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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2025/08/10 11:06:24

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しゃべりあーも (イタリア)四方山話ParteⅢ

なんと、気が付けば四方山話のパート2も、コメントがとっくに100を超えていました。という訳で、新たな四方山話トピックのParteⅢを開始します。ちょっ

なんと、気が付けば四方山話のパート2も、コメントがとっくに100を超えていました。
という訳で、新たな四方山話トピックのParteⅢを開始します。

ちょっと面白い話を目にしました。
https://www.bbc.com/japanese/articles/cp8zylg3v74o

イギリスの人気料理サイト「Good Food」が掲載した、イタリア・ローマの伝統料理「パスタ・カチョ・エ・ペペ」のレシピをめぐり、イタリアで大勢が激怒している。正しい材料が含まれていないほか、お手軽な料理だと軽んじるような表現があったからだそうです。

読んでみると、日本のカルボナーラと言われるスパゲッティにも似たところがあるような。
実は私は日本ではまずカルボナーラをオーダーしませんが、今年奈良に行った時に桜井の駅のカフェで選択肢がない中でカルボナーラをオーダーしたら、やはりがっかりしたのでした。
(店の悪口を言うつもりはありません。日本ではこれがカルボナーラと思っている人が多くいますからね)

クリームクリームしていて、ペラペラのベーコンをさっと炒めたものが数切れ(1切れの半分ぐらい?)入っていて、おそらく筒型に入っている粉チーズを使ったと思われる味。
グアンチャーレを使えとまでは言いませんがせめてブロックのベーコンを棒状に切ってじっくりと火を通して味を出してほしかった...

先日話題に載せたディエゴさんの「誤読のイタリア」に「日本人はパスタ=スパゲッティと思っている」とあったことにも頷いてしまいましたし...
私はスパゲッティのCMに、美味しそうな具材がゴロゴロ乗っているのを見ても美味しそう、と思わないのです。
それって、スパゲッティをフォークに巻いても、具は絡まないし、ソースにそれらの味が出ているとも思えないので。

パスタにはいろいろな形状があり、それに合わせてソースが上手く絡むようにとか、具材の味とマッチするように、とか考えられているわけで。
私がイタリアに行くと1度は必ずと言っていいほど食べる伊勢海老やオマールのパスタは、具材がゴロゴロじゃないか、と言われればそうなのですが、

あれは、ちゃんとトマトソースに主役の味が出ていて、そのソースだけが絡んだパスタも味わいがあって美味しく、主役の身は身でセコンド的な、ご馳走として食べるように作られているものだと思っています。

まあ、日本でもイギリスでも、その国の人々が美味しいと思えばいいのでしょうけれど、イタリア人は違うんだよ!!!と言いたくなるのも分かる気がします。

ディエゴさんの本の中に書かれている寿司についても話題も面白かったです。
それについてはまたそのうちに。

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from: ぐら姐さん

2025/08/12 14:35:38

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なたおさん、

>日本には甘い、塩辛い、酸っぱい、苦いの他に[旨味]がある

そうですよね。
それを子どもの頃からちゃんと口にして味蕾が育っている。
今の子どもたちもそうだといいなあと、近頃の食事事情をテレビなどで見ていると心配になってしまいますが。

ところで、長本和子さんの「マンマの料理サロン」に時々参加していることを書きましたが、そこで改めて認識したのが「ソッフリット」という技法。
ソッフリットとはソット・フリット=低温で揚げる、炒めるということです。

オリーブオイルには2つの役割があって、1つは調味料、もう1つは加熱なのだそうです。
調味料としては、フライパンや鍋に底を覆うぐらいのたっぷりのオリーブオイルを入れ、そこにニンニクだったり玉葱だったりの味を出したい材料を入れて低温でじっくりと加熱して油に旨みを出して美味しい油にするというもの。
それで肉や野菜を炒めたり煮込んだりしてより美味しくするのです。
もう1つの加熱目的というのは、私たちがよく知っている揚げたり焼いたりするのに高温で使用するもの。

ソッフリットすると、出来上がりの料理の味が格段に美味しくなります。
日本人とイタリア人の共通点は、美味しいものが好き、美味しいものが分かる舌を持っている人が多いということでしょうか。

でも、ディエゴさんの「誤読のイタリア」に書かれていますが、新しい味を受け入れる気持ちは圧倒的に日本人が強いと思います。
日本人は、新しいものに出会うと、まずは食べてみる、美味しければ受け入れる、そしてさらに美味しいものに作り変えてしまうのがとても上手ですよね。

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