新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:396人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

from: 倶楽姐さん

2012年02月25日 06時46分59秒

icon

タルクィーニアその1

前日にローマから列車とバスでマッサ・マリッティマへ行ったわけですが、それをまた同じルートでローマへ戻る少し手前にタルクィーニアがあります。ローマから所

前日にローマから列車とバスでマッサ・マリッティマへ行ったわけですが、
それをまた同じルートでローマへ戻る少し手前にタルクィーニアがあります。
ローマから所要1時間15分ほどなので、日帰りで見に行く人が多いようですが、
なにしろ年明けの小さなまち巡りでは、そのまちの夜の顔も朝の顔も見てのんびりしたいと思ったので、
ここにも1泊します。

昼のバスでマッサ・マリッティマを出てきて、13:04発の列車に乗り、
14:26着のはずが、グロッセートでしばらく停車したりして、15分ほど遅れて着きました。
まちは鉄道駅から離れているので、バスに乗らないといけないのですが、
バスはすぐに来て、しかもオン・ボードで切符が買えました。

さてここからです。やっぱりイタリアは裏切りません。やってくれます。
宿の名前がリゾート・ガリバルディという名前で、
ここはリゾート地ではないけれど、ゆったり過ごせるところなのかしらなんて思ったら、
住所のところへ行っても、ホテルの入り口らしきものは見当たらず。


呼び鈴すらもありません。
あ、小さなプレートがありました。


あらら、電話しろと言うわけね。
電話してみると、男性が出て、5分で行くから待ってろとのこと。
5分ほどでその男性が徒歩でやってきました。
「いやあ、悪いね。部屋が変更になって、リゾート・ガリバルディではなく、リゾート・ドゥオーモになったんだよ。
近いから一緒に歩いて行きましょう。」
もちろんスーツケースは彼が引っ張ってくれました。

歩きながら、
「僕は、ガリバルディより、ドゥオーモの方が好きなんだよ。
きっと、気に入るよ。
メールしたんだけど、届かなかった?」
突っ込んで訊いてみると、予約サイトに知らせてある私の自宅の電話番号にSMSを送ったらしい。
あのねー、みんな携帯電話を登録しているわけじゃないんですけど・・・

話しているうちに、そのリゾートドゥオーモに到着。
何のことはない、普通の建物の一画を、B&Bのようにしてあるだけ。
しかも常駐スタッフなし。
ま、朝食付きの貸し部屋ですね。

でも、部屋はまずまずきれい。(私の趣味とは違うけど)


必要なものはちゃんとあるし、ロケーションも悪くないし、これで60ユーロならよしです。
さあ、観光に出かけましょう。
やどの向かい側にはドゥオーモ。


地味な位置にある、地味なドゥオーモで、中には入りませんでした。

このまちは、エトルリアの墳墓群があるところで、チェルヴェテリとセットで世界遺産に指定されています。
エトルリアは、紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群で、
古代ギリシアとは異なる独自の文化を持っていたそうです。
当時としては高い建築技術を持ち、その技術は都市国家ローマの建設にも活かされたとか。

その墳墓群は、明日の朝観に行くことにして、この日は国立博物館を観ます。
チケット売り場には中庭を通って行きます。


墳墓群から見つかった棺などが多数展示されています。




棺の上にはその亡くなった人の彫刻。
棺の側面には、人となりを表す彫刻や絵がついています。




上の彫刻が平べったくて地味なものと、こんなに派手なものがありました。


これの頭の方の横っちょは、こんなんです。


これは二頭立馬車と観客たちなのだとか。


ここの一番の見ものが「戦車を牽く有翼の馬」
紀元前4〜3世紀の優れたテラコッタ彫刻だそうです。
アクロポリスに近いアーラ・デッラ・レジーナ神殿の破風を飾っていたと推定されています。


イタリア人のグループがけっこうたくさん観に来ていて、なかなか賑やかでした。
この後まち散歩を楽しみます。(つづく)

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 8
  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 7

icon拍手者リスト

from: シニョレッリさん

2012年02月25日 20時13分11秒

icon

「Re:タルクィーニアその1」
俱楽姐さま

タルクィーニア行かれたのですか、楽しく拝見させて戴きました。

2年前、ローマからジェノヴァに行く予定で、其の儘直行するのでは芸が無いと思って、その途中でマッサ・マリッティマにするのか、タルクィーニアにするのか、迷って随分検討して、結局、マッサ・マリッティマに行きました。

でも、そのうちにタルクィーニアにも是非行ってみたいと思います。

イタリアのB&Bは、例のイタリア流で一筋縄では行かない楽しさ?がありますよね。

私の最高の経験は、3年前、パレルモのVilla IgeaのB&Bに泊まった時ですが、建物、B&Bの入り口、部屋の入り口のカギ3つを渡されて夜のパレルモを徘徊後、午後11時に帰ってきたら入り口のカギが全然合わなくて中に入ることが出来ません!オーナーの電話番号に架けても、誰も出てくれず本当に焦りました。建物の明かりの点いてある部屋に見当をつけて、呼び鈴(ブザー?)を押すと、イタリア語が出来なくて(私です)一悶着ありましたが、そのうちに事態を察知したのでしょう、お婆さんが下りてきて開けてくれました。然し、建物の中には入れましたが、B&Bの入り口のカギが合わず入れません。そのうちにお婆さんの娘さんが出てきて、流暢な英語で「あの人は本当に仕方がない人!時々お客さんに渡すカギを間違えるのだから」と言ったので、漸く事情が分かりました。でも、その後が本当に不思議、何とその娘さんが別のカギを持ってきて、B&Bの入り口だけでなく、部屋のカギまで開けてくれたのです。
今になって、チェックインの時に間違った鍵を渡したのが、その娘さんの旦那か、彼氏に間違いないと確信しています。

イタリアって、本当に楽しいですね。

「小さなまちと田舎の旅」、今後とも楽しみです!!

シニョレッリ

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 3

icon拍手者リスト