「シチリアの時間」
cannoliさん

> モンテの写真、なかなか絵になるところですねー、私プーリアの観光はあまり考えた事がなかったのですが、興味が出てきました。

プーリアはtoorakさんやぐら姐さんが紹介している写真を見ると行きたくなる事間違いなしです。

「Re:Re:シチリアの時間」
Cannoliさん、

> スピネッラは、どの町にあったのかしら、残念ながら寄らなかったと思います。

カターニアです。今度行ったら、是非食べてみてくださいね。
シンプルなリコッタのものや、それにピスタチオの入ったものなどが美味しいそうです。

> 私たちが試したのはエリチェのお菓子屋さんで、後で気が付いたらアーモンドのお菓子が名物だったようで、カンノーリはあまりも大きくて甘かったです。でもまだあの味を覚えていると言うことは、おいしかったと言う事かしら（笑い）。

日本は、減塩、薄口、でしょっぱいものも甘〜いものも皆さん結構嫌がりますが、
外国に行くとそういうものが根強く好まれていますよね。
ハム・サラミなんてそれだけの塩分で作らないと保存食にならないわけで。
食べ過ぎなければ、しょっぱいものも甘いものもよいのではないかと思っている私です。
（あ、でも食べ過ぎていますね、私。甘いものはそうでもないけど）

> とろこで、グラ姐さんのお泊りになるアグリや、お食事になるレストランは、どこもおいしそうな食べ物で溢れてますね、やはりお鼻にピンとくるんでしょうか、不思議というか、うらやましいと言うか。

アグリは、探す段階でかなりこだわっているので、美味しそうなところにしか予約を入れません。
鼻が利くというのもあるような気はします。
サイトを見ていてビビビとくるものがあるのです。
それだけ食い意地が張っているというのが当たりかもしれませんが。

> 私の主人はグルテンアレルギーで、パスタやパンがダメなのに、イタリアが大好き、お米や、ポテトは大丈夫なので、リゾットや、魚介類で食事しますが、機会があれば、アグリにも泊まってみたいと思ってます。アンティパストやメインを頂ければ十分だし、私はパスタ大好きなので。こう考えるようになったのは、おいしそうな写真をたくさん見せて頂いたお陰ですね。

予約を入れるときに、そのことを伝えれば大丈夫なのではないでしょうか。
イタリア人は食べることには（も？）我侭なので、他人の我侭も認めますし、
ましてや我侭ではなくアレルギーならば、できるだけの対応はしてくれると思いますよ。

さてさて、[47] Re:シチリアの時間 の２枚目の写真が、
ニューシネマパラダイスの夏の野外映画上映をした場所です。
私は、そこに佇んで「愛のテーマ」のメロディーを口ずさんでいました。

「Re:シチリアの時間」
ザヴィエルさん、

モンテの写真、なかなか絵になるところですねー、私プーリアの観光はあまり考えた事がなかったのですが、興味が出てきました。

> チェファルーのニューシネマ、、、を撮影した小さい港行きました？あの港から東方向にずっと行った通りはちらちら海を覗ける所が有って古く汚くて凄く気に入りました。

あの映画のシーンは、かなり前に見たので、記憶が薄いのですが、もう一度見てみると「アッ」なんて所が出てきそうですね、多分その港は、次の写真の辺りかな、なんて想像しています。古くて汚い通りは、私たちが食事に行った通りだと思います。雰囲気のあるところでしたよね。

「Re:シチリアの時間」
> Cannoliさん、
> そう言えば、カンノーリは食べてきましたか？
> 確か、「スピネッラ」というおいしい店があるのです。

スピネッラは、どの町にあったのかしら、残念ながら寄らなかったと思います。私たちが試したのはエリチェのお菓子屋さんで、後で気が付いたらアーモンドのお菓子が名物だったようで、カンノーリはあまりも大きくて甘かったです。でもまだあの味を覚えていると言うことは、おいしかったと言う事かしら（笑い）。

とろこで、グラ姐さんのお泊りになるアグリや、お食事になるレストランは、どこもおいしそうな食べ物で溢れてますね、やはりお鼻にピンとくるんでしょうか、不思議というか、うらやましいと言うか。

私の主人はグルテンアレルギーで、パスタやパンがダメなのに、イタリアが大好き、お米や、ポテトは大丈夫なので、リゾットや、魚介類で食事しますが、機会があれば、アグリにも泊まってみたいと思ってます。アンティパストやメインを頂ければ十分だし、私はパスタ大好きなので。こう考えるようになったのは、おいしそうな写真をたくさん見せて頂いたお陰ですね。

「シチリアの時間」
cannoliさん
チェファルーのニューシネマ、、、を撮影した小さい港行きました？あの港から東方向にずっと行った通りはちらちら海を覗ける所が有って古く汚くて凄く気に入りました。

ピアッツァアルメリーナも渋い旧市街が有りそうで行ってみたく成りました。

私もシャッカの魚介料理良いと思います。

「Re:シチリアの時間」
Cannoliさん、
そう言えば、カンノーリは食べてきましたか？
確か、「スピネッラ」というおいしい店があるのです。
私はそこでジェラートしか食べてませんが。（ここでは真夏はカンノーリを作っていないとか）

> 前回レポートしたチェファルは歩いて回れる町ですが、すごく小さい町ではないので、観光客であふれているわけでもなく、海もあり、のんびり時間を過ごすには良いところだと思いました。

そうですよね。
夏のピークシーズンは賑やか過ぎでしたから、初夏に行ったら最高だと思います。

> Piazza Armerinaに向かっている時に、事前に調べていた道に来ると、何か催しが近くの町であるのか、お巡りさんが、閉鎖をしていました。この時、イタリア語がしゃべれないのが、残念でした。

あら、何があったのでしょうね。興味津々です。
旅先で思いがけずそうしたイベントに出会うと本当にわくわくしますよね。

> 別荘に着いて、チケットを買って中に入り、「ビキニの乙女のモザイク」の部屋を含む３室ほどを見ましたが、それ以外は、屋根か何かの修復作業をしており、見ることが出来ませんでした。

それは残念！
最も有名なものが見られたからまずよし、ということろでしょうか。
修復が終わったら見に行きたいです。
だいぶクリアに見えるようになるのでしょうね。

> 前日、ホテルの人に頼んで、アンティカマリーナにランチの予約を入れて頂きました。

アンティカ・マリーナ行ってらしたのですね！
うらやましい…
今回の旅行で行く予定なのでとても楽しみにしています。

> 途中で横道に出たら、ドゥオーモが見えます。何だドゥーモ広場のすぐそばでした。

そうなんですよね。
私の場合は、ドゥオーモから市場へと行ったので、
ぜんぜん違う世界が繰り広げられていて、びっくりという感じでした。
アンティカ･マリーナの前まで行ったらその日から夏休みだったので大ショックでした。

> シチリアは、魚介料理がどこでもおいしかったですが、私はここが一番印象に残っています。主人はシャッカのレストランだそうです。

そう聞くと、シャッカの店にも行ってみたくなりますね。
あの方面には行ったことがないので、近々…と狙っています。

「シチリアの時間」
前回レポートしたチェファルは歩いて回れる町ですが、すごく小さい町ではないので、観光客であふれているわけでもなく、海もあり、のんびり時間を過ごすには良いところだと思いました。

６日目は、カサーレの別荘に寄ってから、カターニャ経由でタオルミーナまでの旅程です。先日走った高速を南に１時間ほど走り、予定の出口で降りて、Piazza Armerinaに向かっている時に、事前に調べていた道に来ると、何か催しが近くの町であるのか、お巡りさんが、閉鎖をしていました。この時、イタリア語がしゃべれないのが、残念でした。もし何をやっているのかを聞ければ、何かめずらしいものにめぐり会えたのかもしれませんが、残念。別の道を教えて頂いて、旅の続行です。今回の旅行で思ったのは、イタリア語がしゃべれたらもっと地元の人と交流出来たのにな、と言うことです。やはり勉強しないといけないですね。

しばらくすると、Piazza Armerinaが見えてきました。丘の上にある町のようです。カサーレの別荘は町の下を通った先にあります。別荘に着いて、チケットを買って中に入り、「ビキニの乙女のモザイク」の部屋を含む３室ほどを見ましたが、それ以外は、屋根か何かの修復作業をしており、見ることが出来ませんでした。後で調べてみたら、今年一杯は工事をしているようです。全体の３分の一弱くらいしか開いていませんから、ここを見るのが大目的の方は、再開してから行くことをお勧めします。３０分くらいで見終っちゃったので、その後カターニアに向かいました。元々寄る予定はなかったのですが、可能であればと言う仮予定で、前日、ホテルの人に頼んで、アンティカマリーナにランチの予約を入れて頂きました。その時間には十分間に合いそうです。

車窓からのアルメリーナの町

モザイク


カターニアに着いたら、幸運にも魚市場に近いところへ駐車出来ました。レストランは、市場の中にあり、すぐ見つかりましたが、予約の１５分前に着いたら、テーブルは、まだ空いていなかったので、活気に溢れている市場の見学をしました。


途中で横道に出たら、ドゥオーモが見えます。何だドゥーモ広場のすぐそばでした。


広場で写真を撮ったりしている内に時間が来たので戻ると、テーブルに座れました。予約無しのカップルも待っていましたから、ここを訪ねる方は、予約を入れる事をお勧めします。テーブルは、１０コくらいしかありませんので。
前菜は、おまかせで写真の４つのものが出てきました。名前は存知ませんが、エビのマリネ、揚げた小魚、ラタトゥユに似た野菜の煮込みとタコ。プリモはとばしてセコンドをと言うと、「こちらに来て魚を見るか」と言われて行くと、ケースの中に今日のお魚が何種類か並んでいました。私はイカを、主人がマグロを頼み、ふとみると、ウニが置いてあったので、これも頼みました。


ごめんなさい（食べかけで）、食べ始めた後、気が付いて撮った写真です。




どれも新鮮で大変おいしかったです。ウニは食べ慣れているものとは、異なる種類なので、試して見たい方のみにお勧めします。セカンドやプリモを飛ばしても、アンティパストを何種類か試されると、お腹に負担をかけずに、色んなおいしいものを食べられますよ。
シチリアは、魚介料理がどこでもおいしかったですが、私はここが一番印象に残っています。主人はシャッカのレストランだそうです。

「シチリアの時間」
cannoliさん有り難うございます、やっぱりルートを外れるのはまずいのですね。
さて野生の陸亀を見れるのは何時になるのやら。

「Re::シチリアの時間」
ザヴィエルさん、

> 神殿は岩がちな丘の上に有る様ですが岡の下に降りたりも出来るのでしょうか？
> 実はイタリアの野生の陸亀を見たいと思って探したりするのですが一度も見つけた事が無いのです、此の写真の雰囲気はいそうな気配がします。

神殿の丘ですが、観光客も多く、歩道からあまり外れると、公園の作業員などに見つかりそうな雰囲気でした。私も言われて他の写真を良く見て気が付いたのですが、丘の上の岩ですが、侵攻の戦いで壊された神殿や遺跡に使われていた岩のように見えます。と言うのは、海側に向いて撮った次の写真を見ると、あまり岩地ではないように見えます。



どこからか、岩を運んできたのかしら、すごいですよね。

「Re:シチリアの時間」
グラ姐さん、

> コンコルディア神殿は、初めて行った時は丸ごと見られましたが、その翌年だったか翌々年だったかに通ったときは、崖側がネットに覆われて修復中でした。
> もう修復は終わったのでしょうか。

はい、もう終っていました。丁度、彫刻展をやっていて、写真のような彫刻が、神殿の前と中においてあり、余分の入場料を払うと神殿内にも入れました。


白い女性の彫刻の後ろ肩



マントヴァの壁画すばらしいですね、機会があれば、行きたくなりました。

「Re:シチリアの時間」
Papalinaさんも、まるでテレビにでも出てきそうなシーンで、ワォ、色々車ではご苦労されたんですね。

「まさしく　一寸先は闇　です。」と言う言葉、ほんと的を得てます、何度目の前が真っ暗になったことか、でも私たちだけではなかったと言うことが分かって、すこし気が楽になりました！ありがとう。

「Re:Re:シチリアの時間」
> 狭い道の話が出たので、またプローチダになりますが、とんでもなく狭い道の写真を。
> 両側壁、道幅＝車幅という感じのこの道、さすがに角がボロボロです…

そうなの！ホント、そう！！
タクシーで宿に向かう時に　「　えっ？ここを曲がるの？こんな狭い道、車が走っていいの？」って思いました。

どう見ても歩行者専用みたいな道幅、背後から車がきて、脇に寄って道を譲ってあげても　”　よっ”と手を挙げることもなく　当然のように過ぎ去っていきますよね。友人が「　感謝の合図もないんかいっ！！」と怒るまいか。

「:シチリアの時間」
cannoliさん今晩は
アグリジェントは乗り換えだけだったので神殿の方には行かなかったのですが紹介されている写真で見るとちょっと興味がでてきました。

神殿は岩がちな丘の上に有る様ですが岡の下に降りたりも出来るのでしょうか？
実はイタリアの野生の陸亀を見たいと思って探したりするのですが一度も見つけた事が無いのです、此の写真の雰囲気はいそうな気配がします。

アグリジェントの街は近代的で確かにどうでも良い感じですが駅の上の方に有る旧市街だけは教会も多く汚く渋くマニアには楽しめました。

「シチリアの時間」
通るだけなら分かりますが駐車していますよね、、、他の車が来たら？乗り降りは？後ろからですかね。

「Re:シチリアの時間」
cannoliさん、

シチリアドライブの話、読んでいる方は、やっぱりイタリアだわ…なんて楽しめますが
実際走っている身になると本当に大変だったことと思います。
でも、そんな中で、建物の角の傷まで写しているところが余裕ですね。
トラブルも含めて楽しんでいる様子が素敵です。

コンコルディア神殿は、初めて行った時は丸ごと見られましたが、
その翌年だったか翌々年だったかに通ったときは、崖側がネットに覆われて修復中でした。
もう修復は終わったのでしょうか。

狭い道の話が出たので、またプローチダになりますが、とんでもなく狭い道の写真を。


両側壁、道幅＝車幅という感じのこの道、さすがに角がボロボロです…

「Re:シチリアの時間」
この時は、借りた時にはポンコツに見えたフォードのフィエスタが英雄に見えた事か！チビだからできたのです。


今回はフィアット500のチビでした。傷なしのほとんど新車（但し、このクソ暑い夏だというのにサンルーフ付き！）で、私自身はどこにもぶつけた覚えも擦った覚えもありません。しかし、返却の際に確認したらバンパーの隅はへこんでいる。ボディ側面に擦ったあとも。バンパーのへこみは、ホテルの狭い駐車場に停めてくれた際に　ぶつけても気にしない人間がグイっと切り替えした時に隣の車を押しながら駐車したのを目撃。ヒィっと悲鳴が出ました。でも側面の大きな擦り傷はなに？？？

ワンボックスタイプを借りた時のこと。駐車場への狭い入口。そして前面の道路も狭いから大きく回って直角に近い形で入ることができず、どうやっても左側面をこすりそう。前後で合図を送ってくれる人間も「　無理かなぁ？」何度やっても入れなくてギブアップ。フロントのオジサンに頼んだら　なんと切り返しもせずに一発で成功！！あれ？自信喪失の瞬間でした。


大きな９人乗りの車（なんと、パン屋や牛乳屋さんの配達に使う車でした。）を借りる羽目になった時は、調子よく走っていたら　突然　鉄道の高架が。あれ？くぐり抜けられるのかしら？友人みんなが降りて、どうしたもんやらと首をかしげていたら、通りがかりの人が車高を下げる為に全員乗れとの指示。そこらへんの太っちょの人間も総動員で車にギューギュー詰めに乗り、口笛の合図を頼りにくぐり抜けたことも。無事、通り抜けてみんなでハイタッチでしたよ☆

行ける行けるでずんずん走っていたら　とんでもない細い道に入っていくことがありますよね。

まさしく　”　一寸先は闇　”です。

「シチリアの時間」
さてシチリア旅行４日目は、シャッカよりアグリジェットへ向かいました。アグリジェントは、小さな丘の上に、神殿群があり、谷を挟んで、反対側の丘の上に町があります。この眺めが素晴らしいです。観光のハイライトとも言える所で、立地条件と、神殿の保存状態がとても良いので、個人的意見ですが、時間のない方は、ここを見ればセジェスタもセリヌンテも見なくても良いのではと思いました。

観光には考古学博物館も含んで３時間半くらいを費やしました。博物館は神殿の入り口より徒歩１５分くらい離れていますが、お金を払うと希望の場所へ連れてってくれるゴルフカートのお兄さん達がいます。遺跡のみであれば、徒歩で十分観光できます。アグリジェントの町は遠くから見ると近代都市に見えたので、今回は観光をしませんでした。


コンコルディア神殿


アグリジェントの町



遺跡を見終わった後、その日の宿泊地であるチェファルに向け、南側から北側まで内陸を縦断しているスーパーストラーダに乗ったら、工事のため車線が閉鎖されていました。前を走っていた車の後について降りて、別の乗り口を捜しているうちに、山に登ってゆくような感じになり、聞いたこともない町の名前が出てきました。地図で見ると、方向的には、走りたかった道に並行して走っているようでしたから、あきらめて取合えず少し走ってみることになりました。

３つ目の町を過ぎたあたりからどこを走っているのか分からなくなってしまいました。カーナビに町の名前を入れても、情報が出てこない地域です。このあたりは、ゴツゴツした岩のある高地か、農業地の広がる中に、小さな町が点々としています。もうやけっぱちになって走っている内に、やっと地図に載っている町にやってきました（うれしかったこと）。道路番号が分かったので、それを走れば、島の中心部にあるCALTANISETTAに着くことが分かりました。その先は、アウトストラーダがあるので、もう安心です。雨も降ってきました。

安心した為か、おトイレに行きたくなり、走っている畑の途切れたところにあった、日本で言えばドライブインみたいなところに寄らせて頂きました。私だけ中に入ると、お菓子を売っている所と、食事のできるテープルが左手に、右手には、バールがありました。奥に入って用事を済ませて出てきましたが、何も買わないで出るのも気が引けたので、バールのカウンターでオーナーの奥様風に見える方に「コーヒーを１杯」と頼むと、当然ですか、エスプレッソを作ってくれました。値段は、１．７５ユーロ、小銭が１．６５しかなくって、それと、２０ユーロ札をだすと、お札はいらないよ、と言ってくれました。グラツェと言ってグット飲み干して、外に出ました。
後で思って可笑しかったのは、カウンターで、ビールなんかを飲んでいた地元のおじ様たち、目がきょとんとしていました。多分「なぜこんなところに東洋女性がいるの？」だったと思います。旅行者も通らないであろう田舎のど真ん中でしたから。でも、あそこで飲んだエスプレッソが一番おいしかったです。

１０分くらい走ってCALTANISETTAに入り、アストストラーダに乗ってチェファルまで。島の南側は雨が降っていたのに、北側に着たら、日が照っていました。町に入る手前に、ロータリーがあり、出口を間違ったようで、車は町の繁華街のど真ん中に入ってしまいました、と言っても車が１台やっと通れる道に、右も左も前も後ろも、たくさんの人が歩き回っています。一方通行ですから人を縫って前に進むしかありません、突き当たって右に行ったら、これが悪かった。益々狭くなり、両手を広げたら付く位のところです。その突き当りが壁で、右側にネズミの穴みたいな出口があります。

写真は助手席から撮った他の車がつけた壁のすり傷です。これを見ながら「石鹸を両サイドにつけたらすり抜けられるのに」なんて変なことを考えながら祈っていると、三度バックして切り直し、壁にあたらずにすり抜ける事ができました。この時は、借りた時にはポンコツに見えたフォードのフィエスタが英雄に見えた事か！チビだからできたのです。


丸で囲った壁の傷


そういう話はこれくらいにして、チェファルですが、ホテルそばから見た旧市街の眺め、青い海の色と調和した、絵になる景色でしょ。


大聖堂のモザイク、とてもきれいでした。


町の北側からの眺め


夕食は２日とも、町の北側にあるVia Bordonaroにあるレストランに行きました。最初の夜は、Trappituで、ピザやポークのインボティーニ等を頼みました。お値段も安めで、お手ごろのお味でした。次の夜は、数件先のAl Porticciolo、開店時間の７時半に行ったら、最初のお客で、海に面したテラス席に案内してくれました。Pasta con Sordeを頼んだら、いわしの身をほぐしたようなソースに、ウイキョウの風味がし、とにかくめずらしいお味で、結構おいしかったです。エビのグリルはまぁまぁだったそうです。シチリアのデザートは、アーモンドを使ったParfait di Mandoreleや、Torta di Mandorleがお勧めです。

２日目の午前中は、貯まった洗濯物をコインランドリーでしながら、マンドラリスカ博物館を見ました。ランドリーにはお店の人がいて、洗濯物を見てくれました。場所は市庁舎から大通りに沿って２本ほど北側にある通りを海側に入った所にあります。

砂浜には日光浴をしている観光客もいましたが、私達には風が強くって寒そうに見えたので、海には入りませんでした。

「Re:Re:シチリアの時間」
cannoliさん今晩は

同じ顔の羊の連続はウォーホールの絵の様で面白い！

セリヌンテは海の方の遺跡だと柱の上を歩いて遊んだり出来るそうですね。

シャッカ懐かしい！割りと普通の結構大きい街ですが好きなんです、ドウォーモより上の街が北アフリカの雰囲気をのこす旧市街で汚くて渋いしその上の広場周辺には日曜日に大きな生活用品の市も立ちます、港近くには大きなスーペルメルカートが有りもっと行くと砂浜の地味なビーチも有ります、こんなシチリアの海辺の街で暮らしたいです，一番希望はトラパニなんですけど夕方港のずっと伸びている防波堤から街を見上げた景色はシチリアで一番気に入りました。

「Re:Re:ひつじ〜〜〜」
cannoliさん

> 見学をする前に喉が渇いたなーと思っていると、レモングラニータを自転車で売っているお兄さんがいました。１個お願いすると、冷凍庫の蓋をあけて、グラニータを削ってカップに入れ、これは「シチリアで１番おいしいグラニータだよ」なんて言いながらくれました。ふだん立ち売りからは何も買わない私なので、ホントかねーなんて思いながら口に入れるとグット冷たくっておいしかったこと！

その光景、想像できちゃいます。
冷たくて、さっぱりしていて、ほんのり香りがあって、汗がすっと引いていくようですね。


> 「これがシチリアの農村か、いいなー」なんて思っていると突然、２人の羊飼いに連れられた羊の大群が歩いて来ます。エエツと思いながら車を止めると前方にも車がいたようで、止まっています。この間を羊たちは恐れもなく通ってゆきますが、時々ボコッ、ボコッなんて羊が車に当たる音がします。「大丈夫かしら」と言うと、「毛が厚いから大丈夫だよ」と言う返事、その通りで、後で見てみたら大丈夫でした（車が）。ウフフこれが旅行中の最大のハプニング？でした。

きゃ〜っ、すっごい数の羊さんたちに囲まれちゃってますね〜。
おもしろーい！
こういうのって、本当に楽しいですよね。

「Re:シチリアの時間」
グラ姐さん、

情報ありがとう。旅行に行く前、仕事が忙しくって、シチリアに関する過去のスレッドを読まずに行ってしまいました、残念。塩田やワイナリー等のお話があったのですね。これから読むとたくさん、又行きたくなってしまう情報が出てきそう、でもそれもまたこのサークルの楽しみの一つですが。プロチーダシリーズいいですねー、私も行きたくなってしまいました。

さて、シチリア３日目の午後、マルサーラを出てシャッカに行く前に、セリヌンテに寄る事にしました。走っていた道から海側に入ると、神殿の入り口に駐車場と、ガラス張りのチケット売り場がありました。見学をする前に喉が渇いたなーと思っていると、レモングラニータを自転車で売っているお兄さんがいました。１個お願いすると、冷凍庫の蓋をあけて、グラニータを削ってカップに入れ、これは「シチリアで１番おいしいグラニータだよ」なんて言いながらくれました。ふだん立ち売りからは何も買わない私なので、ホントかねーなんて思いながら口に入れるとグット冷たくっておいしかったこと！

セリヌンテ神殿の良いところは、神殿の中に入れる事でしょうか。美しく作られているE神殿の柱を見上げて古代人になったような気がしました。遠方にはさらに海に近い方に、もう１つの神殿が見えます。周りを建築現場のように囲んであって、修復をしているようでした。そちらに行くには、余分にお金を払うと、E神殿のそばから車で連れて行く人達がいましたが、私たちは、E神殿のみの見学をしました。

E神殿


もう１つの神殿


その後シャッカまでは、スーパーストラーダを通らず、下の道を行くことにしました。地図によると、景色の良いところを走って行くようです。なだらかな丘を登ったり降りたりしながら走る道の周りには、のんびりとした農業や牧畜用の耕地がどこまでも続いています。

「これがシチリアの農村か、いいなー」なんて思っていると突然、２人の羊飼いに連れられた羊の大群が歩いて来ます。エエツと思いながら車を止めると前方にも車がいたようで、止まっています。この間を羊たちは恐れもなく通ってゆきますが、時々ボコッ、ボコッなんて羊が車に当たる音がします。「大丈夫かしら」と言うと、「毛が厚いから大丈夫だよ」と言う返事、その通りで、後で見てみたら大丈夫でした（車が）。ウフフこれが旅行中の最大のハプニング？でした。


羊さんて優しい顔をしているのね。

後ろ窓から見た去ってゆく羊たち


シャッカには、しばらく農耕地を走った後、海沿いの道に入って、予定のB&Bに着きました。港のすぐ傍です。ここは海の傍まで絶壁のような断崖が迫っていて、町はその上にあり、港からは階段や坂を使って上にあがります。港関係の商店やレストラン等が崖の下にあり、陶器を売っているお店や、温泉施設は上の方です。どちら側に泊まっても、歩いて回れる距離です。

市庁舎前の広場や、シャッカ温泉の前からは、雄大な海を眺められます。陶器工芸の盛んな町らしく、大通り沿いにたくさんのお店が軒を連ねていました。温泉の前以外では観光客もあまりいなくって、皆さんが生活をしている港町の風情でした。もちろん獲りたてのお魚を使っているでしょうから、食事はどこでしてもおいしそうでした。私たちは、歩き回った後、夕食までB&Bに戻りました。ごめんなさい、町に繰り出した直後電池が切れちゃって、ホテルに着いた後に窓から撮った写真しかないんです。



夜８時くらいになって、La　Lamparaと言う港の前にあるレストランに行きました。予約はしなかったのですが座れました。しばらくするとテーブルがかなり埋まってきました。アサリの酒蒸し、タコのサラダ（名前を覚えていないのですが、大好きになりました）、魚のインボティーニ、そして初めての生ウニのスパゲッティを頼みました。これは予想していたのとは、少し違った味でした。ウニ自体が、厚みのあるおすしのウニとは、違うタイプのようでしたが、それなりに海の香りのした独特のお料理でした。他のお皿も大変おいしかったので、満足して、人気のなくなった港の道をブラブラ歩きながら、帰りました。