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イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

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  • from: グラ姐さん

    2010年06月05日 15時55分50秒

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    ポデーレ・サパイオ

    ブリケッラ農園は、スヴェレートにありますが、
    今回は、そのスヴェレートにあるペトラというカンティーナと
    サッシカイアで知られるボルゲリにある新進のカンティーナ、
    ポデーレ・サパイオを見学することにしていました。(ポデーレ=農園)

    ポデーレ・サパイオは、イタリア在住の友人が行った時の話を聞いて
    是非とも行きたいと思っていたところ。
    また、ペトラはエノテカ広尾で試飲会があったときに、
    そこにオーナーの娘にして醸造家のフランチェスカさんが来ていて
    是非見学したいとお話していたのです。

    日本からそれぞれにメールを送って、
    5月2日か3日にとお願いしたら、近くのペトラが午後、遠い方のサパイオが午前と指定されました。

    とりあえず、朝食後チェックアウトし、ついでにワインとオイルも購入。
    ブリケッラで働いている日本人マサさんの運転で、ボルゲリに向かいました。

    実はこの旅行には、知人がこの辺りで合流する予定でしたが、
    のっぴきならない事情でイタリアに行かれないことになり、
    カンティーナの方にいろいろ案内していただくのに、
    私1人だけでは申し訳ないと思い、歩き方掲示板とmixiのイタリアコミュでトピ立てし、
    どなかた行きたい方がいたら一緒にいかがですか?と呼びかけました。

    日にち限定でこんなエリアに行く日本人はいないだろうと思っていたら、
    なんと現地在住、しかも、うんと近い場所のレストランで料理人をしている
    日本女性Aさんが、興味を示してメールをくださり、一緒に行くことになったのです。

    Aさんは、サパイオに近いカスタニェート・カルドゥッチというところで働いていて、
    なんとブリケッラにも行ったことがあり、マサさんとも知り合いなのでした。

    彼女をカスタニェート・カルドゥッチの駅でピックアップし、
    いざポデーレ・サパイオへ。
    ボルゲリへの道の入り口は、いかにもワインの里という感じ。




    シンプルなサパイオの門


    そして目の前に広がるブドウ畑。

    まだ葉が出たばかりであまり伸びていません。
    カベルネ・ソーヴィニヨンは、メルローよりも遅く伸びるのだそうです。

    こちらがサパイオのオフィス(兼自宅だと思います)。


    ディレクターのマッシモさんは、ちょっと出かけていて、もうじき戻るので
    先にカンティーナを見てください、と醸造管理者のアレッサンドロさんが案内してくれました。
    カンティーナは、ここから少し離れているので車で移動。

    アレッサンドロさんは、とっても丁寧に説明してくれて、
    カンティーナ初見学というAさんは、メモまで取って熱心に質問。
    醸造専門用語などは、マサさんが通訳してくれて、先日のBanfiの団体見学とは雲泥の差の楽しい見学となりました。

    ここで葡萄の搾ったものを発酵させます。


    ここで栽培しているのは、カベルネ、メルロー、プティベルドー、
    ついでにサンジョベーゼも申し訳程度に植えらいますが
    冷涼なキアンティに比べてボルゲリは暑いので、
    サン・ジョベーゼの栽培には、あまり向いていなくて、
    カベルネのほうがよく育つのだとか。

    カベルネ、メルロー、プティベルドーは、それぞれ品種別に樽で熟成させます。


    作っているワインはサパイオとヴォルポロの赤の2種類のみ。
    サパイオは、特にできのよい葡萄を使う、高級品です。
    こちらの小さなフランス産の樽に入れて、14ヶ月熟成させるのだとか。


    その後、味を見てセパージュ(ブレンド比率)を決めてボトリングし、
    瓶内で6ヶ月熟成させてから出荷するのだそうです。
    さて、オフィスに戻って、いよいよ試飲です。

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    Lucia

コメント: 全4件

from: グラ姐さん

2010年06月15日 01時08分49秒

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「ランチの後のワイン・ブレイク」
日本、勝ち点3取りましたね。よかったよかった。

先ほどちょこっと書きましたが、沖縄に行っていました。
道を尋ねると、親切に案内してくれる方がいて、イタリアの田舎に似ているなぁ、なんて思っちゃいました。

さて、前回のカスタニェート・カルドゥッチのランチから間が空きましたが、
この店でたっぷりのんびり食べていたら、ぺトラとの約束の14時をとっくに回ってしまっていて、
イタリアだから多分大丈夫だよ…とぺトラに向かっていたら、ブリケッラ農園からマサさんに電話が入り、
ペトラから連絡があって、もう次のゲストの予約があるから今回の見学は無理だとのこと。
いくらイタリアでも1時間以上遅れるとやはりだめなこともあるのですね…

でもサパイオで相当満足し、昼食でものすごく満足したので、
落胆することもなく(また次のチャンスはきっとあるでしょうし)
マサさんが、それならばとスヴェレートのレストランで働いている日本人の友達を、
今日は休みのはずだから呼び出しましょう、というのに付き合って、
その店のバールの方で4人でおしゃべりしながらまた1杯飲んでおしゃべすることになりました。




出していただいたのは、私の大好きなCa'del Boscoです。




つまみは、そのお友達が見繕ってくれました。


私が、ソラマメが美味しかったと言ったら、ここでも出してくれました。


この日は、飲んで食べておしゃべりしただけでしたが、それだけで満足の1日。
ブリケッラで荷物を積んで駅まで送っていただき、夕方の列車でローマへと向かったのでした。

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Lucia

from: ザヴィエルさん

2010年06月09日 22時12分39秒

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「:うまうまランチ@カスタニェート・カルドゥッチ」
ぐら姐さん

良い感じのリストランテですね、これが空豆の生食ですかー当たり前ですがそのまんま豆で出てくるので《小奇麗に盛り付けてくるのかと》すね思ったより美味しそうに見えます。

豚の方はちょっと南フランス的な料理にも思えますがそれにしても旨い物有る所にぐら姐有りですね羨ましい。

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from: グラ姐さん

2010年06月08日 18時54分47秒

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「うまうまランチ@カスタニェート・カルドゥッチ」
ポデーレ・サパイオの場所を地図検索したときに、
住所からは、だいたいの位置しか分かりませんでした。
住所が大雑把というか、たとえば広い農場の一角にオフィスがあるとして、
住所はその農場全体を表しているため、じゃあオフィスはどこなのよというの感じ。

運転してくださったマサさんも、サパイオに行くのは初めてで、だいたいの場所は分かるけど…
の状態だったので、Aさんの働いている店に寄り、場所を聞いて行きました。
(この店のオーナーは、もちろん場所を知っているのです)

停車中の助手席から撮ったカスタニェート・カルドゥッチの街角写真。


Aさんと食べ物の話をしているときに、
私が未食で、この時期に是非食べてみたいと思っている
生のソラマメが彼女の働いている店にあると聞き、
彼女は、この日の昼は休みだったのですが、店自体は営業しているというので
昼食は是非ここで、ということになりました。

サパイオの見学を終えて、一路その店、Il Vecchio Frantoioへ向かいました。


入り口はどこにでもありそうな、どうってことない普通の店。
ここをくぐって奥へ行けば、開ける展望!


ピッツェリア&リストランテですがピッツェリアの営業はこの時期は夜のみだそう。


外にしますか、中にしますかと言われ、中を選びました。
食べ物選びは、私が好きなものや食べたいものを伝え、Aさんにお任せ。
まずはサラミ類の盛り合わせとファーヴェ・フレスケ(生のソラマメ)とリコッタ


ファーヴェ・フレスケを剥いたもの。フォークと比べると大きさ(というか小ささ)が分かります。


若くて、柔らかくて、青臭くて、その青臭さがなかなかよくて、そしてリコッタによく合います。

VinoもAさんがが選択。ボルゲリのもので、彼女が飲みたいと思っていたもの。

んもう!サラミにもファーヴェ&リコッタどちらにもなんて合うの!!!

そしてカルチョーフィ(アーティチョーク)のフリット


文句なし!ああ、この時期に来て本当によかった〜

次はAさんお奨めのScamerita alla Buttera


Scameritaは、トスカーナ方言で豚のもも肉のことで、butteroは、カウボーイのことだそうです。
つまり、豚のもも肉のカウボーイ風という感じですね。
ワイルドな名前ですが、この料理の見た目もワイルドですね。

これは、ここのシェフのオリジナルだそうで、
豚肉をミルト(ハーブの1種で、サルデーニャでこれのお酒を飲んだことがあります)や
ローズマリーなどのハーブと一緒にグリルし、
トマトやしょうがの刻んだものを乗せてあります。

これの話をAさんから聞いて、この日はプリモを飛ばしたのが正解でした。
1人1皿、がっつりと食べることができたのですもの。
豚肉のグリルが美味しいのはもちろん、このハーブ類の香りがついて、
さらにトマトのフレッシュさに生姜がいい具合に利いていて激ウマ〜
これを食べるためにまたここへ行きたい!と思う味でした。
どうやってつくるの?と日本語で話していた雰囲気が伝わったのか、
シェフが本気なのか冗談なのか、お茶目な雰囲気でレシピはヒミツだよ、とあやちゃんに釘を刺していました。

お腹いっぱいでカフェで〆てお勘定をお願いしたら、
なんと3人分で87ユーロ!それでもすっごく安いと思えたのに、
Aさんの顔を立てて、さらに値引きしていただきました。
ありがたいことです。

お店のサイト
http://www.ilvecchiofrantoio.it/
なかな評判もいいようです。
http://www.trivago.it/castagneto-carducci-89309/ristorantetrattoria/il-vecchio-frantoio-944483
Aさんが日本のレストランで働いていたときに、
イタリアからジビエ料理の名シェフを呼んだ講習会があって参加し、
そのシェフがここの店のシェフだったのだそうです。
次のチャンスには、是非ジビエも食べたいと思います。
またいくつもり?って呆れてます? もっちろん!また行きますとも〜ホッホッホ。

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Lucia

from: グラ姐さん

2010年06月06日 10時52分58秒

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「ポデーレ・サパイオ2」
さてオフィスの方に戻って、試飲!
これは、少し待つ間に撮った試飲室の写真です。
すでにグラスが並べられていました。


モダンなインテリア






私も作ろうかしら。コルクなら山ほどあるし。


これ、マッシモさんにそっくり。


試飲室では、ディレクターのマッシモさんが応対してくれました。
まずはヴォルポロ'08から。


これは6月から市場に出るのだそうです。
試飲といっても、大きなグラスにたっぷり注いでくれるのが素敵!
何年も寝かせなくても、あけてしばらくすればもう飲めるようになります。
カベルネ・ソーヴィニョン 70%、
メルロー15%、プティ・ヴェルド15%
というだけあって、ワタシ好みの腐葉土のような香り。でもエレガント。
ああ、美味しい。

ここでサパイオ'07が注がれました。
こちらは、あと数日で市場に出るのだとか。


左がヴォルポロ、右がサパイオ


こちらの方が、ポテンシャルが高いのですが、今飲むならヴォルポロ、
あと数年後に飲むなら、サパイオだわ・・・なんて思いながら、
ここでワインを買えますかと聞いたら、
ここではいっさい販売はしていないので、お店で買ってください、とのこと。

でも、サパイオ'07もヴォルポロ'08も、まだ店では売られていないのですよね?と言ったら、
そうですね、味見をしないで買うわけにはいきませんね、と
今店頭で売られている'06のサパイオも味見させてくださいました。

興味深いお話を伺いながら
美味しい美味しいワインを3杯も飲ませていただいて、本当に幸せ。
(ちなみに、この後まちのお店で1本ずつ買ったのですが、ヴォルポロが22、サパイオが44ユーロでした。)

お暇を告げて、外に出たら、マッシモさんの甥っ子君が、猫を追いかけていました。


このあと、黒い猫が嫌がって逆襲したら、彼はあわてて逃げて。
実は、猫が怖いのに、追いかけているんです。

次は、広い庭にいる別の猫に目をつけました。


こわいけど・・・ 自転車なら大丈夫!とばかりに


逃げ回る猫を追い回します。怖がりのやんちゃ坊主なのでした。


私も、この庭に寝転がりたい…なんて思ったりして。


そろそろお腹も空いてきたね、と車に乗り込んだのでした。

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Lucia