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from: ぐら姐さん 2015/08/24 20:49:15 icon ガルガーノ半島へ('15年8月1日)ガルガーノ半島?それどこ?と思われる方が大勢いらっしゃることでしょう。 
 イタリアの長靴のアキレス腱のあたりにぼこっと飛び出している半島です。
 プーリア州の北部にあたります。
 プーリアは交通の便がよくないのですが、このガルガーノ半島はとりわけ不便で、
 でもペスキチがいいとかヴィエステがいいとか聞くと、
 一度は行ってみたいと思うわけで。
 夏に連泊できる宿を探し始めたのが2月。
 ここ!と思うようなところは、すでに予約が入っていました。
 ペスキチで、バスで行って歩いて行ける範囲には、
 もう私が探しているような宿はなく、
 ヴィエステならなんとかなりそうだと予約を入れたのでした。
 8月1日(土)から5泊。
 いつもなら1週間ですが、ちょっと考えがあって
 海辺はヴィエステ5泊、モリーゼ州のテルモリに2泊と分けました。
 1日の朝、テルミニ駅8:05発のレッチェ行きに乗ってフォッジャに5分遅れで11時頃到着。
 そこからガルガーノ鉄道がマンフレドニアまで行っているはずだったのですが、
 聞いてみたら、バスよ、と言われてマンフレドニア行きのバスに乗りました。
 (後で分かったことですが、ヴィエステまでの通しのバスがあるのでした。) 
 乗ること1時間20分ぐらいだったでしょうか、マンフレドニアのまちに入りました。
 が、まちの中をずずーっと走り、行けども行けども終点に着きません。
 そして、なぜか客がどんどん乗ってきます。
 だんだん町外れっぽい感じになったところで、こりゃ拙いと思い、
 運転手に訊きにいきました。
 「マンフレドニアは、もう過ぎてしまうのですか?」
 そうしたら、運転手氏、
 「もう過ぎちゃったよ。どこに行くの?」
 (えー、乗るときに確認したじゃないですかー)と思ったけど、
 そんなことは言わずに、「ヴィエステ行きのバスに乗りたいのです。」
 と言ったら、すぐにバスを止めてくれて、後ろを指差しながら、
 「ちょっと戻ると信号があって、そこを過ぎるとあるバールのところに
 13:30発のヴィエステ行きのバスがあるよ。」と教えてくれました。
 なんとこのバスにはマンフレドニア行きとしか書いていなかったのに
 終点はなくて、いつのまにか行き先がフォッジャ行きに変わっていたのでした!
 スーツケースをガラガラと引きずり、150mほど歩くと信号があり、
 そこからさらに20mほど先のところにバールがありました。
 中に入って、切符を買うと、お店の人も13:30発だよ、と教えてくれました。 
 40分ほど時間があるので、そこでビールを買い、
 持参の弁当(と言っても、手作りパニーノです)食べました。
 この店で食べ物を買ってもよかったのですが、何も並んでいなかったのです。
 (13時過ぎたら並べられました)
 13:30のバスは10分ほどの遅れでやってきて、無事乗車。
 プーリアの土地って、山がなく、ペロンと平らで変化に乏しいところが多いのに、
 ガルガーノ半島に入ったとたん、くねくね山道を進みます。 
 途中でバックパックの若い子達が乗ってきたり、 
 過呼吸の発作で調子が悪くなった女性を降ろして、少し様子を見たり、
 ゆられゆられて延々と2時間半。
 やっと、やっと、やっと4時過ぎにヴィエステに到着。
 宿は、バス発着所から近いところを選んでいたのですが、
 バスを降りたとたん、あ、あそこだーって分かる近さに感激してしまいました。
 早速チェックインして部屋へ。   
 エアコンはありませんが、網戸が付いていたので、
 蛇腹式の鎧戸を上げて寝ると、
 暑くて眠れないということはありませんでした。
 つづく
コメント: 全6件
from: ぐら姐さん
2015/08/26 12:59:21
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Yukoさん、
あはは!
やっちゃいましたね〜。
その時は、本当に困っていたのに、
後になってみると、楽しい思い出話だったりしますね。
実は、スポレートでもちょっとしたバストラブルがあったのですが、
それはまたの機会に書きます。
from: Yukoさん
2015/08/26 10:05:27
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ぐら姐さんお帰りなさい♪
巡回バスで初イタリアでの出来事を思い出しました。
フィレンツェからバスで30分のアンテッラという小さな町に滞在していました。
フィレンツェまで行きは友人と一緒だったのですが帰りは初心者ふたり。
SMN駅でバスに乗り終点と聞いていたのでのんびリ乗っていました。
それらしきバス停に着いたけれどまだ人が乗っている???
まだ終点じゃないんだ!そのうち全員降りてしまった!
SMNに戻る巡回だったのでした(_ _;
そこから友人の家まで戻るまでが大冒険でした。
駅から30分のところが3時間半かかったのです。
無事に着いたのでめでたしめでたしですが(^^;
今では懐かしい思いでです^^
from: ぐら姐さん
2015/08/25 21:05:42
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シニョレッリさん、
本当にそうなんですよねー。
バスターミナルとは言わなくても、バスのCapolineaぐらいはあると思ったのに
そんなものは何もないのでした。
まあ文句を言っても仕方がないし、
ヴィエステに行くバスが来るバス停が近かったのが幸いでした。
バスの車内では、終点まで行くのでないと、居眠りもできないですね。
今回は終点までと安心していたのに、
終点がなくてマンフレドニア巡回だったわけで、
居眠りしていたらとんでもないことになるところでした。
コメントと無関係でも、こうやって写真を載せていただくと楽しめて嬉しいです。
from: シニョレッリさん
2015/08/25 10:37:28
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ぐら姐さん、
>「マンフレドニアは、もう過ぎてしまうのですか?」
 
>そうしたら、運転手氏、
>「もう過ぎちゃったよ。どこに行くの?」
イタリアのバスは、乗車するときに運転手に頼んでも、これだから困ります。途中下車する時は、緊張のしっ放しです。
心臓に悪いですね。
通り過ぎて、直ぐに気付いて良かったですね。
途中で疲れのため居眠り。目的地を通り過ぎて暫く経ってから運転手に確認して、ようやく気付いた悪夢の経験があります。
ローマのChiesa di San Giovanni della Malvaです。写真はこのコメントと全く関係がありません。

 
         
        

 
           
      
 
         
         
         
       
      
 
         
               
        
from: ぐら姐さん
2015/08/27 06:07:40
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ザヴィエルさん、
お久しぶりです~~~
お元気でいらっしゃいましたか。
ガルガーノ半島は、行くまでが大変ですよね。
いつごろいらしたのですか?
きっと車であちこち回られたのですよね?
是非お話を聞かせてください!
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