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イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:397人

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  • from: グラ姐さん

    2010年05月24日 06時50分12秒

    icon

    ブリケッラ農園へ

    その晩、シエナからブリケッラ農園へと移動しました。
    前回行ったのは、もう5年も前のこと。

    今回は、事前に最寄り駅まで迎えの車をお願いしていたのですが、
    予定した列車に乗れず、自力で行くからと昼のうちに電話していました。

    着いたのが、予定より5時間も遅い21時半頃。
    アグリトゥーリズモですから、こんな時間に行ってレセプションが開いているわけもなく、
    でも、ここに泊まるのは3度目なので、つくりはどのようになっているか分かります。
    この時間なら、ダイニングルームに行けば、
    誰かしら宿の人がいると思い、行ってみました。

    日本人の団体客と思しき大テーブルと、
    イタリア人のカップルの小テーブルをちらりと目に入れながら、
    キッチンに行けば、食事係のラウラがいるに違いないと思い、
    真っ直ぐにキッチンへ向かって声を掛けました。

    そうしたら日本人の団体客と思しき大テーブルから男性が立ち上がってきて、
    その人がここで働いているマサさんなのでした。
    オーナーの宮川氏もいらっしゃいました。
    日本からのお客様2組、宮川氏の甥にして娘婿のT氏、そしてここで働いてる日本人女性ヨーコさんも一緒で、
    この大テーブルでの食事だったのです。

    5年前に訪れたときに、マサさん、ヨーコさんは既にここで働いていたはずなのですが、
    そのときは私はお会いしませんでしたので、今回初対面でした。

    皆さん、もうドルチェの時間でしたが、
    皆さんにご挨拶をして、同席させていただき、
    食事を出していただくことができました。

    野菜たっぷり、ホワイトソースのラザーニャ

    野菜の甘みが口に広がる絶品。お替りしたいぐらい美味しかったです。

    牛肉のタリアータ


    ドルチェはパンナコッタ。

    オレンジ風味のソースにリキュールが入っていて大人の味です。

    この時期、蛍が飛び交っているとmasaさんから聞いていましたが、
    この夜、雨が降り出してきたにもかかわらず、その蛍を見ることができました。
    さすがに、写真は撮れず。

    これは私の泊まった部屋です。前2回と違って、母屋の方の部屋でした。


    湯沸しの電気ポットがあって、ティーバッグが置いてありました。
    これがあるとないとでは、部屋でのくつろぎ加減が違います。


    ちゃんとバスタブもありました。

    このバスタブ西洋式にしては深くて、ちゃんとお湯に浸ることができました。

    長い1日の疲れから、大きなベッドに倒れこむように眠りに就いたのでした。

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コメント: 全18件

from: ぐら姐さん

2010年06月06日 10時58分52秒

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「Re:Re:ブリケッラ農園6」
tontonさん、こんにちは。
気持ちのよい日曜日ですね。

> 朝の散歩、いいですね〜!
> 農園の朝、何もかもがみずみずしく。空気がおいしそう〜!

本当にそうなんです。
歩いているだけで見も心も洗われそうな。

> 一人でこの農園の朝を満喫されたのですね。
> なんて贅沢なんでしょう…。

お金では換算できない贅沢ですね。
農園の方達にとっては毎日のことなのでしょうけれど。

今日は、数分前にtontonさんの好きそうな、猫の写真もあっぷしましたよ。

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from: tontonさん

2010年06月05日 22時00分15秒

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「Re:ブリケッラ農園6」
グラ姐さんこんばんは!

> 少し眠ろうと思ったけど、もう寝付けなくて、
> お湯を沸かしてハーブティーをいただき、
> 空が白んでくるのを待って、散歩に。

朝の散歩、いいですね〜!
農園の朝、何もかもがみずみずしく。空気がおいしそう〜!

> まだ誰とも顔を合わせていないけど、きっとそれぞれが朝を迎えている雰囲気。

一人でこの農園の朝を満喫されたのですね。
なんて贅沢なんでしょう…。

> 今日は、気持ちのよい1日になりそうです。

私も農園の朝の空気を吸ってみたい。
身も心もきれいになれそうですね〜!

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from: toorakさん

2010年06月04日 06時54分59秒

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「Re:ブリケッラ農園6」
ぐら姐さん、

ブドウ畑に伸びる一本道、いいですね。
朝、ここを散歩したら気持ちいいだろうなぁ〜。
2枚目の空の色もきれい!

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from: グラ姐さん

2010年06月04日 05時52分41秒

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「ブリケッラ農園6」
前日ぐうたら過ごして休養十分だったためか、この日は夜が明ける前に目が覚めました。

雨の音がしないので、窓を開けてみると、
黒い糸杉のシルエットの上に、星が見えています。
今日は晴れる!

少し眠ろうと思ったけど、もう寝付けなくて、
お湯を沸かしてハーブティーをいただき、
空が白んでくるのを待って、散歩に。

まだ靄がかかっていて、遠くが見えません。


少し空が赤みがかってきました。


これは、メルローらしいです。メルローが一番先に伸びるのだそう。


絵の具でグラデーションをつけたかのように、上のほうの葉の色が若く下が濃い。

さっきまでの雨に洗われて、みずみずしく咲く花たち。








しきりに聞こえる鳥たちの囀り。
これは写真には撮れません。

葡萄、葡萄、葡萄、、、、








はじめの写真で靄に覆われていたあたりにある池まで行きました。


大きくゆっくり、何度も深呼吸。
体の隅々まで、さわやかな空気が行き渡る感覚。

さあ、戻りましょう。
母屋の庭まで戻って振り返ってみました。


まだ誰とも顔を合わせていないけど、きっとそれぞれが朝を迎えている雰囲気。




今日は、気持ちのよい1日になりそうです。

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from: グラ姐さん

2010年06月03日 03時48分16秒

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「ブリケッラ農園5」
この日の食事。

アンティパストはブルスケッタ


プリモはリコッタのラヴィオリ


1個が結構大きいので、これで普通の1人前なのですが、
お替りもありますよ、と大きなお皿にドンと盛られて出てきて、
私は2個お替りしました。
リコッタがさわやかで、手打ちパスタがつるんとしていて美味しいのですもの。

セコンドは豚肉のロースト、ポテト添え

豚をローストしている横でポテトを焼いているので、
肉汁を吸ったポテトが美味し〜い。
豚肉もお替りありでした。

ドルチェはマチェドニア

ワインは食事代とは別料金、ということだったはずでしたが、
私が何も言わずとも、ワインは出てきて、特に料金を請求されることもありませんでした。

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from: グラ姐さん

2010年06月02日 07時01分24秒

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「ブリケッラ農園4」
さて、車を見た後の続きです。
こちらは、これからワインが増えていく予定の宮川氏のコレクションコーナー


まだ、すかすかですが、こういうものはゆっくりと増えていけばよいのだと話していました。




ブリケッラの歴史が分かるコーナー
初期のもの


中田が、パルマやローマにいた時代に特注で作ったエチケットのもの。


この部屋は、かつてテイスティングルームに使用していたところで、
四方の壁の葡萄の絵は、四季の移り変わりになっています。

今は宮川氏の書斎として使用しているとか。

そしてカンティーナ




昨年から(だったと思う)ピサ大学との共同研究で、
このコンテナのようなものの中で葡萄を収穫の後さらに乾燥させて糖度を上げる試みをしているそうです。


これは、農薬を散布する車で昨年購入したばかりだそう。
農薬と言っても、ここはバイオ栽培しているので、天然由来の虫除けなどを使用しています。

化学合成し農薬に比べ強力ではないので、雨が降った後など豆に散布せねばならず、
これを買ったことによってだいぶ楽になったと話してくださいました。

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from: ぐら姐さん

2010年06月01日 06時55分49秒

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「Re:ブリケッラ農園2」
toorakさん、

> 画像で見るのは初めてですが、敷地もとても広そうで、のんびり朝の散歩も気持ち良さそう! ここのワインもかなり興味津津ですね〜。

2泊目の朝は、とても早く起きて歩きました。
そのときの写真は、もう少し後に載せますので、ぜひ見てくださいね。

> 場所によってはかなり洗練されたアグリも増えつつあるようですが、私もこういった田舎っぽさ満載のところ大好きです。

はい。
アグリとは名のみで、農業に密着していないというか、
ホテルと変わらないようなところは、わたし的にはちょっと…。
田舎っぽさ満載の方が、体も心もくつろげるように思います。

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from: toorakさん

2010年05月31日 20時14分18秒

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「ブリケッラ農園2」

ぐら姐さんのスヴェレートのアグリ、日本人オーナーのアグリがトスカーナにあるっていうのをずいぶん前に読んだことがあってそのとき行ってみたいなと思ったものの、行きにくそうなとこだったので難しいなぁって思ってたところでした。

週末、本棚の奥から出してきて読みなおしました。「トスカーナのおいしい旅」で「アグリツーリズモとの出会い」で紹介されてます。

画像で見るのは初めてですが、敷地もとても広そうで、のんびり朝の散歩も気持ち良さそう! ここのワインもかなり興味津津ですね〜。

場所によってはかなり洗練されたアグリも増えつつあるようですが、私もこういった田舎っぽさ満載のところ大好きです。

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from: グラ姐さん

2010年05月31日 07時09分24秒

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「ブリケッラ農園3」
今日は時間がないので短い更新です。

スヴェレートから戻って、部屋でゆったりと
本を読んだり、お絵描きしたり。
部屋に、電気ポットとティーバッグが置いてあるだけで、
くつろぎ感が全然違いますね。

4時に、と宮川さんに言われていたので行くと、
ヨーコさんの話に出てきたクラシックカーを見せてくださいました。
ちゃんと立派なガレージに保管されています。


あ、これって、前夜に見せていただいた、シラーのボトルのエチケットにあった!

この左側のボトルです。
ブドウ畑の中をこの車が走っている絵が見えるでしょうか。

昨年初めて出したと言うこのワイン、今年のVINITALYのBio部門で
初日に金賞をいただいたのだとか。
HIDEという名前は、宮川氏の名前、秀之からとったものだそう。
イタリア人が読むとイデになっちゃいますけどね。
エチケットデザインが2種あって、1枚はお孫さんが書いた宮川氏の似顔、
もう1枚が、農園を走るこの車の絵なのです。

よく手入れされ、磨かれた、美しい車で、
車は動けば何でもどうでもいい私でも、うっとり。



私も、この車に乗ってトスカーナの田舎をゆっくりと走ってみたいと思いました。

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from: グラ姐さん

2010年05月30日 10時35分46秒

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「スヴェレート2」
スヴェレートのカンティーナの一番の有名どころは、
レディ・ガッフィ(日本では2万円後半の値がつく)で知られるトゥア・リータです。
(もちろん、お祝いのテイスティングにレディ・ガッフィは出ませんが)
そのほかペトラをご存知の方も多いかもしれませんが、
なかなか高品質のワインを産出しているエリアで、もう、どれを飲んでもウマイ!!!

それなりにお腹も膨れ、夕食をたっぷりいただくためにも
追加の昼ご飯は食べずに、宿へ戻ることにしました。

イベント会場を出て、駐車場から車を取ってきていただく間に、まちを少しだけぶらぶら。
このイベントに合わせて、音楽も用意していたのか、
雨の中で濡れないところに楽器を避難させて演奏をしていました。


普通の警官と着ているものが違うと思ったら、この方は署長なのだとか。
いったい何人を統括する署長さんなのでしょうね。




この正面の建物の一角には、フランコ・スカリオーネという
1950年代から1960年代にかけて活躍した有名なカーデザイナーが
(アルファ・ロメオやランボルギーニのデザインも手がけたそう)
晩年にひっそりと暮らしていたのだそうです。


入り口の上に記念の文字が刻まれていました。


宮川氏がスヴェレートに農園を持って30年弱なので、
10年以上のダブリがあったはずなのに、
亡くなるまで一度もお会いしたことがなかったどころか、噂も聞いたことがなかったそうです。

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from: グラ姐さん

2010年05月28日 20時50分04秒

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「スヴェレートのちょっとしたイベント」
この日、朝食後に農園を散歩しているときに、
オーナーの宮川氏も散歩していて、その後オフィスでちょっとお話しました。

宮川氏の奥様(故人)マリーザさんのお父さんは、トリノの自動車会社の重役で
その援助を受けて『イタル・デザイン(Ital Styling)』を創設し、
有名なカーデザイナー、ジウジアーロをプロデュースしてきたのだとか。

今は車の仕事からは引退しているようですが、
日本の『カーグラフィック』という月刊誌に
毎月2ページのエッセイのようなものを書いているのだそうで
オフィスで読ませていただきました。

それから、その昔オートバイで世界一周を試みたことや
奥様との出会い、その後のイタリアでの生活のことなどを書いた本をいただきました。

以前はトリノとこの農園とを行き来していたようですが、
今はこの農園に本拠を置いて、ワインの仕事に力を入れているそうです。

この農園はビオ(バイオ)のワインやオリーブオイルを作っていて
ビオの部門でいくつもの賞をいただいているそうです。
本当に美味しいのですよ、ここのワイン。

そして24だか26だか(あれ?28だったかしら)ある
スヴェレートのカンティーナの組合の長をやっているのだとか。
今は、そのスヴェレートのワインをD.O.C.G.に昇格させる申請をしていて
(かなりな働きかけをしたらしいです)
それが恐らく今年中に承認され、そうしたら自分はもう身を引いて
若い世代に組合のことを任せるのだと言っていました。

この日は、そのスヴェレートのすべてのワインを展示し、販売する小さなコーナーが
スヴェレートのインフォメーションの横にオープンし、
そのオープニングセレモニーがあるとのことで、
よろしかったらいらっしゃいますか?と。
そりゃあもう、2つ返事で同行しました。

スヴェレートのまちは、どこを歩いても古く、美しい。


車を置きに行った宮川さんを待っている間に、クラシックカーのパレードがありました。


狭くて、長くない通りをあっという間にすうっと通り過ぎる車。
待って、まだ写真が…


ブリケッラで仕事をしているヨーコさんが、これらの車よりも、
宮川さん所有のクラシックカーの方が、格段に素晴らしいと言っていて
その話に興味を持った私に、宮川さんがあとで見せてあげると言ってくれました。

この日オープンするワイン展示場。

後姿は、ヨーコさんと宮川氏です。

まだ準備中の会場をちょこっとのぞいてみました。






ただの空き箱を積み上げるだけでもちょっとお洒落


セレモニーは、日本でもあるようにいろんなお偉方の挨拶が長々とあり、
農園のスタッフと、客の日本人家族(彼らは常連)と私は、その間バールで茶飲み&おしゃべり。

挨拶が終わり、乾杯が始まった後で会場に突撃!






並べられた食べ物をつまみながら、試飲、試飲、試飲…


偶然この日にこの場所に居合わせて、幸せな昼下がりを過ごしたのでした。

さて、D.O.C.G.についてご存知のない方のために書いておきます。
DOCGは「Denominazione di Origine Controllata e Garantita」の、
DOCは「Denominazione di Origine Controllata」の頭文字をとったもので、
それぞれ「統制保証原産地呼称」と「統制原産地呼称」と日本語には訳されています。

DOCGとDOCワインは以下のような条件を満たしていなければなりません。

1.原料ぶどうの産地が指定されている土地のものであること。
2.原料ぶどうの品種、および、混醸する場合は決められたぶどう品種を使い、
 それぞれのぶどう品種ごとの混合比率が決められた割合を満たしていること。
3.DOCG及びDOCワインを作るためのぶどうを栽培する畑であると届け出られている畑であること。
4.決められた方法で醸造されていること。
5.決められた熟成の方法を用いて、決められた法定熟成期間を満たしていること。
6.アルコール度などワインの化学的成分分析が、規定の条件を満たしていること。
7.色、香り、風味などワインの質的な特性が、
 当てはまるDOCG及びDOCワインの力量を満たしていること。

DOCGとなるためにはDOCよりも更に厳しい国による検査が行われ、
この検査に合格して初めてDOCGを名乗ることが許されるのだそうです。
宮川氏のお話を聞いていると、どうやら政治力も必要なような印象でした。

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rin Cannoli toorak

from: ぐら姐さん

2010年05月28日 20時19分04秒

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「Re:Re:Re:Re:ブリケッラ農園2」
papalinaさん、

> 今冬は2泊ですが、重症のイタリア病に罹ってくれるでしょうか?

う〜ん、春〜秋に泊まるとそうなりそうですが、
冬だとどうでしょうね。
ま、そうなるように、よさを味わっていただける作戦をいろいろと立てましょう。

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from: papalinaさん

2010年05月27日 16時29分14秒

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「Re:Re:Re:ブリケッラ農園2」
> > アグリツーリズモ、私も一度は経験してみたいものです。
> > …いつになりますか…。
>
> いつの日か、是非3泊ぐらいしてのんびりしてください。
> もうイタリア病が治らなくなること請け合いです。


今冬、4○才にしてアグリツーリズモ初体験のうちのダンナ。
直訳すると農家民宿だと説明したのが悪かったのか、

「 民宿だぁ?農家だぁ?宿代は藁運びか?牛の世話か?」

DVDを見せて説明したら、ひと安心したようで、

「 うちがいつも泊まってるホテルより ええやないか。」

今冬は2泊ですが、重症のイタリア病に罹ってくれるでしょうか?

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from: ぐら姐さん

2010年05月26日 22時22分42秒

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「Re:Re:ブリケッラ農園2」
tontonさん、こんばんは。

> 素敵な農園にお泊りだったのですね〜!
> しかも、日本人の方が経営されているのですね。

しっかりとした方針でもう30年近くもここでワインを造り、
アグリを営んでいるのです。
経営者の宮川氏については、また改めて書きますね。

> 音のない静かな雨…なんだか想像してしまいました。
> 土や草の臭いがしてきそう…。
> 素敵な朝だったのですね…。

そうなんです。
雨の日って、においが空気に溶け出すというか、そんな感じですよね。
雨の日に歩きタバコをやられると、晴れの日以上に臭くて、非常に不快。
よいにおいだと、何だかやさしい気持ちになれそうです。

> 素敵な朝食ですねぇ…。
> 心がこもっている感じがしますね!

はい。朝も夜も心のこもったおもてなしを感じます。

> アグリツーリズモ、私も一度は経験してみたいものです。
> …いつになりますか…。

いつの日か、是非3泊ぐらいしてのんびりしてください。
もうイタリア病が治らなくなること請け合いです。

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from: ぐら姐さん

2010年05月26日 22時15分12秒

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「Re:Re:ブリケッラ農園2」
ザヴィエルさん、

> マレンマ地方ちょっと興味が有ったんです,なにか平らな地域で沿岸のマレンマ州立公園でサイクリングも良いかと思ってました、たしかこの沿岸辺り唐墨を作っている所とか有るんじゃなかったかな?

そうですね。サイクリングは結構楽しめると思います。
マリッティマ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチあたりから南下してオルベテッロの方まで、楽しめそうです。

はい。ボッタルガはオルベテッロで作られています。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100028602911

2006年は、このサイトの投稿1回に写真1枚しか載せられなかったので、
今見てみると、載せたい写真がまだまだあったのに…と思ってしまいます。

美味しいジェラート屋さんもあったので、是非訪れてみてください。

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from: ザヴィエルさん

2010年05月26日 20時53分37秒

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「Re:ブリケッラ農園2」
ぐら姐さん

マレンマ地方ちょっと興味が有ったんです,なにか平らな地域で沿岸のマレンマ州立公園でサイクリングも良いかと思ってました、たしかこの沿岸辺り唐墨を作っている所とか有るんじゃなかったかな?

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from: tontonさん

2010年05月26日 20時10分01秒

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「Re:ブリケッラ農園2」
ぐら姐さんこんばんは!

素敵な農園にお泊りだったのですね〜!
しかも、日本人の方が経営されているのですね。

> 農園の1泊目の朝は雨。音もない静かな雨でした。
> たっぷり寝て、ゆったりと朝食。

音のない静かな雨…なんだか想像してしまいました。
土や草の臭いがしてきそう…。
素敵な朝だったのですね…。

> 豪華なわけではないけれど、手作りの焼き菓子やジャムなどが置かれ、豊かな朝食でした。

素敵な朝食ですねぇ…。
心がこもっている感じがしますね!

> 葡萄の実のつきはじめがこんなふうだなんて知りませんでした。

私も知らなかった!!

オリーブの実のつきはじめ

> 自らボールを持ってきて、投げろ投げろと催促し、
> 投げられたボールを取ると、こちらに持ってくるのではなく、
> 自分のお気に入りの位置に持って行き、今度はそこから投げさせるのでした。

うふふ…。かわいらしいわんこですね!
こんなところで飼われて幸せなわんこですねぇ…。

アグリツーリズモ、私も一度は経験してみたいものです。
…いつになりますか…。

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from: グラ姐さん

2010年05月26日 06時29分39秒

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「ブリケッラ農園2」
農園の1泊目の朝は雨。音もない静かな雨でした。
たっぷり寝て、ゆったりと朝食。





豪華なわけではないけれど、手作りの焼き菓子やジャムなどが置かれ、豊かな朝食でした。

雨はあまり強くなかったので、傘を差して農園の散歩です。






葡萄の実のつきはじめがこんなふうだなんて知りませんでした。


そしてこちらはオリーブの実のつきはじめ


その他の果樹にも膨らみ始めた実が。






花もいっぱい。








生い茂るローズマリー


糸杉の杉ボックリ(?)ってこんなだったのですね。


人懐っこい犬のレオ。

自らボールを持ってきて、投げろ投げろと催促し、
投げられたボールを取ると、こちらに持ってくるのではなく、
自分のお気に入りの位置に持って行き、今度はそこから投げさせるのでした。

自由に草を食むロバ


ここのアグリ、いつのまにかミシュランのお奨めの宿になっていました。


あら?ここのワイン畑は、丘陵にあるわけではないのね?と思われるでしょうか。
この農園のあるスヴェレートは、サッシカイアなどで有名なボルゲリとともに
マレンマ地方にあるのです。
ですから、いわゆるトスカーナのイメージの
糸杉が点在するなだらかな丘、丘、丘…の景色とは違います。

マレンマ地方とは、グロッセート県の一帯を指し、
かつては湿原で、町や村は、全て丘陵の上にたてられたという歴史があるそうです。
また20世紀前半にムッソリーニにより干拓されるまでは、手付かずの状態だったため、
現在はそれが逆に幸いし、イタリアでも他に例を見ない、大自然がそのまま残っているのだとか。
ですから、カンティーナも、キァンティやモンタルチーノなどと比べると歴史が浅いのです。
歴史は浅くとも、高品質のワインを多くつくりだしているので、
ちょっとネットで検索してみると、素晴らしいワインがズラズラ〜ッと出てきますよ。
現在は農耕業が非常に盛んで、世界的に非常に高いレベルのワインや
チーズなどの産地としても知られています。

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