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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: ぐら姐さん

    2017年03月11日 09時53分58秒

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    滅多にない困難だった1日(ヴィテルボへ)

    今日は友人の家で飲んだくれ、食い倒れてくるので、
    今のうちにあの大変だった1日のことを書いてしまいます。

    1月7日、7時に朝食をいただき、8時半にチェックアウト。
    また同じホテルに翌日戻るので荷物を預け、1泊分だけ持ってテルミニへ。
    メトロでティブルティーナまで行って、9:32発でヴィテルボ行きに乗車。
    晴天ではありましたが、寒くて風が強い日です。

    車窓の風景を楽しみながら2時間の旅、と思っていたら、
    そうは問屋が卸さない。(大竹しのぶさんがらくらくスマホのCMで言う「ところがどっこい」と同じレベルの死語?)
    湖が見え、ブラッチャーノに着いたところで車掌(最近増えた女性乗務員です)が、
    「この列車は、ここで止まってローマに折り返します。
    ここで降りて、代替のバスでマンツィアーナまで行ってください。
    そこからヴィテルボ行きの列車が出ます。」と言って回って来たのです。
    やれやれ、とみんな降車。

    駅舎の前から見えるブラッチャーノ湖。

    駅舎。

    この真ん中のドアのガラスは、割れたのか入っていなくて、
    駅舎内に風が吹き抜けていました。

    で、駅前にバスが着くのだろうと思っていたら、
    バスについて訊いた乗客に対して、車掌のオネエサンは、
    「バスがいつどこに着くのか私は知らないわ。」(それは、私の仕事ではない)
    と言って、どこかに歩いて行ってしまいました。

    駅員は?
    と思えば、あらら、この駅もタオルミーナと同じ状態。

    1月6日~9日は、切符売り場は閉まっています。つまり駅員不在。
    バールが開いていたので、トイレが使える状態になっていたのは、
    タオルミーナよりまし。

    出発・到着のモニター画面は動いていて、

    下にテロップが流れて、悪天候のための重大なトラブルで、
    オリオーロ~ブラッチャーノ間が運行不能と書かれていました。
    今回は珍しく、理由はわかりました。

    30分以上経った頃に、気が付けば人がどんどん減っていました。
    私と同じ車両に乗っていたシニョーレが、私のことを気にかけてくれて
    「多分、バスはここには来ないよ。
    駅前の通りを200mぐらい行った先にバスが来るらしい。」
    と教えてくれました。
    彼らは3人連れで、電話で家族に電話し、車で迎えに来てもらうようにしたみたいです。

    私が、教えられた方向に歩いて行くと、
    他に、お母さんと娘とその息子の3人連れ、
    アフリカ系の外国人青年、そして白髪交じりの髭のシニョーレも歩き始めました。
    車の通りに出て、さてどっちに行ったものか…と思ったら
    髭のシニョーレが、多分バスが着くのは、この通りを超えた向こうみたいだよ
    と言うので、そちらにみんなでぞろぞろ。

    バス停がありました。
    ここにトレニタリアの代替バスも来るのでしょうか???
    ひとまず長期戦になることを覚悟して、バス停のベンチに腰掛けて
    持参の弁当(サンドイッチ)を食べました。
    移動の際の保険として、いつもこういうものは持っているのです。

    バスが1台来たのですが、これは路線バスで、
    代替バスではありませんでした。
    待つこと15分ほどで、それらしきバス(あまり大きくない)が来ました。
    逆方面に向かう人たちを、オリオーロから乗せてきたのでした。
    乗客が降りたら折り返し乗せてくれるのかと思ったら、
    運転手氏、俺は何も指示を受けていないからどこにも行かないと言います。

    そこで髭のシニョーレが、俺たちはどこにも訊きようがないんだよ、
    キミがトレニタリアの担当者に電話して訊いてくれよ、と言い、
    運転手氏がそうしたのですが、回線が混み合っていて繋がらず…
    何度か試みてやっと繋がり、オリオーロまで行くことになりました。
    やれやれ。やっと乗車。

    バスは順調に走り、オリオーロに着きました。
    このときは、気持ちに余裕があったので、バスの写真を撮りました。

    駅の写真も。

    ホームには、私たちより前のバスに乗って着いた人たちもたくさんいました。
    みんなで寒風に身を縮めながら待ちました。
    (待っている人たちは、私よりも手前にいます)

    じっと待つ間、ここも無人ながら、管理センター(?)の遠隔操作での放送があり、
    今日は悪天候でブラッチャーノ~マンツィアーナ間の運行不能です…と繰り返し。
    虚しさが、骨身に浸みていきます。
    (後で分かったのですが、ロシアからの寒波の影響で、この日は最高気温が0℃!)

    じっと待つこと30分ぐらいでしょうか、放送の内容が変わりました。
    「予定されていた列車は、すべて廃止されました。
    ヴィテルボまで代替バスにご乗車願います。」

    はあぁ~? どうして初めからそうしないのよ、バカ~~~~~。
    でも、この駅は車の通りがすぐそばで、
    しかも代替バス(大型できれい、さらに運転手氏イケメン!)がすぐ来たので、
    ほとんど待たずに乗車して、すいすいとバスは進みました。
    車窓からののどかな景色。



    ヴィテルボ・ポルタ・ロマーナに着いたのは、なんと14:30!
    予定は11:51でしたから、2時間40分の遅れ、普段の所要時間の倍以上かかりました。
    これが大きくて快適だったバス。


    降車後、予約のB&Bへと向かったのでした。
    イタリアの田舎旅は、本当にハードルが高いなあと思い、
    それでも何とかなってしまうものだなあとも思ったのでした。(疲れました…)

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