
テルミニ駅から9:40発のICに乗って、グロッセートの先のフォッローニカまで。
列車は結構混んでいて、前日の内に指定席を買っておいてよかったと思いました。

ほぼ定刻(11:45)に到着し、近くのエディーコラ(新聞雑誌売店)でバスの切符を買い、
12:05のバスに乗りました。なかなかよい連絡です。
Pumaさんから聞いていたのよりも大きなバスで、下の荷物入れにスーツケースを入れることが出来、
海辺のまちフォッローニカからどんどんと山の方へ向かいました。

山に張り付くようなまちがバスからきれいに見えてきて、乗ること30分、
マッサマリッティマに入ったな、と思ったあたりで運転手氏にどこで降りたらいいか訊いたら、
宿はどこかというので、プリントアウトした紙を見せたら次が終点だから降りろと言われ、
そんな宿の名前は聞いたことがない、とバスを降りて近くの店まで一緒に行き、
そこの人に宿の場所を訊いてくれたのでした。
イタリア人て本当に親切。

店の人もその宿を知らなかったけれど、住所の通りはすぐそばだったので、それを教えてくれました。
運転手氏にお礼を言ってそちらに向かうと、ありました!


入り口の右横に、マッサ・アルタという宿の名前が控えめに付いています。
マッサ・マリッティマの高いところという意味の名前の宿です。
こんな名前の貸し部屋なんて、まちの人は知らないのでしょうねえ。
中に入ると、下の階にオフィスがあり、30代ぐらいのダリオ・ポニッスィ(以前NHKのイタリア語会話に出ていた人)似のおにいさんが対応してくれました。
部屋は日本式で言うところの3階。
スーツケースを運んでくれました。

この時期に営業していて、マッサの高い方にある宿ということで探したので、
田舎の冬の宿にしては1泊80ユーロは高いのですが、部屋を見て納得です。
ベッドルーム


ダイニングキッチン


こちらのソファもベッドになるので、4人まで泊まれるのです。
タオルはどちらにも2人分ずつおいてありました。
実は、ベッドルームとダイニングキッチンの間には鍵をかけられるドアがあり
それぞれに入り口ドアも付いているのです。
(余計な鍵は鍵束には付いていなかったですが)
そしてトイレ・シャワールームも2つ。
つまり、ツインベッドルームと、1ルーム・アパートメントに分けて2組の客を入れることができる部屋だったのです。

80ユーロが高いと言っても、ユーロが安いので、それほど痛い金額でもなし、
こんなにゆったりできそうな部屋なら1泊ではもったいないと思いました。
できれば3人ぐらいで数泊して、わいわいと食事作って食べたら楽しいだろうな、と。
キッチンにはこんなにお皿もあるのですよ。


今夜は一人でも部屋ご飯だわ、と決めました。
まずは腹ごしらえをしに、まちに出ます。
すぐ近くに教会がありました。


その横のドアが開いていて、回廊につながっています。




年越しまたは元日のパーティーをしたのでしょうか、その名残があります。






これはキャンドルスタンド?何だか素敵。


いけないいけない、とにかく腹ごしらえしないと。
開いている店を探します。


素敵な時計塔がありました。


そしてその近くに開いている店発見。
バール兼トラットリアです。
アンティパストは牛肉のカルパッチョ、ポルチーニ添え


こういうちょっと生ハムっぽい感じの牛肉(ブレザオーラとは少し違う)、今回けっこうはまりました。
生なのに生っぽくなく、噛めば噛むほど味があり、赤ワインにとっても合うのです。
ポルチーニは、オイル漬けになっているものでしたが、香りも食感もよく、
この1皿が8ユーロとは、さすが田舎のお店です。
アンティパストは、クロスティーニなど4.50ユーロからありました。

プリモは、サルシッチャ入りトマトソースのピーチ


嬉しい!なかなかのボリュームです。
見た目通りの味。普通で美味しい。これが7.50ユーロ
ワインを半リットルとガス水をいただいて、気持ちのよい昼食でした。

さあ、まち散歩にでかけましょう。

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from: 倶楽姐さん

2012年02月24日 06時38分05秒

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「マッサ・マリッティマその6」
早く寝たので、翌日は6時に目覚めました。
着替えて、ずっぴんのまま出かけます。
もちろん外はまだ真っ暗。
行き先は、


パン屋さんです。
この朝のためのパンを前日夕方に買おうと思ったら閉店するところで、
朝は何時からやってるの?と聞いたら5時から開けてるよ、というので
朝の焼きたてのパンを買いに行ったのです。

けっこういろんな種類のパンが並んでいます。


買って帰って、キッチンのテーブルに並べてみました。


あ、もちろんこれを全部食べたわけではありません。
フォカッチャ1枚とコルネット(クロワッサン)を1個食べて、残りはお弁当です。

明るくなってから散歩に出ました。
夜中に雨が降って、朝にはこんな青空です!




魔女の壁画のところが、この時間帯なら反射はそれほどでもないかも、
と思って行ってみたらダメでした。
角度はちがいますが、反射するのは同様で。でもとりあえずこれだと全体が見えます。


この近くに郵便局があったので、絵葉書を出そうと思い、切手を買いに入りました。
日本までの切手を1枚と言うと、1枚でぴったりの金額の切手が無いようで、
窓口のシニョーラが、いろいろ組み合わせてちょうどの金額になるよう頑張っています。
席を立ち奥に見に行って、持ってきた切手と合わせて3枚でちょうどになるようにして私に見せ、
ほら、2ユーロ分よというのでびっくり。

とんでもない!夏に買ったときは、1.50だったか1.60だったかで、
それでも値上がりしていて高くてびっくりしたのよ!と言ったら、
シニョーラが料金表を開いて、だって日本ってオセアニアでしょ。
空いた口が塞がらず・・・

そのシニョーラは今度は別の切手を組み合わせて1.60ぴったりになるようにし始めますが、
切手はミシン目からそれて図柄が切れるし、もたもたと時間はかかるし、
もういいわ、いらない、と言って買わずに出てしまいました。

さらに足の向くまま散歩を続けます。


これはまた別の門


壁や塀が途切れて見晴らしがよくなったところから。




そしてまた小さな門


門を入ったところについていました。


門の横の建物


ドゥオーモが見えました。


ドゥオーモへと行ってみます。
前回たくさん載せましたが、青空をバックにした1枚を。




このドゥオーモ、斜面に建てているので、正面右側面の方が結構な高さで、
高いところが苦手な人は、手すり越しとは言え下を見たらちょっと怖いかも、という感じです。
そこから見えた向かい側の建物が、素敵でした。


ドゥオーモは、聖チェルボーネを祀っている聖堂なので、
近くの店も、その名前をいただいちゃってます。


ドゥオーモ広場に面した博物館に入りました。
なんだかしらないけど、これはかなり古いものらしく、
別のところで見たこのまちの博物館の宣伝ポスターにこれの写真が大きく出ていました。


さて、そろそろ宿に戻る時間です。
宿の支払いを10時半にと約束していたのです。
広場を見渡すと、あっちの通りの入り口、こっちの店の前、と
あちこちにイタリア名物おっちゃんたちの四方山話グループができていました。




宿に戻り支払いを済ませながら、ダリオ・ポニッスィ似のおにいさんが私に言いました。
日本から来たの?
日本は素晴らしい国だよね、独自の素晴らしい文化を持っている。
僕はまだ行ったことはないけど、着る物、食べるもの、お茶や書道や、そのほかいろいろ…
テレビで見たことがあるけど、本当に素晴らしい国だと思うよ。
地震や津波は大変だったと思うけど、きっと復興すると信じているよ、と。

たまに、日本の独自の文化に敬意を払ってくれる人がいて、
それは嬉しいし、それについて語れる私になっていないといけないなあ、と感じます。
自分の国のことをもっともっと知らなければと。

部屋は好きな時間まで使っていいよ、鍵はこのオフィスに置いていってくれればいいから、
というので、バスの切符を買いに行き、近くのバールでお茶を飲み、
時間を見て宿を後にし、次のまちタルクィーニアに向かいます。
バス停で待つ間に撮りました。

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