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from: ぐら姐さん
2015年12月02日 06時40分58秒
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ブニャーラ(スルモーナからの「美しい村」めぐりその1)
フランコの車に乗って、最初に訪れたのは、
ブニャーラ(BUGNARA)という村です。
広場とも言えないような小さな広場で車を止めて、
フランコも一緒に歩いてくれました。
ここも山間の村で、車道はあっという間に村を通り抜けます。
その車道の上下の斜面に住宅が張り付いているのでした。
車の入れない斜面の細い道を上って行きました。
貫禄のある面構えで、自分のテリトリーを散歩しているような猫。
私がこれまで見てきた「美しい村々」の中では、
ここがいちばん、これから美しくなるのだろうなあ、という感じです。
ぎりぎりラインで「美しい村々」に登録が叶って、
その名に相応しいように、今あちこちで修復を進めているような印象でした。
このワンコのエピソードは、現地からの報告で載せました。
この村には小さな広場がたくさんあって、
年に何度もいろんなイベントが催されるんだよ、とフランコが教えてくれました。
昨夏コルトーナのことを載せたときに、
教会を上から見下ろした屋根に石が乗せてあったことを書きましたが、
ここは教会ではありませんんが、住宅の屋根の端のところに、
一列に並べて石が置いてありました。
ここは、この後訪れる村々と比べると、本当にまだ整備中、という感じで、
最初に訪れたのがここでよかったなあ、という感じです。
(きれいなところを後に見る方がいいですから)
フランコの車に乗って、次の村へと向かいます。
走り始めてほんの少しのところで車を止めると、
「ここは昔の洗濯場なんだよ。
ほら上の方から、小川が流れてきているだろう。」
というので、下りてみました。
奥の方から水が流れてきているのが見えました。
洗濯機が誕生する前の時代に、
女性たちがここで洗濯をしながら、
おしゃべりに興じている姿が見えるようです。
車に戻って、今度こそ次の村へと向かったのでした。
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