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from: グラ姐さん 2011/02/14 21:17:11 icon ミシュラン地図の点線の道チェリアーナの前に書いたアプリカーレからさらに北へと奥に入ると 
 かつて魔女裁判が何度も行われたというトリオーラがあります。
 チェリアーナへ行くために
 アプリカーレからバイアルドという村まで行ったところで
 南東へくねくね道を下ったのでその道を一旦戻り、
 バイアルドからトリオーラへと向かうのですが、
 その道というのが、ミシュラン地図をよく見ると、片側が点線でかいてあります。
 papalinaさんの、かなり詳しい地図のその部分だけのコピーなので点線の解説はなくて、
 道があることは確かなんだから、ええい行っちゃえ!とその道へ。
 後から私のドライブ用のミシュラン地図の記号等の見方をみると、
 片側点線の道は、なかなかハードで困難な道ということらしく。
 (ちなみに両側点線は危険ということらしい)
 これは結果的にわかったことで、ひとまず片側点線の道ってどんなよ、と走ってみれば、
 ○狭い、
 ○ガードレールがない、でも片側は崖、
 ○舗装が小型車1車線分で、
 ○舗装の両端が、まるで南部せんべいの縁のぴらぴらのように、薄くてギザギザ、
 ○人家がない、
 ○そしてもちろん山道なのでくねくね、ヘアピン以上のカーブの連続
 この道に入って、戦車のようなものが来て2人ともビックリ!!!
 単なる対向車だったのですが、刈ってきたオリーブの枝を山ほど積んでいて、
 運転席の屋根をも覆っていたのでまるで戦車が擬装しているようだったのです。
 幸い、そこはすれ違う幅が辛うじてあったので、何とかなりました。
 その後の道といったら、もし対向車が来たらどうしよう・・・って状態で。
 走れば走るほど、何もない山奥のくねくね道。
 papalinaさんが、
 「ぐら姐さん、もしここで車が動かなくなって、立ち往生したらどうする?
 歩いて救助を求めに行く?」
 というので、
 「ううん、どれだけ歩けば人家があるかわからないし、
 夜になったら真っ暗だろうから、1日1台来るか来ないかの他の車を
 車の中でじっと待つ」
 と私。本気でそんなことを考えちゃいました。
 走って走って、やっと片側点線の道から、両側実線の道に出ても人家はなくて、
 暗くなってきた頃に、遠くにまちの灯りが見えたときは本当にほっとしました。
 トリオーラの手前のまちに着いたときは、すっかり暗くなっていたけど、
 店が開いていたので、絵葉書がほしいと思って、立ち寄りました。
 魔女裁判を行い、魔女と決め付けられた多くの女性が処刑されたまちなのに、
 今や「魔女のまち」を観光の目玉にしているらしく、
 まだ手前のまちなのに、その店には魔女グッズがたくさんありました。
 さて、暗くはなってしまったけど、ここまできたからにはトリオーラへと向かいましょう。(つづく)- 
  
  
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コメント: 全3件
from: グラ姐さん
2011/02/16 07:19:49
icon
「トリオーラ」
土産物屋のあったまちから少し行って、ようやくトリオーラに到着。 
もう夜になっていましたが、せっかくだから車を降りて少し歩きました。
博物館などいくつか見どころがありそうな地図。
魔女関連の博物館(?)は閉めるところでしたが、
天井から人形がたくさんぶらさがっていたのでパチリ。 
観光でまちを見終えて帰っていくシニョーレに、
英語で「魔女に気をつけて」と声をかけられながら、さらにまちの中へ。
明るければ、まちの全体の姿が見えるのでしょうが、こればかりは仕方がない。 
もう少しこのまちのことを下調べしてからまた来よう、とつぶやいて、 
帰りはサンレモまでの、両側実線、バスも走っている道を走り、 
夜の8時ごろにヴェンティミッリアに帰り着いたのでした。 
papalinaさん、運転本当にお疲れ様でした。 
そしてありがとうございました。

 
         
        

 
           
      
 
         
         
         
       
       
         
               
        
from: papalinaさん
2011/02/16 15:18:10
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「Re:ミシュラン地図の点線の道」
> 道があることは確かなんだから、ええい行っちゃえ!とその道へ。
それに道路標識の矢印もあったから、間違いはないだろうと思ったのもありますよね。曲がってすぐに明らかに誰かさんの家の敷地に続くような道と もうひとつの道。でも道幅は同じくらい。どっちが公道だか私道だかと迷うような道路が続いて、あら、びっくり!冷や冷やドキドキ。
今になって”記念に写真でも撮っておけばよかった。”と笑い話ですけど、あのときは本当に崖につららは下がってる。道路は凍ってるで、早く通り抜けねば…という一念でした。
滅多にない経験ができて、とっても楽しいドライブでしたよ☆
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