あれっつぉさん、

そういえば、トレヴィの泉の修復が終わったとか。
どのぐらい綺麗になったか是非見て来てください。

toorakさん、
さり気ない街歩き写真、雑誌の１ページのようで素敵ですね。
私もこんなローマを見つけたいです。
町歩きしながら写真を撮るのも楽しみです。(とはいっても、ミラーレス一眼初心者で芸術的センスもかなり低いので(笑）大した写真は撮れませんが。）

ガイドブックにあまり載ってないローマを楽しみつつ、美術館めぐりして、美味しいものに出会えたら最高です。天気が良くなることを願うのみです。



シニョレッリさん、
ミラノについても教えていただきありがとうございました。
カラヴァッジョゆかりの教会巡り、というのもおもしろそうですね。
ミラノではあまり時間はないのですが、それくらいなら行けそうです。

今回の旅行は計画の初段階では、２年ぶりにイタリアの地を踏めたらそれで満足と思ってたのですが、皆さんの話を読ませていただくと、いろいろ欲が出てきちゃう・・・。

toorakさん、

私も、あの自転車の写真が大好きです。
ガラスに、ランプが映っているのもいい感じで。

ジェラテリア、スクーターも巨大ジェラートも店の看板と同じ色、洒落たフォルムでとっても素敵！
店の前で背中を向けている人の紺色のセーターもアクセントになっていていいですね。

ローマのまち歩きをしたくなりました。

toorakさん

自転車のある写真がいかにもイタリアらしいです。

この素焼きの植木鉢、日本でも見かけるようになりましたけれど、
どうしてもここまで風景に溶け込めませんよね。
壁に大きな違いがある、とこの写真を見て納得した次第です。
やはり生まれ故郷のほうがしっくりくるのだな、と改めて感じました。

あれっつぉさん、こんにちわ！

カラヴァッジョがお好きなんですね。

ミラノにあるカラヴァッジョ作品はブレラとアンブロジアーナにありますが、カラヴァッジョ所縁の教会に行かれるのは如何でしょうか？

ミラノのサント・ステファノ教会です。

カラヴァッジョの生地ですが、長らくミラノ説とカラヴァッジョ説の二つがあり、色々と議論されてましたが、この銘板の説明文に書かれているように、1571年9月30日に洗礼を受けた記録が見つかり、ミラノ生まれが確定したのです。
カラヴァッジョが生まれた日は洗礼の前日の9月29日でした。この当時は乳幼児の死亡率が高く、洗礼を受けないで死亡すると霊が神に召されないと言うことで、生まれてから出来るだけ早く洗礼を受ける習慣でした。

この教会は、ミラノ公ガレアッツォ・マリア・スフォルツァ（女傑として有名なカテリーナ・スフォルツァの父です）が1476年12月26日に教会内で暗殺されたことでも有名です。

幼少のカラヴァッジョが見たであろう街並みを歩くのも面白いかも知れません。

こちらはスカラ座近くにあるサン・フェデーレ教会です。
カラヴァッジョは、13歳の頃、住んでいたカラヴァッジョからミラノに赴き、画家シモーネ・ぺテルツァーノに弟子入りしました。

この教会の左側壁に師匠シモーネが制作した「十字架降下」があります。この作品が制作された時期に、カラヴァッジョがシモーネの工房で修業中でした。カラヴァッジョがシモーネのこの作品の制作の下働きをしていた可能性が高いとされてます。
その他に思い切ってカラヴァッジョに行く手もありますね。ミラノから列車でカラヴァッジョ駅に行くことが出来ます。

あれっつぉさん　おはようございます。
たった半日でしたが、今回ローマもいい町だなぁと感じましたよ！
田舎で過ごした後に出てくると、ほんとに人は多いですが、ぐら姐さんが書いてらっしゃるような観光ポイントから外れたところは感じのよい裏路地があったりして町歩きが楽しめました♪

テルミ二近くにEatalyができていました。Ostienseにあるものよりはかなり小さめだと思いますが、ちょこっとお土産を買うには便利です。
このグリーンに魅かれて入ったジェラート屋さん。ピスタッキオが美味しかった！
スペイン階段の近くの裏路地で、職人さんのお店がズラリとならんでました。
トラステーヴェレに向かう途中に通ったこの通りも、両側に古い建物が並んでいて趣アリでした。

あれっつぉさん、

ポンポーザ、本当によかったです。
私も、昨冬にここを旅程に組み込もうと思って、
でも行きにくそうで諦めたのですが、
諦めきれずに夏に組み込みました。
（夏なら日も長いし、最悪１０ｋｍやそこらなら歩いてもいいかと）
機会ができたら是非訪れてみてください。

12月に行かれるのですね。
よかったですね～。
ローマ、大きいまちですが、私は好きですよ。
ただ、観光客が大勢いるところ（つまりローマ観光ならここ！というあたり）は、
やたら混んでいたり、観光客を狙う輩がいたりで雰囲気がよくないですが、
それ以外のところは、ただまち歩きをするだけでも結構楽しいです。

カラヴァッジョの美術館巡りいいですね。
聖年初日のローマについては、
しにょれっりさんが回答してくださっているのでもう解決ですね。
短くても、どこに行っても楽しめるのがイタリアだと思います。
堪能していらしてくださいね！

シニョレッリさん、さっそくアドバイスありがとうございます。

そうなんです、ホテルも全然混んでないし、むしろ予約サイトではバーゲン価格になっていてすごく安かったし、それで全く気づきませんでした。
８日に行くような信者の方は宗教関連の施設に泊まったりされるのでしょうか。物珍しさに行くような観光客は初日だからと言ってわざわざその日にはいかないのかもしれませんね。
ちょっと安心したのでやっぱりローマを堪能する方向で考えます。

ボルゲーゼ、予約しなくても大丈夫なんですか！でもやはり無駄足踏まないために予約しといたほうがいいですよね。
他は閑古鳥状態なんですね。ローマは年中人が多い印象があるので、今まであまり好きになれず美術館巡りをゆっくりしたことはないんです。
でも、前回カラヴァッジョの作品を教会で見て廻ってすごく印象に残って、今回は短い日程ながら美術館でカラヴァッジョ巡りをしてみようかなと思ったのです。

ミラノは移動の都合上寄ることになったのですが、前回アンブロシアーナとサンタンブロージョに行ったし、何しよっかなあと思案中です。ブレラにまた行こうかな。
ショッピングだけではもったいないので。
あ、私は本来田舎好きなので、せっかくのイタリアがローマとミラノだけっていうのは本当は消化不良なんですが…。

あれっつぉさん、こんにちわ！

私ならば、当初の予定通り、ローマで過ごします。

先ほどbooking.comで、8日、9日の2泊で空室検索をかけてみたら、予約率が34％でした。また、両日の値段も閑散期の最安値が提示されていました。
イタリアでは、例え閑散期であっても、何かの催し物があると、ホテル代をかなり高く設定するのが普通です。
閑散期の最安値を提示しているのは、ホテル側はあまり宿泊客を期待してない証と思われます。
と言うことで、8日、9日の両日のローマは、それ程混雑しないと思います。

12月上旬のボルゲーゼ美術館は、当日、直接美術館に出向いても入館出来るのが普通ですが（それでも予約料をバッチリ取られますが）、安全を見て事前予約した方が良いと思います。
バルベリーニ宮の国立古典絵画館は何時でも空いてますので、全く問題がないと思います。
カラヴァッジョ作品があるドーリア・パンフォーリ美術館、カピトリーノ美術館、国立コルシーニ宮美術館も12月上旬ならば、閑古鳥が鳴いてる筈です。

ヴァチカンは安全を見て避けた方が無難でしょう。特にBasilica Papaliの方はセキュリティチェックに時間がかかります。

ぐら姐さん、

ポンポーザ、素敵すぎです。聖堂の外観はもちろん、壁画も、そしてこのモザイク！
行きたいなと思って行き方を調べたことはあるものの、うーん、たどりつけるかちょっと不安だなあと行けずにいるのですが、やはりぐら姐さんの行動力を見習わなくてはいけませんね！
ぐら姐さんの写真を見たら本で見たよりますます行きたい度が高まりました。

ところで、来月2年ぶりのイタリアに弾丸で行けることになりました！
でもともかく駆け足なんで、
4泊6日でローマ2泊→ミラノ1泊→バーゼル(スイス)1泊でフランクフルトから帰国とかなりな「乗り鉄」な行程で飛行機や列車の予約を進めてました。

しかし、気づいたんです！１２月８日からヴァチカンの「特別聖年」の１年が始まるということに。
私１２月８，９日の２泊がローマなんです。そ、そ、そんな世界中から人が集まる日とは知らずに飛行機もホテルも、１０日のローマからミラノへの列車チケットも予約しちゃいました。
今さら行程変えるといっても、８日の夜にローマ着なので８日はローマ着でないと厳しいし。大幅に旅程を変えると列車のチケット代がすべてパーになっちゃうし・・・。
うーん、聖なる扉が開く初日ですから世界中からの信者でローマ中は大混雑になるんでしょうか。
わたしとしては、カラヴァッジョ目当てでボルゲーゼとかバルベリーニ、あと、どうしても行きたいのがサンタコスタンツァ廟(ここはそんなに観光地化してないと思いますが。）。
ヴァチカンは何度か行ってるので最初から行く気はありませんでした。
他は、いつもローマは行きか帰りに１泊寄るくらいで有名どころ以外あまりブラブラした記憶がないので、そんなにメジャーじゃない所をブラブラしたり、あとはブッコーネへ是非行ってみたい(ぐら姐さんがあんなに勧めるんだから！)というくらいなんですが。

人の集まるところは好きじゃないんで、いっそのこと９日は日帰りでオルヴィエートにでも行こうかな(３回くらい行ったことあるんですけど大好きだし。)とか、考えたりもしてるんですが、皆さんならどう過ごしますか？

cokemomoさん、

素敵なお供を連れて、今日出発ですね！
日数は短くても（とはいえ、計７泊は、私の９月の弾丸から見たら、それほど短くもないですよね）、
たあ～～～っぷり楽しんできてください。
Buon viaggio！

ぐら姐さん、みなさま、こんにちは。

あぁ、やっぱりポンポーサの修道院は素敵すぎる。
というか、本当に今の私の好みにぴったりとくるようです。
昼食を召し上がったお店の写真まで貼ってくださってありがとうございます。あとでこっそりと（なぜ！？）お尋ねしようかと思いながら拝見していたのです。

toorakさん、搾り立てのオリーブオイルとはまたなんと蠱惑的な響きであることか。よだれが・・・

いつも短い旅行で、今回もローマ３泊カロヴィーニョ３泊フィウミチーノ空港となりで１泊ですが、大いに楽しんできたいと思います。
以前、単眼鏡の話がこちらに出ていて欲しいなぁと思っていたのですが、なぜか双眼鏡を買ってしまいました。
この夏に泊まった旅館にバードウォッチング用にと置いてあったのが、４倍ながら小さくて軽くて見やすかったのです。商品名が「遊」というのもいい感じ。
今回からお供になってもらいます。




大きさを比べる時は昔からコレと決まってる？

朝は、早く起きて、
ゆったりすごすようにしているのですが、
書き込みをしていると、やはりちょっと慌しくなってしまうので、
できるだけ夜に書き込みしようかなと思い始めています。
くたびれていると、途中ですごい睡魔に襲われて、
そのまま寝落ちしてしまいそうですが。

というわけで、ポンポーザの続きです。
朝出かけきて、じっくり見ていたらお昼になりました。
パニーノかなにかで済まそうかと思っていたのですが、
ちゃんと食事ができそうな店があったので、入って見ました。
エミリアロマーニャのボソボソしたパン

ヴィーノは、とりあえず白の４分の１リットル。
（結局もう１つお替りしちゃいましたけど）

魚介のインサラータ

こんなところで、ちゃんと美味しい魚介がいただけるとは思っていなかったのですが、
まともなものが出てきてびっくりでした。
プリモは、手打ちキタッラのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ・コン・トンノ

トンノ（まぐろ）は、缶詰だろうと思っていたら、
生の大きなサイコロ（ブロックといいたいぐらい大きい）だったので、
これまた嬉しい誤算で、思いのほか美味しい昼食でした。

カッフェで〆て、お勘定のときにタクシーを呼んでもらいました。
ここにくるときのタクシーに、帰りも来てもらえるか訊いたら、
午後からは用があるからだめなんだよ、と言われ、
彼の友達のタクシーを紹介してもらったのだけど、
面倒なのでこの店でお願いしちゃったのです。
１５分ほどかかると言われたので、また修道院の外観を見に行きました。

ちょうど曇ってきて、
光の強いコントラストが無くなったので、
これまで載せた写真より、はっきりと写っています。






ああ、面白かった！訪れて、本当によかったと思いました。

最後に、cokemomoさんのために、
お昼をいただいたお店の外観を載せておくことにします。

cokemomoさん
あさっての出発なんですね。今回はプーリアなんですね。うらやましいなぁ～～。
今だと搾りたてのオリーブオイルも堪能できそうですね。
気をつけて楽しんで来てください☆

ポンポーザのサンタ・マリア修道院聖堂の続きです。
身廊の壁のフレスコ画は、前回書いたように
上段の壁は旧約聖書、中段はキリストの生涯、
そして、アーケードの三角部分は黙示録の場面になっているのですが、
こうやって横に見ていくものを写真に撮るのは難しいです。
上段と中段を一緒に撮るのは比較的撮り易いのですけれど。









こんなところの装飾も美しいです。


側廊部分は、絵というより文様が描かれていました。

床のモザイクも多彩です。


うーん、ロープが張ってあるので近くに行かれないのが残念！




ああ、真上から見てみたい・・・




私が行ったのは、フェラゴストの日でしたから、椅子が置かれていましたが、
他の人のブログ等を見ると椅子がない写真も出てくるので、
cokemomoさんが行かれるときは、もしかすると全面見られるかも。
フェラゴストでもナターレでもないときに行きたいなあ、私も。

たっぷり楽しんで聖堂を後にします。

つづく。

cokemomoさん、

うふふ。
その気持ちのせめぎあい、お察しします。
でも見てくださいませね。
モザイクはまだあるのですよ。

ここの外観を見るには晴れた日がよくて、
内部を見るのは、曇りの日のほうが、日差しが強すぎなくていいと思います。
2回、それも天気をみて行くのがベストなのでしょうが、
こればっかりはねえ・・・

私が行った日は、昼ごはんを食べた後から日が翳ってきて、
とてもいい感じだったのに、
もう帰らなくてはいけない時間になってしまって、残念でした。
コディゴーロからフェッラーラへのバスがそんなにたくさんあるわけではないので。

木曜出発ですか！
いいなあ～
MAKIさんによろしくお伝えくださいね。
来夏は絶対行きます、と。

nasakuraさん、

ありがとうございます。
本当に素敵な修道院でしょう。
大理石も美しいですが、わざわざ色違いの煉瓦を誂えて文様をつくるなんて
「清貧という道楽（あるいは遊び）」という感じで、楽しいですよね。
モザイク、まだ載せていませんが、動物もあるのです～

＞イタリアの文化財の底力というか、豊かさを改めて思い知りました。

まさにそうだと思います。
これだからイタリア行きは止められません。

ぐら姐さん、みなさま、こんにちは。

ポンポーサの修道院、やっぱり素敵すぎる〜〜。
モモ先生の本では寒そうで靄に霞むような草原にポツンと・・という写真で、それはそれで雰囲気があって好きですし、青空にそびえる塔の姿もまた素敵。

フェラーラのバス乗り場やゴディゴーロの不安を煽る駅前の様子、とても参考になります。詳しくレポートしてくださってありがとうございます。

そして私は今、修道院に写真を「じっと見たい・よく見たい」という気持ちと、「いや待て、行った時の感動が減っちゃうかも」という気持ちのせめぎ合いに悩んでます。
う〜〜〜。
（多分来年のゴールデンウィークに行けるはずなのです。）


今週の木曜日からイタリアに行ってまいります。
あっという間に帰ってくるんですが・・・MAKIさんのところで「しらすペペロンチーニ」を買うのが楽しみです?

ぐら姐さん、みなさま、Buongiorno

こんなすばらしい塔があるのはいったい？と思いGoogle mapで検索してみました。
ヴェネチアにも近い、アドリア海にも近いところなのですね。
そしてお題にぴったりの南北に細長い小さなまち。

いやはやこんなところにまでこれほどまで素晴らしいものがあるとは。
イタリアの文化財の底力というか、豊かさを改めて思い知りました。

煉瓦の色をうまく組み合わせてきれいに模様をつくっていることや、
そして床のモザイチの豪華なことといったら。
ため息しか出ません‥

適当に書き綴ってきましたが、
このポンポーザの修道院、名前はサンタ・マリア修道院といいます。
その聖堂のミサがやっと終わって、中に入ることができました。

この修道院そのものは、６世紀から７世紀の間に、
瞑想や勉強に適した静かな場所を求めてラヴェンナから来た
ベネディクト派の修道僧達が定住したのが始まりとのこと。

記述がはっきり残っているのは、874年、そのころ、
この地の管轄権をめぐってラヴェンナの司教と教皇庁の間に争いがあった。
ところが、ポンポーザ自体は、活発に活動し、ラヴェンナからもパヴィアからも独立を目指し、
当時の皇帝オットー3世と教皇シルヴェスター二世から承認の署名をもらい、
1001年に独立を果たしたのだそうです。

10世紀から12世紀にかけて、
ポンポーザはイタリアの中部から北部にかけて４９の教会の管轄権を持っていて、
宗教的にも文化的にも中心的役割を担っていました。

余談ですが、音階を発明したのは、
ここの修道士グイド・ダレッツオ（Guido d'Arezzo）だとか。
このグイドと先に書いた聖グイドは違う人で、
聖グイドが、清貧をかかげてこの聖堂や鐘楼をつくったのは、11世紀とのこと。

ぐだぐだ言っていないで写真を載せることにします。


うわあ・・・
聖堂内は、壁は、総フレスコ、床は総モザイク。
すごいです。

きれい！


壁も見てみましょう。
正面が栄光のキリスト、玄関の裏側部分は、最後の審判、
身廊の上段の壁は旧約聖書、中段はキリストの生涯、
そして、アーケードの三角部分は黙示録の場面。
これらは、14世紀に描かれたらしいです。
少々退色していますが、それでも素晴らしい。

正面、栄光のキリスト。

近づいて見るとマリアのようにも見えるけど。



ああ、でもやっぱりキリストですね。

入り口のところの最後の審判も、面白いのです。





こういう絵って、仏教の地獄の絵とも通ずるものがありますね。
さて、この続きはまた次回。