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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: ぐら姐さん

2009年04月18日 23時11分46秒

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トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード

海が大好きですが、山も好きなんです。なんともう14年も前になりますが、コルティーナ・ダンペッツォを訪れ、3泊しました。このときは、スイスのところどころ

 海が大好きですが、山も好きなんです。なんともう14年も前になりますが、コルティーナ・ダンペッツォを訪れ、3泊しました。このときは、スイスのところどころで山歩きを楽しみながら東から西へ横断して、南仏に抜け、プロヴァンスを旅してから北イタリアのコルティーナへ行ってまた山歩きをするという旅でした。

 コルティーナの位置はこちら。
  

 コルティーナのネガが見つからないので、写真はありませんが、山歩きをしたときの写真がありました。トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(Tre Cime di Lavaredo)の周辺を歩いたときのものです。

 トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードのチーメとはチーマ(英語のピークのこと)の複数形で、トゥレはイタリア語で3のこと。つまり日本語にすれば三峰ということになります。その三峰は、チーマ・オヴェスト(2,973m)、チーマ・グランデ(2,999m)、チーマ・ピッコラ(2,792m)。その3つの頂を見ながらぐるりと周りを歩くコースがあるのでした。
 
 それほどお天気に恵まれたわけではなく、初めはピークが雲の中でした。歩いているうちに晴れてきて、ピークが見えました。
 
そしてチーマ・ピッコラが、小さく見えるようになって、自分がこの三峰のまわりを歩いていることを実感しました。
 

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from: ぐら姐さん

2009年04月20日 19時29分06秒

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「見知らぬまちベッルーノ」
 当時、ベッルーノと言うまちの名前を知らなかったし、歩き方のガイドブックにも乗っていなかったのに、ベッルーノへ行ってしまいました。

 それは、コルティーナの宿に3泊した後、帰国のためミラノに1泊する前に、どこかであと1泊できるのに予約をしていなかったからです。その頃は、ネット予約などしていなかった時代でしたし、私自身も到着日のホテル以外は予約もせずに出かけていました。コルティーナだけは、夏の避暑地で混むらしいと聞いていたのでファクスで予約を入れていたのです。

 コルティーナのホテルのリストを東京にあるイタリア政府観光局でコピーしてもらい、あまり高くないところを…と三ツ星ホテルにファクスしたのですが、4月なのにもう一杯ですと返事が来るので、片っ端からファクスしましたが、返事が来ないか断られるかでした。それで少しランクを上げて4ツ星にファクスしたら1箇所からOKが出て、そこに泊まったのです。

 どうやらお手頃な宿ほど、バカンス地のハイシーズンは1週間単位の予約でないと受け入れない、というのがその時にわかったことでした。その4ツ星だって、1泊だったら断られたかもしれません。でも、あの辺りでコルティーナだけが混むのではなく、あのエリアの宿ほとんどがハイシーズンなのだとの認識はなかったのです。

 さて、今日はボルツァーノ方面へ向かう途中の、よさそうなところでバスを降りて、そこに1泊しようなどとお気軽に考えて乗車。車窓の景色を見ながら、この辺りがホテルもたくさんあってよさそうだと思ったところで降りました。ところが、見つけた宿に、今日1泊できますか?と聞いたところ全てに断られたのです。しかも、「あなたねぇ、ここのまちにこの時期に来て、いきなり飛び込みで、たった1泊なのに泊まれると思っているの?」と言葉にこそ出さないけれど、そんなあきれた表情で断られたのです。

 小雨も降ってきて、それ以上探しても無駄だと判断し、ボルツァーノへ向かうことにしました。(ボルツァーノだって混むことを知らなかったのです)ところが、バスが、待っても待っても来ない…。バス停の時刻表の見方も全然分かりません。(まだイタリア初心者で、イタリア語は話せなかったし、平日・祝祭日・学校のある日・毎日などと時刻表が分かれることも分からなかったのです。)

 そこへ、反対方向に行くバスがやってきました。ええい、もう何でもいいや、反対方向でも、終点まで行けばそれなりの大きさのまちに着くだろう、ということで乗り込みました。そして着いたのがベッルーノだったのです。そこで見つけたホテルは3軒目でシングル2つだけ空き部屋があり、泊まることができました。チェックインし、荷物を置いて出かける時に見たら、その宿ももう満室の表示が出ていました。

 部屋からの眺め。まちの向こうに山々が見え、松本のようなまちだと感じました。
 

 部屋から見えていた、テラスから見るとこんな感じです。
 

 これは、ベッルーノの駅です。
 

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