滞在したアルベンガから、フランスとの国境のまちヴェンティミッリアまで１時間２０分、ヴァンティミッリアからモナコまでが、２３分です。乗り継ぎの時間を入れて、トータル２時間１４分。日帰りで十分行ける距離なので、遠足感覚で行ってきました。イタリアの旅サークルなのですが、番外ということでモナコも掲載させていただきます。

　さて、モナコ－モンテカルロの駅は、近代的で美しい地下駅です。
　

　そしてエスカレーターや動く歩道や階段などの長い長い通路の先の大公宮殿の方の出口に出ました。少し歩くと、大公宮殿の城壁が見えます。
　

　モナコ公国は、ジェノヴァが統治していたこの地を、1297年1月8日、修道僧に変装して敵を油断させたフランソワ･マリツァ･グリマルディが、敵地の要塞に浸入し、奪回したそうです。これが現公国の始まり。

　剣をふりかざした修道僧に変装したその姿は、いまでも宮殿や市内に残っています。卑怯な感じがしますが、殺すか殺されるかの凄惨なヨーロッパの歴史のなかでは、生き残る事にすべての価値があるそうで。
　

　ひとまず坂道を上り大公宮殿へ。
　

　途中、まちや港が美しく見えます。
　

　この馬車は、荷物運びのためのものなのでしょうか？人を乗せる観光馬車ではないのに、でも観光名物になっている風情がありました。
　

　大公宮殿です。すっかり中高生の修学旅行のように、キャピキャピと写真撮りまくり。おのぼりさんです。
　

　チケットを買って宮殿内を見学しましたが、写真撮影禁止なので、残念ながら画像はありません。チケット代にオーディオガイド代も含まれていて、ちゃんと日本語もありました。さすが観光で食べているだけあって、観光客を楽しませるべくサービスは、しっかりしています。

　内部を見学した後、衛兵交代を見ました。
　

　フランスとの国境沿いにあるまち、ヴェンティミッリア。モナコの行き帰りに、３０分ほど乗り換え時間があったので、ほんの束の間だけ、散歩してきました。

　駅構内の表示は、イタリア語とフランス語、駅の中で一番大きな店は、イタリア土産屋でした。ITALIAと文字が刷り込まれたいろいろなものや、サッカーチームのグッズなど。フランス側から来た人達が買うのでしょうか。

　町並みはこんな感じです。
　

　海に向かって歩いてみました。道の両側にたくさんのカフェがあり、天気がいいせいもあったのかも知れないけれど、とても明るい雰囲気のまちでした。

　道端で無花果を売っているおじさん。
　

　ふと建物内に市場があるのに目が留まり、市場フリークとしては寄らずにはいられないわけで。（時間も無いのに）
　

　サッカー狂（？）のオニイサンの果物屋。上の壁に写真がたくさん貼ってあります。私の大好きなデル･ピエロの写真もありました。
　

　鮮やかな花ズッキーニ（もしかするとズッカ＝カボチャの花）。ああ、フリットにして食べたい〜
　

　変わった形のカボチャ。私たちの宿の近くでも栽培していました。
　

　美味しそうな生パスタも。
　

　さて、のんびり市場を見ているわけにはいきません。列車に乗り遅れてしまいます。でも海が見えるところまで行ってみたい。また歩き始めると、ほどなく海が見えました。
　

　近くの小高い丘の上の景色も素敵です。
　

　そのうちこのまちでもキッチン付のアパートを１週間借りて、この近くの山の方にある小さな村々を訪ねよう…そんなことを考えながらモナコへと向かったのでした。

　旅行中のちょっとしたことや、何気なく見かけて面白いと感じたことなどは、また後で書くことにして、とりあえず今回行ったところについて一通り書いていくことにします。

　アルベンガに滞在中、サヴォーナに日帰りで行ってきました。サヴォーナには、以前魚介を食べに連れて行かれ、とても美味しかったのでまた食べたい＆友人にも食べさせたいと思ったことと、まちは全然見ていなかったので、とりあえず少しは観光したいと思って出かけたのです。

　アルベンガからサヴォーナまでは３〜４０分なので、朝はのんびり過ごして、昼に着くように出かけました。そしてレストランに直行。でも食事のことは後に回して、その後に散歩した街の写真をアップしますね。

　この日、食事をしている途中で雨が降り始めました。夏のイタリアでは、山でもない限り珍しいことです。暫く待って小止みになったところで店を出て、まずはレストランから近い海岸沿いにあるプリマール城砦へ向かいました。

　夏なのに雨が降って寂しい砂浜です。写真で分かるでしょうか、遠くにグレーのカーテンがかかっている様子が。きっとあのエリアは、激しく雨が降っているのでしょう。
　
　実は、この日の帰り、途中の駅で時間調整の停車中にものすごく激しい雨が降りました。窓ガラスを雨が滝のように落ちていくほど。

　うわあ、これはアルベンガもひどい雨で洗濯物がびしょ濡れになっているに違いないね、などと話していたらアルベンガでは全く降らなかったようで、道も洗濯物も濡れていませんでした。局地的なゲリラ豪雨だったのでしょうね。日本だけではなく、世界中で発生しているのでしょうか。

　プリマール城砦（Fortezza del Priamar）は、脆い岩石の小高い丘になっている岬の上に１６世紀に築かれた城砦で
「pri-a-màr→ "pietra sul mare"海上の石」
から名づけられたという説と共に
「 "pri-a-mà"→"pietra cattiva"醜い石」
から名づけられたとも言われているのだそうです。

　そんなことを聞くと興ざめになってしまいますね。そしてビーチの方から行くと雨のせいもあって、なんだか侘しい印象がするのでした。
　

　でも裏側（本当はこちらが表なのでしょう）に行くと、高い城砦から市街地が見えていい感じでした。晴れていたら、海のほうの眺めだって素晴らしかったのでしょうけれどね。
　

　この城砦を門をくぐって下りて行くときに振り返って撮った写真です。やっぱりこっちが表ですね。
　

　これは特別観光名所ではないらしいのですが、Savonaの観光や見どころのサイトで調べるとここの写真もでているので、それなりに有名な塔なのでしょうね。通りがかりになんだか素敵だわと思って撮りました。
　
　（つづく）

ほ〜、アルベンガのドゥオーモにはそんな謂れがあるのですね、、、
それにしても、プール付で1週間900EURって安くて良いですね♪
フランス側よりはイタリア側の方が安いのでしょうか？

画像はシエナのドゥオーモです。
当日シエナに行ったものの、
パリオを見ないで帰ってきたのですが、
↓で見ることができました。。。 (*＾＾*)
http://www.sienafree.it/index.php?option=com_content&view=article&id=3760

　お久しぶりの更新です。ミラノのホテルでネット接続できたので。
　

　昨日までアルベンガと言うリグーリア州のまちに１週間滞在していました。リグーリア州は、この冬にも行ってきたところですが、気に入ると通う癖があるので、夏も訪れました。冬はジェノヴァよりも東、今回は西のフランス国境寄りの方です。

　詳しくは帰国してから追々載せるとして、冒頭の写真は、書中見舞いにビーチの写真です。宿は、キッチン付のアッパルタメントで、プールもあります。
　

　ここを基点にして近くのまちを訪れ、美味しい魚介をたらふく食べた日々でした。
　

　

グラ姐さん、こんにちは。
レスもらう前に帰国日になりました。。。
いろいろあったので、WEBで購入したオクサンのローマーシエナのバスチケットをぶっちして、パリオで賑わうシエナまで送っていき、
今、フィウミチーノ空港のアリタリア・ラウンジです〜、、、、
しかし、地球の歩き方にも投稿しましたが、ビックリですよ！
まず、シャワーサービスが1月以降廃止され
（一応「一時的に休止」となってますが）、
インターネットアクセスは有料。
極めつけは、プラグの変換アダプターの用意がないなんて、、、、
こんなラウンジ初めてです〜

というか、我が家は今イタリアですが、、、
何度も海外旅行してますが、こんなにトラブルのあったのは初めてです、、、
先週の土曜日に先発したオクサンがローマから乗り継ぎのブリンディシ行きに乗れなくなってしまい、、、、
翌日はブリンディシ行きのはずが何故かバーリ行きに、、、そして、案の定スーツケースは行方不明に、、、、
スーツケース発見の知らせを受けるも、ロスバゲが多すぎていつ届けられるかわからないというので、こちらから空港まで出向かなきゃいけない始末、、、、
後発のぼくと子供は、帰国日のローマ発アムステルダム行きのAZ便のeチケットを打ち出してみると、子どもの名前が全く別人の名前と入れ替わっていてビックリ？！！
結局、名前の変更はできず、このままでは帰国できないのでＪＡＬに頼み込んでアムス発はキャンセル、、、空きが出ていたローマ発成田行きで新たに発券してもらいました、、、、
なんかと帰れるようになったので良かったですが、ローマ線は旧式のスカイラックスでアムス線はその日はＦＣＹ機材の日でスカイスリーパー・ソロの座席を指定していたので残念です、、、、
到着日はソレント手前のサンタニェッロまで走り、昨日はカロビーニョのマキさん宅に滞在していたオクサンを迎えに行って疲れたので、今日は全然車に乗りませんでした、、、、
ソレントから船でカプリ島へ、青の洞窟を見てから船でポジターノへ。ポジターノからはバスでサンタニェッロに戻ってきました〜、、、、

グラ姐さん、こんにちは〜。

めっちゃ素敵で可愛いAppartamentですね〜〜〜〜！
グラ姐さんてば…、流石です！
いつもこういう良い所を見つけるられるので、正に天才ですね☆
私もある程度なら物の良し悪しに鼻が効く方だと自負しておりますが、
流石にグラ姐さんには及びませんです。。

機会があったら行ってみたいので、帰国後の記事UPを楽しみにしております〜♪