ルッカの北にバーニ・ディ・ルッカと言う、温泉地があります。そこからさらに北東に行ったところに、古い小さな城塞都市、モンテフェガテーシがあります。

　このまちのことは、覇王樹さんのＨＰで知り、ずっと行きたいと思いながら、近くまでは行けてもチャンスがなくて、行けませんでした。

　この春、今度こそ、とルッカ郊外のアグリに泊まった時に日帰りで出かけ、バーニ・ディ・ルッカまで行きました。

　そこから、平日ならバスが数本あるのですが、当日は日曜日で１本も無いことが、日本で調べてわかっていたのでタクシーを呼ぶ予定でした。

　近くのバールでトイレを済ませてからタクシーを呼ぼうと思い、駅前はあまりに閑散としているので、歩き始めました。駅が、バーニ・ディ・ルッカの街から離れていることは知っていましたがけっこう距離がありそうです。

　しばらく歩いてバールを見つけてカフェを飲み、トイレを借りて
ついでに、自分のいる場所がはっきり分からないので、バールのおにいさんに、タクシーを呼んでくれるよう頼みました。そこまではよかったのです。

　ところが。タクシーは、まちに１台だけ。そのドライバーが、仕事で徹夜し、朝７時に帰ってきたため、今は眠っていて、起こせないと奥さんが言っているのだそう。

　バールのおにいさんが親切な人で、店の客みんなに、ほかにタクシーサービスをしてくれる人を聞いて、３軒ほどに電話してくれました。

　でも電話に出なかったり、出ても今日は予定があったり・・・。地図で見るとけっこうな距離があり、また車もぴゅんぴゅん走っている道なので、歩く気もしないし・・・。仕方が無い、また来いよと言われているのだわ。おにいさんにお礼を言って、バールを出ました。

　こうして私は、またもモンテフェガテーシには振られてしまったわけですが、バールで親切にしてもらえたので、爽やかな気分で、別の方向に散歩することを決めたのでした。

　モンテフェガテーシについては、覇王樹さんのＨＰをどうぞ。
http://homepage2.nifty.com/supership2/italy/montefegatesi/montefegatesi.html

　写真は、そのときの、なんの変哲もないバールです。

　バッラロの市場は、細い通りに沿って、長く続く市場です。野菜、魚介、肉、漬物、パン、チーズ、塩蔵物、乾物・・・実にさまざまなものを売っている活気ある市場です。

　こちらの市場には、今年の１月に初めて行きましたが、初回ですっかり気に入ってしまいました。

　この写真でずうっと奥の方まで続いているのがお分かりいただけると思います。

シチリアのブラッドオレンジ。多汁で風味があり美味しかった！
エトナ山のふもとでしか採れないそうです！
ここは映画『グランブルー』の撮影地として有名。
ブラッドオレンジ（タロッコ）を名乗れるエリアというのが決まっていて、赤いオレンジは火山灰土の土壌成分と、この地域独特の寒暖の差の激しい気候によってもたらされるものだそうです。


※ぐら姐さんのようなガイドブック顔負けの詳細なコメントはできませんが、お留守（里帰り？）ということで私の好きなイタリアを見て下さい〜♪２年前のものですが・・・ヽ(*^^*)ノ

パレルモからバスで３０分ほど。モザイクを見たくて行ってきました。
ラヴェンナの、それはそれは素晴らしいビザンチン様式のモザイク画を以前見たあとなので、あの煌びやかな明るい色使いと比べてしまうと、こちらは薄暗い中だったのでラヴェンナの感動ほどではありませんでした・・・が、これら全てが黄金のモザイクでできていると知るとやはり素晴らしいの一言です！
（デジカメが日本時間の設定のままでごめんなさい・・この写真には時差があります(ToT)ゞ・・）

前回の旅からです。

北イタリア、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂です。
外観からはわかりませんが、内部は全面ジョットの素晴らしいフレスコ画で埋め尽くされています。
見学は予約制、完全交代入れ替え制で、二重扉の入口、荷物は持ち込んではだめ、と内部の温湿度等が厳重に管理されてました。
もちろん撮影禁止なので内部の写真はないのですが、ヴェネチアからも日帰りで行けますし、おすすめです。

またまたイタリアを懐かしんで。

日本では滅多に見かけないけど、おいしくて気に入ってます。
麦のサラダ、カルチョーフィの詰め物。
イタリア旅行に行くと、必ず数回はお総菜屋さんやスーパーで買い物をして、ホテルの部屋でワインやビールを飲みながら楽しんでます。
旅行には必ず、使い捨てのスプーンとフォークを持参してます。

ぐら姐さんは今頃イタリアで美味しいもの三昧なのでしょうか・・・。
当分旅行する予定のない私は、以前の旅行を思い出して、イタリア気分に浸りたいと思います。

まずは、９月にイタリアに行ったときの八百屋の店先から。
こういう量り売りスタイルって便利だと思うんですけど、日本でもやってくれないかな。

　明日、出かけます。２週間足らずで戻りますが、皆様しばしごきげんよう。あれっつぉさん、おいそがしいでしょうが、秋の旅行の写真など、ぼちぼちとアップしていただけると嬉しいです。

　写真は、昨年冬に滞在したフィレンツェの宿の共同キッチン＆ダイニングルームです。
Ｂｕｏｎ　Ｎａｔａｌｅ　！

　イタリアのまちに行くと、機会があれば行ってみたくなるのが市場です。秋に行ったピエモンテの報告でも、カネッリの市場の写真を載せましたが、今回は、１つのまちをテーマにするのではなく、パレルモやフィレンツェ、シラクーザなどの市場の写真を載せてみようと思います。

　先ずは、パレルモのヴッチリア市場。昨年の冬に行ったときのもの。市場の中の広場で、獲れたての蛸や烏賊を茹でて食べさせてくれるところがあります。（最近、テレビでパレルモの市場を取材していて、このオジサンが出てきていました。見た方もいらっしゃるのでは？）

　長かったイタリア旅行もこの日で終了。夕食はやはり宿内のレストラン（カフェって言った方がしっくりくるかな）で取りました。ほうれん草とリコッタのラヴィオリ・ローズマリーバターとウォールナッツ和え（？）。ラヴィオリも多分初体験でした。おいしかったけど、添え物の洋ナシの意味がよく判りませんでした。この後にフルーツのクレープも食べたのですが、日本では当たり前と思っていた生クリームが入ってなくて、フルーツに蜂蜜をかけてクレープの生地で挟んだだけのもので、食べにくかったです。(^^ゞ