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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: 倶楽姐さん

2012年04月24日 02時57分19秒

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続・番外編ローマ、サンタ・コスタンツァ聖堂1

1ヶ月前の続きに戻ります。12月から1月にかけての旅行で、ローマには23・24日、29・30日、1日、7日と飛び飛びで泊まりました。友人との合流のため

1ヶ月前の続きに戻ります。

12月から1月にかけての旅行で、ローマには23・24日、29・30日、1日、7日と飛び飛びで泊まりました。
友人との合流のためだったり、祝日などで身動きが取れない日の都会滞在だったり、
観光目当てではなかったのですが、観光も少しだけしました。

一番まともに見たのが今日から書く、サンタ・コスタンツァ聖堂とサンタニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂です。

以前ローマ滞在したときに、
藝術新潮'07年8月号の「中世のローマを歩く五日間」をなぞる観光をしたのですが、
そのときにこれにはなかったところにも行った代わりに、
ルートに上手く組み込めなくて行けなかったのが、この2つなのです。

フオーリ・レ・ムーラが付くぐらいですから、城壁の外。ちょっと遠い印象。
でも、テルミニからバスに乗り、ちょっと行くだけなのでした。

実は、23日に出発し、1日遅れで来る友人と合流するために24日は1日一人で暇だったので、
ここには一人で行ってみたのです。
でもとっても素敵で、その友人にも見せたくなり、彼女が帰国する30日の朝に二人で再訪しました。
ですから、私は短期間に2度訪れたことになります。

テルミニから36番のバスに乗ってノメンターナ街道を進み、15分もしないうちにそのバス停に着きました。
バス停の名前が分からなかったので、運転手氏に教えてくれるようお願いしていましたが、
地図を見ながら通りの名前や公園を見ていると、ここで降りるのだわと分かりました。

バス停で降りて、道の反対側に渡るとサンタニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂が見えました。


なかなか趣のある外観です。
横の坂道を降りていくと入り口があり、その近くにクリスマスだからでしょうマリアや星などが飾られていました。


その横を通って、先にサンタ・コスタンツァ聖堂に向かいます。
こちらが入り口。


中へ入るとかなり暗い、でもとても神聖な雰囲気の円形堂です。


お金を入れると明かりが灯るシステムです。


入れてみたら、ぽーっと明るくなりました。
うわあきれい・・・ 天井に小さなモザイクがたくさん






うーんもう少しアップで・・・なんて思っていたら、パッと明かりが消えてしまいました。
1回50チェンテージミと安いのですが、時間が短くてあっという間に消えてしまいます。

1エウロでもいいから倍の時間にしてほしい・・・
おまけに小銭があと1回分しかないし。
でも後から友人と行ったときは、ちゃんと小銭も持って行ったし、
2人で交代でお金を入れたので、けっこう長く観られました。

その写真はまた次回。

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from: 倶楽姐さん

2012年04月27日 02時48分58秒

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「Re:続・番外編ローマ、サンタ・コスタンツァ聖堂その2」
サンタ・コスタンツァ聖堂から、着いたときに素通りしたサンタニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂に行きました。

正面


質素な入り口です。


アプシス(半円形に張り出した部分)に7世紀のモザイクが残っています。


殉教者アグネスが中央に直立しています。
岩や樹木と言った自然をリアルに描写して、柔らかなモデリングの人体を描く古代美術がすっかり陰をひそめ、
中世の厳格な表現が明らかになっています。
中世には、生を謳歌する古代の美術は終焉し、肉体よりも精神を、現世よりも彼岸の世界を重視するキリスト教の倫理が影響をもったためにこのようになったのだそうです。




聖女アグネスは、異教徒との結婚を拒んで12歳のときにローマで殉教した処女聖人で、
4世紀の初頭に斬首と伝えられています。

純潔を守りぬいたアグネスは、女性に人気があり、この聖堂の週末は結婚式で大忙しなのだとか。
でも、私が訪れたこの日は、サンタ・コスタンツァ聖堂の方で結婚式が行われるところでした。

アグネスの目や口元、頬に乙女の恥じらいのようなものが感じられ、とても素敵なモザイクでした。





天辺や縁の飾りのモザイクも素敵です。




サンタ・コスタンツァ聖堂の古代の香りの残っているモザイクと
サンタ・アニェーゼ聖堂の厳格な表現のモザイクを続けて見られるので、
わざわざバスに乗って出かける価値は十分にあったなぁと思います。

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