「トリノ '１２年３月その６」
ぐら姉さん
イチバン好きなガットゥーゾそしてピルロ、ピッポがいたのでミラニスですがアッズーリ好きから入ってますのでワールドカップ優勝した時の選手贔屓です、それでミランの次にユヴェントスが好きです。
ミランにもう誰もいなく成る様なのでユーヴェに乗り換えるか？でもデルピエロがいないユーヴェではねぇ。

「Re:Re:トリノ '１２年３月その６」
ザヴィエルさん、お久しぶりです。
お元気でしたか？

> 来シーズン、うちのネスタ先生までそちらにお世話になるかも知れませんので大事にしてやって下さい。

ピルロがネスタを誘っているという話ですね。
来るのは嬉しいですが、デル・ピエロがユーヴェにいなくなってしまう可能性が高いのが悲しいです・・・

年齢的に厳しいのは分かりますが、それでもここのところの得点や得点にからむシーンを見ていると
９０分は無理でも、４５分はまだまだやれる気がするのです。

ネスタも年齢的にはあと少しですよね。
故障もあるようですし。

ザヴィエルさん、ミラニスタだったのでしたっけ？

「Re:トリノ '１２年３月その６」
ぐら姉さん

来シーズン、うちのネスタ先生までそちらにお世話になるかも知れませんので大事にしてやって下さい。

「トリノ '１２年３月その６」
その日、ユヴェントゥス･スタジアムに行きました。
スタジアムが見えたときは嬉しくて。


ここで、持参のユヴェントゥスジャンパーを着て、写真を撮りました。

こちらは正面。


ああ、今日の試合本当に観たいなぁ･･･と思いつつ、チケットはダフ屋で買うと１０００だと言われ、諦めました。
ここでは、デルピエロの名前と背番号入りのシャツを着て撮りました。
（これも持参。もし彼に会えたらサインをもらうつもりで）

スタジアムの周りにはユーヴェのシャツや、マフラー、旗などを売るテントがたっくさん。


私も、アレの写真をプリントしたＴシャツを買ってしまいました。
試合は２０：４５開始なのに、ピエモンテの地方の町からだけでなく、イタリアのあちこちの都市のみならず、
ベルギーあたりからもバスを仕立てて応援に来ているユヴェンティーニ（ユヴェントゥスファンのの複数形です）たちが大勢いて
盛り上がっていました。

アレの写真をプリントしたのぼり（？）を持っている人たちもいたので、写真を撮らせてもらいました。




スタジアム内には、ショップや飲食店があり、まるでショッピングセンターのようです。
その中には、白と黒の縞々がいっぱい。


アレが日本の震災支援のために作ったチャリティＴシャツ（友の文字）を着ている人も


トイレの行列も白と黒。トイレ行列が、女性よりも男性の方が長いのは初めて見ました。


インテル･ファンはトイレにも入りにくいでしょうね・・・

あっちもこっちも盛り上がりがすごい中、涙を飲んでスタジアムを後にしました。

「トリノ '１２年３月その５」
今日は、ホテルでのインテル滞在騒動について書きます。

まず、チェックイン後、部屋を出かけるときに、
同じ階の廊下に、この階だけ（吹き抜けなので見える）テーブルが出され、お茶や水などの用意がされていました。


これは、きっとユーヴェの選手たちが気軽にお茶を楽しめるようにしてるのだわ！
（この時点では、まだユーヴェが泊まると思っていました。）

散歩から戻ってくると、テーブルの上にはお菓子や果物が増えていました。


ロビーでは、レセプションの奥に小さな机が置かれ、選手達に部屋の鍵を渡すのかしら？と思われるような準備が進んでいます。
チームのスタッフと思われるような人たちが、ホテルの人と打ち合わせをしたり、
外に出たり、電話連絡をしたりと、選手を迎える準備に余念がない様子です。


ところが、彼らをよく見ていると、胸に小さなバッジをつけていて、
それが青と黒なのです・・・
え？　ユーヴェじゃなくて、インテル？！
分かったとたん、アドレナリン出まくりでわくわくそわそわしていた気持ちがシューッとすぼみました。
ああ、これがユヴェントゥスだったらどんなにドキドキワクワクしたでしょう。

でもせっかくだから、インテルの選手でも、全然見られないよりはいいかも、
なんてすぐに気持ちを切り替えて、ロビーの椅子に座っていましたが、
その日は全然成果なし。

私たちが夕食から戻ると、廊下の食べ物はかなり食い散らかされていて、
翌朝は、水とお茶を残してきれいに片付けられていました。

朝食の後は、しばらくロビーで、選手の動きがないか見ていました。
私がちょっと部屋に戻り、その後私の同行者も部屋に上がろうとしてエレベーターを待っていたら、
上から地下へと下りるエレベーターが一旦開き、すぐにドアが閉まって行ってしまい、
そのほんの一瞬ドアが開いたときに長友選手が中にいるのが見えたそうです。

私たちの部屋の近くの部屋のドアが開いていて、ちょっと中を見たら、
そこはマッサージルームにしつらえられていました。


後で通ったときには、選手がマッサージしてもらったり、
トレーナーと思われる人と話をしているのが見えましたが、
さすがにそれを写真に撮るわけにもいかず。

私たちが再びロビーに座っていたら、
やはり同じような目的でこのホテルに滞在しているイタリア人や、外国人(英語やスペイン語を話す人たち）がいて、
彼らもカメラを持って、ロビーで待機しているのでした。

そしてその内の一人が、レセプション近くのカフェにやってきたユニホーム姿の選手を見て、
「サネッティだ！」と言うので、待機していた数人が行き（もちろん私たちも）
一緒に写真を撮らせてもらったり、サインをもらったりしました。


私たちは、ここに１泊だけだったので、昼前にチェックアウトし、スーツケースを預けてユヴェントススタジアムに向かったのですが、
午後４時頃にホテルに戻ったら、インテルのバスが停まっていました。
そしてそれを見に来ている人たちがたくさん。


だれかインテルの選手が出てくるかとしばらく待っていたら、
どんどんと人だかりがすごくなり、バスの両側からホテルの階段に上れないよう、
可動式の柵が置かれ、出入りが出来ないようになってしまっています。
ホテルの引越しをするのにスーツケースを取りに行きたいのに、
全然入ることができません。
荷物の引換証を見せながら、「失礼します。中に入らないといけないのです。通してください！！！」
と何度も言いながら、道を開けてもらい、ホテルの人に中に淹れてもらいました。

その後、インテルのバスが出発するときには、インテルのファンはみんなで歌を歌い、
ユーヴェのファンはブーイングをし、
すごい喧騒の中、警察の車に先導されてバスはスタジアムに向かって行ったのでした。

「トリノ '１２年３月その４」
実は、前夜のうちに、このホテルにはユヴェントゥスの選手ではなく、
インテルの選手が泊まっていることが分かりました。
なんと私たちの部屋の前に「１」と書かれた青い防水バッグのようなものが置かれていて、
？と思って中を見たら、トレーニングで着たらしき、汗(多分)でぬれたシャツなどが入っていました。
とりあえず締めたところに、アシスタントなのかボディーガードなのか、
イケメンの背の高い男性が来て、「ごめんなさい。間違えて置いていました。」
と、隣の部屋の前に置きなおしました。
多分その部屋は、背番号１＝ゴールキーパー（ジュリオ・セーザル･ブラジル代表）が泊まったのでしょう。

そんなこんなのハイテンションだった騒動のことは次回に回し、この日の朝食のことを今日は載せます。
朝食のダイニングルームです。


インテルの選手が来たらどうしよう･･･
なんて思ってサインペンやサイン帳（ホントはユーヴェの選手用）をカバンに入れていましたが、
何のことはなく、彼らは別の階のバンケットルームで食事していたようでした。

さすが５ツ星の朝食だけあって、リッチです。
２回目を取りに行くつもりでややセーブして盛ってきた１回目。


奥に見えているジュースはタロッコ（シチリアの赤いオレンジ）の生絞りジュースです。

ハム（生と加熱と）、サラミ、ソーセージ、ベーコン、
卵（スクランブルと茹で）、野菜（これも焼いたもの、茹でたもの、生いろいろ）、
パンは食パン、食事用の甘くないパン、イタリア人の朝食用の甘いパン数種、
シリアル、ヨーグルト、フルーツ、ケーキ類･･･

隅から隅まで写真を撮るのも行儀が悪い気がしたので、
２回目のお替りのときに、一部をサササッと撮りました。








おなかは一皿目で満足しているのに、２皿目もいただき、最後にこの焼き林檎をいただきました。


連れと半分ずつにして食べたら、あまりの美味しさにお替りしてまた半分ずつにしたので、
１個分食べたことになります。
これ、焼き加減がぴったりなのです。
生でもなく、焼きすぎのふにゃふにゃでもなく、ちゃんとした歯ざわりのある焼き林檎。
ほどよい酸味があり、ほのかな甘みとシナモンの香りがして、
私が今まで食べてきた焼き林檎の中で一番美味しいと思いました。

とても気に入ったので、焼き林檎の乗ったお皿の写真を最後に載せます。

「トリノ '１２年３月その３」
初日の街散歩の後は部屋に戻り一休み。
ミラノからやってくる友人の娘さんがやってくるのを待ちました。

そして少しロビーのソファーで出入りの客を観察。
なんてったってユーヴェの選手が来るやも知れず…
ちょっとした動きがあったのですが、このことについては、翌朝のことも含めて後で書きます。

私が散歩していたときに、こんな店を見つけました。


外壁の工事中で見難いのですが、PASTIFICIOと書いてありました。
自家製生パスタを売る店です。


店の奥のガラスケースの中に、いろんな種類のパスタが見えます。
そして店頭のガラスケースにはこんなものが。


袋に入っているのはビスコッティのようですが、
この金型はいったい何を作るときに使うのでしょう？

夜に行ったときは、販売の方のパスタはすべて片付けられ、
地上階のカウンター席で食事をしている人たちが見えて、
軽く食べるのによさそうな感じだったので、入ってみたら２階席もあり、
そこを見てみたくて上に行きました。
（それなのに席の様子は写真撮り忘れ）

シンプルだけど、居心地のよい空間でした。
テーブルには、花の代わりにパスタとシナモンスティックの飾り。


このグリッシーニ、見ただけでも美味しそうでしょ。


食べたら本当に美味しかったです！粉の味がしっかりとしていて。

プリモは２種類いただいて、２人でそれぞれを半分ずつにしました。
１つめ前菜は、カルド･ゴッボ（ピエモンテの人たちが大好きな野菜です）の目玉焼き添え


カルド･ゴッボ山盛りで、すごいボリュームでした。
あっさり味で煮て、チーズがかかっていました。
それと卵との愛称は抜群です。

２つ目の前菜は、ファソーネ牛のタルタル。


これは見た目通りの美味しさです。肉の量もしっかりとありました。

プリモは、２人とも同じものが食べたくて、サルシッチャのラグーのタヤリンです。


これまた美味しいし、ボリューム満点でお腹がかなり膨れてきました。
でも、この日は注文する段階でお腹が空いていたし、
連れの娘さんが、イタリア料理をしっかり食べることを楽しみにしていたので、
セコンドも頼んでしまっていました。

私の、小さな甲烏賊煮、ポレンタ添え。


彼女の、兎肉の煮込みカルチョーフィ添え。


どちらもそれぞれ味見をしました。
彼女はこの量の兎肉は、いくら骨付きだと言っても食べきれず、
最後は私が少し手伝いました。

もうお腹がパンパンで、ドルチェもカフェもいただかずに終わりにしました。

もし、この店を見つけて食事に入ったら、せいぜい１人２皿、
または２人で前菜･プリモ･セコンドを１皿ずつにして、
取り皿をいただいた方がいいかもしれませんね。

「トリノ '１２年３月その２」
初日の昼下がりのトリノ散歩です。
大きな旗がたくさん提げられている通りがありました。


前回はあったのかなかったのか、今回初めて気が着きました。
観光に便利なＳＴＡＲラインというバスがあるのでした。


結局、普通のトラムやバス、地下鉄を利用して、このバスは全然利用しませんでしたけど。

パスクア（イースター）が近いので、店頭には卵形のチョコがたくさん。


お菓子屋さんじゃない店でも、ひよこを飾っていたりしました。




イースター関連の買い物をすると、店の人がBuona Pasqua!と言ってくれます。

あら、リンゴットまで行かなくても、イータリーの食べ物が食べられる店が出来ていました。


赤い看板の左側に小さくEATALYの看板がついています。
販売する食品の品揃えは少しですが、その場で食べられる食事はそれなりにあるようでした。


中は地下にも席があり、結構な人数が入れるようでした。
今回は、ここでも食べませんでしたけど。