mitsuさん、

共感していただけて、嬉しいです。
私も、このサークルでシニョレッリさんやcokemomoさんに教えていただいて、
ミラノからこんなに近くて行きやすいところに
こんな素敵な教会のあるまちがあることを知りました。
行ってみるとまちもなかなかいい雰囲気なのでした。
次回是非訪れてみてください。

ピアチェンツァにこんなに素晴らしい教会があることを知りませんでした。次の目的地にします。ありがとうございます！

toorakさん、

＞グラスワインがとても手ごろなのが「めちゃくちゃいいなぁ！」です。

でしょ！
こんな風に飲めると、
独りで行っても、料理に合わせていろんなヴィーノを楽しめていいですよね。
量もそこそこあって。

ちゃんと美味しいものを食べて飲んでこのぐらいの金額で済むと
本当にありがたいです。

ぐら姐さん

お料理も美味しそうでどれも「いいなぁ！」ですが、グラスワインがとても手ごろなのが「めちゃくちゃいいなぁ！」です。
バールでも5ユーロとかが多かったかなぁと思うんですが、ちゃんとしたお食事処でも同じくらいなんですね。
日本でもこんくらい気軽に飲めるといいのになぁ～。

さてさて、ピアチェンツァ最後の夜に、初の外食です。
予約を入れていたお店に行きました。
7時半開店で5分ぐらい前に着きました。
店内に入れてもらえて、開店したての店内をパチリ。

面白い価格設定。
アンティパストもプリモもセコンドも、どの料理を選んでも
1皿13€均一。
そしてコペルトは2€。

ピアチェンツァでの外食はこの1回だけなので、
奮発して3皿オーダー。

なんとコペルトは２€なのに、ストゥッツィキーノとスプマンテ付きでした。

クレモーゾ・ディ・ラッテと言ってました。
クリームチーズから酸味を取った感じ。
それにペーストにしたクルミを入れていると言ってました。
カリッと揚げたパンにはスモークした塩味が効いてます。
旨し！そしてスプマンテに合う！

パンは3種ありました。

アンティパストは、バッカラー・マンテカート、自家製マヨネーズ添え。

マヨネーズというのとは全く違うものでした。
酸味がない、油っこくない。
白い透明なものはライスペーパーのようなもの。
ラディッキオ・タルディーヴォ（ボローニャの友人曰く、普通のラディッキオより高価なのだそう）には、塩とオリーブオイルではっきりした味が付いていて、箸休め的なアクセントになりました。
ここでプロセッコをいただいたのですが、撮り忘れ。

プリモは、自家製ニョッキ。

ニョッキに合わせた大きさに切ったシコイワシとタジャスカオリーブ、
そしてなんだか知らない緑の野菜が入っています。
味をまとめているのがンドゥーヤ。
程よく辛くて、病みつきになる味でした。

これには、ロザートをいただきました。
イチゴのような香りがありましたが、味はセッコです。


セコンドは、仔羊のタリアータのようなもの。

下に敷いてあるのは白トリュフを入れた栗のソース。
上にはセミドライに仕立てたリンゴ。香りが素敵でうっとりしながらいただきました。

それに合わせて、重くない赤を。


ドルチェはザクロのアッフォガート。

白いのはリコッタで軽い塩味なのが驚きでした。
見えないけど黄色いクリーム状のもの（カスタードではない）もはいっていて、
それは甘くしてありました。
底に、ザクロを少し甘くして煮たものが入っています。

このお店、一番乗りで入りましたが、30分もすると満席になり、
お料理を運んでくる人も、ヴィーノを選んで注いでくれる人も、
担当のテーブルがある訳ではなく、みんなで店全体に目を配り、
きびきびクルクルととてもよく働いていました。
そして、そばを通るたびに声をかけてくれてとてもシンパティチ。
美味しくて、居心地のいい店で、一人でも気持ちよく美味しくいただけました。

お会計。

これだけ食べて飲んで63€、
それでも全然高くないというかリーズナブルだと思ったのですが、
端数3€を切って、60ぴったりにしてくれました。

お宿の方に紹介してもらって、本当に良かったなと思いました。
またこのまちを訪れることがあったら、絶対にリピートしたいお店です。
満足してお宿に帰りました。

ボッビオからピアチェンツァに戻り、
部屋に戻る前に、今夜の食事をとりたいと思っている店に予約を入れに行きます。
昨日お休みだった一番行ってみたかったお店！
もう昼の営業は終わっているでしょうけれど、まだ片づけをしているはず。
地図を見つつ、写真を撮りながら店に向かいました。

ちょっと洒落たカフェ。

ここの壁がなかなか素敵。


お店に着きました。

予想通りお店のドアは開いていて、最後の客が帰るところでした。
今夜の予約をしたいのですが、というと快く受け付けてくれ、
入口のところにいた3人のスタッフが、お待ちしていますよと私の背中を送ってくれました。

安心して、部屋に戻ります。
昨夜見たサンテウフェミア教会の前を通りました。



カヴァッリ広場のそばのサン・フランチェスコ教会に行ってみました。

フランチェスコ会修道士によって1278年から1363年に建設されたロンバルディア・ゴシック様式だそうです。

中に入ってみました。


暗くてよく見えません。

ドメニコ・リエーティの「嘆き」

外に出ました。
部屋に戻って、夕食時まで休みました。（つづく）

ザヴィエルさん、

共感していただけて、とても嬉しいです！
私もこの時間帯の散歩が大好きです。
あと、明け方。

大昔（まだ20代の頃）、知人のクルーザーに乗せてもらっていた時期があって
交代でウォッチするのですが、夏の3時からのウォッチが大好きでした。
夜空が濃い青に変わり、だんだん薄くなり…
日が出るまでの時間帯の空の変化を見るのが心地よくて。
ジンのロックを飲みながら。
（そのときに聴きたい曲は、井上陽水の「新しいラプソディー」でした）

＞再投稿ですけど　マルツァメミ

もっともっと再投稿していただいて結構ですよ～
子どもの顔がはっきり見えるのはまずいのでしょうけれど。
私もいつか行ってみたいです。

グラ姉さん

《空と街路の美しいこと》
これーこれーこの透明感のあるブルー美しい。
ずっと見ていたいけどほんの短い時間にスーっと濃くなっていくんですよね、最近この空が見える時間はいつも外にいるようにしてます。

再投稿ですけど　マルツァメミ　　子供の気に入った写真が沢山あるけど最近勝手に載せると怒られますよね。

部屋に戻って、チェックイン時に紹介してもらったお店の場所を検索してみました。
一番そそられる店は、この日が定休日でした、残念。（日曜）
ということで2軒目の店へ。
時々立ち止まって写真を撮りながら。

小さな教会。機能しているようです。
次に通りかかって開いていたら覘いてみたいなあ。

ここはテアトロです。

こんな素敵な催しも。

オペラを聞きながらちょっと1杯、いいなあ！と思ったら、
オペラを学んでいる学生による月に1度だけの開催なのでした。
日が合えば、気軽に楽しめそうですね。

さて、目当ての店は満席でした。
イタリア人の昼食のピークを少し過ぎたぐらいの時間。
待っても空きそうにはないし。
夜の予約はできますか？と訊いてみたら、
夜と明日は休みだよ、と言われ…。
3つ目の店に行くことに。


ところがその3つ目の店、探しても探しても見つからないのです。
昼下がりの時間になってしまって、人影もなく、訊こうにも訊けず。
歩き疲れて、もう部屋に戻って部屋で食べることにしました。

カヴァッリ広場の横を通って

スーパーマーケットに立ち寄って買い物をし
（ここはいつも営業していて、滞在中本当に助かりました）
部屋に向かいます。

部屋に戻ってパパっと作り、それでも3時過ぎの昼食。
パンチェッタとマッシュルームのリゾット。

ピゼッリ（グリーンピース）のバター煮

部屋で休憩していたら、あっという間に夕方に。
（食べ終わって片付けて4時ですから当然と言えば当然）

cokemomoさんが、見に行ったら閉まっている時間なのに、教会の人がいて見せてもらえたという教会が近くにあることが分かり、行ってみました。

夜になろうとする空と街路の美しいこと！

そのサンテウフェミア教会は、やはり閉まっていました。







写真を撮っている間も、教会の関係者が出て来ることはなく、
（こんな時間だから当然）
外側だけ眺めて、撤退。


もう歩き回りたくなかったので、晩ご飯も部屋で作って食べました。

白いのはモッツァレッラではなく、ブッラティーナ（ブッラータの小さいもの）です。
断面

ヴィテッロのスカロッピーネとマッシュルームのソテー

焼き野菜

どうということもない夕食ですが、
現地でしか手に入れにくい（というか日本で買ったら高い）食材を
ふんだんに食べられる幸せを味わっていただきました。

ファルネーゼ宮の市立美術館に入りました。

入ってすぐのところは、武器や武具のコーナー


ファルネーゼ宮の模型


それに続いて、古い彫刻や宗教画等


この聖母子像は、カヴァッリ広場の、
13世紀末に建設されたゴシック宮殿の外側に飾られ、
「ピアッツァのマドンナ」と言われたものをここに運んだもののようです。
作品も13世紀のもので、きりっとした表情が素敵だと思いました。

運び出しの様子の写真も掲示してありました。

ほかにも教会から外してきてフレスコ画など市の宝がたくさん展示されえています。

この辺りはもっと写真をたくさん撮っているのですが、
それはまたいずれ改めて。

そして何といってもここの宝は、これ。

ボッティチェッリの円形画「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」です。

建物からの眺め。
中庭を囲むように建てられているので、向こう側が見えるのです。


お腹が空きました。
一旦部屋に帰って、宿の人が紹介してくれた3軒ほどの店の位置を調べてから
どこで食べるか決めることにしましょう。
外に出ました。
（つづく）

ピアチェンツァのドゥオーモの続きです。
クリプタに下りてみました。


柱頭彫刻



クリプタはあまり観るものがないようだったので本堂に戻ります。
主祭壇

ずいぶん新しい、写真のような最後の晩餐がありました。

2015年に描かれたものだそうで。
新しいからダメと言うわけではありませんが…

洗礼用の水槽でしょうか。




何しろ大きなドゥオーモなのであれもこれもと写真を撮ったのですが、
載せるのはこのぐらいにしておきます。

外に出ました。
雨は少し弱まっていましたが、止みそうな気配はありません。
お手洗いに行きたくて近くのバールに入りました。
ワンちゃんたちもこの日はコート着用。
ご主人たちも雨宿りを兼ねてのバールへの立ち寄りでしょうか。

次は、ファルネーゼ宮の市立美術館へと向かいます。
お店の上を見ればゴージャスな建物。


大きな教会のような建物の下にはたくさんのお店が入っています。


フィアスコナーロのパネットーネを売っている店がありました。
シチリア以来なので、なんだか懐かしくてついぱちり。


大きな建物が目立ってきました。

ここはお役所でしょうか。旗も雨に濡れて。

ファルネーゼ宮は、広い敷地に巨大な建物。




中に入りました。（つづく）

フラさん、

素敵な体験をされましたね。
羨ましいです、
開示されていない作品群まで見せてもらえたなんて。

イタリアならでは、のよい一面ですね。
嫌なことや腹の立つこともありますが、こういうことで帳消しになるどころか
プラスのことだけが印象に残る気がします。

ぐら姐さん、

＞カーペットの下を是非見たいとお話してみるのがベストでしょうね、

私もそのうちに訪れたいので、その時にはぐらさんを参考にさせて頂きます。

それで思い出しました。以前フィリッポ・リッピの壁画を観に訪れた時のプラトーの市立美術館での事です。
他に見学者はおらず、警備のおじさま方は暇を持て余して雑談をしていました。でもしっかり写真撮影は禁止ですよ、と仕事はしっかり。
一つ一つの作品をじっくり観て歩くアジアのおばちゃんに興味をもったのか、皆さん何気に後をついてくる。監視？されている私も結構緊張。するとそのうちに中の一人がそっと近寄ってきて、写真を撮ってもいいよ、ほんとはダメだけどね、とｗ。
それから一気に場が和み、こちらもいくつか質問したりしていると、どうやら研究者か何かだと勘違いしたらしく、ついには部外者入室禁止の部屋まで案内され、開示されていない作品群まで見せて貰えるという幸運に出会いました。
はい、有難い彼らの勘違いは勿論否定せずあやふやのままです（笑）
心地よいイタリアの一面ですね。（日本国では絶対に望めないｗ）

その後、サン・サヴィーノ教会の本堂を見て外に出ました。
（本堂の柱頭彫刻なども素敵だったのですが、それはいずれまた）

雨はまだ降っています。

ドゥオーモに向かいます。
後陣が見えました。

大きな立派なドゥオーモです。


雨はけっこう激しくなり、カメラにも写るほどに。




傘を差しながら撮ったので、カメラが安定せず、曲がったり左右のバランスが悪かったり。
シニョレッリさんのブログに晴れた日の美しい写真と詳しい説明がありますので、
興味のある方はご覧くださいね。
luca-signorelli.blog.jp/archives/29202187.htm
4世紀に創建された初期キリスト教会が前身で
546年、トティラ王のピアチェンツァ占領によって、破壊され
大聖堂が再建されましたが1117年の大地震によって倒壊してしまい
現在のロマネスク様式の建物は、1122年から1233年に建設された3代目のものなのだそうです。






こちらは横の入り口。



バッターボックスに立つ人とキャッチャーみたいな感じ。

さて中に入りましょう。

柱に聖母子の美しいフレスコ画が。
そしてその下の絵は額で囲われ、蝋燭や花が飾ってあります。

グループの観光客が来ていて、ガイドが英語で説明をしていました。

ここの一番の宝？、カラッチの「ダヴィデとイザイア」が入り口上に架けてありました。
かなり大きな絵ですが、くらくてよく見えません。





長くなったので、次回に続きます。

フラさん、

はい。
一瞬、叱られるかと思ったのですが。
もし、初めから教会の方がいらしたら、
こそこそしないで、
カーペットの下を是非見たいとお話してみるのがベストでしょうね、これから行かれる方は。

ぐら姐さん、

一言、良かったですね。

サン・サヴィーノ教会のクリプタの階段を上ると本堂のフロア、
主祭壇はまた少し階段を上ったところにあります。その中間の飾りがまた素敵。









そして、cokemomoさんも載せていらした、このライオン。


特にこのコの表情が堪りません。

主祭壇に上ってみました。
cokemomoさんのご報告通り、床モザイクの上には、カーペットが。
ちょっと端っこをめくって写真を撮らせていただいていたら
教会の方がやってきてしまって…

ごめんなさい、素敵なモザイクを見たくて、カーペットを…と言いかけたら、
「どうぞどうぞ、こっちもきれいですよ。」と別な方もめくってくれて。
何とありがたいことでしょう。
感謝して、大胆にめくってしまいました。

左の人、カメラ目線です。



これが中心のモザイクです。

満足し、お礼を言って、主祭壇を下りました。
つづく。

ちょっと間が開きました。
PCを使えないところにいたので…

さて、ピアチェンツァのサン・サヴィーナ教会のクリプタに下りました。

同じ位置からスマフォに安価な広角レンズを装着してで撮った写真。

そして一つ一つをズームで撮ってみました。
マンツーマンの闘いを鳥が審判している？

セイレーンは、だいぶ剥落しています。
これは一角の豹でしょうか。美しいですねえ。

円の中に星座と12カ月の労働が描かれています。

私の生まれ月もありました！遠いので平たく見えますが。




柱頭も美しいです。







クリプタを出て上に上がります。（つづく）

ピアチェンツァ1泊目が明けました。この日も雨。
テレビでは、ヴェネツィアは50年ぶりの180㎝ものアクアアルタや
フィレンツェやピサのアルノ川の今にも溢れそうな映像が流れていました。
’19年秋の降水はイタリアでもとんでもないことだったのです。

3泊の中2日あるので、雨のこの日をピアチェンツァまち歩き、
雨が上がる予報が出ている明日をボッビオ日帰りにすることに決め、まちに出ました。

まずは、サン・サヴィーノ教会のクリプタのモザイクを見に行きます。


目当てはクリプタでしたが、教会内に足を踏み入れた途端の床モザイクがなかなか愉快で楽しめます。
cokemomoさんが載せてくださったのを見て、いいなあと思っていたものです。






皆表情が違うので、楽しくてついたくさん写真を撮ってしまいました。





さてクリプタに下りましょう。（つづく）