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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2007年12月08日 02時22分32秒

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カルタジローネ「空の上3メートル」

メッシーナのお祭りを見られないのは残念でしたが、でも、そんな気持ちを払拭するだけの目的がカルタジローネにはありました。昨年秋に「世界ふしぎ!発見」で見

 メッシーナのお祭りを見られないのは残念でしたが、でも、そんな気持ちを払拭するだけの目的がカルタジローネにはありました。

 昨年秋に「世界ふしぎ!発見」で見て以来、「これを見ずにはいられない病」にかかり、祭りの時期を調べ、宿まで昨年のうちに予約した、階段の祭り‘SCALA ILLUMINATA’をやっと見られるのです!

 メッシーナからカターニアへバスで移動し、カターニアで美味しいお昼を食べるべく、滞在先のシラクーザから来る友人夫妻と待ち合わせ。

 目当ては、市場の中にある、魚介の旨い店だったのですが、残念!前日から夏休み〜〜〜 美味しいランチは諦めて、バールのそこそこのものを食べてバスに乗りました。

 カルタジローネの宿は、その階段の途中沿いにある絶景の宿。TRE METRI SOPRA IL CIELO(空の上3メートル)という素敵な名前のB&B。ところがねぇ…ここの主人夫婦がなんともいい加減な方たちだったのです。

 宿にたどり着き、ドアをピンポーン!誰も出てきません。もう一度、ピンポーン! 答え無し。で、ようくあたりを見回すと、予約はこちらへ、の看板に携帯電話の番号が出ていたので、電話をしたら、しばらくしてやってきました。

 ご主人のガエターノが、怪訝な顔で私たちを見ます。とりあえず、予約を入れた私と友人Gさんが名乗ると、ますます怪訝な顔。
「さっき、4人で来た日本人がいるのだけど。」「え? でも私たちが、予約を入れたGとぐら姐よ。それに私達の予約は、2人と3人で、全部で5人だし。」というと、どうやら自分たちが間違えて、予約していない客を部屋に通したことに気付いたよう。うへ〜

 「ともかく、上に上がってください。」とご自慢のテラスのあるダイニング&リビングのようなところに通されるとこの景色!
 

 で、私たちより先に部屋に入って、荷物を置いてまち歩きに出た
日本人のパスポートを見て、やはり全然違う名前であることを改めて確認。「女房が、間違えた…」

 そこへやってきた奥さんに、ガエターノが怒りまくる。「お前は、何やってんだ!日本人だから予約の客だと勘違いするなんて。
予約は、5人なのに〜〜〜 パスポートの名前を見てみろ!○○○に○○○… どこにぐら姐とあるか〜!! どこにGとあるか〜!!!」

 そんなことどうでもいいから、彼らの代替の宿を見つけて、早く私たちを部屋に入れてよ… と言いたいけど、言葉をかけようにも凄い剣幕。奥さんは、綺麗でスタイルもいいのだけど、どうやら頭を使う仕事は苦手らしく。

 一頻り怒鳴り散らしたら、少し冷静になって、とにかく宿を探さなきゃのモードになって、電話をかけ始めました。幸い、代わりの宿が見つかって(どこにあるのか知らないけど)彼らの荷物は撤去され、奥さんが部屋の準備をして、やっと通されました。

 部屋からの眺めはこれ!
 
 階段もほら、この通り。
 
 
 部屋の洋服だんすには、だれのだかわからない服が入っていたし、冷蔵庫にもなにやら入っていたけれど、1泊だからもういいや、とまちへ出かけました。

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from: ぐら姐さん

2007年12月10日 19時17分44秒

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「これも小トラブル。8月15日の移動」
 まずは、朝の陽射しの中、食事のテラスからの眺めを2つ。(その後の長い話にもお付き合いくださいね)
 

 

 さて、キャンドルの灯った階段を見た翌朝、G夫妻と私は、早くに出発です。インターネットで検索したところでは、8:30のカターニア行きのバスがあり、それに乗るつもりだったのです。

 G夫妻は、カターニアからパレルモ行きのバスに、私は、またまたメッシーナ海峡を渡って、カンパーニアへ戻り、馴染みのアグリに3泊の予定。

 前日、ガエターノにバスの時刻を確認したのだけど、彼は何も知っちゃいなくて、ネット上に出ているんなら、あるんでしょという感じ。

 朝早く出るといったら、それに間に合うように朝食を出してくれると言ったのはいいけど、駅までタクシーが呼べるかと聞けば、明日はフェラゴストだもの、だれも仕事はしないよ、タクシーは無い、と。

 車を出してもらうわけにはいかないかと聞けば、家の車は小さいから、荷物だけ運んであげるよ、君たちは歩きなさい、と確かに彼は言ったはずなのに…

 朝食を済ませて、では荷物を車に…と私たちが言うと、妻が海に行くのに車に乗って行ったから、生憎車はないんだよ、ですと!

 バカヤロ〜〜〜〜 本当にこの夫婦はボケです!!!

 結局、荷物をゴロゴロ、ガラガラと駅までの遥かな道のりを汗水流してバスに乗り遅れないよう、せっせせっせと歩くこと30分。

 駅には、暇なオヤジ連がたむろして、バールで茶飲み話をし、私たちを見かけると、今日はバスはないよ、と。ニヤニヤして言うので、ちょっと信じがたく、駅側のバスターミナルに行ってみれば、誰もいないし、バスもない。切符売り場は、駅のバール。そこで聞くと、やはりバスは全面運休。

 ああ、こんなに汗だくで荷物を転がしてきたのに〜〜〜

 タクシーを呼べば?ここに番号が書いてあるよ、と親切(あるいはお節介)なオヤジが教えてくれます。とにかく電話してみると、シチリア弁がぜんぜん聞き取れない!世話焼きオヤジに、電話を渡して代わりに話してもらうと、カターニアまでは、80ユーロだと言う。まあ、そんなもんでしょ、とりあえず3人だし、と了解しました。

 そのタクシーがなかなか来ないじゃないですか。私の携帯にタクシーから電話がかかってきて、少し遅れるとのこと。世話焼きオヤジが、もう待てないから、こいつの車を出させるよ、と友だちのジイサンに車を出すように言う。(白タクじゃん!)

 まあ、それでもいいかとその車に、荷物を積み、乗り込むと、運転手の無口なジイサンは、心細いのか、世話焼きオヤジを道連れに乗り込ませたのでした。

 カターニアまでの道すがら、オヤジは、歌うか喋るかを延々と。私が子どもの頃に、姉が聴いていたような古いカンツォーネを次々と歌います。思わず、懐かしくなって、ジャンニ・モランディーだ、ボビー・ソロだと私が名前を挙げれば、オヤジは嬉しがってまた歌い…

 あっという間に、カターニアに着き、請求された金額は、オヤジが余計に乗ってきていても、タクシーと同じ80ユーロでした。

 友人AとBは、まだゆっくりの出発だったので、携帯メールを送って、駅まで歩かずにすみましたが、やはりカターニアの空港まで、タクシーで向かったのでした。

 フェラゴストを田舎で迎えるときは、移動を考えてはいけません。(でなければ、レンタカー)一つ賢くなりました。

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