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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2019年12月18日 20時07分42秒

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エトナ山麓のまち、リングアグロッサ

フィウミチーノからのフライトは14:40にカターニアに着きました。一応行き方は調べていましたが、念のため空港のインフォで訊くとリングアグロッサに行くに

フィウミチーノからのフライトは14:40にカターニアに着きました。
一応行き方は調べていましたが、念のため空港のインフォで訊くと
リングアグロッサに行くにはカターニアチェントラーレまでバスで行き、
それからメトロでカターニア・ボルゴまで行って、そこでバスに乗ると教えてくれました。

本当は、エトナ周遊鉄道に乗って行きたかったのに、
日曜のみならず土曜も電車は走らず、バスしかないことは分かっていたのです。
そして、やはり調べた通りなのでした。
しかも14:00の次は19:00発。
そのバスがランダッツォ行きになっていて、
リングアグロッサに寄るのかどうかもよく分からず。
(インフォの人の解答で、行くことは分かったのですけれど)

それにしても相当待たないといけないし...
まあひとまず、ボルゴに行ってみましょう、ということに。
私とnasakuraさんは、ミラノやローマのメトロと違い、
カターニアのメトロはきっと階段しかないと考え、バスで向かうことにしました。
(スーツケースを持って階段の上り下りは極力避けたい!)

nasakuraさんがカターニア市内のバスのことをよくご存じで、
空港からのバスを途中で降りるとボルゴが近いことが分かって下車。
カターニア・ボルゴのバス乗り場へ向かおうとして地図を見ているときに、
なんとも素晴らしいタイミングで、リングアグロッサのお宿から
WhatsApp(日本のLINEのようなもの)にコメントが入りました。

前日、宿から何時に着くかとWhatsAppに連絡が来たので、
ローマから飛んでカターニアから宿に向かうこと、
バスがあるようなのだけど、リングアグロッサに停まるのかどうかよく分からない、
停まるのですか?と質問していたのです。

そうしたら、このタイミングで、バスが無くて大変だったら、
フィウーメフレッドまで列車で来れば
そこまでなら車で迎えに行くよ、とのメッセージ。

もうそれで行きたい!
バスがリングアグロッサに停まるらしいことは分かったけど、
そのことは返信に書かず、Trenitaliaでフィウーメフレッドに行くことに決定。
バスに乗ってカターニア・チェントラーレ駅まで行きました。
列車は16:46というのがあり、その切符をnasakuraさんが買ってくれている間に、
私は、お宿にフィウーメフレッドに17:04に着きますとメッセージ。

やった!19時のバスに乗って1時間以上かけて行くのと、
(バス停からさらに宿まで歩かないといけないし)
17時過ぎにフィウーメフレッドに着いて、車で宿に向かうのとは大違いです。
二人して本当に嬉しくて、なんていい人だろうと何度も話しました。

無事に列車に乗り、数分の遅れで無事に着くと、
ちゃんと迎えの車が待っていてくれました。
お宿の小柄で人のよさそうなご主人は、Carmeloさん。
シチリアの典型的な名前なのだそう。

車はくねくねの上り坂をどんどん上って行きます。
遠くに海が見えて、暮れていく空も美しかったのですが、
残念ながら写真は撮ることができませんでした。

私たちがボローニャでジャンニ・モランディのコンサートに行ってきたと話すと、
知ってるよ、僕が子どもの頃にヒット曲をいろいろ歌っていたからねえ。
この町からも、歌手が出ているんだよ、と言ってCDをかけてくれました。
(名前は忘れました。ジャンにより少し年下だけど、すでに亡くなったらしく)

そうこうしているうちに、お宿に着きました。
アッパルタメントのお部屋は、ベッドの準備ができていなくて
(奥様がお姉さまからの相談ごとを持ちかけられ、時間がなかったそう)
奥様がやってきて、ベッドメーキングをしてくれました。
ここ、1泊が50€ほどなのに、寝室2つ、ダイニングキッチン、バス・トイレがゆったりと。
私の部屋はツイン

nasakuraさんのダブル

ダイニングキッチン

シャワー&トイレルーム、洗濯機あり

廊下と言うか何というか、ソファーがありテレビもあるスペース。

季節のよい時期のための外用の折り畳みテーブルと椅子があったので
実は、それをここに広げて、ここでテレビを見ながら食事をしました。

実は、この部屋写真は、買い物の後に撮ったものです。
お宿の奥様が、夕食の買い物がしたいと思っている私たちを
まち歩きをしながら、お店を教えてくださるというので、一緒に出掛けたのです。
そのときの写真は、また次回。

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from: ぐら姐さん

2019年12月30日 10時28分47秒

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お店を出て、気の向くままにランダッツォのまち歩きをします。


このまちは、リングアグロッサと違って観光客もそれなりに来るまちのようで、
華やいだ印象があります。
この通りには、駅からドゥオーモまでの途中にあった、
「だまし扉」などいろいろと趣向をこらした飾りがたくさんありました。














通りを抜けました。
このパスティッチェリアも美味しそうな雰囲気がありました。

肉屋の奥で長い包丁で何やら刻んでいるのが見えました。

気になって中に入り、何をしているのか訊いてみました。
刻んでいるのはピスタッキオ。
なんとインヴォルティーニ(巻き物)の中に入れるのだそうです。
美味しいでしょうねえ。
写真を撮ってもいいですか?と訊いたら、
しっかりこちらを見てポーズを取ってくれました。
店のホームページに使えそうな写真でしょ。

コッポラ帽が素敵です。
もう一方ではサルシッチャの肉に調味料を混ぜていました。

このまちもリングアグロッサも、この界隈では
「機械より手切りがいいに決まってる。
多少大変でもちゃんと手間をかけて美味しいものを作るのだ。」
という心意気を人々が共通して持っているように感じたのでした。

土産食材を買うのによさげな店もありました。


私は今夜のヴィーノを、nasakuraさんはお土産の蜂蜜を買いました。
(つづく)

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from: ぐら姐さん

2019年12月31日 10時41分27秒

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ランダッツォのまち歩きの続きです。

nasakuraさんの昨日のコメントで、
あの肉屋に写真を送るのに、肉屋の名前を特定しなければと
(何しろ内部の写真を撮っただけで、店の名前が分からない…)
地図検索してみました。

このまちにも、肉屋がたくさんありました!
ドゥオーモから歩いた道を思い出しながら地図でたどってみると
おそらくここだわ、と思う店を見つけたのですが、
その過程で、このまちには14世紀に建てられた教会が2つ、
王宮も城もあることが分かりました。
もっとゆっくり散歩をしてもよかったなあ、と。

さて、つづきです。
空色のチンクエチェントが停まっていました。

朝、駅からチェントロに向かう途中で通った広場で追悼行事をやっていました。

この広場、朝通りかかったときに気になって、写真を撮っていました。


てっぺんには兵隊さん、その下に飛行機とパラシュートの彫刻。
こちらには石碑。

「このまちが、民主主義と独立のためにどれだけの犠牲を払ったか忘れまい」
と言った内容。
1977年11月4日と刻まれていますが、これがつくられたのがその年で、
実際には第一次世界大戦の
ヴィットリオ・ヴェネトの戦いが決着した1918年の11月4日のことなのでしょうか。
この戦いは北の方で行われたのですが、
このまちから多くの人々が兵士として参加したのでしょうか。
それとも全然違う出来事が別な年のこの日にこのまちに起こったのでしょうか。

ここでの行事も、ドゥオーモでのミサも、
もし100年経ったこの日を自由の、独立のありがたさをかみしめる日としての
追悼行事だったのでしょうか。

さて、昼の電車でリングアグロッサに戻ります。
帰りは、旧型車両です。
(下の写真はリングアグロッサに着いてから撮りました)

中のシートも古めかしく、でも何だか温もりを感じます。

帰りの車窓からも、エトナのすそ野の景色を眺めました。



宿に戻ってから、ランダッツォのコズメーチで買ったアランチーニの昼食。

断面。

左はピスタッキオ、右はノーマルなチーズ入りのミートソース。
食事として食べるなら、ノーマルなものの方が美味しいと思いました。

そして、ピスタッキオのトルタも。

日本のように箱に入れてくれるわけではないので、
持ち帰る時に少し崩れてしまいましたが、味は最高!
ピスタッキオ好きにはたまらない味でした。
(つづく)

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from: nasakuraさん

2019年12月30日 11時57分16秒

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ぐら姐さん

ピスタッキオを刻んでいる肉屋さんの写真、とてもよいです。
ぜひ送ってさしあげたらいかがでしょう?
あのまちの人たちは有名観光地とちがって素朴そのものでした。
きっと喜ばれると思います。
なかなか働いているところの写真って、持っていないものですもの。

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