ファルネーゼ宮の市立美術館に入りました。

入ってすぐのところは、武器や武具のコーナー


ファルネーゼ宮の模型


それに続いて、古い彫刻や宗教画等


この聖母子像は、カヴァッリ広場の、
13世紀末に建設されたゴシック宮殿の外側に飾られ、
「ピアッツァのマドンナ」と言われたものをここに運んだもののようです。
作品も13世紀のもので、きりっとした表情が素敵だと思いました。

運び出しの様子の写真も掲示してありました。

ほかにも教会から外してきてフレスコ画など市の宝がたくさん展示されえています。

この辺りはもっと写真をたくさん撮っているのですが、
それはまたいずれ改めて。

そして何といってもここの宝は、これ。

ボッティチェッリの円形画「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」です。

建物からの眺め。
中庭を囲むように建てられているので、向こう側が見えるのです。


お腹が空きました。
一旦部屋に帰って、宿の人が紹介してくれた3軒ほどの店の位置を調べてから
どこで食べるか決めることにしましょう。
外に出ました。
（つづく）

部屋に戻って、チェックイン時に紹介してもらったお店の場所を検索してみました。
一番そそられる店は、この日が定休日でした、残念。（日曜）
ということで2軒目の店へ。
時々立ち止まって写真を撮りながら。

小さな教会。機能しているようです。
次に通りかかって開いていたら覘いてみたいなあ。

ここはテアトロです。

こんな素敵な催しも。

オペラを聞きながらちょっと1杯、いいなあ！と思ったら、
オペラを学んでいる学生による月に1度だけの開催なのでした。
日が合えば、気軽に楽しめそうですね。

さて、目当ての店は満席でした。
イタリア人の昼食のピークを少し過ぎたぐらいの時間。
待っても空きそうにはないし。
夜の予約はできますか？と訊いてみたら、
夜と明日は休みだよ、と言われ…。
3つ目の店に行くことに。


ところがその3つ目の店、探しても探しても見つからないのです。
昼下がりの時間になってしまって、人影もなく、訊こうにも訊けず。
歩き疲れて、もう部屋に戻って部屋で食べることにしました。

カヴァッリ広場の横を通って

スーパーマーケットに立ち寄って買い物をし
（ここはいつも営業していて、滞在中本当に助かりました）
部屋に向かいます。

部屋に戻ってパパっと作り、それでも3時過ぎの昼食。
パンチェッタとマッシュルームのリゾット。

ピゼッリ（グリーンピース）のバター煮

部屋で休憩していたら、あっという間に夕方に。
（食べ終わって片付けて4時ですから当然と言えば当然）

cokemomoさんが、見に行ったら閉まっている時間なのに、教会の人がいて見せてもらえたという教会が近くにあることが分かり、行ってみました。

夜になろうとする空と街路の美しいこと！

そのサンテウフェミア教会は、やはり閉まっていました。







写真を撮っている間も、教会の関係者が出て来ることはなく、
（こんな時間だから当然）
外側だけ眺めて、撤退。


もう歩き回りたくなかったので、晩ご飯も部屋で作って食べました。

白いのはモッツァレッラではなく、ブッラティーナ（ブッラータの小さいもの）です。
断面

ヴィテッロのスカロッピーネとマッシュルームのソテー

焼き野菜

どうということもない夕食ですが、
現地でしか手に入れにくい（というか日本で買ったら高い）食材を
ふんだんに食べられる幸せを味わっていただきました。