今日のイタリアで困った！は、困ったというより、イタリアでドジったという話です。

「パスポートが無いっ！」
恥ずかしながら、イタリアで何度か忘れ物・失くし物をしたことがあります。
ホテルのクローゼットにちょっとおしゃれ用に持参した白いパンツを忘れたり、
淡水パールのチェーンを付けた老眼鏡を失くしたり。
（老眼鏡は、部屋の掃除の人が盗ったのだろうと思っています）
でも、置き忘れたり、目につく場所に置いたりした私が悪いと諦めがつくレベル。
だけどパスポートは無いからと諦めれば済むレベルではありません。

幸いだったのは、同じトリノ内でのホテルの引っ越しだったことです。
友人と一緒に５ツ星のホテルに泊まり、その後ポルタ・スーザ駅近くのアッパルタメントに引っ越すときのことです。

チェックイン時は当然パスポートの提示が必要なわけで、その時に
パスポートと貴重品袋を前のホテルの部屋の金庫に入れっ放しで出てきたっ！と気づき。
チェックアウトした後、荷物を預けて何時間か行動したので時間が経っています。
５ツ星ホテルならちゃんと取り置きしてくれているだろうと、ホテルまで行きました。

レセプションの女性に事情を話したら、ルームキーパーの方に連絡してくれました。
ところが、部屋には何も無かったというのです。
レセプションの女性が言うには、客がチェックアウトすると、
掃除のときに金庫がもし閉まっていたら、開けて中をチェックし、
次の客が利用できる状態にしているから、確実に何も無かったと。

え...　まさか...
パスポートですから、無いと言われても
ああそうですかと簡単に引き下がるわけにはいきません。

「そんなはずはない。
私は、昨日金庫に入れて、今朝は一度も触っていないのですよ！！！
私にその金庫が閉まっていないか見せてください！」
と粘っていたら、
支配人と思しき品のよい男性が、代わりに出てきました。

そして、
「只今客室にはお客様が既に入っています。
そのお客様にご連絡したら、自分は金庫は使っていないのに、閉まった状態だとのことです。
そのお客様は今シャワーを浴びているので（このお宿、バスルームにも電話があります）
１５分ほどお待ちください。
私と一緒に部屋へ行き、貴女様がご自身で金庫を開けてみてください。」
と言ってくれたのです。

しばらくロビーで待ち、支配人と一緒に客室へ。
そのエレベーターの中で私が、煩わせて申し訳ないと言うと、
彼は、
「大丈夫ですよ。
ルームキーパーは、ちゃんと金庫をチェックすることになっているのに、
それを怠っていた当方のミスでもあります。
今滞在のお客様には、ルームサービスより、
お好きなドリンクを１杯プレゼントするということで、
客室に入らせていただくことにいたしました。」
と言ってくれました。

部屋に入り、金庫に私が設定した暗証番号６桁を入力したら、
当たり前ですが金庫は開き、私のパスポートなどがちゃんと入っていたのでした。

ひやひや、はらはら、どきどきでしたが、
パスポートも貴重品も無事に戻って本当によかった。

'12年3月のことで、大好きなデル・ピエロがそのシーズンで引退することが決まってユヴェントゥスの試合を観たくて行ったのです。
ユーヴェが試合前日によく泊まるというホテルを予約したら、
残念ながら対戦相手のインテルが泊まっていたのでした。
ホテルの外にはインテルファンがたくさん集まってきていて、
私たちも知っている選手がいないかわくわくそわそわして浮足立っていました。

このホテルの前に泊まっていたインテルのバス


この人込みをかき分けて、滞在客として中に入るのはちょっと気分が良かったです。
インテルのサネッティ（アルゼンチン代表）がいて、一緒に写真を撮らせてもらいました。

同行の、友人の娘さん。
彼女が撮ってくれた私の写真はぶれぶれで、どうしようもない写真でした…（泣

ホテルの中ではチームのスタッフと思われるような人たちが、
ホテルの人と打ち合わせをしたり、外に出たり、電話連絡をしたりと、
選手を迎える準備に余念がない様子でした。

私たちの部屋の近くの部屋のドアが開いていて、ちょっと中を見たら、
そこはマッサージルームにしつらえられていました。

ユヴェントゥス・スタジアムの周辺。



実はこのときは、試合は観られず、5月の、シーズン最後のホームゲームを観に、再度トリノに行ったのでした。

このパスポートを忘れた事件以来、チェックアウト時は、指差しこそしないものの声に出してパスポート良し！貴重品良し！としっかり確認することにしたのでした。

IANUAさん、

そうですよね。
いろいろなものの流通が変則的になっているようで、
私が予約購入した店でも、パネットーネが入ってくるのがいつもの年より遅れたそうです。
空港まで届いていても、いつ積んでもらえるか、つまりいつ届くか分からないと言っていました。

ミラノ中央駅１階コンコースにPanbaccoの出店があったのですね。
私もしかるべき時期にイタリアを訪れたら、アンテナを高くして見つけたいと思います。

トリノで魚介を食べるという発想は私にもなかったのですが、
トリノ在住の友人に聞くと、イータリーが魚介の流通をシンプルに早くできるような改革をし、
それをきっかけに、他の業者も流通の見直しを始め、鮮度の良いものが魚屋でも売られるようになってきているとのこと。

市場の中の魚屋は、客の顔を見て店頭に置いているものと
見えないところに置いているちょっと鮮度の落ちるものをすり替えることがあるから要注意で、
市場近くにあるこの魚屋は信頼できると言っていました。

明日は、久々に友人宅にちょっとした人数で集まってクリスマスパーティーをやります。
フランチャコルタは出ませんが、みんないろんなものを持ち寄って飲んだり食べたり、プレゼント交換したり。
2年ぶりに集まっておしゃべりに花を咲かせるのが楽しみです。
もちろん、おしゃべりするときはマスクを着けてですが。

こんばんは。
トリノのレストランの写真で映っている魚料理がなんともおいしそうです。内陸のトリノでもこのような料理があるのですね。そもそもミラノとトリノで魚を食べたことがないのです。

さて、Panbaccoのパネットーネ、結局今回は見送ることにしました。日伊間の直行便が止まっているので、貨物もどこか経由になるだろうし、この時期何かと仕事が滞りがちなイタリアなので、到着まで時間がかかってパサパサになると残念ですから。来年はぜひと思います。
ちょうど2年前にミラノ中央駅１階コンコースに出店があったので買ってみたらそれはそれはおいしかったのです。ピスタッキオとノッチョーラを買いました。もちろんそれぞれ１キロのです。今度はリモーネを買います。ああ早くイタリアに行きたいですね。

それでは皆様、BUON NATALE!! 私はフランチャコルタがぶ飲みします。

Yukoさん、

トリノのお宿、素敵なところなのにそんな鍵や宿のオーナーの対応だと二度と泊まりたくはないですよね。

トリノで好きだったのは、’12年と'16年に泊まったポルタ・スーザ駅周辺のアッパルタメントです。
ちょっとモダンすぎるきらいはありますが、機能的だし、清潔だし、スタッフが常駐しているところが最高でした。

ローマにも、同じようにスタッフが常駐しているアッパルタメントがあって
とても気に入っていたのですが、残念ながらなくなってしまいました。

ホテルだとスタッフがいて良いのですが、キッチンがないことがほとんどなので、自分で作って食べられないし…

ああ、でもなんでもいいから、今はとにかくイタリアに行きたいです。

ぐら姐さん、電気の事ではないのですがトリノの困ったことを聞いて下さい。
２０１７年秋初トリノでした。
.comで駅から１０分ほどのアパートを予約して建物前で品の良いお奇麗な中年女性と落合い部屋に案内されました。
広くて素晴らしいお部屋で大満足！
鍵では凝りているのでしっかり確認してその方も「何かあったらすぐに連絡してね」と携帯番号を教えてくれました。
しかし・・・買い物から帰ったら何度やってもやっぱり開かない(-_-;)
思い余ってその方に電話しました・・・受付の時とは打って変わった冷たい態度で「開くはずだからもっとやってみて！」と。
しかし開きません。
再度電話すると話も聞かず切られてしまいました！
それからも挑戦したけれど開かない。
仕方なく明かりのついている他の部屋の方に助けを求めました。
とても感じの良い若い女性で気持ちよく部屋まで来てくれてやっとの事で開きました！
その方も経験済みらしく一緒にホッとしてくれました(^^;
ご親切に感謝して日本からのお菓子をお渡ししました。
とっても良いお部屋でしたが二度と泊ることはありません。

IANUAさんが書いていらっしゃる、「部屋のブレイカーとは別に、全然違うところにおおもとのブレイカー」が落ちた時のことを書きます。
’19年の秋の旅行なので、ここで読んでくださった方も多いかと思いますが、ここまでシリーズで「困った」ことを書いてきているので、これも書いておきます。

「ブレーカーが落ちたのに宿の人と連絡が取れない！！」
トリノのアッパルタメントでのことです。
ここは広いし、立地もいいし、でも宿代が高くなくて、電源とシャワー以外のことでは文句なしでした。

でもね、電源が落ちるというのは作って食べたい私にとっては大問題。
好きだった宿が満室で予約できなかったので、次に行くときは早めに宿を予約しようと思います。

さて、ここのIHクッキングヒーターが何ともへんてこりんなものでした。
下の写真の数字は各コンロの強さで、最高が９でした。

４つあるのに、その合計が１４までしか上がらず、
例えば写真の場合２つで８なので、次のコンロは６までしか上げられません。
７にすると、他の５のところが４に下がるなど、勝手にどこかが減るのです。
4つあっても、同時に使うと２つは保温程度の役割しか果たさないことに。

最初にブレーカーが落ちた時は室内のブレーカーを上げて事なきを得たのですが、
2度目の時はダメでした。
IHのコンロなのだけど、４口あるうち２口使って、
コンロ上の灯りをつけて換気扇を回し、テレビをつけていただけなのに...
室内のブレーカーを上げても全然ダメ。

不思議なことにWi-fiのルーターだけは別電源を使っているようで
使用可能でした。

この部屋のチェックイン時の担当者とはWhatsAppで繫がっているので
直接連絡しました。
返信が来なかったので、オーナーに予約サイトを通じて連絡しました。
どちらからも返信は来ませんでした。
（オーナーとは最後まで1度も連絡が取れませんでした）

このまま夜になったら、いくらヘッドライトを持っていてもねえ。
返信が来るまで外にも出かけられない...
食事の支度も半端になったまま...
市場で買ってきた肉も焼けない...
Wi-fiだけは繋がっていても、それだけのこと。

Facebookにそのことを書いたら、それはブレーカーの中の線が切れて（昔だとヒューズが飛んだっていましたね）電気屋に来てもらわないとだめかも、と。
そんなの私には無理…

1時間以上して、やっと担当者とWhatAppで繫がって、
Hai provato a schiacciare il tasto del contatore?
（計器のボタンを押してみたか？）
って書いてきたんだけど、何のことやらさっぱり。

何度かのやり取りの後、その計器が地下にあることが分かりました。
各戸ごとの電気の大きなブレーカのようなものが、地下にあり、
エレベーターで地上階まで下り、地下に降りるドアを鍵で開けて、
（そのドアがこれ↓）

まるで地下倉庫のようなところに降りて、
このアッパルタメントの番号のブレーカーを上げると回復するのでした。

チェックインした時に鍵の束を２つくれて、
なぜ２つ？と訊いたのに、もっていればいいよ、という風にしか言わなかったのに、
そのうちの、部屋の鍵とは関係ない鍵束が、そこを開けるものなのでした。
（本当に不親切な担当者でした）

その間２時間ほどだったでしょうか。
疲れました。

気を取り直して昼食の続きを作りましたが、
予定を大幅変更し、２品のみ。

このことを除けば、この時のトリノ滞在は、
好きな食材を買ったり、美味しいものを食べに行ったりして
とても楽しかったです。

次に行ったらまた食べたいもの。
生クリームにかけらのマロングラッセを載せたもの。

市場の近くの魚屋のランチ。


食べ損ねたものもあるので



ここには、最低3回は行きたい。
そうでなければ同行者とシェアして2回かな。

こんなコップにドボドボ注いでくれる安いヴィーノもまた楽しいものでした。

IANUAさん、

＞逆に何も起きずにスムーズに旅行できた時（レアケースですが）は物足りなくなりました。

うふふ、それすごく分かります。
ずっとスムーズに言っていると、おかしいなあ、このままで最後までいくわけがない、と思うのですよね。
で、案の定最後の最後に何かあって、やっぱりねと妙に納得するというか安堵するというか。

すべて順調というのは、本当にレアケースですよね。

＞部屋のブレイカーとは別に、全然違うところにおおもとのブレイカーがあるのです。始めはこれを知らなくて困りました。

それです！今日書こうと思っているのは。
’19年の出来事なので、
この掲示板をご覧に下さっている方々はご存じだと思うのですが、
この時まで、そんな仕組みになっているとは全く知りませんでした。

ところで、素敵な悩み事ですね。

＞Panbacco（ブロンテのメーカー、超絶おいしい）のピスタチオクリーム入りパネットーネを直接ネットで買うか否かなのです。日本までの送料は50ユーロ・・ちょっと高いのでどうしよう・・。

現地に買いに行くことを考えれば安いと思えば奮発してもいいかな、などと思いますが、
一方では、現地に買いに行くその日までお預けにしておこうという考えもあるかと。

と言いつつ、Panbaccoのサイトを見てみました。
Panettone Panbacco al pistacchio 900 grというのと、
Panettone Panbacco Elite al pistacchio 1 kgというのがありますが、
買おうか迷っていらっしゃるのはどちらの方なのでしょうか？
いずれにせよ、本体価格より送料の方が遥かに高いですね。

レモンのとか、シチリア・オレンジのものとかいろいろあって、
現地で5個ぐらい買って味見したい気がします。

こんばんは～
イタリアという国はトラブルの国♪
いつしかそれに慣れてしまって、逆に何も起きずにスムーズに旅行できた時（レアケースですが）は物足りなくなりました。
ブレイカー落ち、これもあるあるですね～。何度も経験あります。ご存じない方はいまいち分からないかも知れませんが、部屋のブレイカーとは別に、全然違うところにおおもとのブレイカーがあるのです。始めはこれを知らなくて困りました。
最近はIHのコンロも増えてきましたが、以前はただの電気コンロも多くて、これがまた電気を食うんですよね。12月は特にイルミネーションで建物全体が電気を大幅に使っているのでよく落ちました。
ガスコンロの部屋もまだありますが、どれも点火装置（チャッカマンのような）が必要です。どころか、一番始めに住んだアパートはマッチで点火でした。
日本と違っているのがいちいち面白かったです。

今悩んでいる事柄・・Panbacco（ブロンテのメーカー、超絶おいしい）のピスタチオクリーム入りパネットーネを直接ネットで買うか否かなのです。日本までの送料は50ユーロ・・ちょっと高いのでどうしよう・・。もう既に他のメーカーのコーヒークリーム入りのを買ったのですが、まだ欲しいです。

「調理途中でブレーカーが落ちて真っ暗に！」
昨日と同じようなタイトルですが、考えてみれば3度あったブレーカー落ち事件は
すべて調理中の出来事でした。
調理器具がガスではなく、電気で加熱するのに、契約アンペア数が小さいのが問題ですね。

2度目は、冬のアンコーナ。
nasakuraさんとアッパルタメントに滞在していたとこのことです。

部屋の過熱器具はＩＨクッキングヒーター。
2口だったので、一つに湯を沸かしてペンネを茹で
もう一つにフライパンを乗せてパンチェッタをじっくり炒め、ポロ葱を入れ...
と調理をしていたら、突然真っ暗になったのです。

一瞬停電かと思いましたが、ブレーカーが落ちたのでした。
この日は寒い日だったためエアコンも付けていたし、
ＩＨヒーターの火力を強くもしていたので、電気を一気に使い過ぎてしまったようで。。

部屋のあちこちを見ましたが、室内にはないようです。
ペンネを茹でている最中に切れちゃうなんて最悪！！！

アッパルタメントの連絡先電話番号は分かっているので電話しなくちゃ！
で、ブレーカーってイタリア語で何といえばいいの？
私は2度目の経験にもかかわらず、前回から3年半経っていたため、覚えていない。

nasakuraさんがスマートフォンで調べようとしたら、
ブレーカーが落ちているとwi-fiも使えない！！　ので調べられない...

私のスマートフォンには電子辞書を入れてあるので、
wi-fiとは無関係。
それで調べたら、ブレーカー＝innterruttoreということが分かりました。

電話をしたら、「何のこと言っているの？明日話しましょう」と言われました。
私が「明日じゃだめなの、今料理している途中で電気が使えないのだから！」
と話しながら、どうも会話が変だと思ったら、
焦って明日泊まる宿の方に電話していたのでした。
オバカ～

今夜の宿の方へと電話し直したら、5分もしないで来てくれました。
ブレーカーは家の外、鍵を開けないと操作できないのでした。
無事復旧。

さてさて茹でていたペンネはどうなったのやら...
と思っていたら、nasakuraさんが２種類あったペンネから選んだのは
茹で時間が長い方（15分ぐらい？）で、無事だったのです。
伸びていなかった！
（自分たちで買ったものではなく、前に滞在した人が残ったものを置いて行ったと思われるものが2種類あったのです）

フライパンの方も途中から続きをつくって完成。

やれやれ、なのでした。
なぜかこのアッパルタメントの写真は撮っていませんでした。

アンコーナの写真を少し載せます。

昨日は停電のことを書きましたが、
停電ならぬブレーカーがおちて大変だったことは3回あります。
今日は、その1回目のことを。

「調理の途中でブレーカーが落ちた！」
’15年のフェッラーラでのことです。
フェッラゴストの前後の暑～～～い日の夕方、
アッパルタメントで夕食を作っているときのこと。
エアコンがんがんつけて、電気オーブンを使ったら、ブレーカーが落ちて、
照明も、エアコンもオーブンも全部使えなくなり。

真夏で、外はまだ明るかったので部屋を探し回り、
ブレーカーらしきものを見つけていじっても復旧しません。

仕方なく、この部屋のオーナー氏の携帯に電話してみました。
10分ほどで来てくれて、部屋のではなく、
大元のところのブレーカーで復旧させ、
エアコンと電気オーブンを一緒に使わないように言われました。
やれやれ。

イタリアは電気料金がとても高いと聞いています。
何しろフランスから買っていますからね。
だからなのでしょうか、契約しているアンペア数が小さいのでしょうね。

最近イタリアで（いや多分世界各地で）増えた、この手の貸し部屋は、
オーナーが別なところに住んでいることが多いので、
こういうときには不便ですね。

でも部屋は申し分なく、3泊なんてもったいないと思いました。
夏のバカンスシーズンの都市の宿は海辺や山と違って安く、
1泊50€なんてとてもありがたいです。




これがその日の夕食

これは別な日のもの。
特別なもの、手の込んだものは無くても、イタリア食材を思う存分食べられるのは嬉しいことです。

IANUAさん、

そんな長い大停電は経験したことがありません。
夏でよかったですね。
冬だったら真っ暗になっていましたもの。
もちろん、キャンドルぐらいはあるのでしょうが。
（あれ？あるのかしら？？）

＞パネットーネにパンドーロにスプマンテに・・のナターレが近づいてきました。イタリアはまだ遠いですが、せめてイタリアのおいしいものを楽しみたいですね。

はい！！！
予約購入した、輸入品のパネットーネも届きました！
25日に友人宅に集まってパーティーをすることになっていましす。
美味しいものを持ち寄って楽しくおしゃべりします。
楽しみ～～～

皆様またまたこんばんは。
パネットーネにパンドーロにスプマンテに・・のナターレが近づいてきました。イタリアはまだ遠いですが、せめてイタリアのおいしいものを楽しみたいですね。

さて、大規模停電、これも経験しました。場所はターラントです。やっぱりこの手のは南部が多いのでしょうか・・。
アラゴン城のすぐそばのレストランで夕食中、確か例のお食べ地獄のプリモを食べている時でした。町中の電気が急に消えてしまったのです。それから長い時間、レストランも何も出来ず食事は中断。8月の夕べだったので、暮れなずむ海をぼーっと眺めながら過ごしました。南部の夕食は長いですが、この時は多分3時間ぐらいかかったと思います。
長時間の大規模停電って、途上国か？と突っ込みたくなりますよね。

以前、マッチンさんがエレベーター使用中に停電で止まってしまったお話を書かれていましたね。

私も、停電にあってしまったことがあります。

「食事中に停電！」
ガッリーポリに滞在中の夜、部屋ご飯を食べ始めたら、突然灯りが消えました。
窓の外からはまちの人々のざわめく声。
窓から外を見ると、まち全体の灯りが消えています。

そう、停電です。
食事の最中なのに、全くもう・・・
すぐに復旧するかと思ったのに、数分経っても変わりません。
また窓の外を見に行くと街の人たちも、それぞれの家の中でキャンドルを灯したり、
暗いから外に出て、おしゃべりをしたり。
（真夏なので、９時近くても空が真っ暗にはなっていなかったのです）

ここまでは、困っていました。
暗い室内での食事はし難いし、テレビも楽しめないし。

あ、私いいものを持っていたのだった！
万が一のこともあろうかと、懐中電灯ならぬ山用のヘッドランプの超小型（でも明るい）を
小物入れ袋から取り出して、ヴィーノの瓶に取り付けました。
これ、結構すぐれもので、ベルト代わりに細いゴムひもが付いていて、
それが本体に収納されているのです。
長さも自由自在に引き出せるので、ほらボトルにもぴったり。

明るさ２段階＋点滅（遭難などの緊急用）なので、明るい方を点灯させると
食事をするのに全く困らない明るさ。

停電が復旧するのに20分ほどかかったでしょうか。
この写真は、復旧後に記念撮影したものなので、周りの明るさが均一です。
これまでいつも携帯していたのに、旅では初めて使ったこのランプ。

もうちょっと若かった頃、山遊びが大好きな夫と一緒に私も山遊びをしたり
（登山ではなく、山に入って、渓流釣りを楽しんだり、山菜やキノコを採ったり…）
キャンプをしてカヤックを楽しんだりしていました。
そのため、登山用品やアウトドア用品や衣類はけっこう持っています。
そういう商品と言うのは（ちゃんとしたメーカーのものは）本当にコンパクトに、軽量に、機能的に、丈夫に作られています。

それらの中から、旅行に持って行くと便利なものを少しだけ持っていたことが本当に役に立ったのでした。

ガッリーポリの写真を少し載せます。

IANUAさん、

＞列車の運行をリアルタイムで知ることができるサイトはあるのですが、どこまで正確か（特に南部）は不明です。

うふふ。
個人的に受けました。
その時点で正確だったとしても、1分後に変わっていることはいくらでもありそうですからねえ…

イタリア滞在日数当たりの待ち時間と、日本で旅行している日数当たりの待ち時間を比較してみたら、10対1なんてものではない違いがあるでしょうね。
定職に就いていた頃は、少しでもまとまった休みが取れればイタリアに行くことばかり考えていました。
週末やお盆の時期、年末年始の国内旅行は、交通機関も宿も混雑し、
予約を取るのが大変だったり、料金が高かったりするので
日本国内は平日にいつでも旅行できるようになってから、と考えていました。

奇しくも昨年・今年とコロナ禍が続き、
おまけに自由に平日に動けるようになり、感染予防に気を付けつつ、
日本国内を結構旅して回りました。
日本国内はなんとすいすい予定通りに動けることでしょう。
遅れるにしても、ちゃんと案内があり、一人で困り果てることがありません。

平日に出かけられることは、こんなにも楽しめるものかと楽しみつつ、
こんなに自由に時間を使えるのにイタリアに行かれないなんて…と嘆きもし。
来年5月、無事に出発できることを祈るばかりです。

みなさまこんばんは。イタリアあるあるで、今となっては笑い話ばかりですが、そのときは必死でしたよね。バス待ちぼうけ(AST)は私も何度もあります。
やはり要注意なのが、休暇明け（１月７日はまさにそれですね）や悪天候時だと思います。対処はしてくれるものの、連絡網がないのでしょう。
それに、もう「国鉄」ではないのにやたら組合が強くて勤勉でないのも原因の一つかも知れません。
一応は、列車の運行をリアルタイムで知ることができるサイトはあるのですが、どこまで正確か（特に南部）は不明です。フレッチャに乗るときはこれを常時チェックしています。
http://www.viaggiatreno.it/viaggiatrenonew/index.jsp
トレニタリアのアプリがありますが、なぜかiPadでしかダウンロードできず私のiPhoneではできません。アンドロイドもだめです。どうしてなのでしょう？

鉄道関連の困った話は汲めども尽きぬ泉のように次々と出てきますね。
今日も鉄道の困った話を書きます。

「列車運行が停止、代替バスの乗り場が分からない！」
ローマから1泊分の荷物を持ってヴィテルボに出かけた時のことです。
ティブルティーナまで行って、9:32発でヴィテルボ行きに乗車。
晴天ではありましたが、寒くて風が強い日です。

車窓の風景を楽しみながら2時間の旅、と思っていたら、
湖が見え、ブラッチャーノに着いたところで車掌（最近増えた女性乗務員です）が、
「この列車は、ここで止まってローマに折り返します。
ここで降りて、代替のバスでマンツィアーナまで行ってください。
そこからヴィテルボ行きの列車が出ます。」
と言って回って来たのです。
やれやれ、とみんな降車。

駅前にバスが着くのだろうと思って待っていたら、
バスのことで質問した乗客に対して、車掌のシニョーラは、
「バスがいつどこに着くのか私は知らないわ。」
と言って、どこかに歩いて行ってしまいました。
恐らく、車掌の仕事ではないということなのでしょう。
（日本だと学校なんて地域に不審者が出たというと、先生たちはまちのパトロールまでやらされちゃったりするなど、職域外のことでもやらされることは多いですよね）

駅員は？と思えば、
この駅も昨日書いたタオルミーナと同じ状態。（ちなみに、この日は1月7日）

つまり、誰も対応する人はいなくて、遠隔操作で流れるアナウンスと、このモニター画面しか情報は入って来ず。

ただこの時は、なぜ列車が止まったかは分かりました。
上の写真の画面の一番下にテロップが流れ、強風のためオリオーロ～ブラッチャーノ間で木が線路内に倒れているのだそうで。
そればかりは、自然災害なので仕方ないとして、代替バスについての案内が全くなくて。

ブラッチャーノの駅前から。

30分以上経った頃に、気が付けば人がどんどん減っていました。
私と同じ車両に乗っていたシニョーレが、私のことを気にかけてくれて
「多分、バスはここには来ないよ。
駅前の通りを200mぐらい行った先にバスが来るらしい。」
と教えてくれました。
彼らは3人連れで、電話で家族に連絡し、車で迎えに来てもらうようにしたみたいです。

私が、教えられた方向に歩いて行くと、他に、お母さんと娘とその息子の3人連れ、
アフリカ系の外国人青年、そして白髪交じりの髭のシニョーレも歩いていました。
車の通りに出て、さてどっちに行ったものか...と思ったら
髭のシニョーレが、多分バスが着くのは、この通りを超えた向こうみたいだよ
と言うので、そちらにみんなでぞろぞろ。

バス停がありました。
ここにトレニタリアの代替バスも来るのでしょうか？？？
ひとまず長期戦になることを覚悟して、バス停のベンチに腰掛けて
持参の弁当（サンドイッチ）を食べました。
移動の際の保険として、いつもこういうものは持っているのです。

バスが1台来たのですが、これは路線バスで、代替バスではありませんでした。
待つこと15分ほどで、それらしきバス（あまり大きくない）が来ました。
逆方面に向かう人たちを、オリオーロから乗せてきたのでした。
乗客が降りたら折り返し乗せてくれるのかと思ったら、
運転手氏、俺は何も指示を受けていないからどこにも行かないと言います。

そこで髭のシニョーレが、俺たちはどこにも訊きようがないんだよ、
キミがトレニタリアの担当者に電話して訊いてくれよ、と言い、
運転手氏が電話したのですが、回線が混み合っていて繋がらず...
何度も試みてやっと繋がり、オリオーロまで行くことになったのでした。

やれやれ。やっと乗車しバスは順調に走って、オリオーロに着きました。

ところがまだ続きがあったのです。
ホームには、私たちより前のバスに乗って着いた人たちもたくさんいました。
みんなで寒風に身を縮めながら待ちました。
あとでテレビで見たのですが、この日は最高気温が０℃だったとのこと。

じっと待つ間、ここも無人ながら、管理センター（？）の遠隔操作での放送があり、
今日は悪天候でブラッチャーノ～マンツィアーナ間の運行不能です...と繰り返し。
虚しさが、骨身に浸みていきます。

じっと待つこと30分ぐらいでしょうか、放送の内容が変わりました。
「予定されていた列車は、すべて廃止されました。
ヴィテルボまで代替バスにご乗車願います。」

はあぁ～？　どうして初めからそうしないのよ、バカ～～～～～。
でも、この駅は車の通りがすぐそばで、
しかも代替バス（大型できれい、さらに運転手氏イケメン！）がすぐ来たので、

ほとんど待たずに乗車して、すいすいとバスは進み、車窓からののどかな景色を眺める余裕もありました。

無事ヴィテルボに着いたのでした。


ヴィテルボは、泉も凍る寒さでした。

この時に思ったことは、
駅員が休みで、無人、車掌も運転手も仕事を終えて駅からいなくなる、
そういう状態で列車が止まり代替バスの手配や案内が必要なら、
それにあたる人を一人でも二人でも派遣すべきだろうということ。

日本なら絶対にそのぐらいことはやりますが、
休暇に入ったり、職務を終えたりしている人が、呼び出されて出てくるなんてことは
イタリアではあり得ないことなのでしょうね。
いざと言うときのための人員を確保していることもないのでしょうし。

マッチンさん、

それはあんまりですね…　読んでいてため息が出ました。
イタリアって、こと公共交通に関してはあまりに理不尽なことが多すぎる…

「二日間、全列車臨時通過の駅」があるのはまあ仕方がないとしましょう。
いや、その区間だけでも代替のバスを運行すべきですよね。
それすら用意せず、ネットで切符が買える状態になっているのはおかしいし、
さらに車掌が検札したのに何も言わないのはあまりに不親切。
不親切を通り越して、車掌の職務怠慢ですよね。

そう言えば、グロッセートのホテルで合流することになっていた西南さんが、
なかなか到着しなくて、だいぶ遅くなってからSMSで連絡があり、
ローマ方向からグロッセートに向かう列車が線路工事のため路線変更していて
気が付いたらフィレンツェに近い駅まで行っていたというのです。
やはり検札時に教えてもらえなかったようです。
工事はグロッセートではなく、フィレンツェ方向からグロッセートに向かう列車で夜遅く辿り着くことはできたのですけれど。

フェッラゴストの時期って多くの人がバカンス地に行っているせいなのか、
そこを選んで鉄道の工事をしていることが多いように思います。

IANUAさん、

本当にイタリアのトラブルは交通ネタが一番多いですよね。

＞代行バスが出るという張り紙を信じて駅前で待ったものの、２時間待っても全然来ない。イタリア人カップルも待っていたので安心していたのですが、やっぱり来ない。

私も、以前ラグーザのバスターミナル（ターミナルと呼べる代物ではありませんが）で、来ないバスを2時間待った経験があります。
そのバスは知らせも何もなく運休になったようで、2時間後の次のバスに乗りました。

困るのは、訊くところがないことなのですよね。
1本運休と分かれば、バールで休むことだってできるのに。

皆さん、こんにちは。

私の鉄道で困った話は、「二日間、全列車臨時通過の駅」です。

クレモナ近くのピッツィゲットーネPizzighettoneに行くために、ミラノ中央駅からクレモナ行き快速列車に乗車しました。

ピッツィゲットーネは、イタリアの戦略上、非常に重要な要塞があり、ピッツィゲットーネ包囲戦やフランス王フランソワ１世がパヴィアの戦いで敗れ捕虜となり、ピッツィゲットーネ要塞で囚人生活を送ったことなどで有名です。

ピッツィゲットーネの駅名は、何故か別名のポンテ・ダッダ（ダッダ川が流れ、川の水が要塞の堀に流れてます）です。
ミラノ中央駅の窓口で、ポンテ・ダッダまでの切符を買い、列車に乗り込み、途中、車掌の検札がありましたが、切符を買う時も検札の時も何も言われなかったのです。
ポンテ・ダッダ駅到着時間の数分前に、列車のドアの前に行き、到着を待ちました。ところが列車は減速するどころか、スピードを上げました。
焦りました。到着予定時間が数分過ぎてます。
暫くするとクレモナ駅に到着してしまいました。皮肉にも定時到着のようでした。

クレモナ駅の窓口に行き、尋ねると「ポンテ・ダッダ駅は今日と明日の全列車通過となっている」、「通過の理由は知らないが、駅の工事じゃないか」との仰せでした。

仕方がないので、クレモナからピッツィゲットーネのホテルまでタクシーで行きました（翌日の帰りも同じ）。

当日朝、ミラノのホテルの部屋で、ネットで列車を調べましたが、ポンテ・ダッダ駅までの切符はネットで買えるようになっていました。

車掌は、通過することを当然知っていたと思いますが、検札の時に何も言ってくれなかったのは何故？

そうそう、追加です。
ショーペロの時には運行保証列車が割合あります（特に近郊路線や国際列車）が、しかーし、駅のトイレはショーペロで閉まってます。不便極まりないです。