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from: 倶楽姐さん
2011/09/20 06:24:45
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憧れのピティリアーノへ!
ピティリアーノは、トスカーナ州のマレンマ地方(Maremma)の最南部にあり、ラツィオ州ヴィテルボ県と接し、フィレンツェ(Firenze)の南約170
ピティリアーノは、トスカーナ州のマレンマ地方(Maremma)の最南部にあり、
ラツィオ州ヴィテルボ県と接し、フィレンツェ(Firenze)の南約170km、ローマ(Roma)の北西約120kmに位置します。
マレンマ地方というのは、交通の便が悪いため古くから独自の文化を発展させてきたそうで、
街が凝灰石の台地の上に、張り付くように形成されているのが特徴なのだそうです。
ピティリアーノは、断崖の上に築かれた城塞都市で、「イタリアの最も美しい村々」の1つに認定されています。
ここの写真をどこかのサイトで見て以来、行ってみたい!とずっと思い続けていました。
いよいよ、そのピティリアーノ(Pitigliano)へと向かいます。
15:15のバスでグロッセートへ。 
シエナのところで書きましたが、バス3つ乗り継ぎで、グロッセートでは乗り継ぎ時間5分、 
次のアルビーニアというところでは乗り継ぎ時間0分!というタイトなスケジュールです。 
グロッセートに着いたのが、予定より2分ほど遅れて16:32。 
でもすぐそばに次のオルベテッロ行きのバスの乗り場があって、すぐに16:35発のバスが来ました。 
1回目の乗り換え成功 !
 
失敗したくなかったので、運転手にアルビーニアに着いたら教えてくれるようお願いしました。 
じきにアルビーニアに着き、私たちのバスの前にすでに1台バスがいて、それがピティリアーノ行きなのでした。 
私たちだけでなくたくさん乗り換えする人がいて、バスの乗務員たちもこの乗り継ぎを心得ているようで、
心配するほどのことは無かったのでした。やれやれ。2つ目も成功!! 
 
バスは、しばらくはゆるゆると上り、その後比較的平らなところを走っていました。 
きっと遠くにぽこっと浮かび上がるまちが見えてきて、 
坂道をぐんぐん上って行くのだろうと思っていたら、そうではありませんでした。 
 
カーブを曲がった途端、それは本当に突然、目の前に深い谷、そしてその谷からにょきっと生えているように
崖の上のまち、ピティリアーノが出現したのです。 
あまりに突然、素晴らしい光景が出現し、思わず「オオオーッ」と声を上げてしまいました。 
 
カメラをスタンバイして、いくつめのかのカーブで車窓からこの写真を撮りましたが、 
最初に見えたときのインパクトにはとてもとても及びません。
 
 
そして無事、18:18にピティリアーノに降り立ちました。 
バス停の前の店先に腰掛けて夕涼みしている老シニョーレ&シニョーラ達に、 
私たちの今夜の宿の主、ピッツェリア・リストランテ「マジカ・トッレ」に行くには? 
と尋ねたら、とても近くにあるようだったので信じられない思いでした。 
そして本当にすぐに見つかって。 
店に「貸し部屋を予約している」と言ったら、おにいさんが鍵を持って、ついて来るように言うので、 
ゴロゴロとスーツケースを転がしながらしばらく行きました。 
部屋は、ピッツェリアの上にあるわけではなかったのです。 
でも旧市街のなかなかの場所にあって、めでたしめでたし。 
 
荷物を置いて、早速まち散歩に。
「イタリアの最も美しい村々」の表示。
昨年冬に訪れたボルゲットやアプリカーレにもありましたっけ。
ムゼオ・チヴィコに向かう入り口です。
まだ開いているうちにとムゼオ・チヴィコに入ってみたけど、見るべきものはありませんでした。 
 
でも、まちは通りも、店も、建造物もとても素敵です。
バスから見上げたところを逆方向から見ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
この後の小路歩きがとても楽しかったのですが、それはまた次回。

 
         
        

 
           
      
 
         
         
         
       
      
 
         
               
        
from: 倶楽姐さん
2011/09/28 06:57:02
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「ピティリアーノ、旅立つ朝の散歩2」














おじちゃんたちが旗を張っていたので聞いてみたら、
この通り界隈ではこの日お祭りがあるのだそう。
美味しいものを食べて、い〜っぱい踊るんだそうです。
その近くの教会の外壁
この女の子、ノンナ(お婆ちゃん)が携帯の着メロを鳴らすと、腕を振り、膝でリズムを取って踊っています。
可愛くて可愛くて、ノンナは何度も着メロを繰り返します。
あまりに可愛くて、私たちも話しかけたり一緒に踊ったりしていたら、
チャオチャオとお別れしても、とことこと歩いてついてきます。
マンマやノンナたちが戻っておいで〜と呼びかけてもしゃがんでこちらを見ています。
さて散歩をつづけましょう。
このシニョーラは、フィノッキオ(フェンネル)の花の部分だけをはさみで切っていました。
お料理に使うのだそうです。
さて、お昼になりました。バスに乗る前に、朝作ったパニーノを公園の木陰で食べて
バスを待つ間、バス停前のバールでジェラートを食べ
ピティリアーノを後にしたのでした。
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