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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2020年11月11日 21時24分56秒

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それ、どこ?編(私のイタリア、キラ星の思い出たち)

「それ、どこ?編」と題してみました。イタリア人と話していると「イタリアは初めて?」と訊かれることも多く、何回も来ていると答えると「どこに行ったの?」と

「それ、どこ?編」と題してみました。
イタリア人と話していると「イタリアは初めて?」と訊かれることも多く、何回も来ていると答えると「どこに行ったの?」と続きます。
そして訪れたまちの名前を挙げると、「???」
イタリア人でも自分の居住エリアでないと知らない田舎の小さなまちだったりするわけで。

多分、私が初めて行った「それ、どこ?」の土地はガルガニャーゴです。
’97年の暮れのことです。
このまちの名前を知っているイタリア人に会ったことはありません。

そんなところに2回滞在している私って...。
2回分を合わせて、以前トピ立てしました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100079908889?sortList%5BsortType%5D=2

ガルガニャーゴは、ヴェローナの郊外にある小さなまち。
このまちに行きたくて行ったわけではなく、泊まってみたい宿があったのです。
友人のイプさんが、本で見てどうしてもここに泊まってみたいというので調べてファクスで予約を入れたのでした。
今もあります。ここです。
https://www.seregoalighieri.it/en/estate
Magiのヴィーノを作っているところの宿泊施設で、今思えばちょっと贅沢。
3泊してヴェローナに日帰りで行きました。
冬行ってお宿を気に入り、夏に滞在してみたくて冬の滞在中に夏の予約を入れたのでした。

フィルムで撮った写真をデータ化したのですが、夏の写真が見つかりません。
冬に行った時のものを載せますね。






あんまりまちを歩いていないので、宿の写真ばかりなのですが、まち1軒のリストランテが侮れない美味しさだったことが印象に残っています。

当時は田舎町に慣れていなくて、そこらを歩きまわることをあまりしていなかったので、改めて訪れたいと思っています。

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from: ぐら姐さん

2020年12月25日 17時53分47秒

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Buon Nataleその2です。
昨日友人たちとLINEでクリスマスの挨拶を交わし合い、あれ食べこれ食べたと写真を載せるなどしたのですが、6人中4人がチキンを食べていました。
食べていないのは私ともう一人だけ。
日本ではいつから「クリスマスにはチキン」ということになってしまったのか、つい調べてみました。
明治ごろにアメリカでは七面鳥の丸焼きを食べるというのが伝わって、でもだからと言ってそれが日本に根付いたわけではなく、1980年代に日本でブロイラーの飼育が盛んになり、ケンタッキーフライドチキンが広まり、そのころからクリスマスにはチキンを食べるということになってきたらしいです。
つまり、チキン業者の陰謀?

’80年代には、私はとっくに大人になっていましたが、バレンタインにはチョコレートを贈るとか、クリスマスにチキンを食べるとか、業者の陰謀にはどうも乗れない性格で、これまでに意識してクリスマスにチキンを食べたことがありません。
お正月にお雑煮は絶対食べますが。

さて、イタリアでは、ナターレにチキンを食べるなんてことはありません。
私が経験した中でいちばん家族的なナターレを過ごしたのが、チレント地方のアグリでした。

24日は、家族大集合。
ロマーノ夫妻、長男の家族4人、長女と子ども2人(だんなさんは自分の実家?)、三男・四男とそれぞれの婚約者、私も入れると大人10人と子ども4人。
ここの男性たちはとてもよく働く人たちで、食事のサービスも代わる代わるしています。
子持ちの女性たちは、子どもの世話専門といった感じ。(その代わり、片付けや、宿泊室の掃除などはちゃんとやっています)

夕食のメニューは、アンティパストは、むき身のコッツェ(ムール貝)とタコのサラダ、バカラのフリット。

プリモは、タコ・イカ・コッツェとトマトを煮込んだソースのスパゲティ。だしがよく出ていて美味。

セコンドは、イカのフリットと葉っぱのサラダ。

そしてパネットーネ。

その後は、くるみとヘーゼルナッツ。
みんなナッツ類が大好きなようで手が止まりませんでしたっけ。


そう、24日は肉を食べないのです。
その代わり、25日は信じられないぐらいがっつりとお肉が出るのでした。
(つづく)

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from: ぐら姐さん

2020年12月26日 20時12分07秒

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Buon Nataleその3です。
25日、ナターレの当日、昼食前に子どもたちはバッボ・ナターレ(サンタさん)からのプレゼントを開けます。

ロマーノさんが、孫たちにこんな話をしていました。
「おじいちゃんはね、昨日日本からのお客さん(前夜到着した方がいたのです)を迎えに行って、夜中に帰ってきたら、ちょうどバッボ・ナターレが空からやって来て、『ここには4人子どもがいて、1人の男の子は、ちょっと悪い子だと聞いたんだが・・・』って言うから、『いやいや、彼はとってもいい子ですよ。』と答えたんだよ。そうしたら、ベランダにバッボ・ナターレがボーンと降りてきたんだ。日本のお姉さんたちが鍵を開けてあげたんだよ。」
子どもたちは、目をキラキラさせて話を聞き、プレゼントを受け取って本当に幸せそうでした。

この日も全員大集合(長女のだんなさんも来ていました)の昼食は、アンティパストが、すごい。
Mozzarella di mortella、コッパ、茸のオリーブオイル漬け、カルチョーフィ(アーティチョーク)のフリット、

そしてお湯に小麦粉と膨らし粉を混ぜたものに花ズッキーニを千切って入れたものを揚げた団子のようなもの。
これがなかなか美味しいのです。

その後、鶏の足(もみじ)と七面鳥の骨付き腿肉と香味野菜でとったブイヨンに、チコリア(自生しているものを摘んで冷凍保存していたものらしい)を入れたスープ。(野菜たっぷり)

プリモは、パスタから手作りのラザーニャ。
この量を作っているのがすごい。

一人分もこんなに。

自分も作るのにかかわっただけに、思い入れもひとしお。
さっぱりしていていくらでも入る感じ。
今まで食べたラザーニャの中でいちばん美味しい!と当時書きましたが、今でも同じです。

秘密は、いくつかあります。
ひき肉が仔牛の肉であること。
それも玉ねぎなどと炒めただけ。
トマトで煮込んでいなくて、トマトソースは、別に使う。
チーズが、水牛のモッツァレッラ、リコッタ・チーズ(トマトソースと混ぜて使う)とパルミジャーノであること。

ベシャメル・ソースがバターたっぷりなのに、本当にくどくなくて、不思議でした。
でも、16、7cm四方、高さは6、7cmあろうと思われるすごい量で、ここまででかなり満腹。

それなのにこの日のセコンドは、盛り合わせ。

猪をソテーしてから煮込んだもの。(意外にあっさり味)
パパチェッラという、パン粉にクルミや松の実、レーズンなどを混ぜたものをちょっと違ったタイプのペペローネに詰めてオープンで焼いたもの。(酸味があって美味)
それにサルシッチャとジャガイモのオーブン焼き。

これは、キッチンを見に行った時に撮った、大量に準備されたパパチェッラ。

ドルチェは、クルミと砂糖漬け果物の入ったタルトなのですが、私は食べられなかったので、写真はありません。

実は、前夜着いたRさんは、ラザーニャまででリタイア。
私ももう満腹でしたが、セコンドの盛り合わせに目が負けて、全部1口ずついただきました。
あ、パパチェッラは半分食べました。
さすがにドルチェは入らず、だったのです。

この後、動けない状態になって、部屋で昼寝。
そのあと絵を描いたりテレビを見たりして、ごろごろ。
夜9時になってもお腹は空かず、食事のお断りにダイニングへ行くと、ドルチェだけでもと勧められて、1切れ。(写真撮り忘れ)
Rさんも食事はパス。
ロマーノさんとイタリア語レッスンのような状態でイタリアのことや日本のことをあれこれ話し、ロマーノさんが作ったという、クルミと香草を入れたリキュール、「ノチーノ」をいただきました。

イタリアのナターレやカポダンノ(大晦日に新年のカウントダウンをする)の食事は、ゆめゆめ油断してはなりません。
でも美味しいものをみんなでいただき、心温まるナターレを過ごさせていただいたのでした。

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