mitsuさん、

＞このコロナ渦直前の二月末に一泊してきただけにとても懐かしい風景です。

それはよかったですね！
いいタイミングでしたね。
私は昨年11月に戻ってきて以来、行かれなくなってしまって。

＞城門の広場でカーネバルの服装ではしゃぐかわいい子供たちがいて、写真を撮ってもいいかと聞いてシャッターを押すと、背後にいた母親の一人がすごい剣幕で飛んできて写真を拒否しました。

子どもたちは撮って撮って！と思うことが多いのでしょうが、
親の立場では、そうそうOKもできないのでしょうね。
今のご時世下手に拡散したら大変なことになりますからね。
でも、きっととっても可愛い写真だったでしょうに、削除せざるを得なかったのは残念でしたね。

でも国立博物館も併せてやはり1泊で出かけてたっぷり楽しめたのですね。
海が近いからか、魚介料理が美味しかったことの記憶に残っています。

タルクイ―ニアには、このコロナ渦直前の二月末に一泊してきただけにとても懐かしい風景です。ありがとうございます。
私のB＆Bはメインストリートの坂道を登り切った近くでした。ホテルはありませんね。経営者はいい人でしたが所謂イタリア人ぽくなくドイツ系？と思いました。そして城門の広場でカーネバルの服装ではしゃぐかわいい子供たちがいて、写真を撮ってもいいかと聞いてシャッターを押すと、背後にいた母親の一人がすごい剣幕で飛んできて写真を拒否しました。消却することで収まったのですがイタリアで初めての経験でした。この節ネット上の問題があるせいでしょうか？
海に近いタルクイ―ニアの住民性もあるかと興味がわいたのに追及していません。
国立博物館はとてもよかったです。エトルリアに遡る天使の原型をたくさん観ました。

「タルクィーニアその５」
にがつは、にげる。
あっという間に逃げていく２月ですね。今年は１日多いのに。

さて、ネクローポリをあとにして街へと帰ります。
出口のすぐ近くのお家の門


ネクローポリに向かうときに、一瞬ここが入り口？と思わせられる雰囲気がありました。
でも、個人のお宅のようでした。
きっと奥がまた広くて、海がよく見えるのでしょうね。
いいなあ。

街に向かっている途中で見かけた、かなりご高齢の白髪のシニョーラが、素敵なコートを着ていました。
年老いてから、こんな美しい色のコートにこの色の襟巻きってとてもおしゃれですよね。
髪の毛の色にもとても似合っていました。


学校の新年の飾りが可愛かったので撮りました。




左側に「月」、中ほどに「日付」、右側に「曜日」がありました。
お皿の上には、例えば１月ならGENNAIOと書かれ、それに合った絵を子どもが描き、下にその子の名前が書いてあります。

曜日


街の門です。


そして城壁。


街に戻ると、この日は市が立っていました。


市は覘かず、チェックアウトの時間が迫っているので宿に戻ります。
宿の近くの街並み。


荷物を持ち、鍵を置いて部屋を出てチェックアウト完了。
宿代はチェックイン時に済ませていました。

この後トゥスカーニアに移動するのですが、バスは１４時少し前なので、
その前に昼食を摂りたいのですが、それにもまだ早くて、
広場に腰掛けて旅の日記を書くことにしました。


マンマが働いていて、ノンノ（おじいちゃん）が孫の世話をしているのでしょうか、
そんな感じの人たちが何組かやってきました。
男の子が、ラジコンで遊んでいると、小さな女の子がそれに興味を持ち、
ラジコンカーを追い掛け回します。
女の子のノンノは、彼女ががそれを壊すことのないように、気遣って出てきました。


天気のよい冬ののどかな１日がこうして過ぎていくのですね。

さて１２時半になりました。
近くのお店で腹ごしらえ。
一皿で食事になる大きなサラダ、インサラトーネをいただきました。


まちの入り口に近い、どうということもないレストランですが、
ワインのこの気前のよい入れっぷりが気に入りました。


昼だし、すぐバスに乗るからと思って４分の１Lにしたのに、
こんなにたっぷり入れてもらって・・・でも困ると言うよりやっぱり嬉しい。うふふ。

（タルクィーニアおしまい）

「タルクィーニアその４」
墳墓の入り口を入ると階段があります。


降りていくと、墓の中には入れないようにガラス張りの扉に鍵がかけてられていて
横にあるボタンを押すと中のライトが灯り、ガラス越しに見るようになっています。


うわあ･･･
二千数百年前の墓の絵が、こんなに鮮やかに残っているなんて･･･
地下だからなのでしょうね。
あちこち壁は剥がれ落ちているものの、描かれているものはかなり見えます。

階段は２人並ぶのがやっとぐらいの幅なので、
混んでいる時期や時間帯だと見るのがとてもたいへんそうです。
お陰様で、冬なのによい天気だし、朝イチで行ったのでほとんど人はいないし、
このガラス越しの鑑賞を独り占めできました。
ゆっくり、すみずみまで観て。




特に見事だったのが「LEOPARDOの墓」


色鮮やかに正面にも側面にも隅にも、見事な絵が残っているのです。






階段を下りては観て、また上り、少し歩いて他の墳墓の階段をまた下りて･･･を何度も繰り返し、
たっぷりと楽しむことができました。




他の墳墓へ移動するときののどかな景色。でもすぐ横を車が通っています。そして遠くに海。


さて、まちへと戻ります。（つづく）

「タルクィーニアその３」
朝起きて、食堂に行くと、
テーブルの上に、コーヒーカップとコルネット１個の乗ったお皿が、テーブルに置かれていました。


セルフサービスだけど、コルネットは朝置いておくからね、
と前日おにいさんが言ってましたっけ。
どうやら、このお宿に泊まっているのは私１人だけだったようです。

シリアル、プルーン、オレンジジュース、ヌテッラとジャムなどが置かれています。


冷蔵庫には、ヨーグルトや牛乳、ここにもオレンジジュース


そしてエスプレッソマシーン


これらで自分の朝食を整えました。


ここのテーブルのクリスマスツリーのアイディアが素敵。




写真を載せている紙質のよい雑誌のページを、何ページかずつくるりと内側に曲げているのです。
次のクリスマスに私も作ってみようかな、って思いました。

さて、腹ごしらえも済んで、出かけます。
今日の目的は、エトルリアの地下墳墓、ネクローポリの見学です。
街から２kmほどの距離だと書いてありましたが、
実際に歩くと、もっと近く感じました。


これがネクローポリの入り口。


チケットを買って入ると、ひろーい敷地が目の前に広がっています。




この、小さな家のようなものが、墓の入り口です。


ここから入っていくと・・・それはまた明日。

「タルクィーニアその２」
博物館を出て少し坂道を上ったあたりのバールの壁に、２頭の有翼の馬のレプリカが飾ってありました。
このまちの誇りなのでしょうね。


向かい側にある薬局。
フィレンツェのサンタ･マリア･ノヴェッラほど大きく立派ではないけれど、
古いものそのままで営業している店って、イタリアには結構たくさんありますね。


市庁舎


そのすぐ近くの教会のプレゼーピにも市庁舎がありました。


我がまちにイエスの誕生シーンをつくるのが好きなんですね。
このパターン、今回結構あちこちで見かけました。
これがその教会です。


今夜はどこで食事をしようかな、と店の当たりをつけながら、近くをうろうろ。
遠くに海が見えます。
このまちのイルミネーションは、まあるい形。






博物館の外観です。


私の宿は、この脇道を入った先にあります。
その途中にある１軒の店が、ロンプラに紹介されていたので、そこで食べることにしました。
ここまでずっと肉系の料理が多く、魚介のパスタが食べたくて食べたくてたまらなかったのです。
このまちは海に近いからか、魚介メニューのある食事処が結構ありました。

食事はまだ早いので、一旦部屋に戻ることに。
と、すぐ近くにジェラテリア。


なかなか美味しそう。
カップのことが多いのですが、コーンがあった方が寒い中で食べるには冷たさが和らぐ気がして
一番小さいコーンをいただきました。


ジェラテリアの前の広場で食べました。

部屋で休み、テレビのクイズ番組を観ていたらあっという間に２０時。
食事にでかけます。

魚介料理に合わせて、白ワインをオーダー。
あら、ここにも有翼の馬が。


隣のテーブルは、イタリア人１人が３人のアメリカ人を接待しているようで、
魚もワインもなかなか豪華。
スズキの塩釜焼きがやってきました。
レストランの女将が塩を除き、皮を剥がし、身を取り分けます。


柱の横でやっていたら、隣のアメリカ人がテーブルのそばで見せてくれと言い、
ワゴンが私の横に置かれました。
で、アップで撮ってしまいました。


この魚は何？と隣のイタリア人が女将に聞くと、
女将がスピーゴラ（スズキ）よと答え、そのイタリア人がアメリカ人にシーバスだよと伝えると、
３人は素晴らしいサイズだね！と喜んでいました。
私もご相伴に預かりたい・・・と思っているところに私のパスタがやってきました。


これ、皿が小さいのではなく、コッツェ（ムール貝）が巨大なのですよ。
身もぷっくり。大きな蛤のような会も１つ入っています。
ああ、これよこれ、こういうのが食べたかったのです。
大満足。

そしてセコンドはイカのフリット。


ワインとともに気持ちよくいただいて、部屋に戻りました。

「Re:Re:タルクィーニアその１」
シニョレッリさん、

初コメントですね。ありがとうございます。

やはり鍵のトラブルを体験されているのですね。
このサークルでも、個人旅行をする皆様もれなくという感じで鍵が開かない体験をしたコメントを書かれています。
日本を旅していてそんな経験一度もないのに。

後になってみれば、それも楽しい旅の思い出となるのでしょうが、
その時は、ほんとうに大変な思いをしているのですよね。

これからも是非、旅の面白エピソードや写真などを寄せてくださいね。

「Re:タルクィーニアその１」
俱楽姐さま

タルクィーニア行かれたのですか、楽しく拝見させて戴きました。

２年前、ローマからジェノヴァに行く予定で、其の儘直行するのでは芸が無いと思って、その途中でマッサ・マリッティマにするのか、タルクィーニアにするのか、迷って随分検討して、結局、マッサ・マリッティマに行きました。

でも、そのうちにタルクィーニアにも是非行ってみたいと思います。

イタリアのＢ＆Ｂは、例のイタリア流で一筋縄では行かない楽しさ？がありますよね。

私の最高の経験は、３年前、パレルモのVilla IgeaのB&Bに泊まった時ですが、建物、B&Bの入り口、部屋の入り口のカギ３つを渡されて夜のパレルモを徘徊後、午後１１時に帰ってきたら入り口のカギが全然合わなくて中に入ることが出来ません！オーナーの電話番号に架けても、誰も出てくれず本当に焦りました。建物の明かりの点いてある部屋に見当をつけて、呼び鈴（ブザー？）を押すと、イタリア語が出来なくて（私です）一悶着ありましたが、そのうちに事態を察知したのでしょう、お婆さんが下りてきて開けてくれました。然し、建物の中には入れましたが、B&Bの入り口のカギが合わず入れません。そのうちにお婆さんの娘さんが出てきて、流暢な英語で「あの人は本当に仕方がない人！時々お客さんに渡すカギを間違えるのだから」と言ったので、漸く事情が分かりました。でも、その後が本当に不思議、何とその娘さんが別のカギを持ってきて、B&Bの入り口だけでなく、部屋のカギまで開けてくれたのです。
今になって、チェックインの時に間違った鍵を渡したのが、その娘さんの旦那か、彼氏に間違いないと確信しています。

イタリアって、本当に楽しいですね。

「小さなまちと田舎の旅」、今後とも楽しみです！！

シニョレッリ