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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: 倶楽姐さん

    2012年07月07日 06時45分43秒

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    カラヴァッジョの未発表作100点

    私の、ミラノ在住の知人から、次のような情報が入りました。

    「ミラノのスフォルツェスコ城内(現:博物館)にある
    ペテルツァーノ財団所蔵品の、
    2年がかりの調査結果が発表され、
    ついにカラヴァッジョの素描画や
    デッサンなど約100点が発見された。

    これらのデッサン画などは、おそらく
    カラヴァッジョが1584年から1588年にかけて、
    つまり彼が13歳〜17歳の非常に若い頃に師事していた
    シモーネ・ペテルツァーノの工房にいた頃の
    ものらしい。

    このシモーネ・ペテルツァーノは、北イタリア・
    ロンバルディア地方におけるマニエリスム様式の
    画家であり、若い頃はヴェネツィアで
    巨匠ティツィアーノに師事していた。
    ミラノの教会(サン・フェデーレ教会や
    サン・バルナバ教会など)に彼の作品を
    見る事ができ、ミラノを拠点に活躍していたようだ。

    その頃にちょうどカラヴァッジョが弟子として
    修行していたのだろう。
    今回発見された素描画には、後のカラヴァッジョを
    彷彿とさせる筆致が見られるらしい。

    もっと研究がすすめば、美術史においても
    貴重な資料になり、大きな発見であることは
    間違いない。

    これら100点の作品の価値はなんと7億ユーロ!!
    この2年間の研究結果などをまとめた600ページに
    わたる本を4ヶ国語に翻訳して明日から
    Amazonの電子図書で発売するのだとか。

    年内か、来年の初め頃にはミラノで
    展覧会等があるかもしれない・・・」





    興味津々です。
    展覧会が年末年始にかかって行われるなら、絶対ミラノに行かなくちゃ!と思ってしまいます。

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コメント: 全9件

from: シニョレッリさん

2012年07月27日 16時02分14秒

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「Re:Re:Re:Re:カラヴァッジョへの興味が募ります 脱線」
ぐら姐さん

> カテリーナがこの人の娘と言うことも知りませんでした。


カテリーナの母ルクレツィア・ランドリアーニです。この肖像画はアントニオ・デル・ポッライウォーロの作品で、ベルリン美術館にあります。
ルクレツィアはガレアッツォの愛妾でしたが、カテリーナを身ごもった時はランドリアーニ夫人で、夫との間には既に二人の子供がいました。

> > カテリーナの血はチャールズ皇太子にも引き継がれています。
>
> そうなんですか!どうつながっているのか想像もつきません。

カテリーナの孫がトスカーナ大公コジモ1世です。コジモ1世の孫がマリア・ディ・メディチ(フランス読みでマリー・ド・メディシス)で、アンリ4世と結婚しました。マリアの子供がルイ13世、娘のアンリエット・マリーはイギリス王チャールズ1世妃となり、また娘のエリザベットはスペイン王フェリッペ4世妃となりました。マリアの孫も王侯貴族と結婚しました。このようにして、カテリーナの血は全ヨーロッパの王侯に広まったと言われています。
メディチ家の兄脈はロレンツォ・イル・マニーフィコの曾孫カテリーナ(フランス読みでカトリーヌ・ド・メディシス)で途絶えましたが、カテリーナがアンリ2世と結婚したことで、兄脈もヨーロッパ王家に引き継がれることになりました。


カテリーナの晩年の肖像画かも知れないと言われています。フィレンツェ・パラティーナ美術館にあります。

> クリヴェッリは、最近興味を持ち始めた画家でして、
> ちゃんと意識して観たいと思っている人です。

カルロ・クリヴェッリは良いですね。
金箔を施した黄金地のパネルに、鮮やかで明るい色彩、金属的な硬い線描が特徴なので、何処の美術館でも一見すれば、直ぐに彼の作品と分かりますよね。華やかで豪壮な装飾感たっぷりな画風は魅了して已みません。


カルロの代表作「カメリーノの祭壇画」です。ブレラ絵画館にあります。カルロの代表作はブレラ、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、アンコーナ、アスコリ・ピチェーノ、ヴェネツィアにあります。
カルロはヴェネツィア出身にしては非常に個性的だったので、共和国としての規制を重視するヴェネツィアには合わず、姦通もあってヴェネツィアから追放されました。ティントレット、パオロ・ヴェネツィアーノ、カルパッチョなどの類型的で多作な画家とは違います。

カラヴァッジョに戻ります。


ミラノ市庁舎裏にあるサン・フェデーレ教会です。(多分、間違っていたらゴメンナサイ)


サン・フェデーレ教会にある、カラヴァッジョの師匠ペテルツァーノの代表作「十字架降下」です。カラヴァッジョがペテルツァーノに師事していた時期に制作されたので、カラヴァッジョが恐らくこの制作の下働きをしたのではないかと言われています。カラヴァッジョの作品にはペテルツァーノの影響が何となく認められるように思います。


ペテルツァーノの自画像です。
全ての画像はWeb of Galleryからの転載です。

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from: 倶楽姐さん

2012年07月22日 13時50分23秒

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「Re:Re:Re:カラヴァッジョへの興味が募ります」
シニョレッリさん、

> この教会は1476年、ミラノ公ガレアッツォ・マリア・スフォルツァが暗殺されたことで有名で、何度も行ったことがある(大聖堂の近くにあります)のですが、昨日は失念してしまいました。

全然知りませんでした。
当然、行ったこともありません。
ミラノで時間があれば行ってみるのもよさそうですね。

> ピエロ・デル・ポッライウォーロの「ガレアッツォ・マリア・スフォルツァの肖像」です(ウッフィツィ美術館にあります)。

この絵は見た記憶がありません、ウッフィーツィには何回か行っているのですが。
カテリーナがこの人の娘と言うことも知りませんでした。
カテリーナのことはいろいろと読んだり見たりしたことがありますが。

> カテリーナの血はチャールズ皇太子にも引き継がれています。

そうなんですか!どうつながっているのか想像もつきません。

> それにしてもサン・ドメニコ・フォルリ市立美術館のユニークな展示方法には本当に驚愕しました。何せ、現代彫刻に囲まれてカルロ・クリヴェッリやブラマンテの名画が、現代画に囲まれてルネサンス期の彫刻や絵画が展示されているのですから!!

すごいですね。
クリヴェッリは、最近興味を持ち始めた画家でして、
ちゃんと意識して観たいと思っている人です。
そんな展示も観てみたいです。

> 教会の写真は区別するのが大変で、どの教会だったかを特定するのに困っています。

そうですよね〜
私は、写真の前後にまちや食べ物の写真を撮って、
時系列で分かるようにしていることと、
旅行中は日記を書いているので、とりあえず何が何か分かるようにしています。

> サン・マウリツィオには「最後の晩餐」などの名画が沢山あるし、レオナルドの予約が出来なかった方々にはグラツィエ教会からも近いのでお勧めです。カラヴァッジョの師匠だったペテルツァーノのフレスコもあります。

ミラノ、このところ遠ざかっていますが、
(3月は、食事して終わっちゃったし)
2、3日時間を取りたくなってきました。
この夏と冬は無理だと思いますけど。

> ミラノ・スカラ座前にあるレオナルド・ダ・ヴィンチ像ですが、その四隅にある小さな像に注目したことがありますか?

全然です。
今写真を見て、あらためて四隅に像があることに気付いたぐらい。
さっと通り過ぎるか、興味を持ってちゃんと意識して観るか、
同じところに行っても、それぞれかかる時間や感動の度合いは様々ですね。
私の場合は、何度か行くうちにどんどん隅々まで見るようになったので、
初期に訪れたところは、もう1度行き直しした方がいいかもしれませんね。

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from: シニョレッリさん

2012年07月21日 18時11分58秒

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「Re:Re:カラヴァッジョへの興味が募ります」
ぐら姐さん

カラヴァッジョは1571年9月30日、ミラノのサント・ステファノ・マッジョーレ教会(サント・ステファノ・イン・ブローロ教会とも呼ばれています)で洗礼を受けました。
この教会は1476年、ミラノ公ガレアッツォ・マリア・スフォルツァが暗殺されたことで有名で、何度も行ったことがある(大聖堂の近くにあります)のですが、昨日は失念してしまいました。


ピエロ・デル・ポッライウォーロの「ガレアッツォ・マリア・スフォルツァの肖像」です(ウッフィツィ美術館にあります)。


ガレアッツォの娘がルネサンスの女傑として有名な、あのカテリーナ・スフォルツァ・メディチです。ロレンツォ・ディ・クレディが描いた彼女の肖像画(フォルリ市立美術館)にあります。カテリーナの血はチャールズ皇太子にも引き継がれています。
4月にフォルリに行きましたが、この肖像画が見当たりませんでした。
それにしてもサン・ドメニコ・フォルリ市立美術館のユニークな展示方法には本当に驚愕しました。何せ、現代彫刻に囲まれてカルロ・クリヴェッリやブラマンテの名画が、現代画に囲まれてルネサンス期の彫刻や絵画が展示されているのですから!!


サント・ステファノ・マッジョーレ教会の写真が見つからなので、代わりにサン・マウリツィオ教会の写真を載っけます。
教会の写真は区別するのが大変で、どの教会だったかを特定するのに困っています。
サン・マウリツィオには「最後の晩餐」などの名画が沢山あるし、レオナルドの予約が出来なかった方々にはグラツィエ教会からも近いのでお勧めです。カラヴァッジョの師匠だったペテルツァーノのフレスコもあります。

カラヴァッジョが聖ヨハネ騎士団に斬殺された場所は、ラツィオのポーロ(Polo)だそうです。昨日、書き加えるのを忘れてしまいました。


今日は脱線しています。脱線ついでにもう一つ。
ミラノ・スカラ座前にあるレオナルド・ダ・ヴィンチ像ですが、その四隅にある小さな像に注目したことがありますか?
彼等はレオナルドのミラノ時代の高弟で、レオナルドの正面の左がチェーザレ・ダ・セスト、正面右がマルコ・ドッジョーノ、レオナルドの裏がら左がアンドレア・ソラーリオ、身後がジョヴァンニ・アントニオ・ボルトラッフィオの像です。

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from: 倶楽姐さん

2012年07月20日 21時14分51秒

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「Re:カラヴァッジョへの興味が募ります」
シニョレッリさん、

教会の洗礼記録が残っているのって、すごいですね〜
死因や、死去した場所も諸説あるというのもミステリアスで面白いです。
どんどん興味が募り、カラバッジョ巡りを一気にしたくなってきます。

さて今日は、「私のアレ」が成田に着きました。
facebookを覘くと、アレのコメントと写真が今日はたくさん載っていて、
とてもとてもとても幸せです。

今日は、仕事を終えてから、明日の試合に持っていく、
アレへのメッセージを書いて、ラミネートしてきました。
私の席から掲げるつもりです。

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from: シニョレッリさん

2012年07月20日 17時07分22秒

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「Re:Re:Re:Re:Re:カラヴァッジョの未発表作100点」
カラヴァッジョ研究は留まるところを知らないようですね。

ミラノの教会で洗礼記録が発見され、ミラノ生まれが確定しました。洗礼の教会名が分かれば、ミラノに行った際、是非行きたいと思います。


ベルガモ県カラヴァッジョの紋章です。
コムーネのカラヴァッジョには未だ行ったことがありませんが、機会があれば行くつもりです。

問題はカラヴァッジョの没年、死去の理由、死因です。
恩赦を期待してローマに向かう旅の途中のポルト・エンコレで、熱病の為、1610年7月に野垂れ死にしたと言うのがこれまでの定説で、カラヴァッジョらしき遺骨のDNA鑑定によって裏付けされたと思っていました。
ところが3月末からの旅の途中で、多分ローマだったと思いますが、カラヴァッジョは1609年7月に聖ヨハネ騎士団の復讐に遭い、暗殺されたとの報道があったのです。その新説を発表したのがカラヴァッジョ研究の第一人者で、確実な裏付け資料もあるとの事でしたが、これについての、その後が全く分かりません。

これも興味が尽きません。

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from: ぐら姐さん

2012年07月12日 07時00分49秒

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「Re:Re:Re:Re:カラヴァッジョの未発表作100点」
シニョレッリさん、

詳しく調べていただき、ありがとうございます。

> 、ペテルツァーノは当時ミラノで最も活躍した画家であることが分かると同時に、彼には膨大な非常設展示作品がある訳です。
> 恐らく他の画家でもかなりの数の非常設展示作品が残されていることでしょう。
> 先月、ウッフィツィ美術館の非常設展示作品を見ましたが、その殆どが傑作、秀作でした。
> これらから、改めて計り知れないイタリア芸術の奥の深さを認識させられました。

本当にイタリア恐るべしですね。
「・・・れば、・・・ほど、もっと・・・たくなる。」
これに、行く、見る、聴く、食べる、調べる、などの動詞があてはまるのですから。
私の場合、
行けば行くほどもっと行きたくなり、
そのうち
、観れば観るほど、もっと観たくなり、
いやそれ以前に
食べれば食べるほど、もっと食べたくなっていて、
さらに調べるが加わりつつあります。

> 報道によれば、カラヴァッジョの真作ではないと言う研究家もいるようなので、これからの真贋鑑定が興味深いし、その結果を待ちたいと思います。

そうなんですね。
結果が出るのが楽しみです。

こういうことは、それぞれの興味なので、
シニョレッリさんに喜んでいただいただけで、満足です。

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from: シニョレッリさん

2012年07月11日 14時17分12秒

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「Re:Re:Re:カラヴァッジョの未発表作100点」
ぐら姐さん

様々なメディアで報道されていて、色々と分かりました。

「スフォルツァ城に残されたシモーネ・ペテルツァーノに関する作品や資料など1378点を検討した結果、約100点がカラヴァッジョの作品ではないかと判断される」との事。
という事は、ペテルツァーノは当時ミラノで最も活躍した画家であることが分かると同時に、彼には膨大な非常設展示作品がある訳です。
恐らく他の画家でもかなりの数の非常設展示作品が残されていることでしょう。
先月、ウッフィツィ美術館の非常設展示作品を見ましたが、その殆どが傑作、秀作でした。
これらから、改めて計り知れないイタリア芸術の奥の深さを認識させられました。

所でカラヴァッジョですが、カンヴァスに褐色など単色を一面に塗り付け、それをナイフや筆の柄などで大まかな図を刻み付け、その上に彩色する方法で制作したと伝えられており、多くの場合、その刻みさえも無視したと言われています。また、一旦制作した作品の上に、其の儘書き直しをしたと言われ、これらの刻みや書き直しの有無が真贋の鑑定のカギとされています。
デッサンをしなかったのかどうか不明ですが、これまで一枚のデッサンも残されていないのがカラヴァッジョです。それだけに彼のデッサンとされる新発見が貴重なのです。
報道によれば、カラヴァッジョの真作ではないと言う研究家もいるようなので、これからの真贋鑑定が興味深いし、その結果を待ちたいと思います。

> 本当にすごいことですよね。
> 知人が書いたものを読んだときに、すぐに誰かに知らせたくなってここに書きました。
>
本当に有難うございます。
イタリア好きにとっては、最大級の大ニュースです。それにしても、ぐら姐さんの「すぐに誰かに知らせたくなった」という熱意、それに対する私の興奮度と比べて、このサークルメンバーの方々が少し醒めていらっしゃるのが意外です。カラヴァッジョ好きは少数派なのでしょうか?

> 展覧会情報が入りましたら、またお知らせしますね。
>
是非、お知らせ願います。

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from: ぐら姐さん

2012年07月08日 07時45分15秒

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「Re:Re:カラヴァッジョの未発表作100点」
シニョレッリさん、

本当にすごいことですよね。
知人が書いたものを読んだときに、すぐに誰かに知らせたくなってここに書きました。

ペテルツァーノについてもお詳しいのですね。
勉強になります。
きっと、彼の作品をどこかで目にしていると思うのですが、全く記憶にありません。
どういう気持ちで見るか、どうやって向かい合うかで見え方が違ってくるのですね、きっと。

展覧会情報が入りましたら、またお知らせしますね。

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from: シニョレッリさん

2012年07月07日 08時10分36秒

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「Re:カラヴァッジョの未発表作100点」
ぐら姐さん、こんにちわ。

> 「ミラノのスフォルツェスコ城内(現:博物館)にある
> ペテルツァーノ財団所蔵品の、
> 2年がかりの調査結果が発表され、
> ついにカラヴァッジョの素描画や
> デッサンなど約100点が発見された。

凄い発見です。貴重な情報、有難うございます。

> これらのデッサン画などは、おそらく
> カラヴァッジョが1584年から1588年にかけて、
> つまり彼が13歳〜17歳の非常に若い頃に師事していた
> シモーネ・ペテルツァーノの工房にいた頃の
> ものらしい。

ペテルツァーノは当時のミラノで最も活躍していた画家で、劇的な大画面の構想、静物画の細部描写などが得意で、それらは10代のカラヴァッジョに確実に継承されたと言われています。

> このシモーネ・ペテルツァーノは、北イタリア・
> ロンバルディア地方におけるマニエリスム様式の
> 画家であり、若い頃はヴェネツィアで
> 巨匠ティツィアーノに師事していた。

ペテルツァーノはティツィアーノの弟子を自称していましたが、ティントレット、モレット、ミラノのマニエリスム画家たちと親交が厚く、ティツィアーノとの接点は認められていません。
アントニオ・カンピの自然主義に、ジョヴァンニ・デミオの影響を受けたマニエリスム様式を融合させた画風でした。

> ミラノの教会(サン・フェデーレ教会や
> サン・バルナバ教会など)に彼の作品を
> 見る事ができ、ミラノを拠点に活躍していたようだ。

私が見たペテルツァーノの作品は、Museo Diocesano(ミラノ)の「キリスト」、サン・フェデーレ教会の「十字架降下」、サンティ・パオロ・エ・バルナバ教会の「聖パオロと聖バルナバの奇蹟」、ガレニャーノ修道院(ミラノ)の「羊飼いの礼拝」、ミラノ市立博物館の「顎鬚の男の肖像」、アンブロジアーナ美術館の「聖母子と聖人たち」ですが、中でも「聖母子と聖人たち」の静謐な中に凛とした聖母の表情が良いと思います。

> その頃にちょうどカラヴァッジョが弟子として
> 修行していたのだろう。
> 今回発見された素描画には、後のカラヴァッジョを
> 彷彿とさせる筆致が見られるらしい。

本当に楽しみです。

> もっと研究がすすめば、美術史においても
> 貴重な資料になり、大きな発見であることは
> 間違いない。

 正にその通りですね。

> これら100点の作品の価値はなんと7億ユーロ!!
> この2年間の研究結果などをまとめた600ページに
> わたる本を4ヶ国語に翻訳して明日から
> Amazonの電子図書で発売するのだとか。

この間のフィレンツェでの専門家の集まりでは、この件は全く話題にもなっていませんでした。

> 年内か、来年の初め頃にはミラノで
> 展覧会等があるかもしれない・・・」

是非、行きたいと思います。それにしても年末から年始にかけてのミラノ・スカラ座のプログラムが気に入らない。

> 興味津々です。
> 展覧会が年末年始にかかって行われるなら、絶対ミラノに行かなくちゃ!と思ってしまいます。

私も興味津々です。

初耳の情報でした。感謝します。

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